ところのほんとのところ[106]ニューヨーク・ボストンでびっくり/所 幸則 Tokoro Yukinori

投稿:  著者:  読了時間:5分(本文:約2,100文字)


[ところ]はこのテキストが流れる頃、NYにいます。高松からNYにいくには、まず東京に行きます。今回はギリギリまで高松で講義があったので、大変な行程になりました。

高松から成田に格安飛行機が飛んでいるので、それだと楽なのですが、愛機である最新型のMacbook pro15を渋谷のアップルストアーに修理で出していたので、新幹線で品川まで行き、それを午後9時までにピックアップに行かなければならなかったのです。


それをピックアップして、すぐ荷物の整理をして、次の日の朝一番に成田エクスプレスに乗り、朝の成田→JFK行きの便に乗りました。時差により、成田を出発した日のその時間より早くJFKにつきました。なんだか変なかんじです。ハワイだともっと時差が凄いので、午後出ても同じ日の朝に着くのでもっと得した気分になりますけど。

さて、着いた日はまず空港まで迎えに来てくれた友人のフランコの車で、彼の家に向かいました。意外と渋滞していたので、すぐに午後の遅い時間になりNYでは有名なピザ屋にいって、特大ピザを食べました。

合間に写真を撮っていたら、マイナス15度の世界は想像以上に寒く、手が痺れてきました。手袋が必要なんだと、準備不足を反省した[ところ]です。

気を取り直して、以前NYに来た時に連れて行ってもらった、フランコのお気に入りのブラジリアンレストランにワインを持ち込んで、安くて美味しい肉を食べまくりました。

次の日はさっそくマンハッタンのミッドタウンに行き、まず指の部分がない手袋を5ドルで買って装着し、撮影を始めたのですがやはり多少の時差ボケもあるのか、ちょっといつもの感覚ではなかったような気がします。

2010年には半分近く海外で撮影していたのですが、その時はたいして感じなかったので、[ところ]も少し歳を取ったせいなのだろうかと、真面目に考え込んでしまいました。

午後は遅めの食事で、[ところ]が思うに世界で一番うまいステーキの店、ピータールーガーに行ってTボーンステーキを食べ、少し元気が戻ってきました。

三日目は、随分ましになったのですが、寒さが非常にこたえ、乾燥した空気に結構やられているのを実感しました。今回、目当ての撮影ポイントがあってNYに来ていた[ところ]なのですが、その場所がなかなか見つからなかったことも、疲れを助長したのかもしれません。

52stから30stくらいまで、ジグザグに歩きまわったのだけどなあ。その代わり、普通じゃ入れないようなポイントに入り込んで面白い写真が撮れました。ばれると面倒なことになるかもしれないので、ここで書けないのが残念。この日はとっても疲れて、シャワーを浴びてすぐ寝ました。

四日目は、朝からマンハッタンで撮影ポイント探しをしたあと、そのままボストンへ向かいました。フランコの車で、フランコの奥さんのナナと、タトゥー(日本人の友人)と4人でのドライブ。思ったよりボストンは遠くてちょっと疲れました。

宝石デザイナーであり、ジュエリー会社の社長でもあるジョージの家に着くとすぐに、とてもいい魚屋さんに連れて行かれ、[ところ]はちょっと驚きました。すごく素敵なお店で、日本の魚屋さんとイメージが違い過ぎました。

お店のお兄さんが作ったという、スモークサーモン(とっても分厚い)を薦められて試食、あまりの美味さにびっくり。これとチーズとワインでも充分素敵な夕食になりそうでしたが、アンコウやイカ、海老、貝(数種類)を買いこみ、タトゥーとナナがアクアパッツアやら、海老のガーリックソテーを作ってくれて、素敵なディナーになりました。

最後はみんなで適当な楽器を奏でて、即興で歌も飛び交い面白い一日でしたが、調子にのってワインを飲み過ぎて、最後は倒れ気味。夜中に外に出てみると、満天の星空に感動。マイナス20度以下で寒過ぎましたが。

五日目、朝目が覚めるといい匂いがしてきて、なんだろうと思っていると、ジョージがパンを焼いていました。焼きたてが美味しいのはもちろんですが、切ると中からチーズがとろけて出て来て最高の朝食になりました。ジョージ凄い!

朝食を食べた後、まずマサチューセッツ工科大学をちょっと訪問。建物からすでに素晴らしいアート。素晴らしく広くて立派なアートルームがあってびっくり。こういう環境が理系な大学にもあるなんて、アメリカの懐の深さを感じてしまいました。これは正直ショックでした。

そのあと、ホワイトハウスでも出されているクラムチャウダーのお店に行って、これまた感動してしまった[ところ]です。そして、ボストンからNYに移動。夜遅くにフランコの家に到着。たっぷり疲れました。

次の日は、とても大切な大物に作品を持って行く、【ところ】にとってプレッシャーのかかる日なので、シャワーを浴びて就寝。アメリカに来て初めてのアルコール抜きの日になりました。やっぱり休肝日は必要ですよね。続く。

【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則 < http://tokoroyukinori.seesaa.net/ >
所幸則公式サイト  < http://tokoroyukinori.com/ >