[3524] 誰かのために作りたい!!

投稿:  著者:  読了時間:21分(本文:約10,100文字)


《本日2013年初めてのミンミンゼミの声を聞く》

■3Dプリンタ奮闘記[16]
 3Dプリンタの活用・番外編 大学で集中講義(2)
 織田隆治

■ショート・ストーリーのKUNI[142]
 スイトルボーイ
 ヤマシタクニコ

■どうしたらできるかな?[step:07]
 誰かのために作りたい!!
 平山遵子




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■3Dプリンタ奮闘記[16]
3Dプリンタの活用・番外編 大学で集中講義(2)

織田隆治
< http://bn.dgcr.com/archives/20130725140300.html >
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さて、先週からの大学の講義の進行についての続きです。

前日の夕方、筑波大学の教授と待ち合わせをし、大学内部を見学させて頂きました。広い......。噂には聞いておりましたが、町が一つ入るくらいの広さがあるのね......。僕の通っていた大阪芸術大学も、広いな〜なんて思っていましたけど、レベルというか次元が違う! こりゃ、迷いますよね。

教授や学生さんも行ったこと、というか、通ったことがない所がある、という噂話も頷ける広さ。まずはそれに圧倒され、教授と食事がてら講義の打ち合わせを致しました。

「それでは。明日はよろしくお願い致します!」とホテル前でお別れして、買い込んだおつまみとお酒を持って客室に。でも、のんびり一杯、というわけにはいきません。約400枚のスライド、A4原稿60枚程を見直しながらデモをしてみました。

途中、質問等の時間を入れても充分に足りそうな雰囲気......。「うっしゃ!これで行けるぜぇ〜!」と準備万端。早めに就寝しようと思っていたところ、ふと「あ、原稿をどう見ようか」と。

スライドで使用するMacBookAirと、原稿の入ったMacBookProを持参していたのですが、ノートPCを2台も広げるのも面倒です。そこで目についたのがiPhone。これにPDFにした原稿を入れて見りゃいいじゃん! 早速原稿をPDFに変換してiPhoneに!

「ちっさ......、老眼気味のオッサンの目には辛いのぉ......」

しかたなく原稿1ページの文字数をかなり少なくし、横置きにしてチラ見しながら講義をする体勢が整いましたが、やっぱりiPad欲しいですね〜、こういう時は。小さいの買おう......。とにもかくにもなんとか講義の準備が完了し、就寝出来ました。

そして当日。すごく良い天気で、ホテルの部屋から見えるH2ロケット(?)を見ながら荷物をまとめ、講義に出かけました。教室は100名は入る広さですので、さすがに広い。それでも、全部で111名の受講生を受け入れるために、補助の椅子も用意されていました。

MacBookAirをプロジェクターに繋ぎ、iPhoneの準備も万端です。先日、iPhoneのバッテリーケースも入手していましたので、バッテリーも万端。ま〜よく用意していたものです。

筑波大学の学類にも3Dプリンタは導入されていますので、それも教室に設置してくださっていました。やはり、デモをしながらの講義の方が、見ている受講生さんも興味が湧いて来ると思い、教室に運んでくださるようにお願いしておいたものです。

デモで使うデータについては、前もって大学側に送り、出力テストもして頂きましたので、安心です。ありがたいことです。

そして、講義がスタートしました。111名と多数の受講生さん相手に10時間近くも話すのは初めてで、さすがに最初はちょっと緊張しましたが、途中から慣れてきていつもの大阪のオッサンパワーで進めました。

講義内容に関しては、「立体造形の基礎と3Dプリンタの応用」ということですので、設計から造形、製作、仕上げまでの工程を、僕がこれまで行って来た事例をもとに、3Dプリンタがどういった具合に使われているのか、どういう場面で、どういう理由で使われるのかをメインに紹介していきました。

