Otaku ワールドへようこそ![186] ささっと薩摩/GrowHair

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薩摩に行くでごわす。そう思い立ったのは12月5日(木)のことで、その二日後には芋焼酎をあおっていた。


●きっかけはもみのこさんのつぶやき

もみのこさんは、このところなんだか不運続きらしい。占い師の言ってた縁談はなかなか来ないし、転職サイトから届いたメールは原子力技術者募集とかでかすりもしないし、と。何かがビミョーにすれ違いまくってる感じか。

不運の元凶は、セーラー服を着た私の姿をまだ見てないことにあるのではなかろうかと、ぼそり、ツイッターでつぶやくもみのこさん。そう言えば、東京で二回か三回会っているはずだが、ことごとく私は普通の格好、いわゆるB面であった。

巷では会うと幸せになれるセーラー服おじさんと呼ばれている私であるが、B面のときに会ってもちっとも効力が及ばないことは、会社の同僚などで実証済みである。それか。

じゃ、こっちから行くわ、と即答。それが12月5日(木)のこと。12月の週末の予定を見てみると、詰まりまくりで、空いてるのが直後の週末しかない。「明後日でもいい?」

こっちとしては、もみのこさんとまだカラオケに行っていないことのほうが懸案だった。デジクリの連載タイトルに「歌う田舎者」を掲げ、文中で引用される昔の歌謡曲のワンフレーズは、よく私の心の琴線をかき鳴らしてくれる。

東京で集まると、二次会はカラオケに、って話にはなかなかならない。その場にいる全員が歌う人でなければ言い出しづらいもんね。ということは、やはりこっちから行かなきゃなるめぇ。

ちょうど、マイルが貯まってて、国内だったらタダで一往復できる。と思ったら、マイルを使うためには三日以上前に予約しないと駄目だとか。あー、むしゃくしゃするー。

来年に先送りしようかとも思ったが、そういうのはよくない。チャンスの神様には前髪しかないと言われる。一瞬のタイミングを逃してそっぽを向かれてしまったら、もうつかむところがないのだ。

ちゃんと料金を払っても、新幹線よりは飛行機のほうが安くて早いのは知ってたが、本来タダで乗れるはずだったものにお金を払うのはシャクである。新幹線で行こう。

この週末は、春先にどっかに脱ぎ捨てたまま埋もれているセーターを発掘して洗濯しなければ、と思っていたのだけれど、そういうつまらない用事に縛られていては何もできない。冬までにはまだ間がある。

●さっそくカラオケ

6:00東京発ののぞみの指定席を予約していたが、朝目が覚めたらその時刻だった。もともとの予定通り、9:00発ののぞみに乗る。新大阪でさくらに乗り換え。

鹿児島へは前に一度だけ行ったことがある。沖縄海洋博のときだから、私は中一だった。東京から博多までひかりで7時間。そこから特急に乗り継いで、西鹿児島(現在の鹿児島中央)へ。着いたのは夜だった。一泊してフェリーで沖縄に向かったのであった。

あの当時東京から博多までかかったのと同じ時間で、今は、鹿児島中央に着いている。なんとも不思議な感覚。あのときどの辺に泊まったか忘れたが、大正時代から時が進んでいないかのごとく風情のある町並みで、それからも時が進んでいかないかのごとくのんびりとしたムードだった。

今は、駅ビルも立派で、普通の都会じゃん。なんだかなぁ。16:00に到着すると、改札口にもみのこさんが来てくれていた。や、どうも〜。

鹿児島の町並みには目もくれず、一目散にカラオケへ。たった二人きりで3時間、濃密な時間を過ごす。もみのこさん、思ってた通り、やっぱり歌、上手いわぁ。伸びのある美しい声質。ツボをつかんだ節回し。いんやぁ〜、ホレボレしますなぁ。

