[3371] 電子コミック"灼熱"の未来

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《岩盤浴でひろがる妄想》

■気になるデザイン[86]
 全体にわたって「こんにゃろー!」とばかりに力が入ったデザイン
 津田淳子

■装飾山イバラ道[109]
 電子コミック"灼熱"の未来
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[88]
 ようやくiPhone5/名古屋でもフォトワークショップ
 岡田陽一

■イベント案内
 グッドデザインエキシビション 2012(GOOD DESIGN EXHIBITION 2012)




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■気になるデザイン[86]
全体にわたって「こんにゃろー!」とばかりに力が入ったデザイン

津田淳子
< https://bn.dgcr.com/archives/20121113140400.html
>
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一見すると、普通の顔をしている。でも手に取って開いてみると、まず最初にちょっと違和感を抱く。カバーのソデ(折り返した部分)脇から見える本体の表紙、青くて目立つ色だけど、本体よりちょっと小さい。

カバーをとってみるとこんな感じ。
< https://bn.dgcr.com/archives/2012/11/13/images/fig1 >

あらら? 表紙になにか微妙な感じ、よく見てみると、表紙が開いてポスターになっている!

(一度開いたところ)
< https://bn.dgcr.com/archives/2012/11/13/images/fig2 >

(すべて開いたところ。本当は真っ平らに開けるが、場所がなくってへんな形に開けた写真ですみません)
< https://bn.dgcr.com/archives/2012/11/13/images/fig3 >

今回驚いて目を丸くしてしまったこの本は『ジョルジュ・ルオー サーカス 道化師』という本。
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861523737/dgcrcom-22/
>

この本はB5サイズよりちょっと幅広の判型で、一見普通の並製本(ペーパーバック)された本に見える。だが、表紙に使われているのは、普通のポスターに使うよりちょっと厚めの紙に、ジョルジュ・ルオーが描いた絵が刷られ、それを四つ折りにしたもの。

ここで造本に詳しい人なら、「え? 並製本は、普通、本文を表紙でくるむ形になって、表紙と裏表紙そして背が繋がった一枚の紙のはずだけど、それが四つ折りされた紙ってどういうこと?」と、頭が混乱してしまうだろう。

実は製本自体も、通常の並製本とは違っていて、カバーを外してみると、背が裸ん坊のまま! 折った本文の紙や、それをかがっている糸がそのまま晒されているのだ。
< https://bn.dgcr.com/archives/2012/11/13/images/fig4 >
< https://bn.dgcr.com/archives/2012/11/13/images/fig5 >

この製本方法は、製本業界でも正式な名前というのは特に決まっていないようなのですが、最近は「コデックス装」や「コデック装」(どちらもcodex装の読み方違い)などという呼び名が定着してきた感がある。まあ、通じれば呼び名は何でもいいので、こうして定まってくれてきて、本をつくっているものとしてはうれしい。

本の本体(本文部分)に表紙が巻かれず、そのまんまになっている製本。この『ジョルジュ・ルオー サーカス 道化師』もその製本方法が採用されている。これだと、通常の並製本のように表紙を本体に巻かなくていいため、四つ折りされた表紙でも大丈夫、というわけ。

ちなみにこのコデックス装だと、背に表紙部分がなく、糸でしっかりとめてあるため、本文がガバッと180度開いて読みやすい。
< https://bn.dgcr.com/archives/2012/11/13/images/fig6 >

また、まったくの副産物だが、ガバッと開くお陰で綴じ糸が見えるので、この糸の色を工夫して(蛍光ピンク)、ページのアクセントにしているのも、本書のニクいところだ。
< https://bn.dgcr.com/archives/2012/11/13/images/fig7 >

書き忘れてましたが、裏表紙ももちろん四つ折りのポスター仕様。こちらは色が黄色でまた鮮やか!
< https://bn.dgcr.com/archives/2012/11/13/images/fig8 >

造本も凝りまくっているが、本文デザインも、ノンブル位置にパラパラ漫画があったりと、全体にわたって「こんにゃろー!」とばかりに力が入ったデザインの本書。

どなたがデザインされたのかと奥付を見てみれば、アートディレクションは松田行正さん、デザインはマツダオフィスの日向麻梨子さんでした。うーむ、脱帽です。

今日はこの一冊に力を入れてしまったので、この本のみにて失礼を。次回は二冊ご紹介できるよう、ちょっくら書店に行ってきます!

