ネタを訪ねて三万歩[103]タブレットPC VAIO Duo 13をゲット/海津ヨシノリ

投稿:  著者:  読了時間:10分(本文:約4,500文字)


最後に購入したWindowsマシンは、2年半ほど前のノートタイプで、Windows 7 Home Premium。Core i5-460M/2.53GHz/メモリ:4GBというスペックでした。その3年前もそうだったのですが、緊急案件での購入でしたのでスペックはそれほど高くはありません。

そうこうしているうちにWindows環境も貧弱となってしまったので、新しいマシンを物色しているうちにVAIO Duo 13 SVD1321A1Jに落ち着きました。Core i7、RAM8GB/SSD256GBです。

BootCampにすればいいのでは? と突っ込まれそうですが、今回のキーポイントは、なんと言ってもタブレットモニターなのです。そして、店頭で見て思っていた以上にモニター硝子面が薄く、更に手をのせても変な歪みも発生しない点が決め手でした。

もっとも、変な歪みに関しては初期の液晶タブレットで感じた問題ですので、改まって調べたわけではありませんが、現在はどの製品も当時のような状況ではないと思います。とにかく、その時のイメージが悪すぎたのでとても新鮮に感じてしまいました。

さて、タブレットPCは乱暴な言い方をすると、MacAirみたいな感じですが液晶タブレットなのが決定的な相違点。普段はiPadのようにして使い、必要に応じてPCに早変わりというトランスフォーマー型(?)というわけです。

しかし、私は初っぱなからWindows 8お約束の「悪魔の洗礼」を受けてしまいました。いや、百歩譲って慣れの問題(そうじゃないでしょ......コレは)としても、メール設定が意味不明......。hotmail.comを利用しているのでそれをメインにしようと設定したくても出来ない(hotmail.co.jpは可)。kaizu.comで別アドレス設定した方が早いかも。

とにかく、Windowsのコントロールパネルにどうやってたどり着くかで大騒ぎ。そんなわけでいきなり挫折しそうになってしまい、なかなかVAIOに向かえず、Windows 8でオロオロして(当然?)いて情けないです。




とりあえずSketchBookExpressを購入(無料版)したまではよかったのですが、ショップ画面に戻れなくなって(ボタンが機能しない)しまいました。もう完全に意味不明状態の無条件降伏です。

私はいつになったらVAIOで遊べるのでしょう? と、いきなり憂鬱になってしまいました。しかし、過去の経験値からこんな時はクールダウンが必須と、まずは続きは明日と言うことで割り切りました。とにかくWindows関係での緊急案件はなかったからです。

翌日、冷静になったところで薄いマニュアルを発見してビックリ。Windowsと言えば、過去にはMacOSと比較して恐ろしく厚いマニュアルが存在していたのですが、VAIOだけなのか、とても薄くて挫折せずに済みそうなマニュアルです。

同時にネットでWindows+Wというショートカットを学習し、芋づる式にWindowsのアップデートとVAIOのアップデートを完了すると、挙動不審であった問題がすべて嘘のように解決してしまいました。

いわゆるApp Storeと同じようなStoreが存在しており、iPadなどでよく使うツール類も存在していました。もうこうなると、iPadなのかVAIOなのかは無関係です。

あえてiPadと比較すると、スタイライズペンは圧倒的にVAIOの勝ちですね。iPad用はペン先がどれも太すぎてダメです。その点VAIOのペンは一般的なペンタブレットと同様のペン先なので、細かい処理や細い線の描画にもストレスは出ません。

そして私が一番びっくりしたのは、ペンだけでなく指も使える点。指だけでも描けるのです。もっとも、そんな必然性はそれほどないのですが、指とペンの両方が使えるのはありがたいです。もちろんiPadもその点は同じですが、前記したようにペン先の繊細さでは、iPadに勝ち目はまったく在りません。

ということで、しばらくWindows 8への慣らし運転をしたあとで、Adobe Creative Cloudとmodoをインストールしてみました。ところが、ここで思わぬアクシデントが発生してしまいました。

Adobe CCは順調で何も問題がないのですが、modoがダメです。いや、正確には、液晶モニターでスタイライズペンを使うとオーバーアクションとなってしまい、まともにモデリングなどが出来ません。通常のタブレットであれば問題なかったのに、処理を思った位置で止めることが出来ずに、ズルズルとやり過ぎてしまう格好になってしまうのです。

これは環境設定などで反応を鈍らせればなんとかなるかも? と考えたのですが、現時点でスタイライズペンの調整は出来ない仕様になっています。これは早急に対応して欲しいですね。ウワサでは開発中らしいので、期待したいと思います。

まっ、それ以外は順調というわけです。ところで、80mm×25mmという小さなトラックバッドでも操作ができることを発見したときは、思わず笑ってしまいました。まっ、緊急時対策ですね。

