講師だって、最初は初心者だもの[番外]2014年の電子書籍と私:読者目線編/森 和恵

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こんにちは。森和恵です。ようやく、今週から暖かくなってきそうですね。先週末も風邪を引いてしまったので、このまま春になって欲しいなと思ってます。ちらほらと、花見のお誘いも届きだしたことですしね。


さて、今回から電子書籍のことをお伝えします。なにをテーマにしようか迷いましたが、まずは「買う側」の立場で書くことにしました。しかも、私の個人的な体験や思っていることを書くことにしました。

市場データや電子書籍論などは、あちこちに立派なのが掲載されているはずですし、ここは個人的な話で攻めてみようかと思います。

いち個人が、電子書籍を使ってみたらどうなったか?という、ガチ話をします。

●2年弱ほどで、556冊の電子書籍

初めてKoboを使ってから、2年弱ぐらいが経ちました。
さてその間に、私は何冊ぐらいの本を買ったんでしょうか??

・kobo 412冊  ・kindle 132冊
・マガストア 5冊 ・honto 2冊
・個人から直接 5冊

計556冊でした。

ええっと…マジですか。思わず、「すげぇな」って声出ちゃったよ。ゴクリ。

もしも、この冊数を紙で買ってたとしたら…部屋の床が抜けてたかもしれませんね(苦笑)。そういえば、本を括って捨てたり、古本屋へ行く回数が最近減ったなぁ(納得)。

購入内訳は、「コミック 4:Web系技術書 3:小説 2:雑誌 1」ぐらいな感じ。若干、小説が増えたぐらいで、普段買う紙の本と同じぐらいの比率でした。

これだけの冊数を買うようになると、すっかり生活に根づいてきたように思います。本を買う時に「紙にするか、電子書籍にするか?」をまず検討するようになりましたね。

好きな作家さんで手元に置いておきたいものは、紙で。
装丁も好きな本は、紙で。質感を感じたいから。

読んで数か月で捨てそうなものは、電子書籍で。データなら置いといてもいいし。持ち運びには重いものは、電子書籍で。カバンがかなり軽くなりました。そういう算段が頭に浮かぶことが、日常化したなと改めて感じます。

ではここで、電子書籍導入のメリット&デメリットをまとめておきましょうか。

【電子書籍を導入してよかったこと】

・置き場所を気にせず、読みたかった漫画の大人買いができる(Koboのクーポンのおかげが強い)

・Web系技術書や雑誌は、iPadに入れて持ち運び(これなら、購入ストアが複数あってもOK)

・出張中に本を買わなくなったので帰りの荷物が軽い(多めに先に買ってから行くように)

・本で部屋が占有されない(や…でも、紙の本もいっぱい買うのでホントはアレですが)

・同じ本を二度買いしなくなった(基本、コミックはkoboって決めてるから確認も楽)

【電子書籍を導入してNGだったこと】

・買った本を忘れたり、途中で読むのをやめてしまう(物理的に物が目に見えないから)

・あまりにもコミックの手を広げ過ぎて、新刊が出たのがわからなくなる(情報過多なのかも)

・お風呂で読めない(対応ケースとかあるけど、怖くて)

●ストアの利用は、やっぱりKobo派

【楽天Kobo】< http://rakuten.kobobooks.com/ >

楽天らしく、割引クーポンがたくさん発行されます。「大丈夫?」とこちらが心配になるほど届きます。びっくりです。

サイト上のバナーでクーポンがたいてい表示されているし、メールマガジンでも週1回は届きます。たくさん購入する顧客になれば、それとは別途に30%・40%OFFクーポンなどが届くことがあります。

その戦略上の理由は、専門家の方にお任せする(↓)ことにしますが、楽天もいつまでも甘い汁を出しているわけではなく、クーポンのばら撒き度合いは、一時に比べて沈静化しつつあります。残念。

一番すごかったのは、Koboが落ち目の時で、Facebookページの書き込みで「50%OFFクーポン使い放題」とかが、毎週のように登場していました。ひどい時には、70%OFFとかも。

・なぜ楽天koboは電子書籍を50%引きで販売するのか?
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20131119/1053598/ >

とにもかくにも、クーポンのおかげで、koboでの購入が412冊に膨れ上がりました。きちんと集計していませんが、少なくとも定価から40%は確実に引いた価格で手に入れています。それまで読みたかった本を安く手に入れることができて、本当に幸せです。Koboさまさまです。

しかし、楽天さんから見れば、私は「クーポンを出したら必ず使う、優良顧客」ということなのでしょうね。落ち目の時にも見放さず、これからもクーポンの魔力に憑りつかれながら使い続けることでしょう。