【つだ・じゅんこ】tsuda@graphicsha.co.jp  twitter: @tsudajunko

ピンクメタリックのぷちぷちを使った表紙が目印!『デザインのひきだし17』全国書店/ネット書店にて大好評発売中です。
< http://dhikidashi.exblog.jp/18528113/
>

デザインのひきだし・制作日記 < http://dhikidashi.exblog.jp/
>

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■装飾山イバラ道[109]
電子コミック"灼熱"の未来

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20121113140300.html
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電子書籍をどの機器で読んでいくのか、選択に悩むこのごろだ。とりあえず手元にあるiPadでは、いくつかの書籍を読み終えた。ページをめくる感覚に実感がないことなどはさほど問題ではなかったけれど、アプリごとに読みかけの本ができてしまうのはわかった。これは私の性格の問題でもある。まるで、やりかけでクリアしてないゲームの残骸のようだ。

やりたければ自ずと手を出すし、読みたければ開くのは簡単だから何も問題はないはずだけれど、目に付いたアイコンたちには「しっかりカタをつけんかい!」と責められているような気もする。

ただし、電子書籍は物質的なリアル本のようにしおりが挟まって机の上に蓄積したり、久しぶりに使うバッグの中で見つかるようなことはない。電子書籍は静かに静かにiPadの中で読みかけのまま在り続ける。

カレンダーやスケジュールのアプリと連動しておくほどマメではないので、電子書籍専用の機器はあった方が良いのかもしれない。iPadよりもうんと軽く、目にもやさしく、本関連だけでまとまっているのはなんだか便利そうだ。

収納の場所をとるマンガも、電子書籍で読むのは良さそうだ。私の過去のコラムで、岩盤浴内で読む漫画として「ガラスの仮面」を上げたけれど、その最新刊が出ているらしい。うーん、早く読みたい。

・装飾山イバラ道[91]岩盤浴で読む地獄漫画/武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20120124140200.html
>

eBookJapanでは、2012年の上半期少女コミック電子書籍ダウンロードランキングの1位が「ガラスの仮面」だそうだ。ガラカメ世代はiPad所持率も高そうなので妙に納得する。

でも、40巻以上もあるので全部電子書籍で買い直す、大人買いをする勇気はなかなか出ない。どの機器で読むのか、ビューア単品をあれこれ試してから何冊か購入の方が良さそうだ。「ガラスの仮面」最新刊、買ったら最後、どんどん遡って買っちゃいそうだ。

●岩盤浴で電子書籍を読みたい!

もっとも、残念なことにそもそも電子書籍は岩盤浴内では読めない。紙のマンガだって温度と湿度でボロボロなのだから、物理的にも現在のものでは難しいだろう。

そして、岩盤浴は公共の入浴施設なので、私物の電子機器の持ち込みはそもそもダメだ。カメラ撮影などの悪用もありえるので、施設内すべてで携帯電話の使用にも厳しい。

自宅のお風呂で、iPadを防水ケースかジップロック的なものに入れて自己責任で読むことは可能だけれど、岩盤浴は高温になるので無理だろう。専用着をまとっているし、水分もお風呂ほどなく20〜30分入っていられるので、岩盤浴はマンガにとても向いている空間なのに残念だ。

私が地獄漫画の記事を書いた頃は、まだマンガの持ち込みや貸し出しをしていなかった岩盤浴も、最近は軒並みマンガの貸し出しを開始しているようだ。価格やサービスのリニューアルも多く、施設を飽きさせず使ってもらうための生き残り合戦が熾烈になってきている。

岩盤浴用には古本の再利用で十分だし、そのマンガが最後に活かされる場所としても有効だと思う。バラバラになってページが脱落して終わるわけだけれど。

そのうちに耐熱防水性を高めた岩盤浴施設用のレンタル電子書籍機器で、コミックや書籍、雑誌を読めるような未来はあり得ると思う。もちろん、触っても熱くなくて自分の手の中で自由に見たいものを選択できるものだ。

今でもサウナにはガラス張りのテレビが一台は置いてあるけれど、時間帯の運の悪さで、まったく興味のないテレビ番組を強制的に見させられたりしている。それに比べたら、選択の自由のある娯楽を提供できる施設は、絶対に勝ち残ると思う。

読みたいマンガが、他人とかぶって貸し出し中なんてことも電子書籍なら起こらない。抜け落ちたページのストーリーを想像しなくてもいい。なんて素敵な電子コミックの"灼熱"の未来だろう。岩盤浴でこんな妄想をはじめるとキリがないのである。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>

気まぐれ猫動画の5つめは、猫のお母さんのしぐさが人間みたいでかわいいシーンです。子猫に何を話しかけているのかはわからないけれど、気持ちはとてもよくわかる不思議な動画。

・bengal cat talking to her kitten - ORIGINAL
<
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■おかだの光画部トーク[88]
ようやくiPhone5/名古屋でもフォトワークショップ