こうしてVAIOを手にした段階から、私のiPadはほとんどPDFブラウザとなってしまいました。それとてVAIOでも出来るので、というか、こちらはPCなのでもっと使い勝手がいい訳です。

惜しむらくは重量の問題だけ、というのは少々言い過ぎかも知れませんが、私にとっては実際そんな感じとなってしまいました。そもそもMacBookProは軽くないですし、ACアダプターなども持ち歩かなくてはならないので、かなりの重量となります。それを考えればラクチンです。

----------------------------------------------------------------------
■今月のお気に入りミュージックと映画

[Oz: the Great and Powerful]by Sam Raimi in 2013(U.S.A)

邦題「オズ はじまりの戦い」。1939年の映画『オズの魔法使』の前日譚として、若き日のオズが描かれるわけですが、オープニングから夢の世界に引き込まれます。そしてキャラクターがいいのです。特にお気に入りなのは陶製の少女。これは本当にフィギュアが欲しいくらいカワイイです。

また、声は冒頭に出てくる車椅子の少女を演じたジョーイ・キング。他にも冒頭のモノクロシーンに出て来た俳優さんが、別の役でオズの世界に登場しています。もうとにかく主演はジェームズ・フランコで大正解的な映画です。

[夢中さ君に]by チューリップ in 1973(日本)

調べ物をしていて偶然たどり着いた懐かしい曲。初期メンバーまでのアルバムはすべて持っていますが、やはり本当に懐かしいです。特にこの曲の良い意味での軽薄なメロディーが、当時を思い出させてくれます。
< >

----------------------------------------------------------------------
■アップルストア銀座でのセッション

かねてより、米国からやってきた担当者の対応に翻弄され続けてきたこのセッションは、唐突に9月以降は白紙と通達が出されました。完全ボランティアで2006年から続けてきましたが、意外な終わり方に唖然としています。

なお、誤解が発生してはマズイので付け加えておきます。おかしな対応をされたのはこの一人だけで、他のスタッフの方はみな大変フレンドリーで色々と助けて頂きました。とにかくこの間、多くの素敵な方と出会い、そしてその方達と交流を深めることが出来たことが唯一の宝となりました。

今後は、可能性があれば別の場所で同じようにボランティア活動をしていきたいと考えていますが、スペースを確保するのは難しいですね。

【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/
怪しいお菓子研究家

yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com >
< http://kaizu-blog.blogspot.com >

最近ますます巧妙になってきているFacebookの怪しい友達申請ですが、先月非常に不愉快な思いをしました。ことの発端は「その他」に配信されていたメッセージです。

Facebookの「受信箱」の「その他」には、本来スパムなどの不要なメッセージが自動で振り分けられるのですが、自分とのつながりがないユーザーからのメッセージについては、たとえ重要なものであってもここへ入ってしまいます。

そして「その他」に入ってしまったメッセージは通知されないので、数か月も気が付かないケースも発生します。また、「その他」はiPhoneやAndroidアプリから確認できません。つまりトラブルの元なわけです。

そして6月半ば、ここに妙なメッセージが入っていることに気が付きました。顔写真が修正しまくりの「山川雪子(仮名)」さんという方で、メッセージ内容は「海津さんこれ読めますか? 私は昨年度で□□やめました^^」でした。□□は私が現在関わっている3つの学校のうちのひとつです。色々調べた結果、まったく該当者がいないために無視しました。

ところが、1か月後にまだ消滅(だいたい怪しい人は数日後に消滅していることが多い)していなかったその怪しい人のページに飛ぶと、見覚えのある人の写真がアップされていました。

曰く、祖父の写真とのこと。そして祖父と言われている人の名前は「山川雪夫(仮名)」で一文字違いだったのです。しかも、私の知っている60代の方なのです。そうなると、その私の知っている祖父と言われている人の年齢からすると、20代のお孫さんがいることには少し無理があります。

しかし、ここで私は愕然としました。今の時代、わざわざ祖父と同じような名前を付けたりするでしょうか。更に自分の両親を差し置いて、世間的に著名でもない祖父の、それも誰だか解らない人と一緒の写真をアップするでしょうか。さらにそれが続くわけです。もうバレバレ状態。もう開いた口が塞がりません。

ここで冷静に分析すると「海津さんこれ読めますか? 私は昨年度で□□やめました^^」の意味が解けてきました。祖父と言われている人は□□の非常勤講師です。実際に昨年度でやめたかについては確認出来ていませんが、少なくともカリキュラム資料からは消えていることだけはわかりました。

あまりに呆れて知人に「関わらない方がいい」といったニュアンスのメールを送ったところ、本人に届いたのか、突然ハッキングされて困っているという見え透いたメールが届きました。そしてFacebookにアップされた祖父の写真は全て削除されていました。

そうまでして女の子になりきりたいわけが私には理解出来ませんが、とにかく、危ない奴ということだけは判明しましたのでブロックするとともに、交友関係から外しました。こんな変態と友達だなんて思われるのは嫌ですからね。