[3415] 身の回りの若者の就職難事情

投稿:  著者:  読了時間:21分(本文:約10,400文字)


《もうダメ、見てらんない "Gotta Have It"》

■アナログステージ[91]
 カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2013を観て
 べちおサマンサ

■デジタルちゃいろ[30]
 身の回りの若者の就職難事情
 browneyes




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■アナログステージ[91]
カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2013を観て

べちおサマンサ
< http://bn.dgcr.com/archives/20130205140200.html >
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べ:どもー!

サ:どもー!じゃないでしょ、なんですか、武&山根コンビのパクりですかいなダンナ。しかも、べちお&サマンサって......。同一人物を無理やり分割する強行っぷり(笑)

べ:ぐぇ、ぐぇ、そんなんじゃないもーん。ま、いいじゃん、いつも独りチャットやっているんだし、細かいことは気にしないでちょうだい。

サ:ハイハイ。

べ:ところで、ららぽーと横浜が大規模なリニューアルを始めましたね。閉店したテナントが76店舗、改装するテナントが22店舗! 合わせて、98店舗が閉まっている状態。

サ:ガラガラというか、ショッピングモールが、シャッターモールになっているような、なんか淋しい。

べ:大丸が閉店したのが痛い。とくにPAULBOCUSEとDONQの、パン屋さん2つも連鎖して閉店したのが痛恨の極みですわ。どこでパン買ったらいいの。

サ:VIE DE FRANCEがあるじゃないですか。

べ:あんまり好きじゃないのよ。というよりも、好みのパンが置いてなくて。PAULBOCUSEとDONQの両方で、パンによって買い分けしていたんですよん。

サ:それよりも、横浜限定というより、ものすごい地元ッティーな話題ですよね......。札幌とか鹿児島の読者さんからしたら、「はぁ? ららぽーと横浜ぁ? 知らねーよ、この、コールド・ストーン・クリーマリーのGottaHave Itの時の歌声野郎!」って罵られますヨ。

・ららぽーと横浜
< http://yokohama.lalaport.jp/index.html >

・ららぽーと横浜|ショップガイド:
< http://yokohama.lalaport.jp/shopguide/index.html >

べ:コールドストーンのアイス、美味しいから、Gotta Have It(一番大きいサイズ)で頼みたいんだけど、あれ聞いて見てるいると、なんか恥ずかしくなってくるので、いつもLove It(ミドルサイズ)頼んでいたり。

サ:べちおさんが一緒になって歌って踊るわけじゃないから、べつに恥ずかしがることないでしょ。

べ:のど自慢とかも、見てると顔がキューっとなって「もうダメ、見てらんない」ってなるのよ。そういうことってない?

サ:パフォーマンスなんですから、別に一緒に「ルンルン♪ 早くアイスを作っておくれ♪」って感じでいいんじゃないでしょうか。

・COLD STONE "Gotta Have It":YOUTUBE
< >

●自分の持っているセンスを表現するのが道具

べ:さてさて、ローカルネタは置いておいて、本題にいきましょう。

サ:先日のデジクリでも、軽く紹介されていた、『カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2013』へ行ってきましたー!

・カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2013:
< http://www.cpplus.jp/index.shtml >

べ:カメラと映像専門の展示会って行ったことがなくて、オネーちゃんがブースを囲っていたり、プロ志向のカメラ好きがシックに集まるようなイメージが勝手にあったんですけど、いつも行く展示会と同じでした。

サ:そりゃそうでしょう。

べ:ファミリーからカメラ女子まで、たくさんの人で賑わっていたー。

サ:それだけ『カメラ』が普段の生活に浸透してきたんじゃないですかね。

べ:会場を軽くひと回りして、気になったブースをじっくりと見るのが、オイラ流の回りかたなんだけど、どこに焦点を合わせて良いのか分からなかったので、最新機種とかは省いて、レンズに焦点を合わせてみました。