「ワンダーフェスティバル」に出展したオリジナルのフィギュアなんかの製作も入れていましたので、学生さん達にはその方も結構楽しんで頂けたように思います。

何事にも興味を持ってもらうことが一番重要だと思いますね。途中、調子に乗ってペースを上げてしまい、なんと原稿の2/3を一日で消化してしまいました。

「明日の講義の資料......追加せんとアカンがな」

一日目の講義も無事に終了し、教授とサポートをして頂いた方々と共に夕食。ホテルに帰り、こういう時のために用意していた資料を追加して二日目の講義に備えました。準備万端にしておいてよかった。

二日目は3Dモデリングに関しての簡単なデモを交えながら、簡単ではありますが、設計から製作全体の流れを説明することが出来ました。

3Dモデリングについては、かなり簡単なオブジェクトの製作になりましたが、やはり聞くだけではなく、実際の作業を見ることにより、またより一層の興味を持って頂けたかと思います。

とにもかくにも、なんとか無事に二日間の講義を終え、最後の一時間で受講生のみなさんにはレポートを書いてもらいました。

その日はそのまま筑波から東京に出て、せっかく出て来たので東京で色々な方にお会いすることが出来ました。まあ、呑んでた訳ですが(笑)

後日、そのレポートを送って頂いて、すべてにしっかり目を通しました。彼らにとっては、これまでテレビやニュース記事等ではなんとなく知っていた3Dプリンタというものについて、色々と知識を持って頂けたようで、ホッと肩をなで下ろすことができました。

今後の日本の最先端技術に取りかかるであろう学生さん達に、僕の講義が何かしらの刺激材料になったようでうれしいですね。

講義内容はメールマガジンではとても紹介しきれないので、もし興味のある方はお問い合わせせください(笑)

【織田隆治】
FULL DIMENSIONS STUDIO(フル ディメンションズ スタジオ)
< http://www.f-d-studio.jp >

学生さんへの講義って良いですね。若い人はやっぱり良いです。まだまだこれからの彼ら、これからの彼らに期待したいです!


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■ショート・ストーリーのKUNI[142]
スイトルボーイ

ヤマシタクニコ
< http://bn.dgcr.com/archives/20130725140200.html >
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21世紀のいつかの夕暮れ。

汚染された大気でかすむ空を背景に、高層ビル群は色とりどりの灯りを身にまとい始める。天空に張り巡らされた光の並木は海まで伸びるハイウエイだ。飛行機がゆっくり現れては遠ざかる。雲の切れ端がオレンジに輝く

──きれいだ。

ぼんやりと眺めていた男の前に土埃を上げて青いトラックが止まる。そして、運転席から下りてきた男に「おい、下請け」と呼ばれる。

「できたか」

下請けと呼ばれた男は粗末な住宅の中に入り、段ボール箱を両手で抱えて戻ってくる。トラックの男に渡すと男はふたを開け、中に超小型の掃除機が並んでいるのを確かめる。下請けに封筒に入った現金を渡す。

「これだけか」
「それでせいいっぱいだ」
「先週より減ってる」
「相場が下がってるんだよ」
下請けはあきらめて家に戻る。トラックが走り去る。

「いくらだった?」
下請けの妻が聞く。黙って夫が渡した封筒の中身を見ると「ふうん」と言う。
「やっぱり、こんなもんね」
夫は黙っている。

「やっぱり不満でも会社に残っていたほうがよかったのよ」
「おれはそんな風に思ってない」
「でも、いつまでもこんなおもちゃみたいなものが売れるとも限らないし」

ふたりのまわりには小さな人のかたちをした小型掃除機のボツったやつがいくつも転がっている。スイッチを入れると腰をかがめ、目の前にあるほこりやごく小さなゴミを口で吸い取る。

愛称「スイトルボーイ」だが、彼も妻もそんな名前で呼んだことはない。ひとむかし前の人間なら「すごい」とか「おもしろい」とか言うかもしれないが、いまではせいぜいイベントの景品や雑誌の付録にしかならない。

