[3653] 原住民と黒船三度

投稿:  著者:  読了時間:29分(本文:約14,200文字)


《ここはスポイルされきったガラパゴスな日本なんですよ》

■デジタルちゃいろ[43]
 原住民と黒船三度
 browneyes

■クリエイター手抜きプロジェクト[380]Adobeアプリ CS3〜CC編
 ファイルサイズをレポート
 古籏一浩

■ところのほんとのところ[108]
 ニューヨーク冬の風物詩が……
 所 幸則 Tokoro Yukinori

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■デジタルちゃいろ[43]
原住民と黒船三度

browneyes
< http://bn.dgcr.com/archives/20140310140300.html >
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雛祭りの日にmixiからリリースされたmuuk、ワタシ結局未だに試してないんです。試してないのに話題にするとか、どうなのって感じでしょうか。まぁ、使用感について云々したいのではないので許して下さい。

□無意味・無価値なコミュニケーションを友だちと楽しく。
瞬間自撮りメッセージ「muuk」提供開始 < 株式会社ミクシィ
└< http://mixi.co.jp/press/2014/0303/12153/ >

どんなサービスかっていうと、時限式の写真共有アプリ、とでもいいましょうか。送った写真を相手が見れるのは3秒だけ。で、二度と見ることも叶わず、保存することもキャプチャすることも出来ずに消えてしまう。

そうそう、ある意味、まさにこういうことですね!(えっ)

□ スパイ大作戦 - YouTube
└< >

ワタシの立ち寄り先であるSNS各所では、どちらかというと「旧来の」ネットに親しんでる層が多くて、アーリーアダプターな層も多い方だと思うんですが、muukのコンセプト自体、そういう層には親しみづらい感じがあるようですね。

アーリーアダプターなので、早々に試してはみたものの、早々に砕け散ってる方をよく目にしました。というか、メニューの文言や、ナビゲーションのヒントに使われている言葉のひとつひとつに、生理的に苦手そうな反応をしている人が多い印象。

この刹那系写真共有系サービス、国産では恐らくこのmuukが初かもしれませんが、米国を中心とした異国のワカモノの間では、2011年にリリースされたsnapchatが大人気。本家や元祖や草分けかどうかは存じませんが、世界的にはこちらが今も尚、コレ系サービスの王道。

その後、2012年にfacebookが同系のアプリをリリースしましたが、snapchatを凌駕するには至れず。しかし、FBはかなりこの市場に魅力を感じていたようで、去年の暮れに現金30億も積んだものの、snapchatは既にそれを華麗に蹴っ飛ばすまでに成長して今に至る、という感じです。

□スナップチャット、フェイスブックの30億ドル買収提案を拒否 - WSJ.com
└< http://j.mp/1gYgkYN >

そんなこんなで、FBが30億出そうとする程には魅力的な市場でもあり、可能性もあるんでしょうからmixiさん、日本での市場は未知数ながら、意外に面白い目の付けどころなのかもしれません。

そんなmixiをパクりサービスのオンパレードとか、オリジナリティがなさ過ぎるとか、恥ずかしくないのか、とか怒ってる人も見かけました。以前のワタシなら同調したかもしれませんが、最近ではそういう声を目や耳にすると、この人はここがどこだか忘れてるのではないかしら、なんて思うコトがあります。

ここはどこでもない、スポイルされきったガラパゴスな日本なんですよ。新しい商機の可能性を孕む異国で出来た舶来のサービスは、誰かが輸入して、ローカライズして、より日本人の好む形にブラッシュアップしないと誰もオリジナルのままでなんて使わないんですよ。

で、旧来の、リテラシーが高くて、新しいものに常にアンテナ巡らして、海外の動向を見つめてるアーリーアダプターなんて、もはや全体に影響力を持つ存在ではなく、一握りのコミュニティの中でのお山の大将でしかないんですよ。mixiはとっくにそんな小さなマーケットなんて相手にしちゃいないんです。

