[3743] 負の連鎖かな?

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,600文字)


《えげつな〜〜〜! JASRAC》

■ネタを訪ねて三万歩[113]
 負の連鎖かな?
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[399]
 「読みにくいブログ」「アオイホノオ」他、小ネタ集
 吉井 宏

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  怒りのブドウ球菌 電子版 〜或るクリエイターの不条理エッセイ〜
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◎デジクリから2005年に刊行された、永吉克之さんの『怒りのブドウ球菌』が
電子書籍になりました。前編/後編の二冊に分け、各26編を収録。もちろんイ
ラストも完全収録、独特の文章と合わせて不条理な世界観をお楽しみ下さい。
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■ネタを訪ねて三万歩[113]
負の連鎖かな?

海津ヨシノリ
< http://bn.dgcr.com/archives/20140730140200.html >
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今年はエアコンの利用を控えて、扇風機でどこまで凌げるかといった軽いゲームを自分に課していました。これは2年前にエアコンの冷気を腕に直撃させ続け、結果としていわゆる冷房病となって暫くリハビリで苦労したことも引き金(かなり大きく)になっていました。

しかし、さすがに我慢は自分だけの問題ではなく、PCやカメラなどの機材にも影響が及ぶようになってしまっては本末転倒です。実は昨年の猛暑でiMacを昇天させた経験があります。

そこで、今月の上旬にギブアップし、エアコン起動します〜と宣言したまではよかったのですが、なんとリモコンが行方不明という残酷な事態で、7月の第二週までエアコンなしで汗ダクの毎日を送っていました。

そんな中で事件が発生しました。虎視眈々と価格の流れをチェックしていて、「そろそろ」と思ったときに、何故か嫌な予感を覚え、買いたかったカメラを断念しました。そして、正にその翌日にとんでもないことが起きたのです。なんと、洗濯乾燥機が大往生(実は少し思い込みだったことを後で知る)してしまったのです。これは笑えない事件です。

とにかくこの時期に、何日も洗濯機が使えない状態を放置することは出来ません。結果として、購入するつもりであったカメラ2台分がアッサリ消えてしまいました。さすがに両方購入する財力はありませんでしたので、もしカメラを購入していたらと思うと背筋が寒くなります。

実は今月は冒頭からかなりのトラブル続きだったので、神経質になっていたことが少しだけ幸いしたのかもしれません。兎に角こんな時は車の運転中に事故などしないように、いつもよりも神経を使うことを心掛けています。実際、スマホ片手の歩行者でいつになく何度も「ヒヤッ」とさせられています。

さて、問題の洗濯乾燥機は12年前に購入し、5年前に一度修理をしているだけで、ほぼ毎日(場合によっては日に2回)利用していたわけですから、そろそろ......と思っていました。

正確には洗濯物を入れる口の窓が閉まらなくなったことと、動作音が大きくなってきたので寿命と判断したわけです。ここで、かねてより狙っていた洗濯乾燥機を購入し、あとは翌日の設置を待つだけという流れだったのですが、なんと配送スタッフが調べてくれたところ、我が家には最新型はすべて入らないという残酷なお沙汰。今までの半分のサイズで、しかも中国製なら入ると言われて即答でキャンセル。

問題を整理すると、排水板が古いタイプで配水管の位置に問題があるわけです。真上から見た時、排水溝が右上または左上にあることが理想なのですが、我が家は右下で、しかも洗濯機の足が乗ってしまう位置なのです。もう完全に最悪の状態。

とにかく、これを取り替えればどんな機種でも、一般的なものであれば入ることが判明したので、あとは交換するだけ。ただし、業者の選定などで少し時間が掛かりそうなので、それは時間を掛けて調べることにし、取り敢えず修理となりました。

結果として、iPod touch/16GBぐらいの出費で修理が出来ました、本当に爪程度のプラスチック部品を取り替えるだけでこの値段ですから人件費は怖いです。ちなみに、その後、給水ホースがパッキンの劣化で突然水漏れしたり大騒ぎはズルズルと続きました。

ところでこの排水板トラブルはかなり深刻のようです。仕様が変更になるのは仕方がないとしても、10年保たないのでは仕様の意味すらないですね。

コンピュータの世界でも、この仕様変更は本当に頭の痛い問題です。最近では、Flash CCからのSWFファイルの読み込み問題などが、困ったことの代表格でしょうか。Adobe Edge Animateで独立したムービーが書き出せれば、私としては特に問題はないのですが......。