それもいつまでもつことか。部屋の隅ではむかしの3Dプリンタを改良した、性能の割にかさばる機械が絶え間なく動いている。妻はできあがった製品の表面を整える作業を続けながら言う。

「もっといろんなタイプのデータを手に入れられたらいいのよねえ」
「データがすごく高いんだよ。それに、増やしてもそれがまた飽きられる。データを自分でアレンジできる能力がなけりゃ同じことだ」

「だからやっぱり」
「おれは気に入らない上司の下で働くのがいやだったんだ。独立すればそんな関係から抜け出せる」
「でも下請け、って言われてるわ」

夫は何か言おうとして思い直し、口をつぐんだ。

朝になると夕べの華やかさを忘れたように、ビル群は灰色の大気の中に沈み込んでいる。まだ半分まどろみの中にあるけもののようにみえるが、それでも軒並み300メートルを超えるその高さに圧倒される。

「下請け」の住むあたりはあそこから見れば風に吹き寄せられた紙くずのように見えるにちがいない。道路の舗装さえあちこちではがれたまま放置され、車が通れば土埃の舞う一角。

──おれの働いていた会社も、あのビル群の中にあったのに。それがほんの数年前のことなのに。彼はそう思い、ただちに「それがどうした」という彼の中の別の声に打ち消される。

くさくさするので彼は服を着替え、家を出て歩き出す。ビルが密集するあたりをめざして。彼は子どものころから、かっきりとした直線で構成されたビルが好きだ。美しいと思う。木や花を美しいと思ったことはない。

見かけだけは都心の企業で働いている人間にみえるだろうことを願い、自販機で買ったコーヒーを飲みながらビルの足元の陸橋でぼんやりしていると、不意に女に話しかけられる。

「ねえ、それ何?」

見るとブルゾンのポケットから「スイトルボーイ」が顔を出している。彼は冷や汗をかく。できそこないのスイトルボーイ。しかも妻がおもしろがって目鼻を描いたやつだ。なんでこんなものが......ああ、ゆうべ、怒った妻が投げつけたやつだ。部屋の隅にひっかけてあったこの服に、すっぽり入り込んだのだ。

「いや、これは」隠そうとすると
「見せて。かわいいじゃない」
「かわいいかなあ」

スイトルボーイはふつうは色も単色だし、大きな口がついてるだけで顔に目も鼻も描かれていないそっけないものだ。どうせ安く買いたたかれるものにそんなにコストをかけていられない。

「おれはこういうものを作る工場を持ってるんだけど。工員が気まぐれで描いたんだ」
「工場主さんなの」
「まあな」

「すごくかわいと思う。この手のロボットってどれもすごく正確に作ってあって、間違いないんだけどどこかおもしろくない。だから、こういう手書きのタッチって意外性あっていいんじゃない? 売り出せばいいかも」

彼は掃除機ロボットを改めて見た。確かに眉も目も下がり気味で、とぼけた表情がかわいいといわれればそんな気もする。顔があると「スイトルボーイ」という名前も納得できるようだ。

それから彼は女を改めて見た。流行の服と靴。ブランドもののショルダーバッグ。どれも金がかかっていそうだ。短いスカートからのびる太ももがまぶしい。でも若くない。でもそこそこ美人。

「私、こう見えても企画の仕事してるの。気が向けば連絡ください」女が差し出した名刺には「あなたのひらめきを商品に」とか「企画&デザイン」との文言がある。でも、彼が気になるのはすばらしい太ももだ。

その晩、彼は妻に、すべてのスイトルボーイに顔を描くように言う。
「考えたら、目も鼻もないというのがおかしいんだ。親しみが持てないじゃないか」
「別にいいんじゃない。今までそれで作って、買い取ってもらってきたんだし」
「もっと高く売れるかもしれない」
「そんなことないわ」

「やってみなくちゃわからないだろ!」
自分でも驚くような大きな声が出た。妻は身をすくませた。

3日間雨が続いた。4日目になってもやまないので彼はあきらめ、スイトルボーイをいっぱい詰め込んだ箱を持って出かけた。あの女のくれた名刺をあてにして。歩きながら彼は女との会話を想像した。

まあどれもすばらしいわ。私の思った通り。若い女性をターゲットに宣伝してみましょう。いままで顔がなかったのが不思議ね。彼は言う。そんなことより食事でもどうだ。本当はおれに気があるんじゃないのか?