サ:どのブランドも、望遠レンズのアピールが凄かったですよね。

べ:そうそう。望遠レンズの試写ばかりで、単焦点レンズの試写はなかった。

サ:「こんなレンズもありますヨ」くらいでしたね。

べ:単焦点、面白いんだけどなぁ。オイラのD90は、35mmの単焦点レンズ以外は着かなくなった(笑

サ:GRD4持って歩いているんだから、あまり意味ないというか、効率悪いというか......。

べ:GRD4は、PQI経由でiPhoneに送るガジェットになってるのだ! といっても、iPhoneに送ってインスタ(Instagram)に投稿するだけでなくて、後からポスタラ(POSTEROUS)にも使えるから、GRDはGRDで便利なんです。

サ:確かにPQI便利ですよね。

・PQI Air Card -
< http://bit.ly/Og1p33 > ←長いので短縮してます

べ:あ! そうだそうだ! 『ボンザート・アンペル』っていう、ダブルレンズのカメラに触手がニョロニョロ動いたんだった!

サ:二眼レフではなく、ノーマルレンズとチルトレンズの、ダブルレンズってところがポイント。

べ:フォーマットも、1:1と4:3から選べるし、実際に試し撮りしてみると、レンズの組み合わせで、いろいろ変化つけて遊べて面白い。手に持った感触も良くて、「あ、これ欲しい、いますぐ欲しい」ってなった。

サ:気合を入れないブラ撮りには持ってこいかも。AMAZONとかで、1万5千円くらいで売っているんですね。「こういうカメラもあるんだゾ!」という意味でも、展示会の恩恵ってありますねー。足を運ばなきゃ知らなかったわけだし。

べ:そうか、売っているんだ。ポチるか。

・ファーストインプレッション:BONZART AMPEL(ボンザート アンペル)二眼レフ風スタイルのトイデジカメ - デジカメWatch:
< http://bit.ly/NJkY1R > ←長いので短縮してます

べ:会場を一通り回って弄って遊んだあと、上原ゼンジさんのところで遊んできました。iPhoneに簡単に装着できる、クリップタイプのレンズが出ていて、「あ、これ欲しい」って触手がニョロニョロ......

サ:物欲旺盛ですね、ダンナ。

べ:ゼンジさんが作ったレンズがクリップタイプになっていたり、専用のiPhoneケースを使って、宙玉レンズが簡単に交換できるものとか、あれも欲しい、これも欲しい状態でしたわ。

サ:AMAZONから販売されているみたいですよ。

べ:ポチるか。

サ:そういえば、以前買った宙玉レンズはどうしたんですか?

べ:アルミでフレームまでは作ったんだけど、その先はまだ作ってない。

サ:忘れていたんでしょ。

べ:違うよ、じっくり考える時間がないのー。

サ:酒飲む時間はあるのに。

・宙玉レンズの専門サイト/Soratama:
< http://www.soratama.org/ >

べ:NIKONのワークショップスペースでやっていた、動画編集の講演を拝聴していたんだけど、いろいろな意味で興味が湧きましたわ。

サ:「アマチュアでも、こうやって細工したりすると魅せることができます」って紹介していたけど、話を聴いていると、本当に簡単にできそうなマジック(笑) でも実際に作業してみると、思った以上に大変とか。

べ:要領さえ掴んでしまえば、あとはセンスの問題じゃない。

サ:確かに。ソフトの操作は練習して覚えればクリアできるけど、センスは磨かないとダメですよね。

べ:磨くってよりは、いろいろなことに興味持って動いていれば、それが蓄積されて、その人のセンスになるんじゃないの。

サ:まぁ、そうなんでしょうけど。

べ:センスという実体があって、それを研磨して磨けるものでもないし。

サ:写真撮るのも一緒ですよね。

べ:写真始めて数年になるけれど、一向に上手くならないよボク(笑)