実は以前からこのデジクリ上でも、「黒船!」「黒船!」と騒いでる記事を書いたことがある。

ワタシの言う《黒船》とは、旧来からこの《インタネット島》で暮らす《原住民(=旧来のネットユーザー)》ではない、新世代ネットユーザー、のような人たちを運んできた船、という意味合い。黒船で上陸して来た新世代ネットユーザーとは、どちらかというとモバイルがインタネットへのメインゲートウェイで、ネットをネットと意識すらせずに使う層。

あぁ、そういう人が加速度的に、《おらが島》にやってきてる足音がするねぇ、ほらどんどん足音がデカくなってきたねぇ、というハナシをこれまで何度か書いてたのだ。

黒船でやってきた人たちは、原住民からしたらリテラシーも低いし、自分たちだけでは何も出来ないだろう、くらいに思ってたのに、気づけば原住民たちを介在せずに独自の歴史や文化を生み出してる。

おらが島の広めの一角に、既にしっかりとした居留地を構えてて、そこは原住民たちには住み心地がよいとは感じられなくて、あまり寄りつかないのだけど、彼らにとっては文明を着々と発展させる程には暮らしやすいようだ。

そんな土地が、きっと、在りし日のmixi、そして現在進行形ではLINEあたりなんじゃないかな、と思います。

最近聞いた話で象徴的だったのが、頑なにLINEを使わずにいる友人(原住民)と彼女の田舎の仲間のハナシ。

正月に地方の実家に帰省して同級生と集ってみたら、いつの間にやら皆、ガラケーからスマホになっており、原住民の友人以外の全員がLINEで繋がってたんだそうな。

LINE使ってないの? なんで? 繋がろうよ! フルフルしようよ! と言われたものの、仲間内で一番ネットに詳しいと思われていた筈の自分が、LINEの使い方すらよくわからない、というシチュエーションが悔しかったので、その場でもインストールしなかった、と言うのだ。

そう、本当に、原住民抜きで文化も歴史ももう出来てるんですよ。しかもその文化圏では、黒船リテラシーも出来上がってて、下手をすると、原住民こそリテラシーがない、とされてしまいかねない程に逆転現象も起きつつあるのです。

個人的に未だにどちらとも言いきれない領域なのが、アメーバピグ方面のユーザー層。

ピグに限らず密かに乱立はしてますが、リテラシーは高くないけど、とはいえ、どちらかというと仮想の自分とも言える、アバターベースのコミュニティにいる人たちは、mixiやLINEに比べると若干、リアルな繋がりベースでのコミュニケートをしている種族ではない気がする。

ピグ界には一時期、敢えて潜入してみてたんだけど、実際半々なのかなぁ。リア友とお誘い合わせの上遊んでる子達もいなくはない。でも、そうじゃない人間関係築いてる層も相当数いる感じだった。はじめて見かけたピグにカジュアルに話しかけて友達申請や、ナンパをしてくる人も多い。

やっぱりアバター系は別途、独特な文化を持ってるのか。「ユーザー層」っての自体、もはや一概には言えない感じなのかな。ハナシが逸れそうなのでそちら側種族深掘りは一旦止めておこう。

そう、そんな感じでですね、一昔前のインタネット島の流行り物っていうのは、原住民のアーリーアダプターによるレビューを経てから、世間的にポピュラーになってくのが常だったのです。

でも、今や、原住民の未踏の地にもあちこちに立派なマーケットは出来上がってて、mixiはソコに向けてmuukをリリースしたんだと思うんですよ。原住民なんか相手にしてないんです。

個人的にはそこであるコトに気づいて、いよいよ面白いな、と思ってるコトがある。

ワタシの脳内黒船ストーリーは、いつかどちらかがどちらかを支配しようとするのではないか、という悲観的な物語を想定してたんですよね。

ところが、今のところ、実際は意外と平和的に棲み分けはされていて、時折、曖昧な国境付近で、文化的摩擦として火炎瓶の投げ合いが起きて炎上してる程度に見える。これはちょっと面白い発見かもしれない。