最初気がつかなかったのだが、勝手に採点されてて、画面の右下の顔がニコニコ笑っている。オレが歌うと泣いてる。このやろ〜〜〜。だいたいこの採点システム、なんか古いぞ。楽譜に相当する音程の棒を塗りつぶしていくタイプの、まだ導入されてないのけー。

それと、曲目もなんだか少ない。JOYSOUNDだからDAMに入ってない曲、たとえば石川優子の『レット・ミー・フライ』とか石川ひとみの『ひとりぼっちのサーカス』とか入れようと思ったら、こっちにもないとか。ううむ。

もみのこさん、英語上手い。さすがは世界を股にかけて飛び回って、何一つ不自由しないだけのことはある。発音がもう、ネイティブとまったく変わりないのである。え? 発音だけで、実は内容を理解してない? またまたぁ、ご冗談を。

私の英語上達理論では、聞く、話す、読む、書くは、この順に重要で、まずは徹底的に聞くのが早い上達の秘訣である。発音がよいというのは、自国語の縛りから解放されて相手の言語の側に回ってものが考えられるようになっているということであって、もはやその言語を会得したも同然である。

……と確信してきたのだけれど、もみのこさん、そのTOEICの点数、なんかの間違いではないのでしょうか。ぜーったいにありえません。私の英語上達理論を木っ端微塵に粉砕してくれました?

もみのこさんが岡田有希子の曲を入れたもんだから、対抗上、私は清水由貴子と甲斐智枝美を入れて、自殺したアイドル合戦になった。みんな欽ちゃんの「スター誕生」から出てきてたんだっけ?

うむ、もみのこさんとカラオケに行くと、まあ、ある程度は予想がついてたことだけど、非っ常〜にこってりとした時を過ごすことができますな。

●焼酎と赤鶏炭焼

九州で酒と言えば日本酒ではなく焼酎だ。芋焼酎。もみのこさんのイチオシのお店に連れていってもらった。天文館にある「大安(だいやす)」というお店。

まずカラオケを最初に持ってきたのはもみのこさんの作戦。この店はいつもすごく繁盛していて、入れるかどうか分からなかったのだけれど、第一陣の引けたあたりの頃合いに行けば、もしかしたら入れるかもしれないという読みだったのだ。作戦、大当たり。

カウンター席が二席、ちょうど空いたところだった。ラッキーじゃん。どうしちゃったの? 少し、風向き、変わった?

もみのこさんが右側に、私が左側に座る。私の左隣には若い女性が二人。ツイッターだかで見て、私のことは知ってたそうである。それと、店長さん。すごいぶったまげていた。

前日、『実話ナックルズ』を見ていたそうである。巻頭カラーグラビアページを一ページまるごと私が占めてるやつ。セーラー服を着たおっさんが街を徘徊してるなんて、東京ならではのことだと思っていたら、その本人がいきなり店に入ってきたと。なんか、大スターご来店みたいな盛り上がりになっちゃった。

普通のコップみたいな透明のグラスに目盛りが刻まれている。6:4とか5:5とか4:6とか。それより薄いとこには目盛りがないんだね。芋焼酎のお湯割り、美味い。香りに甘みがあってマイルドで芳醇だけど、味に甘みがあるわけではなく、飲み口さわやか、すいすいいける。

左隣の女性二人のとこには、真っ黒い、ころころした小粒の肉が山盛りになった大皿が。それ、なんだか分からないけど、こっちにもください。赤鶏炭焼というものだった。鹿児島の地鶏。それの親鶏だ。親鶏というのは、卵を産んだことのある雌鶏で、鶏肉とは思えないくらい硬い。この歯ごたえがよいのだ。

外を通りかかったおじさん集団から呼びかけられた。「一緒に写真を撮らせてください」と。静岡から来た消防士たちだそうで。その一人が、前日の深夜、『有吉ジャポン』で私の姿を見ていたそうだ。そうそう、なんかまた映ったみたいですね。