サ:見る人によって角度が変わってくるから、上手い、下手っていうのも、言いかたとしては、おかしい気もしなくないですけど。

べ:そうだよねー。やっぱり、あちこちたくさん出掛けて、いろんなモノを見て自分を育てて、「コレだ!」ってときに自分のピントを合わせられるようになりたいですわ。

サ:カメラはあくまでも道具のひとつな訳で、良いカメラを使っているから、いい写真が撮れるわけでもありませんし、最終的には、自分の感性なんでしょうね。

べ:気負わず、サラっと頑張りまーす

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト
Twitterはコチラ→< http://twitter.com/bachiosamansa >
まとめはコチラ→< http://start.io/bachio >

△▼過酒雑記──今日の酒は明日の肥し▼△

○先々週から酒を飲んでません。というと嘘になるけど、一日の飲酒量が減りました。350缶一本飲むくらいまで減りました。えげつない理由ではなく、単純。酒が美味しく感じなくなってしまったから。それだけ。

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■デジタルちゃいろ[30]
身の回りの若者の就職難事情

browneyes
< http://bn.dgcr.com/archives/20130205140100.html >
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●聞くだけ相談所

振り返ってみると、ここ一年くらい、色々な女子から相談を受けるコトが多かった気がします。仕事に恋に。昔から面倒見が決していい方ではないのに、気づくとこういう役回りは多いのですが、最近はやたらと集中した気がします。

こうやって、一部をネタにはさせてもらっちゃおうなんて目論みつつ言うのもナンですが、割と口が固いせいか、メンバーの固定してしまったコミュニティに属さずにフワフワしているせいか、その両方のせいか、所謂ロバ耳の穴としては都合がよいんでしょうかね。

中でも、とある子の相談には回数的にも時間的にもかなり費やした。芸術系大学は卒業したものの、就職出来ないまま。一体これからどうしたらよいのだろう、という進路の相談。姉妹というより、もはや母子とも言える勢いの年齢差。

本人に期待をよせてしまう保護者でもなし、かと言って道を示せる成功者でもなし。むしろそんなフラットな状態のオトナに話がしたかったのか、彼女にとってのワタシは、大別すると似てるタイプのようなので、参考にしやすそうに見えたのか、真意はわかりませんが、本人からSOSが来た際には取り敢えず受け止める、程度で聞き役に。

●芸術系大学の就職活動

芸術系大学卒の進路といえば、前職でも苦労してたバイトちゃんがいた。職場に女子が極端に少ない上に、自分の直轄の制作系なので、会社を去るまでは、ワタシが実務も精神面も面倒を見る役回りになっていた子だ。バイトを始めた時、彼女は芸術系大学の2年生だった。翌年が就職活動。

就活前から「美大の就職率なんて」という絶望風をビュウビュウ吹かせていたバイトちゃん、3年生になって早々から就活開始。当初はメーカーのデザイン部門への就職を希望していたものの、思うように行かず。

他部署の一般大学の同学年バイトちゃんが次々に内定を取り付ける中、いつまでたっても決まらない。落ち込む、焦る、泣く。

彼女はバイトの中でも生真面目で緻密なタイプで、当時はもちろんバイトレベルではあったものの、勤務歴が長くなるにつれ、作業によってはそれなりに頭数にカウントして任せられるようにもなり、伸びしろはまだまだある。そこで、ワタシと上司とで、卒業後そのままココに採用でもいいんだよ? と打診。

三度の飯よりサイトの構築が好きな割に、仕事と趣味は分離したかったようで、ウェブ制作での就職は考えていなかったバイトちゃん。志望だった業界での就職が果たせなかったのが、自分の中で自己否定に向かってしまうほどの自信喪失に繋がってしまっていたようで、答えはなかなか出ない。かなり悩んだ結果、そのまま会社に留まるコトに。

彼女が正社員になるのを待たずにワタシは退職してしまったのですが、あれから約2年、現在の彼女を見ていても、仕事は楽しんでる様子。落ち着く所に落ち着いたんじゃないかな、多分。同じ大学の同級生の就職内定率はかなり低いまま卒業に至ってたようでした。