でもそんな会話はなかった。応接コーナーで待っていると現れた女は冷静な表情でスイトルボーイを手にとって眺めた。
「この間見たときはいいと思ったんですけど」
「えっ?」
「微妙に表情が変わっているような気がするんですよね」

「同じだと思うよ。たぶん......でも、まあ、顔というのは少しの差でも違う表情に見えることはあるかもしれない」
「そうなのよねえ」
女は苦笑した。

「悪いけど、もう一度、がらっと作りかえて持ってきていただけないかしら。話はそれからにしましょう」
「それは......いつまでに」
「いつでもいいですよ」女はあくびをこらえながら言った。

それからふとおどろいたように「どちらからいらしたんですか?」と聞いた。何を言ってるのだろうと思いながら彼は女の視線の先、自分の足元を見た。ぬかるんだ道を通ってきたことが明らかな、べったりと黄色い泥にまみれたシューズ。彼ははずかしさに死にそうだった。

雨が上がった。青いトラックが止まり、いつもの男が下りてくる。彼は段ボール箱を渡す。男はふたを開ける。

「おい、なんのつもりだ、これは」
「スイトルボーイだよ」
「よけいなことするなよ。顔を描くなんて。こんなもの受け取れるか」
「顔があるほうがおもしろいだろ」

「冗談につきあってるひまはないんだ。何のつもりだ、自分にそっくりな顔を描いて」
「はあ?」
「言っとくけど。おれだって下請けなんだからな」

つっかえされた箱を、彼は仕方なく受け取った。

【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
< http://midtan.net/ >
< http://koo-yamashita.main.jp/wp/ >

少し前に「ソロモンの偽証」(宮部みゆき)を図書館で借りて読んだ。全3巻&人気作品なのでこういうものを図書館で借りるのはかなり難しい。案の定「第1部」がまわってきて読んでから「第2部」「第3部」がまわってくるまでかなり時間があいた。せっかく覚えた登場人物忘れそう。

そして「第3部」のほうが「第2部」より先に順番が回ってきそうになったので、いったん取りやめて新たに予約。それでも「第3部」のほうがどんどん先にまわってくる(第2、第3となるに従って予約してる人そのものが少なくなる)。

どうなるんだと思ってたら、結局同時に「第2部」と「第3部」がまわってきたという奇跡的な状態で読み終えることになった。すばらしい。それにしても、続き物でも途中でやめてしまう人がけっこう多いのだなあと思う。


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■どうしたらできるかな?[step:07]
誰かのために作りたい!!

平山遵子
< http://bn.dgcr.com/archives/20130725140100.html >
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失敗を重ねながら、オリジナルキャラクターぬいぐるみ、オリジナルキャラクターグッズがようやく完成しました。少しずつですが、手先が器用になった気がします。始めた頃よりも早くきれいに縫えるようになったし、手際も良くなってきました。

そんな時に「誰かのためにキャラクターを作りたい! 誰かのためにぬいぐるみを作りたい!」という思いが芽生えたのです。無計画で無鉄砲な私にしてはクソ真面目過ぎる思いです。夏の暑さで頭がおかしくなってしまったのでしょうか? まるで押し売りみたいなこの思い。これを実現させるにはどうすればいいのだろうか。

色々と考えてみました。しばらく経って、オーダーメイドという言葉が頭に浮びました。誰かが「平山さん、私にぬいぐるみを作って下さい」と頼んでくれれば、成立する言葉です。