さて、大出費は予想外の展開で抑えられたのですが、あくまでも応急処置でしかないので、カメラ購入は断念しました。

どうも今年に入ってから、いや色々思い出してみると昨年の夏あたりから、いやなことが続いているように感じています。気のせいと思いたいのですが、どうもそうではないようないやな感じです。こんな時は静かにしているのが一番ですね。

唯一の救いは、多摩美の教え子達がいつも声を掛けてくれること。これは本当に癒されます。そんな学生達とfacebook上で行っている3D_Labというグループ主催で、今年の芸祭にて3Dワークショップを企画しています。さてさてどうなることやら......。

ところで、ここで冷静になって考えると、このところ特にいやなことが重なっていることを実感し、かなり落ち込んでしまいました。どこから負の連鎖が発生したのかわかりませんが、まず2009年に購入した大型の椅子が壊れて廃棄することに。

続けてA3ノビの写真クオリティー性能プリンタが壊れ、修理金額も馬鹿にならないので廃棄(今年は既に数台廃棄しています)することに。頻繁に出かける場所への回数券をまとめ買いしていたら、出かける用件が突然消滅して大量に余ってしまいました。

iPhoneで謎の「SIM カードが挿入されていません」障害が連続発生で4日ほど(空いている時間に予約が取れず)使い物にならなくなりました。

ネガティブに考えても何も生まれませんので、気持を切り替えたいのですが、どうしても気になっているモノがありました。私のMacProです。

Early 2009ということで、そろそろ買い換えかな? というタイミング。もちろん、調子が悪いわけではないのですが、Photoshop CCの遠近法ワープなど、ビデオボードに依存する一部の機能が使えません。

もちろん、使えないとセミナーなどで困るのですが、セミナー用のMacBookProはEarly 2011ではあるものの、問題なくすべての機能が利用可能です。

ただし、夏場の放熱対策として小型の扇風機や保冷剤を用いるという、涙ぐましい努力をしているのは事実です。昨年は無頓着にしていたことで、iMacを熱暴走で昇天させてしまいましたので。

なんだかこうなると、ハードウェアもクラウド式に毎月一定額払うと常に最新環境という仕組みが確立されるとイイですね。イケイケでガンガン買い求めていた頃が本当に懐かしいです。

ただし、あの当時は新型もスペック的には3年保たない時代でしたから、イケイケだったのかもしれません。いや、世の中がまだバブルの尻尾ぐらいだったからかもしれませんね。

そこで夏場の放熱対策とは......。

留守の時にエアコンを使用していれば別ですが、薄手のタオルにくるんだ保冷剤をビニール袋に入れて、ノートPCの下に敷きます。デスクトップタイプでスリープしない場合は、弱程度の風を小型の扇風機で送るという感じ。これで随分違います。

■今月のお気に入りミュージックと映画

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[You're My Best Friend]by Queen in 1975(UK)

冒頭の "Ooh, you make me live"「あぁ、君がいるから僕は生きていける」は、いいフレーズだと思っています。後述する「5デイズ」を見終わったとき、多くの人は恐らくジョン・レノンのイマジンを聞きたくなるかも知れません。でも私はこれです。

イマジンを聞くと、1984年に公開されたイギリス映画「キリング・フィールド」のイメージが強すぎて辛いからかもしれません。その点 "You're My Best Friend" は明るいメロディーで前向きになれます。

思えば、はじめてQueenを聴いた時に、速攻でレコードを買い求めたものです。何かスイッチが入ったしまったあの瞬間。そして、それは月日が流れ、私を経由してあるギタリストに大きな影響を与えてしまいました。私はほとんどギターを弾けないのに本当に不思議なコトです。また、それは後日改めてお話したいと思います。
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[5 Days of War]by Renny Harlin in U.S.A

邦題「5デイズ」。以前紹介した南オセチア紛争をロシア側から描いた「オーガストウォーズ」に対して、この映画はグルジア側から描いた作品。「オーガストウォーズ」よりも内容はリアルで殺戮シーンは怖いです。

実際に親族を殺害された人達が、映画のラストに登場する部分は「シンドラーのリスト」のようでした。北京オリンピック報道にかき消された殺戮は、歴史から抹殺されるのでしょうか。

