アナログステージ[90]艶っぽいオトコはいかがですか/べちおサマンサ

投稿:  著者:  読了時間:8分(本文:約3,800文字)


年明け早々、今年のデジクリコラムの方向性を、ドコに持っていくか非常に悩んだ。クリエイター向けの情報やコラムは、あちらこちらに溢れているし、ワタクシの仕事も、ある意味、クリエイティブはクリエイティブだけど、デジクリのスタンスに沿ったクリエイティブっぽさでもない。

かといって、特定のマニア向けにコラムを綴るほど、マニアックな色も持ち合わせていない。じつに中途半端なポジションにいることが分かったのだ。「これではいけない、なにか自分らしさの色を見つけて確立しないと、不特定多数の読者さんに飽きられてしまう」ということで、見直しました。そのまま(現状維持)でいこうと。

ということで、2013年スタートです☆




●なんでメンズには花柄がないの

昨年の夏終わり頃から、スキニーのカラージーンズとパンツにハマってまして、ラボでも普段着でも、カラージーンズやパンツばかり穿いております。赤系のジーンズが多いのですが、最近は、ちょっと濃い目のピンクや紫がお気に入り。体形的にスキニーではなく、ルーズのほうが、腹のお肉ちゃんを隠せそうですが、スキニーのホールド感が心地よくて、腹をひっこめて穿いてます。

カラージーンズにモデルチェンジする前は、エスニック系のファッション中心で、そりゃもう、ビールとホルモン焼きで肥やした腹が楽でした。どれだけ飲んで食べても、腰紐を緩めるだけ。しかし、カラージーンズ...... しかもスキニーを穿いていると、「おい、オッサン、飲みすぎ!」といった具合に、ジーンズが教えてくれます。

戒めのために穿いているわけではありませんけど、アホ飲みは随分と減った。サルエルパンツからスキニーと、まったく正反対なファッションに変わったと同時に、腰近くまであった髪の毛を、フェイスラインまでバッサリとカット。「人形の毛のほうが健康的」と、友人の美容師から言われてから、キューティクル保護活動を行っていたのですが、チリチリに戻すまえに飽きてしまった。

今年に入って、上着を既存のエスニック系、下をカラーデニムの組み合わせでコーディネイトしてみると、恐ろしいほどフィットすることを発見。ムスメの部屋で、姿見に映ったのを見ると、またもやヘアースタイルだけ、なんとも謂えない「不具合さ」を感じたので、耳が隠れるくらいまでの長さにバッサリとカット。

わずか半年で、ほぼ別人になってしまいました(笑) 久しぶりに会う友人も、ワタクシだって一瞬気がつかないほど。ファッションって凝りはじめると、靴だのバッグだの、あれこれと出費が重なりますよね。でも、楽しい。誰に見せるわけでも、見られるわけでもないけれど、カメラを持って外を出歩くのが、本当に楽しくなった。あとは、20代の頃の体形を取り戻すだけ。

横浜や渋谷を歩いていると、花柄のジーンズやパンツを穿いている女性を、チョロチョロと見かけるようになった。50人、いや、100人に一人くらいだけど、見かけると目を奪われる。それがいつの間にか、「可愛いなぁ、女の子らしなぁ」から「あれ、欲しい」に変わった。

・こんな花柄のジーンズが欲しいのだ! その1
< http://pinterest.com/pin/211950726184915723/ >

・こんな花柄のジーンズが欲しいのだ! その2
< http://pinterest.com/pin/347129083748268996/ >

誤解されるとアレなので、先に書いておきますが、女装子(じょそこ)とかではないです、ハイ。A面とB面もありません。単純に、模様とか柄とかデザインが気に入れば着るだけです。カミさんからは「へ? あんたそれ着るの?」って顔で眺められますけど......。

エスニック系のファッションは、ユニセックスがたくさんあるので、選択の幅がかなり広かったけれど、ノーマル(と言っていいのかは分からないけれど)のファッションだと、どうしても、メンズとレディースという区分けがある。同じフロアにメンズとレディースが展示してあっても、まったく異世界の服たちが並んでいる。

この壁がかなり高い。『男はオトコらしく』『女はオンナらしく』というのは、普通に考えればごもっともなことで、特定のブランドに固執していなければ、気に入った服が見つからなければ、別の店で探すだけの話しになる。ただ、女の子でも、メンズのデザインや色合いが気に入ったりすれば、「これ、レディースでないかなぁ...」って、とりあえずは、ないのを承知で探してしまいますよね?