さて、サービス開始こそいろいろと悪口をささやかれていたkoboですが、いまはずいぶん改善されています。こちらも列挙しておきますね。

【koboのよくなったところ】

・クーポンで美味しい、出版社とタイアップのフェアも多し(購入前はクーポンを探せ!です)

・ライトノベル、コミックを中心にかなりコンテンツが増えてる(Kindleには負けますが不自由はあまりなし)

・アプリもよくなってる(デスクトップアプリを使って、パソコンで読めるのがうれしい)

・専用リーダー koboglo は小さくて持ちやすく、microSDHCで最大32GB増量できるのがうれしい
 koboglo < http://book.tsuhankensaku.com/review/koboglo.html >
 Kindle比較 < http://book.tsuhankensaku.com/review/koboglo.html >

ということで、私は相変わらずkobo押しなのです。

【アマゾンKindle】< http://www.amazon.co.jp/b?node=2250738051 >

最近はめったに買うことが少なくなったKindle。理由は、殿様商売的な感じがして、お得感が得られないからです。無料や値引き本もあるらしいんだけど、どこに情報があるかわかりにくいし、自分が欲しい本がそうなっていることはほとんどなくて使えません。
※Kindleのセール情報は、きんどるどうでしょうがオススメ
< http://kindou.info/ >

……ということで、購入場所としてより、もっぱら情報収集に使っています。

情報ページに紙の書籍と電子書籍が同列で出てくるので、指名買いする時に調べるのにとても便利です。レビューで評判も見ることができます。とりあえず情報をキープしておく時は、「欲しい物リスト」に入れておけばOK。

最近の私の購入フローは、

1)なんかいい感じの本を見聞きする
2)Amazonで調べて、電子書籍の有無・レビューなどのスペックをチェック
3)すぐ欲しい時は、Koboで検索→購入
4)Koboで「予約」ステイタスだったり、見つからないときは、とりあえず「欲しい物リスト」へ
5)すぐ要らない時は、Koboクーポンが出るまで「欲しい物リスト」へ
6)Amazonでしか出なさそうなマニアックな本は、そこで購入

という感じです。ごめんなさい、アマゾンさん。紙の本は、わりと買ってるので許してください。

6)で書きましたが、個人出版だったり、なぜかKoboで出てこない出版社さんなんかは、あきらめてAmazonで検討します。例えば、

なかせよしみ 「漫画の先生 〜2010」は、アマゾンのみの個人出版本です。
< http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00IERANL2/ >

マッグガーデン出版の「にがくてあまい 6」だと、Koboでは4巻までしか発売されていません。
< http://www.amazon.co.jp/dp/480000084X/ >

この辺がじれったいところで、もう世の中の本は、全部電子書籍を作って全ストアで販売しろー!! って思います。紙の本を買った時にも、電子版がついてくると嬉しいです(多少割高になってもいいから)。

【その他に注目するストア】

リアル書店と結びつきポイントが相互利用できる honto< http://honto.jp/ >
や、雑誌が得意な マガストア< http://www.magastore.jp/ >
など、独自路線をすすむストアも出てきています。

このような後発ストアは、大手に負けないようにクーポンを出したり、お得なサービスを定期的に実施することも多く、うまく見逃さずに使い分けをしていきたいなと思います。

●生活に欠かすことができない電子書籍

ポイント利用やサービスについて熱く語ってしまいましたが、年間すごい冊数の本を買う身としては、切実なんですよ。スーパーで夕方のセール品を狙う主婦のような目線になりました。

改めて文面にまとめてみると、電子書籍がほんとに当たり前になっていて、自分の生活に欠かすことができないものに根づいたということに気がつきました。

小学校の時の自分に教えてあげたいぐらいです。大人になったら、ドラえもんのひみつ道具ばりに便利な世の中になるよ、って。いや、本当に長生きするもんですね。がんばろうっと。

……さて、今回はここまで。次回も、電子書籍のネタをお届けします。「売る」側の目線でまとめてみようかなと思っています。Kindleストアでの販売に人気が集中していますが、「自転車操業」さんのように独自の路線で販売するのもまた面白そうですよね。
< http://www.anos.jp/circle/circle.htm >

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【 森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
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今年こそ梅を見に行くぞ! と思いつつ、気づけば満開の時期を逃してしまいました。無念であります。今日・明日に仕事が落ち着けば、見に行けるのになぁ…タメイキ。「大阪城梅林 梅だより」
< http://www.tktaku.com/Bairin/ >