●地方女子の上京

またまた別な子のケース。ほぼ間接的にしか見ていない子なので、若干ボンヤリした事例になってしまいますが、地方で芸術系大学を目指すも挫折して、何もないまま20歳前に上京。写真も文章もそこそこうまいアート志向の女の子。

基本的な能力は割と高めなので、それを見込んで彼女の思う理想形を支援してあげよう、という人もいなくはなかったのですが、理想に対しての本人のこだわりと要求はかなり高く、妥協の余地がほとんどないため、そちら側で安定する時期は少なかったようです。

妥協のない理想が持てるのは大事だし、それ自体が稀有なコトだとは思うのですが、感覚が優れてるばかりでどう磨くかについてはあまり頓着してないし、現時点では聞く耳を持つだけで自己が崩壊してしまいそうな感じなので周囲もどうしようもない。

暮らしも大変な割に、理想に沿った仕事が叶わないと、そこまで堕ちなくても、という極端に破滅的なナニカに近い職業で安直にお金を得ようとしてしまう。自己の人生をアートにつぎ込んでる感覚なんでしょうかね。

まぁ、若いうちしか無茶は出来ない......とは思うものの、無駄に己を削り過ぎてる気はしました。それを糧に大成出来るなら儲けものなんでしょうけど。

彼女の場合、個人的な問題由来な面が多分にあるので、この世代全般の参考にはなりませんが、微妙なラインの能力の高さで原石のまま在るばかりの現状は、彼女にとってはマイナスに働いている気がします。なまじ能力が高いが故の不幸なんですかね。かなり「もったいない感」を感じるケース。

●もういっそ、派遣でよくない? あれっ...。

振り出しに戻って進路相談女子。紆余曲折を経て、短期的な将来の目標を定め、それに向かって現在は、一年以内に可能な限り資金稼ぎをせねばならない。稼いだら次の行動が待ってる。そこまでの気持ちは定まった。しかし仕事がなかなか決まらない。

卒業から一年経過するまでの間は、卒業後の就職先があろうがなかろうが、入社して即、会社を辞めようが、まだ「新卒」扱いなのですね。知りませんでした。彼女の場合、ハロワに行ってもそれが足枷になってしまっている様子。

短期雇用を希望すると「まだ新卒で経験も無いんだから、きちんと長く働ける先で......」と長期雇用の求職を暗に促されるらしい。雇用側も、自社で教育から始めるなら長く働ける人材を求める。

まぁ、そりゃ尤もなのだが、新卒を育てるような余裕のある長期雇用自体がなかなかない、という矛盾を孕んだ世間の状況の中でもその図式は変わらない。

本人的にも、当面は雇用形態よりも条件重視になったし、イマドキは実務で覚えずともOfficeの基本操作も、大学でひと通り習ってるらしいし、なんなら派遣会社もあたってみたら? 一般大学でもそういう子、増えてるんでしょ? とか言ってみた。

その後すぐに彼女は派遣会社何社かに登録して、いくつもの仕事にエントリーを始めたようだが、やっぱりなかなか決まらない。びっくりするくらい難航してる。ハロワ程ではないにせよ、ここでもやはり、新卒なんだから、的なものは出てきているようだ。なるほどそこは盲点だった。

自分も採用側にいたのだから、ちょっと考えれば判ることだったのだが、仮に必要なスキルが満たされていても、「実務経験」という名の担保がゼロでは、直接雇用ならさておき、即戦力を提供する派遣は、確かに紹介しづらいのかもしれない。

ワタシ自身、これまで派遣の雇用形態でもいくらか仕事はしてきた。が、大きな妥協もなしにそこそこの仕事が見つかるというのは、こんなにスチャラカであっても、知らぬ間に重ね続けてきた実務経験あってこそなのだね......。