結局、レディースでは見つからずに、メンズの一番小さいサイズを試着してみるも、やっぱり肩の作りが違うから、イメージしていたスタイルとかけ離れてしまったり。逆もまた然り。どうしても諦めきれずに、似たようなデザインの服がないか、放浪の旅に出歩いたり。

連休中、ブラ撮り(目的なく、ぶらぶらと散歩しながら撮影すること)しながら、アチコチの街で花柄ジーンズを探したが、ない。独特の世界観がある下北沢に期待を寄せたが撃沈。渋谷も隈なく探してみたけれど、メンズはゼロ。レディースでは、チラホラあったけれど、柄がイマイチだったので触手が伸びず。

後日、ららぽーと横浜をウロウロしながら買い物をしていたら、Forever21で、上記で載せた画像に近い、ドンピシャな花柄のジーンズを見つけ、「うっひゃひゃー!」と大喜びしながら、ほかと合わせて試着してみた。一番大きい28のサイズを持ち込んで穿いてみたど、ムリ。足は通ったものの、ファスナーを閉めるとかのレベルじゃない。

無理を承知で試してはみたが、なにか悔しい。姿見で映った姿は、花柄のジーンズを試着しているはずなのに、花柄のレギンスを試着しているように、パッツンパッツン。肝心の花柄も、横に伸びてなんだかラフレシアみたいで毒どくしくなっている。仮にこれを穿いて出歩いていたら、母親のお下がりを穿いている中年男性みたいで、なんだか気の毒な情景も浮かんだり。

その代わりにお隣のH&Mで、いい色合いのピンクのジーンズを購入。しかも2,980円。生地がしっかりしているので、数回の洗濯でヨレヨレにならない。お買い得だ。横に真っ赤なジーンズも並んでいたけど、そっちは3回洗濯したらヨレヨレになりそうな生地だったのでスルー。色はすごくきれいだったんだけど。

・お買い得だったピンクのジーンズ
< http://web.stagram.com/p/372089062548525726_2640211 >

思うに、どこのどのブランドでも、ファッション(デザイン)コンセプトがあって作っているのは、重々承知している。「花柄のジーンズが欲しい!」なんて騒いでいるオトコなんかは稀であろうから、そんな珍種はさておきで、もう少しだけ、男女共通で着れる、ユニセックスのデザインがあってもいいんじゃないかなぁ。

ボトムスに限っては、男性と女性では、体の構造が違うから仕方ないにしても、ラフな上着は増えて欲しい。家族間のファッションセンスが合えば、家族で着回すこともできるし、箪笥の肥やしも減らせると思うんだけど、家族でも服の趣味って、なかなか合わないのが現実だったり。

高3のムスメに、「最近、エスニックはやめたの? あれはあれで似合っていたけど、こっちのほうがキャラ立ちしていいかも。なんつーの、艶っぽいw」と褒めてくれたのか、相手にするのが面倒だから適当に言ったのかは不明だけど、そんな言葉に喜んだりするのが父親。

その後ろで、「お願いだから普通の格好して」と嘆くカミさんがいる。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト
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△▼過酒雑記──今日の酒は明日の肥し▼△

○2月に近づいておりますが、謹賀新年でございます☆読者の皆さま、ゆっくり静養されましたでしょうか。オイラは12月24日から1月6日まで、まるまる休みました。こんな大型連休は10数年ぶり。本文のとおり、ほとんどの日をD90ぶら下げてブラ撮りしておりました。

連休慣れというか、休み慣れていないせいか、初めの数日は、出歩きながらも仕事のことが頭の片隅に残っており、ソワソワしたような、そんな具合。4日目あたりから、仕事のことを思い出すことなく、「遊び」に集中できました。

すっかりJOB毒素が抜けきった状態で、2013年を迎えることができました。本年もご愛読のほど、宜しくお願いいたします☆

○下の茶目(browneyes)さんも、チリチリロン毛にエスニックなファッション。茶目さんと会うまでは、ファッションの話はしたことなかったので、初めて茶目さんと会ったとき、「うし、仲間がいた」と心が弾んだ。エスニックファッションも、今では、街でたくさん見かけるようになったけれど、2年前は、オリエンタリーなヒトを見かけるのは珍しかった。

でも、先に裏切って(?)しまったような罪悪感があったり......。うにゅにゅ。