一か月ぐらい前に制作スタッフから「その後、変わったことはありませんか」とメールが来たので、いろいろ書いて返信したのだが、それに対して何も反応がなかったので、てっきり話が流れたもんだとばかり思ってたら、しっかり写真が拾われて放送されてたらしい。

「これ、店からです」と店長さん。うわぁ、山盛りの天ぷら! 私のパワーでこれに見合うだけのラッキーを運び込んで来られるかどうか、甚だ心もとないですが、ありがたくいただきますっ! くうぅぅぅっ。

前日に雑誌で見たばかりの東京の人を店に招き寄せちゃう強運の持ち主である店長さん、すでに幸せのなりかたというものを、よーく心得ていらっしゃる。

かつては、肩に力が入りすぎて、よく悩んだそうである。プライドが高くて、ついついお客さんと口論になってしまうこともあったんだとか。そういうとき、店の先輩から「バカになれ」と教えられたそうである。プライドなんてどれほどのもんでもないじゃん。バカになれ。

悩んでいるその間にも、ちゃーんとものごとは回っていて、ふと気づくとみんなに支えられていて、いったい何を悩んでいたんだろうと思ったとか。一度悩みに悩んで、ふと吹っ切れたときに何かをつかんでる、視界がぱーっと開けてる、そういう感覚ってあるよね。

ずいぶんと深夜まで及んだ。しこたま飲んだ。あーいい気分。「はいっ」とトートバッグを差し出すもみのこさん。「ん? 何それ」。お互いにずーっと相手のもんだとばかり思ってた。カラオケ屋の我々の前のお客の忘れ物だった。もみのこさんが返しに行ってくれましたとさ。すいません。

宿泊したのは市電の分岐する高見馬場停車場の近くにある「ドーミーイン鹿児島」。最上階に天然温泉「霧桜の湯」があり、内湯と露天風呂が備わっている。

温泉に惹かれてそこにしたものの、殿方の脱衣所でセーラー服を脱ぐのは乙女としてはちと恥ずかしいものがあるぞ。下着は女性用だし。ブラも着けてるし。

と思ったら、部屋着が用意されていた。パンティーと紺のオーバーパンツとジャージをいっぺんに下ろせば、下着はごまかせる。ふう。

●指宿と桜島で足湯に浸かる

鹿児島中央駅と指宿駅との間を走る「指宿のたまて箱」、通称「いぶたま」という特急列車がある。12月8日(日)は、まずこれに乗ってきた。

ディーゼル特急自体が東京近辺には走ってなく、私にとっては珍しい乗り物なので、機会があると用がなくても乗ってしまうのだが、いぶたまは普通のディーゼル特急に輪をかけて面白い。

海側の窓辺は長いカウンターテーブルのようになっていて、へりがまっすぐではなく波々になっている。そのカウンターに向かって、つまりは窓に向かって座席が設けられている。陸地側の座席も海側を向いている。
< http://www.jrkyushu.co.jp/trains/ibusukinotamatebako/ >

3両編成で、全車指定席なのだが、陸地側の席しか取れなかった。すごい人気列車。仕方がないので、ずっと立っていた。最初は海側のドア脇に、後半は先頭車両のいわゆる「かぶりつき」に。げ。まるで鉄ヲタじゃん。

車両は国鉄時代の普通列車を改造したもの。すごい重量感がある。停車している間にも床下でモーターがガランガランと重いような軽いような音を立てて回っている。発車すると、グウォーっと力強い音を立て、煙突からブウォーっと煙が上がる。けれど、加速は大したことなくて、そろりそろりとしか動き出さない。チョーかっこいい! たまらん!

