講師だって、最初は初心者だもの[番外]「Fireworksの教科書」の執筆反省話&[続]デジクリ読者プレゼント/森 和恵

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こんにちは。森和恵です。毎年2〜3月に忙しさのピークがくるのですが、ようやく乗り切りました! 毎回思うことですが、「奇跡は二度と起こらない......(なんとかなったけど、次は無理だなぁ......)」ですね。

来年度こそ、朝型生活にかえたいと思い......いや、願います。(←意思弱っ!)

  ランチまでにその日の仕事をすべて終わらせるというチャレンジ
  < http://shigotano.hatenablog.jp/entry/2013/03/18/070523 >

さて、今回は発売間もない著書「Fireworksの教科書」のプレゼントと執筆反省をします。リファレンスを書く予定のある人には、ぜひ読んでほしいなと思います。




●著書「Fireworksの教科書」発売しました!&デジクリ読者プレゼント

  「よくわかるFireworksの教科書」
  < http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-4543-5/978-4-8399-4543-5.shtml >

3月9日に、無事発売されました。Adobe Fireworksの著書でございます。前回告知した、読者プレゼントに多数のご応募を頂きました。ありがとうございます。

Fireworksを使っている方から、コメントもたくさん寄せて頂いて、「仲間が......仲間がいるよ!」と、胸が熱くなったものです。

そんな私は、Macromedia Fireworks 2.0 からのユーザーです。Web用はもちろん、WORDで作るセミナーテキスト、Facebook用まで、基本的に画像加工はFireworksを使っています。

なんでそんなに、このソフトに胸熱なのかというと、単に横着&めんどくさがりだからです(笑)

・PhotoshopやIllustratorを使い分けるのが面倒
・レイヤー分けの操作をするのが面倒
・使い方を覚えるのが面倒(DreamweaverとFireworksは操作体系が激似)

これらを解消してくれるのは、Fireworksしかないからです。

たしかに、商業印刷用の高解像度・精細な画像を作るのには不向きですが、会社のプリンタで印刷するようなライトな画像であれば、問題なし。思っている画像が、ソフトの操作に煩わされずにスピーディに作れますよ。

「Fireworksって、マイナーで機能がショボそうで、使ったことがない」というあなた、一度でいいので下記の動画をサラッとみてください。Fireworksに対する認識がかわるかもしれません。

  Fireworksで写真加工するのが楽しくて好きな理由
  < http://r360studio.com/fireworks/2012advent.html >

ちなみに、以前にデジクリに書いたFacebookカバーの話で配布したひな形もFireworksのデータでした。
※写真が悪すぎたので、途中Photoshopで写真加工してますが(苦笑)

  Facebook指南(1)〜タイムラインカバー〜
  < http://bn.dgcr.com/archives/20121112140100.html >

さて、どうでしたか?
「なんだか便利そう! 覚えてみようかな?」と思った方は......

Fireworksを覚えるなら、書籍「よくわかるFireworksの教科書」です。

実際に制作しながら使い方を覚える「チュートリアル編」
辞書のように使い方を調べる「リファレンス編」の両方で、350ページ!
末永く、可愛がっていただける書籍です。(オチが宣伝ですみません。)

最新情報は、下記まで。
※Facebookページだから、「いいね!」しておけば、ウオールに情報をお届けします。

  Fireworksの教科書
  < http://www.facebook.com/FireworksBook >

《好評につき、+1して、抽選で二冊プレゼント!》

多数のご応募を頂いた、お礼をかねて当選を2名様に増やしました! この本をデジクリ読者のかたに抽選で2名さまにプレゼントします。今月中(〜3/31)の応募をお待ちしています(本は郵送になるので、当選後に住所を教えて頂く形になります。ご了承ください)。

[応募の条件]
・読後に、Amazonのレビューを書いていただける方
(無理に誉めなくてもOK!正直なご感想を)

[応募方法]

