Dの憂鬱[27] しまなみ海道 走食記◎その2/笠居トシヒロ

投稿:  著者:  読了時間:7分(本文:約3,100文字)


まいど、もう師走ですか! はやっ! 今年は秋がなかったというのは日本人全員の共通見解だと思っている笠居です。

今回は、しまなみ海道走食記の後編ですが、もうだいぶんと記憶が薄れてきております(^_^; とりあえずは前回のあらすじから。。。

-----前回のあらすじ-----

9月の連休に「しまなみ海道」を走破しようと、各地から広島は尾道駅に集ったオレら4人(Tくんfrom東京、Oくんfrom愛媛、Iちゃんfrom神戸、オレfrom伊丹)は、あちこちで色んな物を食ったり飲んだりしながら、ようやく2つの橋を渡り、宿泊予定の民宿がある大三島へ渡る多々羅大橋の手前までやってきたのだった。
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島ごと美術館を流し見したオレたちは、3本めの橋である「多々羅大橋」へとさしかかりました。この橋は「多々羅鳴き龍」と呼ばれる共鳴現象で有名なところです。
< http://www.mhi-bridge-eng.co.jp/tech/tatara/tatara.html >

橋の中央付近には、この「多々羅鳴き龍」を体感するために、拍子木が設置してありまして、みんなバシバシ鳴らして、「おー」とか「すげー」とか言ってますw
< http://bit.ly/1eCfqk8 >

とにかくこの多々羅大橋を渡れば、今日の山登りはおしまいだ! とみんな思っていたので、鳴き龍を後にして軽快に走っておりました。あとは美味い晩飯をガッツリ食らって温泉に入ってVと道の先にある快楽を目指してまっしぐら、だったんですが。。。

なんか変です。橋を渡りきって井口港あたりまで北上し、そこから進路を西に向けたんですが、なんだかどんどん上り坂がキツくなってきます。坂道になると軽量をいかして順位を上げてくるIちゃんも、なんだかフウフウ言ってます。普段自転車に乗り慣れていないOくんは姿も見えません。おそらく降りて押して歩いてると思われます。

実はこの道、しまなみでは橋を含めても最も標高が高い場所のひとつ「三村峠」だったのであります。その日に渡るべき橋をクリアして、もうあとは楽しいと美味しいだけが待っている、と思っていたオレたちには、最後の最後で予期していなかったしまなみ最高峰(つっても標高80mくらいなんですけどね)へのチャレンジは、拷問に近い試練でした(^_^;

峠の頂上あたりで一休みしてOくんの到着をまち、あとは下り坂なので、どこぞから聞こえる祭りの太鼓の音などに風情を感じつつ、目的のメシ屋、しまなみでは超有名な「お食事処 大漁」へと向かいます。
< http://tabelog.com/ehime/A3802/A380201/38005013/ >

ここは、11:30〜15:00と17:00〜20:00の合計6時間半しか営業してません。とくに午後の営業は開店から閉店まで3時間しかなく、開店前からお客さんが行列を作るので、早く行かないと食いっぱぐれてしまいます。

いちおう、出発前にIちゃんがお店に電話してくれて、予約とまではいかないけど、ならんだ順に名前を記入しておくボードには、予め名前を書いておいてくれることになっていました。が、当然ながら開店して名前を呼ばれたとき、その場に居なければ案内してもらえません。

でまあ、島ごと美術館をぶっちぎった甲斐もあり、開店の10分ほど前にお店につくことが出来ました。

店前に置かれた記帳ボードに自分たちの名前があるのを確認してから、店の横に設置されている自転車ハンガーに駐輪して開店を待っていると、いよいよ店の引き戸が開いておばちゃんが顔を出しました!

無事、第一陣の入店客のなかに入れてもらい、さっそく注文。どれもこれも超お得な価格設定なんで、すんごい迷ったんですが、オレはウニとイクラが山ほど乗った「スペシャル丼」を。他のメンバーも自分好みの丼ものと、みんなでつまもうぜってことで「寿司5カン×2」「タモリの煮付け」「アサリの酒蒸し」「牡蠣のバター焼き」などを頼んで、ガッツリ食いました。めっちゃ旨かった〜w
< http://bit.ly/InkRJ2 >
< http://bit.ly/1j6cQGo >
< http://bit.ly/1b5aDb5 >

お腹も満たされ幸せな気分で、店の前にある大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)にお参りして、しばし散策ののち、予約してあった民宿「紺玉」さんへ向かいます。なかなかに古くて風情のある民宿でしたが、温泉(マーレ・グラッシア大三島)に行きたい旨を伝えると、「じゃぁ車で送り迎えしてあげる」と気軽におっしゃる。

さらに送って行ってもらう道すがら、温泉のあと部屋で飲みたいというと、宿でもビールくらいは出せるけど、夜中まではやってないからスーパーで買っておきなさい、と温泉行く前にスーパーに寄ってくれる(夜19時くらいで閉まっちゃうので、お迎えに来てもらった帰り道では間に合わない)。まぁ親切にも程があると思ってしまうくらい親切(笑)

マーレ・グラッシア大三島でゆったり温泉につかった後、部屋で飲みつつ明日のルートを検討。というのも、次の島へ渡る橋に行くためには、もう一度海岸線沿いの道に出なくてはならんのですが、往きに通ってきた「三村峠」をもう一度越えるのはイヤだ、というみんなの意見で、道のりとしては倍以上あるものの、高低差の少ない(とはいえ山越えはしなければならないんですが)北側の海岸線を時計回りで走ることに決定。

翌日実際に走ってみて、このルートが舗装にも手を入れたばかりのすごく気持ちのいい道であることが分かり、大正解だったことを喜び合うオレたち。
< http://bit.ly/18RjAUM >

2日目は橋手前の上りにも慣れた感があり、伯方島のサービスエリアで伯方の塩ラーメン、伯方の塩アイスなどを堪能。次の大島では、海鮮バーベキューを横目に見ながら、次来るときは絶対ここでバーベキューをやってビールを飲もうと誓い合い、最後の来島海峡大橋もなんなく通過して、今治駅に到着したのでした。
< http://bit.ly/1ioP9ex >

帰りの電車の中では、次はどこを走ろうか、といった話題で持ちきりでしたが、とにかくまた来年もこのしまなみ海道は走りに来きたいものだとみんな考えていたと思います。

というわけで、またいつでも走りに行くで〜! という状態にはなってたんですが、なかなか機会に恵まれず。。紅葉を見に奈良を走りに行こうか、とも思ってたんですが…ココで冒頭の「今年は秋がなかった」につながるわけでつw

さて、前回の原稿を出した時に、柴田編集長から「自転車そのものの事も書いてほしい」とリクエストを頂いたのですが、控えめに書いたつもりがまたまた字数が尽きてしまいましたので、年明けの原稿は「BD-1カスタム記」でも書こうかと思います。

というわけで年明けまで待っててくださいw >柴田編集長

【笠居 トシヒロ/WEBディレクター、デジタルハリウッド大学院客員教授】
< http://www.mad-c.com/ > < kasai@mad-c.com >

購入してからずいぶんと手を入れているBD-1なんですが、これまでのカスタムは主にドレスアップの方向だったんで、この先はチューンナップ方面で手を入れていこうと。

しまなみを走ってみて、体型にフィットしてない部分とか、実際に走る際に利便性の悪い部分とか、いろいろ気になるところが出てきたんで、そのあたりもまったりと書いてみようかと思ってます。

ではみなさま、ちょっと早いですが、良いお年をお迎えください〜〜(^_^)/%7E