結局、二か月かけてようやく派遣の仕事が見つかったようだ。当初思い描いてた職種よりは、かなりの妥協が必要な職場になったようだけど、長期的な目標がまだ曖昧な中、今のうちにオフィスっぽい所での体験をしながらお金を稼いで短期目標を叶えるには十分かもしれない。

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今回挙げた子達は全員、ややアート寄りなので、世間一般には当てはめられないとは思うけど、将来の夢や目標があろうがなかろうが、まっさら白紙の新社会人になるべく学んだり成長したりのしやすい環境って、自分の頃と比べるとかなり失くなってしまってるのかなぁ、というコトを折りに触れ感じます。

一般の高卒・大学卒だと違った道は拓けてるんでしょうかね。知り得る周辺を見渡しても、あまりそういう感じはしませんが。まぁ、一様にそういう機会があるコトがよいコトなのかもわかりませんけどね。

最近、政権交代もして、若干円安に寄りはじめて、そろそろホントに景気回復か、なんて話も聞こえてきます。だとよいのですが。既に長い間「社会人になる」というフェーズの環境が不遇な世代があまりに長く続いてる気がします。その世代が中間層になる時代に、経験と能力の空洞化が生じて、どこかに新たにしわ寄せや歪みが、みたいな長期的悪循環がちょっと気がかりでもあります。

■今回のどこかの国の音楽

□Edinburgh Royal Military Tattoo 2012
└< >

もう10年以上前に、訳あってスコットランドに妙な関わりのある時期があったため、せっかくなのでその頃は、無闇にバグパイプの曲を聴いてみたりしてました。

昨今はすっかり南亜細亜に心囚われてしまったので、ハードディスクの肥やしになってたのですが、当時の音源がまだいくらか残っていたので、「おれのバグパイププレイリストが火を噴くぜ」と久しぶりに聴いてみましたが、意外に今でも嫌いじゃない(笑)。

上記はスコットランドで今でも脈々と、そして王道のように毎夏に行われるエディンバラでのミリタリー・タトゥーでの、2012年のフォーメーション演奏。曲もトラッドだし、マーチング・バンドなので正統派なかっこ良さですね。

当時はYouTubeもなかったし、ワタシのググる能力も低かったのでそんなに詳しく知れずに終わりましたが、もっとイマドキなのはないものか、と探してみたら、最近はこんなイマドキバンドもいるようで、イベントの他に、結構ストリートで演奏とかしてるみたいです。

□Clanadonia "Hamsterheid"
└< >

キルトの下は、ノーパンが正式、という話を聴いて以来、そうは言っても昨今はパンツ履いてるんでしょうけど、キルトのおじさまを見ると嫌な連想をしてしまって複雑な心境になります。

【browneyes】 dc@browneyes.in
日常スナップ撮り続けてます。
アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋(←いまここ)
しつつなんでも屋。
□立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes >
□デジタルちゃいろ:今回のどこかの国の音楽プレイリストまとめ
└< http://j.mp/xA0gHF >

週末、「どこかの音楽」でも紹介したことのあるパキスタン映画「BOL」の希少な日本語字幕上映イベントに行ってきました。おおまかなストーリーは知ってたものの、敢えて周辺予備知識はあまり仕入れず観たのですが、舞台はラホール。

パキスタンも最近は都市部の近代化がすごい勢いで進んでいると聞いてましたが、ラホールの低層住宅の屋上から臨む、ちょっと土埃色のラホールの町並みは、ワタシがあの辺を訪れた10ウン年前とあまり変わらず、ちょっとグッときました。あの風景を再度自分の目で見られる時はあるのかな......。


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編集後記(02/05)

●「ジョニー・イングリシュ 気休めの報酬」DVDを見る。「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンによるスパイ・アクション・コメディである。前に「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」DVDを見て、どうしてこれで大笑いできる人がいるのか不思議だった覚えがある。だから、この映画もあまり期待していなかったのだが、かなり面白かった。「007」製作50周年の記念すべき年にぶつけたお手軽なパロディだと思って見ていたら、どうしてどうしてしっかり作り込まれていて感心した。