ああでも、黒船で新大陸にやってきた人たちは、原住民との間にある潜在的利害関係や、原住民の存在そのものにすら、今はまだ気づいてないだけかもしれない。

まだまだ接近遭遇ははじまったばかりだ。この二種族の接触と力関係の変遷は、これからも長いこと興味深く見ていきたいと思ってる。いち原住民として。

■どこかの国の音楽

きっかけは何だったのか謎ですが、実は去年から印度映画界では日本ロケが大流行してるんです。

春先は富山・北海道でテルグ映画、10月後半はヒンディ映画(ボリウッド)が都心部、タミル映画が京都・鳥取、そして12月はテルグ映画2本目が関東・関西ロケ。

それを受けてロケ地になった地方自治体では、その後のロケ地巡りにやってくるかも知れない印度人観光客目当ての町おこしにまで、期待してたりしてなかったりしてるようです。

秋の、一週ズレ程度でのヒンディ〜タミルロケ祭りは印度映画ファンはそりゃもう大騒ぎでした。そんな最もアツかったふたつの映画の、まさに日本ロケでの音楽シーン動画が公開されてるので、ちょっと印度映画ロケ地日本祭りをば。

□"Tanki" Youngistaan
└< >

こちらはヒンディ映画Youngistaan。現地ではこの3月後半公開予定。

ロケ地は主に新宿かな。六本木・渋谷あたりでも撮影スケジュールがあったようななかったような。

ロボットレストランでの撮影の、ほんの数日前にはSNS上でこの撮影のエキストラ募集が出ていて、ワタシのTwitterのフォロワさんは何人か参戦しており、映り込んでるようで、めでたくボリウッドデビューを遂げるようです(笑)。

印度で今をときめく Mika Singh の歌だし、他で結構好きな振付けを結構やってるコレオグラファーさんが振付け担当なんだけど、正直、個人的には楽曲もダンスも微妙にピンとこないんですけどね、スイマセン。

□"Kandaangi Kandaangi" Jilla
└< >

こちらはタミル映画Jilla。こちらは現地では既に今年1月から公開中かな。ロケ地は京都各所と何故か鳥取の花畑。

俳優さんは現地では、一昔前の日本で言ったら若大将、加山雄三クラスの人気を誇るヴィジャイ。女優さんはテルグ語圏の、ワタシも大好きなカジャルたん。南印映画界の女王とも言われる女優さんで、タミル映画でも引っ張りだこみたいですね。

関東でロケだったら一日くらい仕事ほっぽり出して見に行きたかった…。

こちらは楽曲もダンスも、イマドキ感はないけどスタンダードな印度映画の音楽シーンという感じでいいですね。

ボリウッドの Youngistaan は今の日本の都会を全面に押し出してるけど、タミルの Jilla の方はステレオタイプなまでの美しき日本、てな感じで対照的。

今年もロケやら映画祭やらイベントやらで印度映画界の俳優さんが来るの来ないの、なんてハナシがちょこちょこ出てるみたいで、来日祭りはしばらく続く…かも。ワタシが大好きなテルグの NTR Jr.も来ればいいのになー!

【browneyes】 dc@browneyes.in

生業:アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋&行政書士補助者などをしつつなんでも屋(←いまここ)。
ライフワーク:なんでもない日常のスナップ。

□テキスト集積所 < http://j.mp/browneyes140 >
□立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes >
□デジタルちゃいろ:どこかの国の音楽プレイリスト < http://j.mp/xA0gHF >

先月はインフルエンザB型にやられてた。解せない。発症から潜伏期間に該当する日を遡って考えこんでも、人のそこそこいる場所といったらスーパーに一回行ったくらいしか、外出の記憶がない。それほどまでに筋金入りな引きこもり生活なのもどうかとは思うが、それでもインフルエンザをもらう時はもらうものなのだ、という事実にもびっくりした。

