おかだの光画部トーク[90]2012年 年末の気になるデジカメ関連ガジェット/岡田陽一

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早いもので今回の光画部トークが2012年のラストになります。年明けのデジクリ開始までしばらくお正月休みになるようなので、光画部トーク的に今年を振り返りながら、年末年始の物欲シーズンに気になるデジカメ関連ガジェットのご紹介で締めてみます。

2012年も多くのメーカーから、さまざまな機種のデジカメがたくさん発売されました。その中でわたしが購入したのは、SONY NEX-5N。年のはじめにカールツアイスのレンズと共にゲットしました。

今流行りのミラーレス一眼ですが、他社の製品と比べてセンサーサイズが大きく、一般に普及しているデジタル一眼レフに使われているセンサーサイズと同じ大きさのAPS-Cサイズ。なので、他社のミラーレスよりもボディは大きいのですが、それでも一眼レフのサイズよりは格段に小さいので、クオリティと高性能と携帯性をすべてが揃ったカメラで気に入っています。

これにプラスして、秋にはiPhone5に機種変更。仕事以外の殆どの日常の写真は、このふたつで楽しんでいます。




iPhoneやAndroidのカメラが高性能になって、アプリでさまざまなエフェクトや画像調整などが付け加えられ、自分好みにカスタマイズできて、尚かつ、常時インターネットに繋がるカメラを持ち歩ける今、多くの人にとってはそれで充分。足りない部分を補うカメラとして、コンデジやミラーレス一眼、デジタル一眼レフの購入を検討する人が増えているようです。

各メーカーが出している製品は、スマホのような通信機器ではないですから、常時ネットには繋がっていません。今や、多くの人たちの日々の写真を楽しみ方は、撮った写真をSNSなどでその場で共有することなので、カメラだけでは何かと不便。カメラとしてもいちばん出番が多くなるのがスマホというのも頷けます。

そこでニコンはAndroid入りのコンデジを出しています。
ニコン COOLPIX S800c ¥38,100(ヨドバシ・ドット・コム)
< http://bit.ly/Vya39I >
< http://www.nikon-image.com/products/camera/compact/coolpix/style/s800c/ >

無線LANに繋げば、このコンデジ単体でSNSで写真を共有できるということですが、「だったらiPhoneでよくない?」ってツッコミもあるかもしれませんね。

iPhone・Androidとデジカメが繋がってしまえば、悩みは一気に解決します。通常はお気軽にスマホのカメラで撮影し即共有すればいいですし、ここ一番の時だけデジカメで撮影してその画像をスマホに渡し、加工するなり共有するなり好きにすれば良いということです。

例えばスマホだと、センサーサイズが小さいのでどうしても暗いところは苦手です。やはりセンサーサイズが大きく、ISO感度の設定を高感度にできるカメラで撮りたいですよね。また、遠いところを大きく撮りたい場合は、デジタルズームで大きくするよりも、望遠レンズを使って光学的に大きく撮る方がクオリティもいいものになります。

そんなガジェットとして、気になるのはこちら。
PQI「Air Card」¥6,780(Amazon)
< http://amzn.to/VybJ3h >
< http://bit.ly/VybSDE >

数年前から先行して販売されているEye-Fiカードの方式と少し違っていて、更に便利になっています。このAirCardはSDカードのアダブタ部分がWi-Fiのアクセスポイントになっていて、無料のアプリからこのカードにアクセスすると写真をスマホ側に送ることができますし、PCでもブラウザでカード内の写真を見たりダウンロード可能なので、複数のデバイスで使えるのも便利です。

もうひとつ、無線LANでスマホと繋ぐガジェットとして欲しいのがこれ。
TAXAN「MeoBankSD」¥5,436(Amazon)
< http://amzn.to/VuRzHD >
< http://www.meopad.com/products/MeoBankSD.html >

こちらは、SDカードやUSBメモリーを挿せるカードリーダーに、無線LANとルーターがひとつになったもの。カメラからSDカードを取り出しこのワイヤレスカードリーダーに挿入し、無料の専用アプリからアクセスすると写真をiPhoneに移すことができます。

出張先のビジネスホテルなどでは、インターネット接続が無料の部屋が多くなりましたが、たいていはWi-Fiではなく、LANケーブルを使う有線です。MacBook AirやiPad、その他携帯ゲーム機器などWi-Fiが前提のガジェットは、有線接続だと繋がらないので困るわけです。

でも、これがあればLANケーブルを繋ぎルーターになるので、各デバイスのアクセスポイントとして使える何かと便利な逸品。小さいものなので、外出時に鞄にひとつ入れておくと何かと重宝するはずです。

とここまで、iPhone・Androidとカメラを繋ぐ小物を紹介しましたが、元に戻ってSONY NEX-5Nの話。これが、一年も経たずして、5Nから5Rへと進化して、カメラ自体がスマホと繋がるようになりました。ボディだけ買い換えたい!

SONY「NEX-5R」¥72,810(Amazon)
< http://amzn.to/VuX7Sq >
< http://www.sony.jp/ichigan/introduction/NEX-5R/ >

細かいところもいろいろと進化しているみたいなので、単なるマイナーチェンジではない、かなりの進化版です。

ということで、2012年は金環日蝕や金星の太陽面通過など珍しい現象も見ることができましたし、iPhone5やiPad mini、Adobe Creative Cloud、Windows8、Kindleなどいろんな興味深いガジェットもいっぱいリリースされました。

来年もこの流れはそのまま続いて、ますます面白い製品が世間を賑わすのではないかと思います。動きが速すぎて追いつくのが大変ですが、2013年もカメラやネット関連注目していきたいと思います。

2012年も光画部トークを読んでいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。寒い日々が続きますが体調崩さないように、楽しい年末年始を過ごしてくださいね。

【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > < twitter:http://twitter.com/okada41 >

個人的ないちばん大きな出来事は、やっぱり「ふわっと」が出来たこと。その次は「CSS Nite in KOBE」を初開催できたことです。来年も変わらずよろしくお願いいたします。