Dの憂鬱[26]しまなみ海道 走食記◎その1/笠居トシヒロ

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まいど、玉ねぎを刻もうとして、左手薬指をザックリ切ってしまった笠居です。゚(゚´Д`゚)゚。薬指がタイピングに使えないので、今回は誤字脱字などあっても笑ってスルーしてください。

あと、先月はお休みしてしまって申し訳ありませんでした m(_ _)m。なんか怒涛のように仕事が固まってしまい(怒涛なのに固まるってのも変な話だけど)、デジクリ原稿に手を付ける暇がありませんでした。ほんまごめんなさい。

というわけで今月は、ホントだったら先月書くはずだったネタを一か月半遅れでお届け。久々の自転車ネタであります。

前々回の後記にも予告を書いたんですが、秋分の日を含む9月の三連休に、自転車乗りならだれでも知っているという、かの「しまなみ海道」を走ってきましたので、その時のことを書いてみますね。




自転車乗りならだれでも知っていると書きましたが、そうじゃない人は知らないよねってことで説明すると、「しまなみ海道」というのは、広島県は尾道から愛媛県の今治までの間にある瀬戸内の島々を、10本(伯方橋と大島大橋の2本、来島海峡第一大橋・来島海峡第二大橋・来島海峡第三大橋の3本は繋がっているので、実感としては7本)の橋でつないだ自動車専用道路でして、正式名称は「西瀬戸自動車道」といいます。「しまなみ海道」ってのは、公募で決まった愛称らしいですね。
< http://goo.gl/bbfSQX >

で、この自動車専用道に併設されている自転車道が「しまなみ海道サイクリングロード」なわけで、自転車乗りが「しまなみ」という場合は、このサイクリングロードを指しているわけです。あ、併設と言っても実際に自動車専用道と並走しているのは、島と島をつなぐ橋の上だけで、島内を走る道路は一般道ですけどね。

道路には、「しまなみサイクリングロード」の目印であるブルーのラインが引かれていて、このライン沿いに走っていれば道に迷うことはありませんし、ところどころに「今治まであとXXkm」といった指標も刻まれていて、すんごい走りやすいです。

海の上を渡って他県まで走れるサイクルロードというのは日本でここだけでして、自転車乗りには非常に人気の高い道路なんですが、地元でも自転車での観光客を受け入れることに力を入れているので、サイクルロード沿いに乗り捨て可能なレンタサイクルのターミナルが14か所もあり、沿道のちょっとしたお店が本業以外にサイクリストのための休息所「しまなみサイクルオアシス」として提供されていたりします。
< http://www.cycle-oasis.com/ >

サイクリストが立ち寄りそうなお店には、必ずと言っていいほど自転車ハンガー(サドルを引っ掛けて自転車をぶら下げておく器具。ロードバイクにはスタンドがついてない場合がほとんどなので、こういった器具にぶら下げて駐輪する)が設置してありますし、民宿や旅館などの宿泊施設の中には、自転車を屋内保管させてくれるところも結構あります。

いつも都会(またはその近隣)の道路を自転車で走っている人間からすると、しまなみはホントに自転車乗りにとって天国のような環境です。上記のようなサービスだけではなく、道路を走る車も自転車には非常に優しく、追い抜くときは大きめに間隔をとってくれるし、後ろからクラクションを鳴らされることなどありません。

そういった環境だと、自転車の方もちゃんと交通法規を守らなきゃ、って気持ちが強くなりますね(いつも守ってますよオレは)。信号もきちんと守るのは当然として、歩道上は滅多な事で走らないし、ちゃんと車道の左端を一列縦隊で整然と走る、ってのをほとんどのサイクリストが順守してます。

あ、そういえば一回だけクラクション鳴らされたことがありましたが、通り過ぎて行く車のナンバーを見ると他県の車でしたw 自転車と一緒に走るのが嫌いなドライバーは、しまなみ観光には行かないほうが精神衛生上いいと思います。整然と走ってるとはいえ、どこも自転車だらけなんでw

さて、しまなみ海道の説明はこのくらいにして、実際の体験記に移っていきます。今回の計画では、JR尾道駅に集合して出発。途中の大三島で一泊し、翌日の夕方JR今治駅に到着して解散、というおおまかなところだけ決めて、道中はのんびり気の向くままにあちこち立ち寄りながら走ろう、ということになってました。