ストーリーはわりとわかりやすい。どこが面白いのか意味不明の部分もあるのだが、それらもきちんと設計に基づいているらしい。特典メニューにある40分余の「未公開シーン/ロング・バージョン(17種)」は、オリヴァー・パーカー監督が、せっかく制作したシーンだが全体の流れの中ではカットしたシーンだと説明していた。アドリブのように見えるネタの数々も、綿密な設計があることを理解できた。とくに伏線がしっかり張られていて、後からあのシーンの意味はこれだったのかと納得させられた。

最大の見せ場はスリル満点の、車椅子と自動車によるチェイスシーンだ。ゴーカート用のエンジンを搭載した車椅子に乗ったジョニー・イングリシュが、ロンドンのあちこちの路上を暴走する。クライマックスシーンは、バッキンガム宮殿前の王室の儀式用道路ザ・マルを、まる一日借り切って撮影したという。よく撮影許可が出たものだ。さすが英国は粋なはからいをする。ジョニーが車椅子で逃走するのはストーリー上で意味があるが、よく実現させたものだと思う。日本だったら躊躇するところではないのか。

そして、東洋人の殺し屋ばあさんに何度も命を狙われ、そのばあさんと間違えて、一度ならず二度まで上司の母親を押さえ込んでトレイで頭をバンバン叩くという大失態を演じるのだが、これも伏線で、物語の最後の最後で、あろうことか「あのお方」に同じことを! さすが英国は粋なはからいを! ってそこまでやるのか。特典メニューの「NGシーン」「車イスのチェイス」、それからエンドロールにあるジョニーのとんでもない調理など"おまけ"も楽しい。邦題「気休めの報酬」とDVDカバーも傑作である。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006DWI8Z8/dgcrcom-22/ >
ジョニー・イングリッシュ-気休めの報酬


●VIE DE FRANCEのロゴは、デジクリ執筆者のおひとりが作られたんですよ〜。

モトヤさんのイベント『MOTOYA コラボレーションフェア』に行ってきた。印刷関係者のためのもので、入口付近は技術関連のブースが並び、中程には大型機械、奥には休憩所と派遣相談・登録、ポスター展『P-1グランプリ』。別会場ではセミナーが行われていた。

足を踏み入れて最初に思ったのは場違いかも、だった。み〜んなスーツ。男性ばかり。ミニスカートのコンパニオンはおらず。Web系イベントはみんなラフな格好だし、印刷系が「会社」なのに、Web系は「個人」「事務所」での参加で、女性の割合も多いように思う。印刷は個人では難しいお仕事だもんなぁ。派遣の登録希望者は会場に入ってこれたのだろうか。

目当ては家人が作ったポスター。が、途中のブース群が気になって、なかなか奥に行けない。印刷カテゴリとはいえ、今はWebサービスとの連携が多くなっていて、とても興味深いのだ。Web制作会社の出展もあった。

感熱式会員カード機械一式が買い取り式で、比較的安価であることを知ったり、3Dモデリングプリンタの簡易版が35万からあって驚いたり、EDICOLORの最新版を見たり、特殊印刷例や画像認識によるサイト誘導技術、AR関連技術などの話を聞いて満足しつつ帰宅したのであった。(hammer.mule)

< http://www.motoya.co.jp/business/news/osakacollabo2013/ >
MOTOYA コラボレーションフェア
< http://www.motoya.co.jp/business/collabo/ >
2011年の時の様子
< http://www.motoya.co.jp/business/news2011/collabo2012osakat/ >
去年のポスター展。3位が好きだ。
< http://www.motoya.co.jp/business/news/chrome/ >
Chrome OSにモトヤ書体が採用されました
< http://ps.canon-its.jp/ec/ >
国産で日本語組版に強いエディカラー10。今なら24,000円