しかし、裁縫を始めたばかりの私、実績も店もホームページさえない無名な私に、いったい誰が頼んでくるのでしょうか。考えれば考えるだけマイナス思考に陥ります。卒業制作もあるし、いつまでお通夜な気分でもいられません。

「そうだ、まずは実験にキャラクターの好きそうな人から注文を取ってみてはどうだろう?」

もちろん卒業制作、実験ということで無償でやってみる。そして、無鉄砲でわがままな私が、果たして誰かのためにぬいぐるみを作れるのか、本当にできるかを試してみようと思いました。

そこで、自分のオリジナルキャラクター画やイラスト、ぬいぐるみの写真を掲載し、mixiでこんなスレッドを立ててみました。

「私はキャラクターをデザインするのが好きで、現在オリジナルキャラクターぬいぐるみやグッズを作っています。将来は自分のオリジナルキャラクターブランドを立ち上げたいと思っています。お客様のためにキャラクターをデザインし、一点もののオーダーメイドのぬいぐるみ作りたい。などと今、構想を練っています。

そこで、今回皆さんに協力してほしいのです。ぬいぐるみを作って欲しいという人がいたら、ぜひ私に連絡を下さい!

以下のアンケートにお答え下さい。そして、小さい頃に描いた絵、または落書き画像(何でも構いません)を2〜3枚、送って下さい。

アンケートの内容は、名前、年齢、住所、好きなキャラクター、趣味、好きな色という簡単なものでした。アンケートの回答と画像から、出来る限り私がその人のことを想像し、その人に合いそうなキャラクターをデザインし、ぬいぐるみを作る、という流れです。

こんなスレッドを立てて、誰かから連絡が来るのだろうか? そして2日後、年齢は20代〜30代の男性と女性、ふたりから連絡が来ました。うきうき気分でアンケートの回答と画像を見ると。

「キティちゃんが好きなんだ! 好きな色は水色とピンク」

しかし、送られてきた画像を見て、ある事に気が付きます。小さい頃に描いた絵、または落書き画像を2〜3枚、送って下さいと記載したのに、ふたりとも私に作って欲しいぬいぐるみの形、デザインを具体的に絵できちんと描いてきているではありませんか。しかも、ご丁寧に色指定まで。

これってもうキャラクターのデザイン画じゃないですか。とりあえずこのふたりが送ってきた絵のとおりにぬいぐるみを作りました。そして完成したぬいぐるみを手渡ししました。ふたりとも喜んでいましたが、私は正直微妙な気分。

確かにオーダーメイドですが、これではただ単に相手から言われた通りのぬいぐるみを作っているだけです。その人のためだけのキャラクターをデザインし、心を込めてぬいぐるみを作る、というコンセプトとはそうとう離れています。

このままでは、どうも面白みに欠けるのです。もっと相手に意外性とサプライズを与えたい!

相手が「この絵からどうしてこんな素敵なキャラクターが生まれたの〜!」と驚くものを作りたい。意外性を出すにはどうしたらよいのか。もっと具体的な絵が描けない人を対象にした方がよいのか。いくら考えてもいいアイデアが浮びません。

そんな時、私の横で姉がメモ帳に落書きをしていました。姉は大人のくせに子供のような絵を素で描きます。本人は真面目に描いていると言い張っているのですが。

姉の描いた猫の絵を見てひらめきました。そうだ! 子供だ! 子供の絵だ! これならうまく行くかもしれない! 今週大学に行くから海津先生に相談してみよう。でも、その前に子供の絵を数点調達したいなあ。どうしたいいだろう?

【平山遵子・ひらやまじゅんこ】
J★(Junko allstars)〜思い出を形に未来につなぐハンドメイド〜
< http://www.j-allstars.com/ >
夢は「世界一楽しいぬいぐるみ」を作る!