枕木は文字通り木でできている。ロングレールなんてしゃれたもんは当然のごとく使ってなく、線路には継ぎ目がある。車体にそうとうの重量感があるため、ダダンダダンダダンと足の裏に激しく響く。うー、たまらん。なつかしい。

こうあってこそ列車ってもんだ。こういうのはいつまで走ってるか分からないから、走ってるうちに存分に乗っておかなくては。

単線なので、駅では上下線の列車が擦れ違えるよう、線路がY字に分岐している。直線コースは時速80kmで走り、ポイントでは60kmに減速する。特急ったって、駅を通過するだけで、走るスピードは大して速くないのである。そこがまたいい。市街地では、併走してる市電といい勝負。

坂をずんずん登っていくと、鹿児島市街が一望の下に見下ろせ、湾を隔てた向こう側には桜島がどっしりと座る。季節風の関係で、冬は噴煙が東のほうになびき、市内のほうにはあまり来ない。噴煙の輪郭がやけにはっきりくっきり見えて、まるで固体のごとくみえる。絶景、絶景。

車内では、スタンプラリーとか、クイズとか、いろいろ企画があって、楽しませてくれる。長渕剛ゆかりの海岸と案内があって見ると、地元の人々が列車に向かっていっせいに旗を振ってくれている。これも列車の企画だったのかな?

指宿は砂風呂が名物なのだけど、そこまで行っている時間はなく、わずか40分の滞在で、帰りの各駅停車に乗る。いぶたまに乗るのが目的だったから、これでいいのだ。駅前には足湯があり、それにはいちおう入ってきた。

一人で足湯に浸かるセーラー服のおっさん。同じ列車を降りた人々が一通り写真を撮って去っていくと、もう誰もいない。のどかだ。

ホームに向かうところで、若いおにーさんに声をかけられた。なんと、私のアイドル時代、生ステージを見てくれたことがあるのだとか。東京の人だけど、指宿の地元アイドルのステージがあって、それを見にはるばる来たのだとか。そしたら私がいて、すごいびっくりしたと。ラッキーなのかどうかはビミョーだけど、すごい偶然だね。というか、わざわざ指宿までライブステージを見にくるドルヲタの根性、すげー。

鹿児島でもみのこさんと落ち合い、桜島を案内してもらった。なにしろ、2日前に決めたことで、下調べする暇なんてぜんぜんなかった。どうやったら渡れるのか、ぜんぜん知らなかったので、今回はそこまで行かなくてもいいやと思っていたのだが、実は簡単に行けるとのことで。

約15分おきにフェリーが出ていて、所要時間は約15分、値段は150円と、めちゃめちゃお手軽だ。

桜島でも足湯に浸かる。指宿のは無色透明でにおいもなかったが、ここのはなんかとろみがあって、わずかに硫黄のにおいがする。これまたほんのちょっとの滞在で、戻る。

それから天文館へ。まあ、渋谷みたいなとこだ。若者たちでにぎわうファッションタウン。ここにいると写真を撮りたがる人たちに囲まれるあたり、渋谷と変わりない。

しかし、ビミョーに遠巻きだったりする。一緒に並んで写ろうとする人も少ない。こっちから「一緒にどうですか」と声をかけると、後ずさりして逃げてったり。なんか警戒されてる感じ。ううむ。怪しい人ではないんだけどなぁ。

調子こいてたら、三人連れの警官が来た。もみのこさんが、私にはさっぱり理解できない言語で流暢に説明してくれたおかげで事なきを得た。ふう。大阪の炎上事件を思い出しちゃったよ。

16:00発のみずほの指定席をとっていたのだが、意図的に乗り遅れ、17:00発のさくらに変更。東京まで帰れる最終だ。ずっと寝通してた。もみのこさん、いろいろありがとう。その後、少しは運が向いてきた?