ご意見・ご要望受付フォーム< http://bit.ly/gIHFfu >の項目のいずれかに、【Fireworksの教科書プレゼント応募】とし、「お名前・メールアドレス」をお書き添えください。当選の方にメールでご連絡いたします。
※得た個人情報は、当件のご連絡以外の用途には使用しません。

■必要なことが簡潔あるのが、「リファレンス」の役目

今回の書籍で、共著も含めれば5冊目になりました。その中でも、今回は難産でしたし、とても勉強させて頂きました。

  森 和恵の著書(Amazon)
  < http://www.amazon.co.jp/森和恵/e/B0041N9LR0/ >

これまで、私は「チュートリアル(手順書)」的な文章を書くことが多く、何かを辞書的に説明する「リファレンス」を書くのは今回が初めての経験でした。

  Fireworksの教科書、サンプルPDF
  < http://www.facebook.com/FireworksBook/app_211074635600191 >

本業がセミナー講師なので、「実際に操作しながら、事柄を理解してもらう」説明方法には慣れているのですが、事柄を淡々と定義するように解説するという方法は不慣れでした(授業でそんな教え方をしたら、「テキストをただ読んでいるだけのダメな先生」ですし)。

また、読む方としても「リファレンス本」を購入し、初心者がどのように作ったらよいか悩む所まで作りこんだ例から、その事柄の部分だけを切り取って操作説明しているのを読んだ時に「......途中経過がわからないから不親切だ!」と感じていました(一から十まで説明が必要だと思っていました)。

そんなこんながあり、「よし! 自分が書くリファレンスは、その事項がジックリわかるものにするぞ!」と意気込んでしまったのが、失敗の原因でした。そうです。あまりにも書きすぎてしまい、リファレンスにあるまじき、簡潔さが失われる結果となりました。

担当編集の方から、「これはリファレンスの文章になってない」と指摘をうけ、文面にダメ出しを頂く中で、リファレンスとはこうあるべきを学びました。辞書は、簡潔でなければならなかったのです。

結局、私がふがいないせいで、何度もリテイクにつき合って頂いた、担当の方には頭があがりません。ありがとうございました! 勉強になりました。

最後に、この教訓から学んだ掟を書いておきますね。お役にたてれば幸いです。

《リファレンスを書く時の掟》

◎書き出す前に「ここで説明したいことの本筋」を整理しておく

ソフト系の場合、ひとつの機能にオプションがあったり、他の機能と組み合わせてのテクニックがあるものですが、それを全部盛り込もうと思うと「結局、何ができるのか?」がぼやけてしまいます。書き出す前に本筋を明確にしておけば、枝葉との区別をして書けるはず。

◎冒頭説明で、「どんな機能か?/なにに役立つか?」をきちんと説明

この冒頭説明を書くのが一番苦痛でした(苦笑)。短い文章で伝えるというのは本当に難しいのです。せっかちなので、自分が読む時はついつい読み飛ばしてしまいますが......、大切です。

◎作例は、機能紹介をするためだけのシンプルなものに。

どうしても、誌面の見栄えをよくしたいから、カッコイイ作例にしがちですが、わかりやすい単純な作例の方が、結局は読みやすいです。また、さらっと図だけみてよさそうならじっくり読もうかどうか決めたりしますよね? そんな時も、単純な作例の方が目に入りやすいと思います。

◎「書かないかもしれないけど」その機能に関しては徹底的に調べる

ページ数制限的に「こんな細かいとこまで載せられないよ」と、深く調べないで書き出すのは危険です。自分がいま知っている方法より、よい方法が隠されているかもしれません。「一教えるために、十を知る必要がある」と、私の師匠も言ってました。

......ということで、今回は、終わりです。次回は4月はじめかな。今度は、お勉強ネタでいこうかと思います。ニュースフィード画面が新しくなるFacebookか、LESSネタの続きを予定しています。

ではまた!(^θ^)
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