岡田陽一
< https://bn.dgcr.com/archives/20121113140200.html
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寒くなってきましたね。陽が落ちるのも早くなって、夕方5時過ぎるともう暗いのでいよいよ冬です。ここまで寒くなってくると、紅葉も近いのではないでしょうか。

秋から冬にかけては、写真の撮り甲斐がある美しい被写体がいっぱいあるので、常にカメラを持っていれば、おっ! と感じた風景に遭遇した時も、いつでも撮れていいですね。

いつでも持っているカメラとしては、やはりiPhoneやスマホ。わたしも、発売日には手に入らなかったものの、ようやくiPhone5に機種変更できたので、今回は久々にiPhoneのカメラについての内容です。

わたしの場合、4Sを飛ばして2年前の機種、iPhone4からiPhone5になったので、大きく変わりました。

画素数がiPhone4が5メガピクセル(2592×1936)であったのが、iPhone5になり8メガピクセル(3264×2448)と大きくなっています。

レンズもiPhone4の4枚構成のレンズでf/2.8の開口部のものから、iPhone5では5枚構成のレンズでf/2.4の開口部と若干明るくなっています。

ソフト的には、顔検出が出来るようになっているのと、カメラの指示通り位置を動かしながら撮影することで、パノラマ撮影も可能になっています。

パノラマ撮影は、4SでもOSのアップデートで出来るようになっているみたいです。4でもいままで、他社製のアプリでパノラマ撮影は可能でしたが、最初から付いているカメラアプリでパノラマ撮影が簡単にできるのは便利です。

カメラアプリを起動して、上部にあるオプションをタップすると「パノラマ」の表示がでますのでそれをタップ。
< http://flic.kr/p/dsTGv9
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すると、パノラマ撮影モードになり、カメラマークをタップした後に矢印の方向にカメラを動かすと、自動的に全部つなげて大きなパノラマ写真にしてくれます。
< http://flic.kr/p/dsTrA8
>

パノラマサンプル。
< http://flic.kr/p/dsTBFf
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昨年のモデル4Sからは、スペック的にもあまり変化はありませんが、実際に撮影してみると画質もよくなっているようです。iPhone4からの変化になると、かなり高画質化しています。

これを日々常に持ち歩いていますから、いつでも撮影可能な状態で、更にいつでもインターネットで共有可能です。それは素敵な場面に遭遇した時の写真を、多くの人が見る機会も増えるということですから、撮る方も、見る方もますます楽しみです。

まだ手にして2週間なので、4と比較できるような写真は撮っていませんので、お見せできるサンプルがありませんが、今後、いろいろと実験してみようと思います。

iPhone5になりスペックが上がったことで、更におもしろいカメラアプリも色々と出てくると思いますので、それも含めまたレポートしたいと思います。

さて、話変わって、前回の記事でご紹介した「もう少し写真を上手に撮りたいWeb界隈の人のためのフォトワークショップ」。大阪のリクリというイベントで10月20日に開催しましたが、今度は12月1日(土)に、名古屋で開催します。

場所は名古屋駅近くにこの秋新しくオープンした「ベースキャンプ名古屋」。こちらで、朝11時から夜19時30分までの長時間になりますが、座学の後にグループに分かれて実践撮影会。その後、撮った写真を楽しくプレゼン&鑑賞・寸評会のような感じで進めます。
< http://basecamp-nagoya.jp/event/20121201.html
>

既にカメラを買ったけれど、なんだかよくわからないままずっとオートしか使ってない状態という人や、カメラを買おうと思っているけど、自分にはどんなカメラが合ってるのか、そもそも機能的にも何が必要なのかわからないし、人に聞くにも何を聞いたらいいのかわからないという人まで──。

カメラや撮影に関することであれば、いっぱいヒントが得られると思います。また、何か質問などあれば、その場でどんどん聞いてモヤモヤをクリアにして頂けると思います。

とにかく、楽しみながら一日たっぷりカメラと写真に戯れて、撮影仲間もできる楽しいイベントですから、名古屋界隈で興味のある方は是非チェックしてください。定員は20名と少なめですので、お申込みはお早めに!