さてさて。鹿児島では、私を知っているという人たちにずいぶん会えた。ということは、日本全国、どこへ行ってもいるということか。小さいほうへ、小さいほうへと次々に市町村を回り、私を知る人に一人も会えなくなるのはどこか、というゲームをやってみたらどうだろう。さて、来年はどこへ行きましょうか。

鹿児島の写真。
< https://picasaweb.google.com/107971446412217280378/Town1312 >

【GrowHair】GrowHair@yahoo.co.jp
セーラー服仙人カメコ。アイデンティティ拡散。
< http://www.growhair-jk.com/ >

振り返れば盛り沢山な一年だった。よくメディアから取り上げられた。テレビ東京『特報! B級ニュースSHOW』に出演したのはずいぶん昔のことのように感じるが、今年の2月だった。

3月には豊田冴香(サエ)と一緒に東京駅で撮られた写真が28,000リツイートされた。

そのあたりを機に、ネットのニュースから、どどどっと取材攻勢が来るようになった。TBSテレビ『有吉ジャポン』に出演したのは5月だったか。九州のアイドルグループに所属するゆみーるさんと「うにゃっ」。

セーラー服を着て歩くこと自体は2年前の6月からやってることなのに、この時期に急激にメディアに取り上げられるようになったのは、若い人たちの間でツイッターやフェイスブックを介して情報が広まるようになったことが効いているのかも。

6月には、新宿の「ロフトプラスワン」にて、トークショーに生出演させてもらった。

同月、VICEメディアが私のドキュメンタリー映像を作ってくれた。その後もアクセスの伸びが停滞することがなく、20万アクセスを超えた。これより半年前にアップされた、パリ人肉事件の佐川一政氏の映像と、アクセス数で抜きつ抜かれつのデッドヒートを演じている。
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7月には、やのあんなさんのMVに出演させてもらった。青文字系の読モを通じて、ポニーキャニオンから歌手デビューしたやのあんなさんのデビュー曲はアニメ『ステラ女学院高等科C3部』のオープニング主題歌『Shape My Story』。異質な「かわいい」と「かわいい」のコンビネーション。
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アイドルグループのライブステージが、毎週末、土日とも入るようになった。8月までがんばったが、ついにもたなくなり、引退。ふつうのセーラー服おじさんに戻る。

『有吉ジャポン』にケバヤシが取材され尽くされた感あってか、それからしばらくはメディア露出がなかった。が、10月になって、関西テレビ『千原ジュニアの更生労働省』に出演させてもらえた。

放送日の翌日に大阪に行ったら、ネットで炎上騒ぎに。批判の嵐は私に向けられたわけではなく、一緒に写真を撮っておいてから通報した高校生に対してであったが、自分のことでネットが大騒ぎになっているのは気が気ではなかった。「バカッター」が次から次へと現れて世間を騒がせていた時期でもあり、約一週間で沈静化するまでの間、リアルニュースになりはしないかとはらはらしどおしだった。

雑誌では4月に『週刊実話』で痴漢の裁判傍聴のことが取り上げられたが、後ろのほうのモノクロページだった。『実話ナックルズ』に取り上げられたのは最近のことだが、巻頭カラーグラビアページだ。紙メディアからの最初のコンタクトが、いずれも人づてに来ているのが興味深い。

メディアの取り上げられ方としては「こんな変わったやつがいる、直撃取材してみたら、こんな人物だったと」という趣旨のものが多かった。来年の公開に向けて、今現在オファーが来ている話としては、すでにある程度獲得した知名度をうまく利用して、小さめの宣伝のマスコット的なキャラとして、という傾向になってきている。スマホアプリに出演とか、YouTubeの動画の前に強制的に流れるCM映像への出演とか。

まあ、今後どうなっていくかは分からないけど、当面、流れに身を任せていきましょう。

ところで、いい小遣い稼ぎになっているのではないかと誤解されることが多いので、明かしておきたい。まず、本業のほうが副業禁止なもんで、報酬のオファーがあった場合でも辞退している。仮に全部もらっていたとしても、4万ちょいにしかならない。ほとんどのケースで、打合せのコーヒー代ぐらいしか出ていない。

あわよくば芸能界に転向、なんて野心を起こそうにも、年収4万じゃあ、ちょっと食っていけない。サラリーマンとして、まじめにこつこつやっていくしかないのだ。