メンバーは、関西在住のオレ、東京から後輩のTくん、同じく東京在住だけど愛媛に実家があって帰省中だったOくん、東京と神戸を行ったり来たりしてるIちゃんという4名。

尾道でレンタサイクル(レンタルだけどちゃんとクロスバイク)を借りたOくん以外は自前の自転車を持って行ったので、それぞれ輪行(公共交通機関で自転車を運び、現地で組み立ててサイクリングすること)という形になりました。

オレとTくんは、BD-1というフォールディングバイク(折りたたみ)だったので、駅に着いたらカシャカシャっと2アクションくらいで自走可能になるんですが、Iちゃんはオーダーメイドチタンフレームのロードバイク(贅沢!)なので、尾道駅に付設してある「自転車組立場(そんなものまであるんかい!)」で、車輪の取り付けなどを行います(組み立ててると、周りのひとから「チタンだ」「チタンだ」という囁きが聞こえたらしいw)。
< http://bit.ly/173nhSW >

駅の案内所で売っている「サイクリングチケット(橋を渡るとき払う通行料金)」を買って、さあ出発です。ただし、最初の島(向島)に渡る新尾道大橋にはサイクルロードがないので、向島までは渡船(自転車込みで200円)で渡ります。
< http://bit.ly/1b84Hdo >

向島では特に立ち寄るところもなかったので、さっくりと通過して最初の橋「因島大橋」へ向かいます。2年前に一度しまなみを走った経験のあるTくんから話は聞いていたんですが、「橋を渡るということは山に登ること」だというのをここで初体験することになりましたw

因島大橋は7つの橋の中では2番めの高さ(50m)で、普通の山登りより距離的に短いぶん初体験のオレらにとっては結構キビシイ試練ですw

サイコン(サイクルコンピュータ=速度やクランクの回転数を計るメーター)に付いている斜度計では、最高斜度3度くらいだったんですけどね、やっぱり平地を走るよりはキツイです(^_^;)

登り切って橋を渡ったところにある大浜パーキングエリアで、ちょっと早いですが昼飯にします。ここは歩道側からもエリアに入れるので、出発時に時間が早すぎて食えなかった尾道ラーメンを食うことに。ちょっと甘めですがの魚介系の出汁がうまいっすw
< http://bit.ly/1aonqk4 >

昼食後、橋から下ってしばし恐竜と戯れたあと、はっさく大福で有名な「はっさく屋」へ向かいます。
< http://bit.ly/19wBRGN >

残念ながら、名物のはっさく大福は、10月からの販売ということで食えなかったんですが、お店でポンプを借りて(ここの店もサイクルオアシス)、空気圧が低くて漕ぐのがしんどいと言っていた、Oくんのレンタサイクルにエアーを足します。

はっさく屋でしばし休息ののち、島の北側海岸沿いの道を走ってまたまた橋(生口橋)を渡ります。ここは30m位なので最初よりは楽。次の生口島では島を反時計回りに進み、ジェラートで有名なお店「ドルチェ」を目指します。食ってばっかりやな(笑)ここもサイクリストたちで結構なにぎわいを見せています。
< http://goo.gl/YiR1ly >

でまぁ、ドルチェのジェラートも旨かったんですが、その横の小さなお店で食ったタコ天とみかんジュースが絶品の美味さで、おもわずそのお店で同じみかんを使って作っているという「みかんジュレ」を購入。凍らせてあるのを出してくれて「ポケットに入れておくと、次の休憩くらいでちょうどいいかんじに溶けてますよ」ということで背中のポケットへIN。

生口島には食い物以外の目的があり、この島の周囲にぐるりと設置されている美術作品(島ごと美術館)を見て回るというものでした。
< http://goo.gl/OPZ52v >

んですが、途中あまりにものんびり走り過ぎたため、次の大三島で晩飯を予約していたお店の開店まで、時間的にギリギリなんじゃないか? という話になり、道沿いに見える数か所を「ながら見」しただけで通りすぎてしまいました(あくまで食い物優先の奴ら)。

さて、この後しまなみでは超有名なお食事処へと向かうわけなんですが、結構な字数を使ってしまったので今回はここまで。後半はまた次回ということで(^_^)/%7E

【笠居 トシヒロ/WEBディレクター、デジタルハリウッド大学院客員教授】
< http://www.mad-c.com/ > < kasai@mad-c.com >

実は、このイベントには濱村デスクもお誘いしたんですが、Facebookのイベント招待という形でお誘いしたため、まったく気がついていなかったと(笑)。また近々なんかサイクリングイベント考えますんで、その時はメールか電話でお誘いしますわー。