【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > < twitter:http://twitter.com/okada41
>

そろそろ紅葉の季節。今年はコスモスもススキも撮りに行く時間がなかったので、紅葉くらいは行きたいと思っていますが、既に年末までの週末は予定がいっぱいの状態で、どうしましょう。

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■イベント案内
グッドデザインエキシビション 2012(GOOD DESIGN EXHIBITION 2012)
[グッドデザイン賞受賞発表展]
< http://www.g-mark.org/gde/2012/index.html
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< https://bn.dgcr.com/archives/20121113140100.html
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会期:2012年11月23日(金・祝)〜11月25日(日)10:00〜19:00 最終日16時
会場:東京ビッグサイト 東4ホール
入場料:1,000円(3日間共通)中学生以下無料
    特別入場割引券500円(サイト参照)
出展社数:700社以上
主催:公益財団法人日本デザイン振興会

●「グッドデザイン・ベスト100」特別展示

明日を切り拓く力をもったデザイン、未来を示唆するデザインとして、注目のデザインを紹介する「グッドデザイン・ベスト100」。会場での特別展示では、デザインそのものと共に、それぞれの注目すべきポイントを言葉とビジュアルでシンボリックに表現する。

グッドデザイン大賞候補から、2012年のデザイン・オブ・ザ・イヤー、グッドデザイン大賞1点を選ぶ来場者投票をグッドデザインエキシビション会場で実施する。

・会場メインステージではデザインに関する様々なイベント・トークを実施
・企業やデザイン教育機関がこのエキシビションならではの企画展示
・Area Aid Design Project ─JDP東北茨城デザインプロモーション
・All Aboutスタイルストアでグッドデザイン賞受賞商品を販売

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編集後記(11/13)

●「川口の匠vol.2 美しきフォルム」展で二番目番関心があったのは立野竜一だった。フリーランスのデザイナーとして、商品の欧文ロゴタイプや欧文書体などをてがけ、2003年に制作した書体"Pirouette"は国際書体コンテストでディスプレイ部門の1stプライズを受賞し、2004年ライノタイプ社(ドイツ)からリリースされた。カリグラフィーをベースにしたディスプレイ書体で、大文字が2本線で構成された特徴のあるデザインだ。

立野は〈響〉や〈角瓶〉など、サントリー製品の欧文ロゴタイプを制作している。彼の名前も作品も知らなかったが(ウイスキーを飲まないからロゴをしげしげと観察したことがない。むしろ〈響〉の漢字のほうが気になる)、展示された欧文書体やカリグラフィを見るとその美しさに圧倒される。いいものを見せていただきました。

この展覧会の解説用に作られたものだと思われる、ロゴタイプ制作の実際をビデオで見る。白紙を左手で押さえ、右手で軽快に書いていく。意外にも方眼を使わず、文字の上下に基本となる平行線があるだけだ。少しづつ直線・曲線がつながっていく。

この作業が何回も続けられ、最終的なスケッチをモニター上でデータ化していく。パスの作業ではただ線に沿ってなぞるのではなく、あえて文字のサイズより大きな曲線を組み合わせながら形を整えていく。これらの工程は実践の積み重ねによる立野のオリジナルらしい。

わたしは大学時代に自転車とレタリングを両立させて部活してきた。和文はいちおう描けたが、欧文の手描きは苦手だった。コンパスや定規をつかってなんとか基本形を描くことはできたが、文字の配置などはお手上げだった。ただ、和文・欧文とも文字を見る目は養成されたとみえて、数10年後にフォント関係の取材や執筆に役立った。明朝体、ゴシック体はいまでも書ける。(柴田)

< http://www.evergreenpress.jp/
>
立野竜一サイト。"フーツラにはナチスのイメージがあるため、ドイツやイスラエルでは使用タブー"という話に伴う具体的なエピソードを詳しく調べ、それが本当にあったことなのかを検証した立野のレポートは興味深い。

●続き。カンカンいう音が気になるので、北海道大物産展をのぞいた。あれ何だったんだろうと、あとで思い出すのがいやなのだ。イカを乾燥させる機械だった。試食のさきいかをもらったら、出来立ての半生の風味といい、口に含んだ時のじわっとくる味といい、最高であった。買う、欲しい。

元からイカ類には目がない。子供の時から好きで、お祭りに行っても、りんご飴やカステラ、綿飴は欲しがらず、イカの姿焼きを食べる子であった。買い食いはしないほうだったが、駄菓子屋で買うのは、チョコではなく、串に刺さったイカ類(主にゲソ)であった。

だから、この子はお酒に強くなるだろうと言われ続けていたが、そうはならなかった。父の田舎では漁港から水揚げされたばかりのイカを、祖母が買ってきて、すぐに調理してくれたものを毎日食べていた。いま思えば、毎日イカのお造りをお腹いっぱい食べていたなんて贅沢な話だ。

その私が、一目惚れならぬ、一口惚れ。半生タイプは日持ちしないから、お店には卸せないとのこと。冷凍すれば三か月は持つけれど、風味が変わるそうだ。半生タイプがお店にないことはないけれど、こんな味じゃない。出来立てだからか? 買って二日経った。やはり風味は落ちつつあるが、まだイケル。(hammer.mule)
< http://www.sonefoods.com/dry
>
ソネ食品のさきいか
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B007KYGZHG/dgcrcom-22/
>
こういう串にささったイカ