Take IT Easy![26]夏休みに読みたい本・AppleのCM・抜本的節電案/若林健一 / kwaka1208

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今回は夏休み前最後ということで、書こうと思いつつネタとして一本にはならないようなことがらを3つ、まとめてお送りさせていただきます。

●夏休みに読みたい本

最近の若い子をみていると(こう言うようになると、自分も歳を取ったなと思うわけですが)、本を読まない人が多い。夏休みということで、いつもよりも時間はたっぷりありますので、この機会に読んで欲しい本を紹介します。




そのひとつは「スタンフォードの自分を変える教室」。

意志力(やるべきことをやるための力、やるべきでないことをやめる力)をテーマにした内容で、ひとつひとつ心当たりのある例に、痛いツボを押されるような思いをするはず。個人的には「モラル・ライセンシング」という言葉が印象的でした。

スタンフォードの自分を変える教室 / ケリー・マクゴニガル
紙版
< http://www.amazon.co.jp/dp/4479793631 >
Kindle版
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00CHWLZ5S >

二つ目は、「コミュニケーション力」。

やや古い本ですので、デジタル機器を使った記述に関しては現在に合わないところはありますが、「質問力」「コメント力」「偏愛マップ」など実践的な内容が多く、会社の先輩や上司とのコミュニケーションが上手くいってないと感じている新社会人、若手社会人には読んでみて欲しい一冊です。

コミュニケーション力 / 斉藤隆
< http://www.amazon.co.jp/dp/4004309158 >

今、個人的に読もうと思っているのがこちら。

「SF映画で学ぶインタフェースデザイン アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン」
< http://www.amazon.co.jp/dp/462108836X >

最近発売になったばかりで、SF映画に登場するインターフェースデザインから学ぶという面白いテーマの本。UX/UIデザイン系のお仕事をされている方に注目を浴びているようです。ただ、少し高めなのとKindle版が欲しいこともあって、私はこちらにしました。

Make It So: Interaction Design Lessons from Science Fiction
[Kindle Edition]
< http://www.amazon.co.jp/dp/B009EGPJCU >

写真付きだし、Kindleなら本の内容から直接辞書がひけるので、なんとかなると思います。夏休みなので、こういうチャレンジもありですね。

●日本のメーカーではありえないAppleのCM

AppleのテレビCMを観ていると、日本のメーカーじゃこのCMは作れないな、と思うことが多々あります。それは製作にお金がかかっているとかいうことではなく、CMに登場するシーン。

現在放映中の「Parentfood」は親子の生活の中で登場するiPhoneが描かれているわけですが、ベビーカーにiPhoneを取り付けて走っているシーン、水辺でiPhoneを使っているシーン、庭でiPhoneを操作しているお父さんに向かって子どもが水をかけるシーンなどは、実際の生活のシーンとしてはあったとしても、日本のメーカーのCMで映像として取り上げられることはありません。

AppleのテレビCM 「Parentfood」
< http://www.apple.com/jp/iphone-5s/powerful/#video-parenthood >

CMを観た利用者が同じことをして製品を落としたり、水没させて壊してしまった場合、メーカーの責任が問われるケースにも発展するため、少なくともテロップによる注意喚起が行われるのが普通です。

どちらかというと訴訟社会と言われるアメリカの方が、問題が発生した時に訴訟に発展する可能性が高いような気もするのですが、アメリカの基準というものがよくわかりません。

●抜本的節電案

東日本大震災以降、特にエアコンによる電力需要が高まるこの時期に、「節電」ということが言われます。

しかし、観ないテレビは消しましょうとか、部屋の電気は小まめに消しましょうといった程度では節電の効果はしれていて、もっと効果の高い節電策をうちださなければ目に見える効果が表れるようにはならないと思います。

そこで提案したいのが、「コンビニの削減」。コンビニ一軒で、一般家庭の30〜50軒分の電力消費があるそうなので、各家庭で電気を決して回るよりも圧倒的な節電効果が生まれます。

市街地に出ると、見渡しただけでもコンビニエンスストアがいくつか目に入ることが珍しくはありません。場合によっては、同一系列店が見通し範囲に複数あることも。

確かに数が多ければ便利ではありますが、それだけ電力消費をしているわけですから、これは減らすしかありません。同一系列店舗は一定の区画内での出店数を規制すれば、利用者の選択肢を残しつつ、適切なコンビニの出店数にできるはずです。

また、24時間営業も店舗を限定すれば良いでしょう。閉店後も冷蔵庫の稼働は必要なこと、夜間の電力は比較的余っていること、を考えれば効果は低いかもしれませんが、それでも店舗の照明や冷房にかかる電力を減らすことは一定の意味があります。

ただし、夜中に仕事をされているような方や、緊急時のことを考えれば一定区画内に必ず24時間営業の店舗が残っている方が望ましいと思われますので、これも一定数は残します。

では、出店規制により削減した店舗はどうしましょう? それぞれのお店には経営されている方がいらっしゃいますので、一方的に削減してしまうとコンビニの店舗をお持ちの方の生活問題が発生します。

出店規制により削減された既存店には、コンビニの出店数が少ない地方への移転を促進します。もちろん、移転にあたったは補助金を出すなど国が支援する前提です。

地方へのコンビニ出店を促進することにより、地方の生活が便利になり、災害時(昨冬発生した雪害による孤立などを含む)の補給拠点になることが期待できます。

まとめると、

1)一定区画内の同一系列店舗の出店規制による既存店舗の削減。
2)24時間営業の原則廃止(同じく区画内で一定数は残す)。
3)削減した既存店舗については、地方への移転を促進する(国が支援)。

この3つセットで実施すると、節電、地方の活性化、災害対策の3つの問題に対処できるように思います。

さらに、コンビニを減らすと「温暖化対策」にもなるはずです。

冷蔵庫やエアコンは、温度を下げるために熱交換という方式を使っています。これは庫内や建物の中の温度を外へ放出して中の温度を下げる仕組みなので、中の温度が下がるということは、それだけ外の温度が上がる。

つまり、コンビニを減らす=極端に温度の低い部分が減る、そして外の温度も全体的に下がるはず、という考え方です。

コンビニ関係の政策を国が積極的に展開すれば、節電と温暖化対策、両方に対応できるのではないかな?

【Q.62】24時間コンビニは電気のムダ遣いでは?
< http://www.nikkeibp.co.jp/article/tk/20100406/219710/ >

【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
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