「スーパー行くだけでも伝染るコトって、あるらしいですよ」と、ワタシの引きこもり事情を知らない筈の薬局のおばさんも言ってたので、実際そういうコトだったんだと思う。

寝込むのにいい時期なんて勿論ないのだが、2月は日数が少ない上に、翌月は世間的に決算期・締めの時期の始まりなので、特によくない時期だと痛感。来冬からはきちんとワクチンを打つコトにする。この冬は、配偶者だけはワクチンを打っていたお陰で、ワクチンの効果のほども十二分に試せたので。


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■クリエイター手抜きプロジェクト[380]Adobeアプリ CS3〜CC編
ファイルサイズをレポート

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20140310140200.html >
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今回は、指定したフォルダ内にあるファイルサイズの合計をレポートするスクリプトです。単にレポートするだけでなく、指定したファイルサイズより小さい場合、大きい場合、等しい場合などの条件をつけてレポートできます。条件を付けることで、100MB以上のファイルだけピックアップしてレポートする事ができます。

最初のスクリプトは指定したフォルダ(サブフォルダは計算しない)にあるファイルだけの合計サイズをレポートします。

なお、このスクリプトはPhotoshop、Illustrator、AfterEffects、Bridge、ESTKで動作します。Dreamweaver, Fireworksなど旧マクロメディア製品では動作しません。

// 指定したフォルダ内にあるファイルサイズと合計をレポート
(function (){
var checkFolder = Folder.selectDialog("ファイルサイズを調べるフォルダを選択してください");
if (!checkFolder){ return; } // キャンセルした場合は何もしない
var fileList = checkFolder.getFiles(); // 全てのファイルが対象
if (fileList.length < 1){
alert("フォルダにファイルがありません");
return;
}
var f = File.saveDialog("結果を保存するファイル名を指定してください");
if (!f){ return; }
var flag = f.open("w");
if (!flag){ return; }
var total = 0;
var total2 = 0;
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
var _byte = fileList[i].length;
if (_byte){
total = total + _byte; // フォルダ内の合計サイズ
if (_byte > 0){ // ファイルサイズチェック
f.writeln(fileList[i].name+" ("+_byte+"バイト)");
total2 = total2 + _byte; // 対象ファイルだけの合計
}
}
}
f.writeln("合計バイト数:       "+total+"バイト");
f.writeln("対象ファイルの合計バイト数:"+total2+"バイト");
f.close();
})();

上記のスクリプトは、ファイルサイズが1バイト以上のものが対象です。ただし、CS3〜CS6では2GB以上のファイルは正しいサイズを取得できず、0バイトになってしまいます。