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編集後記(07/25)

●鄭大均「韓国が『反日』をやめる日は来るのか」を読む(新人物往来社、2012)。韓国は世界でも屈指の同質性・均質性の高い国家である。つまり、ナショナリズムを燃え上がらせるには恰好の環境である。筆者は、韓国のナショナリズムに明るい展望を抱くのは困難であるという。韓国ナショナリズムは内部からの批判を受けたことがない。日本のナショナリズム批判には熱中するが、自国のそれには無関心か避関心である。ナショナリズムを野放しにするということが韓国人にとってどれほど危険であるのかという、当たり前の議論をほとんど誰もしていない。

ナショナリズムというものは、それを内部から批判し続けないとモンスターに生まれ変わるものだ。すでに韓国ナショナリズムはだいぶ前からモンスター化しており、国全体がパラノイアに罹っている。パラノイアとは「精神病の一型。偏執的になり妄想がみられるが、その論理は一貫しており、行動・思考などの秩序が保たれているもの」のことである。まさしく韓国はこの通りだ。

この本では韓国の反日はどう形成され、どのような性格を持つのか。5つの命題を掲げる。反日は、同調や規範の行動であり、韓国を支配する空気である。反日は「刷り込み」であり、それから無縁な韓国人はいない。反日はレイシズム(人種主義)や偏見やステレオタイプといわれるものに近い。反日には韓国人のアンヴィバレンスな性格に矛盾するものもある。反日は国際連帯する。これらはよく理解できる。

本のタイトルにある、韓国が「反日」をやめる日はくるのか。当分は難しいと筆者は言う。反日は韓国ナショナル・アイデンティティの要であり、それが韓国人にとって不便なものになるためには、まず日本の側からの批判が加えられなければならないというのが筆者の立場であり、この本はその小さな実践であるという。

わたしは当分どころか、永遠にその日は来ないと思う。日本を侵略者、収奪者とする「神話」を捨てるということは、今日の韓国人アイデンティティの最重要な要素を捨てることを意味する。ありえない。本書では、中央日報、東亜日報、朝鮮日報、教科書などに見られる反日の「妄言」も多数収録されており、読むとはなはだ不愉快で、憤りを覚える。しかし、もしわたしが韓国で韓国人として生まれていたら、わたしも間違いなく、彼らのように振る舞うに違いない。日本で日本人に生まれてよかったとしみじみ思う。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4404042841/dgcrcom-22/ >
韓国が『反日』をやめる日は来るのか


●続き。ランニング用の時計も欲しいなぁと、ショップで凝視。全体的にフェイスが大きめ。女性が使うには主張が激しい。GPSがついていたり、ペースが表示される。このあたりはiPhoneアプリでも実現するけれど、手首に表示される方が見やすいだろう。

昨日書いた店員さんが、時計もお探しですかと声をかけてくれたので、どれがいいんでしょうかねぇと質問する。iPhoneアプリでGPSやペースがわかることは話す。わかると楽しいですよね、スマホのおかげで続ける方増えていますみたいな話になる。そう、そうなのよ。ペースがわかり、記録が残るのは楽しい。

これがおススメですと示された時計は、ガーミンのもので、めっちゃプロ仕様。でかフェイス。ガーミン好きだけどなぁ、ここまでは必要ないよなぁと思いつつ、どう違うんだろうと疑問が出てくる。と、試されますか、と彼の手首から外されるその時計、『ForAthlete 910XTJ 日本版』。え、店員さんも使っているんだ。使用感があった。説得力があるなぁ。

つけてみるとやはり大きい。日本版は、GPSが日本の衛星『みちびき』を使っているので精度が高いことや、四分割ができ、一度に四つの情報が得られること、大きなボタンで表示が変えられること、ガーミンコネクトというサイトに情報がアップできることなどを教えてもらう。レジにあったMacBook Airを持ってきて、彼の記録を見せてくれたよ。続く。       (hammer.mule)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009PJBRHC/dgcrcom-22/ >
ランニングGPSで一位だわ
< http://connect.garmin.com/ >
Garmin Connect。ユーザーの総距離がカウントされている。月へ7,554回往復していることになるんだって。