装飾山イバラ道[112]正月開けにIKEAのセールへ/武田瑛夢

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。年末年始はいつもやっていることを、いつもやっているなりにこなしたところです。変革を及ぼすにはいろいろを変えていかないといけませんね。

年末の片付け大掃除モードで出たやる気が絶えぬうちに、家のあちこちを整理してしまえと思っているところです。相当数の洋服を捨て終わったけれど、まだまだあるのは私の執着の残骸でしょうか。

うちのだんなさんの所持している洋服のシンプルさにはいつも感嘆する。インナーはトランクスとランニングだけだし、上に着るのもTシャツ(半袖・長袖)と綿シャツぐらいだ。あとはフリースとセーター類やズボンにジャケット、コート類。たたみやすくてハンガーにも掛けやすいものばかり。男性の服というのはそういうものなのだろうか。

新しい服が欲しくなっても、既に持っているものの色や素材違いなので大きく形が変わるということがない。たたんであげれば自分でタンスにしまうので、羨ましいくらいものすごくスッキリ整理できている。服は一枚買うと一枚捨てるし、靴は一足買うと一足捨てる。マネしたい習慣だけれど、なんだかやっぱり私には無理だ。




女性の服は下着にしろ上着にしろ、大きさも形も厚みもバラバラで、どうやってたたんでいいのかわからないものばかりだ。タンスの引き出しに種類別で分けてあるけれど、一つしか持っていない形の洋服も多くて揃える作業が一苦労。

新しく欲しくなるのも、買ったことのない変形の袖や、ホールガーメントという縫い目のない一体型の服だったりする。売っている人だって、どうやってたたむのかわからないような服だ。

コートは中に着るものとは逆で、いつのまにか似たような形が多くなってしまっている。ダウンコート用のラックを作って全部まとめたらだいぶスッキリした。長いコートやら短いのがモコモコのボリュームでまとめて集合。袖だけ見ていると黒っぽくて皆同じようなダウンだ。ダウンというのはなぜ性懲りもなくこんなに似ているのだろう。

ちょっとしたダウンコートの売り場みたいになってしまったので、そろそろ数を減らす覚悟を決めねばなるまい。オフシーズンになったら、ビニールの圧縮袋にでもみんな詰めて空気を押し出したら、どれだけスペースができるかと思うとちょっとドキドキする。

収納改善のアイデアが出て来るかもと、正月開けにIKEAのセールに行った。しかし、結局買ったものはディスプレイ的なものや敷物で、収納アイテムは購入に至らなかった。なんだかミートボールを食べに行っただけのような。

IKEAは広大すぎて良い運動にはなったと思う。後で買うつもりが、売り場を戻るのがめんどくさくなってあきらめたものが多数あった。次に行った時は、思いついたらカゴに入れることにしよう。

戦利品の白いムートンの敷物二枚は、黒革のソファに並べて敷くと白い雲のようでお気に入りだ。モフモフした白さはまるでファービー。ムートンは羊の毛なので個体差が激しく、売り場で何枚も広げまくって良いのを探した。こういうところはオバさんのずうずうしさ全開である。白い毛並みが美しいのは今だけかもしれないので写真を撮っておく。

・ムートンとファービー
< http://www.eimu.com/dgcol/mut01.jpg >

収納グッズは買う時は楽しいけれど、今ある場所の広さが変わるわけではないので、結局はグッズの大きさだけ部屋が狭くなるのだ。片付けて良かったと思うのは、さわっていなかった物をきちんとさわって、要不要をハッキリとさせられることだ。

暮らしているとそばにあるものしかさわらなくなるので、部屋の隅のものは凍結してくような感じがある。奥の方まで溶かし出して、頭で把握してやりたいものである。凍ってるスペースも物もとてももったいないのだから。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/ >

エアコンが古くなっていたので買い替えをいつにするか迷っていたけれど、この冬の寒さなので、結局年末の忙しい時に買うこととなった。ちょうど新年モデルが出たところだったので、旧年モデルをお安く購入することができた。

昨年亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんが、他店の最安値を調べておくことをよく念押ししていたけれど、言ってみたら本当に他店の最安値以下になったのにはびっくり。お人柄の素晴らしさは後になって知ったところはあったのだけれど、改めてとても感謝しました。
※猫動画はしばらくお休みします※