ファイルサイズが1024バイト=1Kバイトより大きいファイルだけをレポートす
る場合は、以下のようにします。

if (_byte > 0){ // ファイルサイズチェック
 ↓
if (_byte > 1023){ // ファイルサイズチェック

逆に1KB未満のファイルだけを対象にするには以下のようにします。

if (_byte > 0){ // ファイルサイズチェック
 ↓
if (_byte < 1024){ // ファイルサイズチェック

サブフォルダも対象にしたい場合は、以下のスクリプトになります。ファイルサイズの制約や変更箇所は、上記スクリプトと同じです。

// 指定したフォルダ・サブフォルダ内にあるファイルサイズをレポート
(function (){
var checkFolder = Folder.selectDialog("ファイルサイズを調べるフォルダを選択してください");
if (!checkFolder){ return; } // キャンセルした場合は何もしない
var fileList = getFilesX("*", checkFolder, { japanese: true }); // 全てのファイルが対象
if (fileList.length < 1){
alert("フォルダにファイルがありません");
return;
}
var f = File.saveDialog("結果を保存するファイル名を指定してください");
if (!f){ return; }
var flag = f.open("w");
if (!flag){ return; }
var total = 0;
var total2 = 0;
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
var _byte = fileList[i].length;
if (_byte){
total = total + _byte; // フォルダ内の合計サイズ
if (_byte > 0){ // ファイルサイズチェック
f.writeln(fileList[i].nameJ+" ("+_byte+"バイト)");
total2 = total2 + _byte; // 対象ファイルだけの合計
}
}
}
f.writeln("合計バイト数:       "+total+"バイト");
f.writeln("対象ファイルの合計バイト数:"+total2+"バイト");
f.close();
})();
// サブフォルダ内にあるファイルも取得する
function getFilesX(fileTypes, basePath,options){
options = options || {};
if(!basePath){
basePath = Folder.selectDialog("フォルダを選択してください");
if (!basePath){ return; } // キャンセルされた場合は処理しない
}
var allList = [];
// パラメータが文字の場合
if (typeof(fileTypes) == "string"){
getFileList(new Folder(basePath), fileTypes);
return toJapanese(allList, options.japanese);
}
// パラメータが配列の場合
if (fileTypes.push){
for(var i=0; i<fileTypes.length; i++){
getFileList(new Folder(basePath), fileTypes[i]);
}
return toJapanese(allList, options.japanese);
}
function getFileList(currentFolder, fileType){
var fileList = currentFolder.getFiles(fileType);
var fileList2 = currentFolder.getFiles("*"); // Sub Folder
allList = allList.concat(fileList);
for(var i=0; i<fileList2.length; i++){
if (fileList2[i].getFiles){
if (fileList2[i].name.charAt(0) == "."){ continue; }
getFileList(fileList2[i], fileType); // フォルダがある限り繰り返し
}
}
}
// 日本語に変換(nameJ, fullNameJ)
function toJapanese(fileList, flag){
if (!flag){ return fileList; }
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
fileList[i].nameJ = File.decode(fileList[i].name);
fileList[i].fullNameJ = File.decode(fileList[i].fullName);
}
return fileList;
}
}


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

AdobeさんがバージョンをCS6からCCにしたのはいいけど、マイナーバージョンアップで機能が違っているので、ver CCで動きます、とはっきり言いにくくなってしまった。17.1から動きます、という具合にマイナーバージョン表記しないといけないのかなあ。

話は変わって農業(水田)の会議があった。杖をつき顔を紫色にしたお婆さんが出てきた(付添いあり)。40代は二人で後は全員ご老人。TPPあってもなくても、もうほとんど崩壊状態に近いかも。10年後にはお米は作れるかどうか分からない雰囲気。若者が10人や20人増えて農業に加わっても、人数不足でとても無理っぽい。

さらに話は変わって、JavaScript逆引きハンドブックが増刷になりました。どうもありがとうございます。

・JavaScript逆引きハンドブック【増刷中】
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082 >

・D3.js例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/D3.js/ >

・Dart例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Dart/ver1.1/ >

・Adobe CS2〜CS6,CC JavaScriptリファレンス&ライブラリ
< http://www.openspc2.org/reibun/AdobeJS/index.html >

・Adobe JavaScriptリファレンス(検索できないのはKindleのバグらしい)
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844395955 >

・ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・Nexus 7(アンドロイドタブレット)使い方辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/Android/Nexus7/ >

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/ >
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。


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■ところのほんとのところ[108]
ニューヨーク冬の風物詩が……

所 幸則 Tokoro Yukinori
< http://bn.dgcr.com/archives/20140310140100.html >
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さて、いろいろな人とのつながりができつつも、[ところ]のNY行きの本来の目的は、写真を撮ることです。まずは、NYの冬の風物詩と思われる、道路から吹き上がる蒸気(というか煙というか)です。これは20年近く前に初めてNYに行ったときの印象から来ています。当時の[ところ]は武田真治君を撮りに行った冬のNYのかっこよさに魅了されました。

いままで何度かNYに行ったものの、真冬に行く機会はなかったのです。そして今回は、ようやくタイミングが合ったので、憧れの蒸気を狙って探しまわったわけです。しかし、思ったよりポイントは少なく、円筒状のものから水蒸気を逃がすための工事がそこかしこで行われていました。そういった貴重な写真も撮れましたけれど、道路からの直接放出ではないのがちょっと残念でした。

