クリエイター手抜きプロジェクト[363]タブレット編 手書きタブレットenchantMoon その1/古籏一浩

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8月6日、ついに謎のデバイスというか、手書きタブレットの謳い文句とともに発売されたenchantMoonがに手元にきました。

enchantMoonは、最初に入手したマニアからは大変素晴らしいとほめ殺しの言葉を多数届いたという、最新の手書きタブレットです。

・enchantMoon
< http://enchantmoon.com/ >

前評判はあったかないかわかりませんが、ごくごく一部の好きものマニアが購入したようです。

・enchantmoonが届いた人の阿鼻叫喚まとめ
< http://matome.naver.jp/odai/2137430452227412701 >

あまりの素晴らしさに、一回では書ききれないので数回にわけて書きます。

さて、enchantMoonが届きましたが、早速外箱がつぶれてました。何かあったら佐川急便に電話してね、ということでしたが返却したら二度と入手できそうもないマニアックなデバイスなので、このまま使ってみることにしました。




外箱をあけると、中にはenchantMoonとかかれた黒い箱が入っていました。この箱が大丈夫そうです。早速開封しenchantMoonを取り出します。革ひもとかペンとか電源ケーブル等が入っています。一式取り出して確認します。何が入っているかは、説明書の最後に一覧で載っています。説明書の最後にあるとは珍しい。

ということで、まずは充電するために電源ケーブルとenchantMoonを接続します。接続して数10分待つかと思ったら、電源スイッチを入れていないのに勝手に電源が入って起動しました。親切といえば親切です。

起動すると「利用する言語にタッチしてくださいと表示され、その文字のまわりを「日本語」「英語」の月(?)が、ぐるぐるまわるという、なかなか面白いことになっています。回転がゆっくりなので簡単にタッチできます。

すると、説明が表示されます。タッチとペンで操作が違うとでてます。iPhoneの2倍の操作方法を覚えないといけないあたりがマニアっぽいところ。タッチして次に進みます。

次に、契約書が表示されます。契約書はなぜか英語で文字が小さいので、よくわかりません。まるで日本の生命保険会社の契約書(定款)のようです。ここで同意するにはペンで行います。市販のボールペンでつついてみましたが反応がありません。

指でタッチしてみましたが、フェアリーダスト(光の散乱)がでるだけです。専用のペンを使わないと駄目なようです。つまり、ペンがなければ使えないというオチがあるかも、という雰囲気が漂ってきました。

早速ペンをつかってチェックボックスをタッチ・・・何も反応がない・・・と思ったら、細かい点が表示されました。チェックを描くのかと思ったら、そうでもなさそうです。チェックボックスのところでペンでグルグルすると「Next」のボタンがでました。「Next」ボタンはなぜか指でタッチできます。すでに謎の挙動です。

さらにフォントの使用許可の画面がでました。同様にチェックボックスをグリグリして「Next」ボタンをペンでタッチします。しかし、ペンではタッチしても反応しません。ここは指でタッチしないと駄目みたい。ペンなのか指なのか、はっきりしてほしいところです。

次に、名前を書くように言われます。名前をペンで書いたら・・・なぜか指でタッチして丸を描いて囲め、とのこと。いや〜なかなかの手間です。指で囲むと、名前がフェアリーダストとともに認識されます。と思ったら駄目です。古の文字が認識しません。籏の複雑な文字は認識するのに。

仕方がないのでやり直しです。今度は同じ文字でも認識しました。まあ、文字認識ではそういうことがありますので。

無事に名前を認識したら「こんにちは!○○さん!」という画面になりました。ここでも月のようにくるくる回っている「Hi」のボタンを指でタッチします。

次に、パスワードを設定する画面になります。4桁の数字ということなので安全策をとって1111にしてみます。パスワードの数字はペンで描きます。数字の認識は上手なようで、9999とか5963とか4649とかちゃんと処理されました。

再度数字をペンでかいてパスワードを設定します。その後、OKボタンを指でタッチすると「パスワードを変更しました」という画面になります。ここでも指でOKボタンをタッチします。

次に、画面の明るさを設定する画面になります。ここで謎のUIが発生。白い丸を指でタッチして、まわしながら明るさを変えます。ただ、他のボタンがグルグルまわっているので、設定するボタンが他のボタンから抜け出るのをまってタッチした方がよさそうです。回転がゆっくりなので、ちょっと待ちます。

ふたつのボタンをくぐりぬけるまでに40秒近くかかるので、ひたすらというほど待ちます。待っているうちにスリープしちゃいました。電源ボタンを押してスリープを解除します。

次に、WiFIの設定を行います。自動的に無線LANを認識してくれるようで、丸が画面を動き回ります。端で反射する動きなのですが、説明文の下に隠れてしまって、これまた出てくるまでに数10秒待ちます。Moonとついているデバイスだけあって、月食が好きなようです。

無線の設定はなぜかソフトウェアキーボードで行います。ペン、指、ソフトウェアキーボードと、シーンごとに(いや、ボタンごとに)マニアックな操作を要求されます。マニアなら涙を流して喜びそうです。

OKボタンをタッチすると設定が行われます。またしばらく待ちます。接続済みと表示されれば大丈夫です、多分。

すると、再び無線LANの設定画面に戻ります。接続済みの無線LANは赤い丸で表示されます。ここらへんは、ちょっといいかも。Nextボタンをタッチして次に進みます。

次に、日付と時間の設定を行います。いや〜長い。WiFi接続時には自動で設定できると書かれているので、Autoボタンをタッチします。すると自動で設定されました。Nextボタンをタッチします。

するとチュートリアルになるわけですが、続きは次回。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

面白すぎるタブレットというか、ネタにしかならないenchantMoon。でも、あっという間にネタとしての賞味期限も切れた様子。ただ、こういうのがいいな、こうあるべきという制作側の気持ちもわからなくはないけど、正常に動かない人が多発したのは何とも。

・Go言語例文辞典(MacOS X)
< http://www.openspc2.org/reibun/Go/1.1.1/ >

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/ >

・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082 >

・改訂5版JavaScriptポケットリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/4774148199 >

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/ >
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