そして、旅の最後の方で会ったNY在住の日本人から、意外な話を聞きました。地下鉄の温かい空気が寒い地上に上がって来て、蒸気となって道路から吹き上がる、という説を[ところ]も含め日本人は信じていたように思います。

真実はもっと驚くべき話だったのです。マンハッタン島の地下には色々なケーブルや配管があります。近くにある火力発電所からも来ています。それらの管のヒビや隙間からもれているものが、冬には水蒸気と一緒になって上昇することで、あの幻想的な冬の景観になっていたようです。

この冬の間にはほとんど工事は完了するようなので、NY名物はもう見ることはできなくなるでしょう。ボイラー室から出る水蒸気は変わらず見られますが、それは主にビルの上にあるので、道路から立ち上るのとは違う景色です。

もっとも[ところ]の視点はたまに訪れる人のものであるし、住んでる人からすれば出ない方が快適になると思います。たぶん空気もきれいになるし、道路の交差点での事故も減るでしょう。あの雰囲気がよかったなどというのは、あくまで旅人の感傷やエゴでしかないですよね。

というわけで、一番の目当てはもうほとんどなかったので、最後の一日は盟友・木村達也君と、別のポイントを探しながら効率的に撮影を進めました。運良く天気も味方をしてくれて、満足できる撮影になり、[ところ]はかなり満足しました。もう一〜二回撮影に来れば、個展ができるなというぐらいまでNYの撮影は進んでいます。もっとも、それを[ところ]が作品に仕上げるのには随分かかりそうです。その後のプリント作業もありますからね。

それと、けっこう驚いたことがありました。友人フランコの車に乗る時によく通る道で、車の窓から素敵なビルを見つけました。そこに行きたい、と木村君に言ってみたのですが、彼はそんなビルはまったく覚えがないと言うのです。

しかし、[ところ]も渋谷の街を撮り始めた頃、渋谷歴28年以上なのに、新発見だらけでした。行く場所や道は知っていても、今まで被写体としては見ていなかった物件がいくつもありました。普通はそういう目で見てないのだから、木村君の感覚は当たり前なんだなと思った次第です。


●「アートとして香川を撮り続けるフォトグラファー集団
K lovers photograpers TOKYO展」
助成:一般財団法人百十四銀行学術文化振興財団

会期:3月11日(火)〜3月16日(日)11:00〜18:30
会場:gallery cosmos(東京都目黒区下目黒3-1-22 谷本ビル3階 
TEL.03-3495-4218)
<http://gallerycosmos.com/>

所幸則の指導の下、写真に取り組んできた「フォト・ラボK」の卒業展、フォト・ラボK修了生からなるフォトグラファー集団「K lovers Photographers」の選抜作品展が行われます。

いわゆるカメラ雑誌でいうところの“うまい写真”を撮る、あるいはFacebookで「いいね!」をもらえる写真を撮るというのではなく、自分のテーマ、被写体と真摯に向かい合い、作品を紡ぎ出すという写真表現、アートとしての写真に取り組む人々の写真展です。主宰の所幸則の新作も出しています。

普段見慣れた人にとっての香川の風景も、香川を見たことがない人にとっても、フォトグラファーの目を通して表現されるとまったく異なる表情を見せます。写真表現の可能性についても、感じられる写真展になると思います。

3月11日(火)18時からのオープニングパーティには皆さんお誘い合わせの上いらしてください。お待ちしています。

【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則 < http://tokoroyukinori.seesaa.net/ >
所幸則公式サイト  < http://tokoroyukinori.com/ >


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編集後記(03/10)

●先週の木曜日の読売新聞の「週刊文春」3/13号の広告に「『慰安婦問題』A級戦犯 朝日新聞を断罪する」というタイトルがあった。おお、いまさらだけどナイスな特集だと思ったが、朝日新聞ではこの広告はどう扱われているだろうか、掲載されていないか、掲載されていてもなにやら細工されていないか、気になったのですぐ図書館に行ってチェックして来た。果たして、ビンゴ〜! 「『慰安婦問題』A級戦犯 ●●新聞を断罪する」となっていた。そればかりでなく、朝日の社旗まで黒塗りされていた。嗚呼、やっちまった。気持ちはわかるが(笑)、この大目立ちは逆効果ではなかったのか。消火したいと思って逆に火を煽ったようなものだ。興味津々の朝日読者は多かったと思う。

朝日にとってはじつにまずい記事なので、広告掲載を拒否したかったと思う。やればできる。だが広告料は欲しい。また拒否したらかえって話題になってしまうし(ヘタしたら厳重抗議を受けて大目立ち)、どうせ内容はよそで知られる。ここはお互い商売だからと、朝日と文春が手打ちしたということだろう。しかし、自社の看板まで墨塗りして隠すとは、秘密保護法の時に狂乱の極致だった朝日とは真逆なイメージ。プライド全然なし。広告に放送禁止用語や差別用語が入るときは自主規制として伏字を使うことはあるが、それは出稿する側の気配りである。「朝日」は放送禁止用語や差別用語ではない。たぶん(笑)。公序良俗に反しているわけでもない。たぶん(笑)

また、その一週間前の読売新聞「週刊ポスト」3/7号の広告では「『嫌中憎韓』が売れるのは朝日新聞のおかげです」という特集タイトルがデカデカと出た。このときも、朝日はこの広告をどう扱っているか、気になったのですぐ図書館に行ってチェックして来た。そのまま掲載されていた。まったくその通りだから朝日も文句は言えないだろう。さて、2月11日の朝日新聞の文化欄に「売れるから『嫌中憎韓』」「書店に専用棚」「週刊誌、何度も扱う」「国民不満すくう」「訴訟リスク低い」という見出しが並んだわりと大きな記事があった。

「『嫌中憎韓』が出版社のトレンドになりつつある。ベストセラーリストには韓国や中国を非難する作品が並び、週刊誌も両国を揶揄する見出しが目立つ」とか「『嫌中憎韓』は出版物の一ジャンルとして確立しつつある」といった、朝日得意の「ためにする」「悪意ある」記事であった。「日本を賛美する内容の本と並んで」と書くところに朝日の狙いがハッキリ見える。この記事はすぐに韓国の新聞に引用されている。問題なのは、いままで「憎韓」という文字の入ったタイトルの本はないことだ。「憎韓」を連呼するのは朝日(と「週刊現代」?)だけである。放火して煽り立てるいつもの手法だ。日本中が「憎韓」だって? 相手をするのが面倒くさい呆れた国だと思うが、憎むといった感情は日本人にはない。あるのは「憎日」、韓国と朝日新聞の。(柴田)


●鉄のフライパンを買った。テフロン加工のものが焦げるようになったので調べていると、買い替えか加工し直してもらうように書かれてあったから。

よく行くスーパーでは、金額に応じてもらえるスタンプで、調理器具が安く買えるキャンペーンをしている。そこにあったセラミックのフライパンを候補にしていた。使ったことがなかったので興味本位。

調べているうちに、これも数年で買い替えた人の話があった。実家のは買い替えたことないよね、とふと思い出し、鉄のフライパンで検索した。数年で買い替えるという発想自体がなかったよ。今って、ゴミの分別があって、捨てにくいし、長く使えるものがいい。

で、二つに絞り込んだ。リバーライトの『極(ROOTS)』と、FDスタイルの『鉄のフライパン』。(hammer.mule)

< http://www.riverlight.co.jp/product_roots.html >
リバーライト
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000R8KIRA/dgcrcom-22/ >
アマゾンで
< http://fdstore.cart.fc2.com/ca10/21/p-r-s/ >
FDスタイル
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HITSQ6Q/dgcrcom-22/ >
フライパン IH FDSTYLE 鉄のフライパン(直径26cm) エフディー。深みがあって使いやすそうなのだ