昨今はウクライナ情勢も緊迫していますね。私にはロシア人、グルジア人、ウクライナ人の友人がいます。当たり前のことですが、皆さんいい方ばかり。だからこそとても複雑な気持ちになります。

【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家

yoshinori@kaizu.com
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会社で後輩の指導に当たっているという、教え子からの近況報告が気になってしまいました。

それは、受講者達が「熱心にメモを取るのに覚えが悪い」ということについてです。コンピュータの操作を学ぶ上で、メモを取ること自体をダメとは言いませんが、基本的にメモに熱心な学生は覚えが悪かった経験値から、お薦めできません。

メモを取るという行為に集中している時に、他のコトが分らなくなってしまうのです。コンピュータの操作は理詰めではなく、感覚で覚える体育系だと感じています。細かい手順ではなく、どう処理するべきかの流れを瞬時に掴む訓練が大切です。

機能や操作方法は「その場合に何を使うのか?」というように覚えれば、自然と身に付くはずです。もしかすると、これは料理のような感覚かも知れませんね。レシピ通りにしか料理を作れない人は、基本的に料理が下手ですから。

これは写真撮影にも言えますね。オートフォーカスとデジタルカメラになったことで自由度が増し、写真の基本が覚えにくくなっています。絞りリングはデジタル操作に埋没しており、初心者には意味すら解らないという中で、どれだけ理論的なことを学んでも良い写真は撮れません。

やはり、感覚と経験値でレンズの画角に絞りとシャッター速度の関係を判断出来るか否かが、いい写真を撮れるかどうかの大きな分かれ目ですね


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■グラフィック薄氷大魔王[399]
「読みにくいブログ」「アオイホノオ」他、小ネタ集

吉井 宏
< http://bn.dgcr.com/archives/20140730140100.html >
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●読みにくいブログ

アメブロその他の芸能人ブログなんかに多い、行間を2行3行とかもっと開けたりするのって、何なのあれ? 楽天メソッドみたいに誰かが指導してるの? 明らかに読みにくいと思うんだけど。ひょっとして、ランキング上位の芸能人ブログを見て、「上位に入るためのブログテクニック」と思われちゃってる可能性?

「1記事1ページはめちゃくちゃ読みにくい!」って件も謎だったのですが、以前教えてもらって分かりました。例えば、一週間分の7記事を読んでもらうのに、いっぺんに7記事を読んでもらうんじゃなく、7記事にそれぞれアクセスしてもらえば、7倍のページビューになる、ということらしい。

行間空けは、文字数が少ないのをごまかす方法かなとも思ったんだけど、どうも「ケータイで読む時に次のページに飛ばせてアクセス数を増やす意図」だそう。へー。しかし、スマホ時代になったからその手は意味なくなったんだろうけど。

どっちにしても、せこいぞ! 「自分の利益のため、読みやすさを犠牲にして訪問者に面倒を強いている」ってことにならない?

あまり賢くなさそうに見えるそうした処理だけど、明らかに賢いに違いない社長の人とかもやってたりする。本当に奇妙だ......。

また ブログ だけでなく SNSや 掲示板 などでも よく 見かける 単語 ごとに 全角スペースで 区切る 文章も ものすごく 気に なっちゃう。 行間空けも 全角スペースも 文章を 書き慣れて いず 読み慣れても いない 人が 自分の 書いた テキストを 読みやすいと 勘違いした 工夫なのか? どうも 「わかち書き」 という 小学校低学年が 読みやすい ように 単語を 分ける ルールも あるらしいのだが。

●「アオイホノオ」

テレビドラマが始まったおかげか、以前から読みたかった島本和彦「アオイホノオ」が期間限定無料お試しKindle版で3巻まで無料! 即ダウンロード。読み始めたら一気に11巻まで読んじゃった(紙の本は12巻まで出てる)。

うおおおお〜〜〜っ!! 熱い!!! これだこれ! わかる! めちゃくちゃわかる! 100%わかる! これは僕のためのマンガだ!

熱い志やわけのわからない衝動を持て余すあの年頃の思い上がり激しいバカの感じ! なんちゅうか、今より100倍やみくもに自信過剰で周囲が見えてない大バカだったあの頃の熱く無限の可能性と不安な気分を30数年ぶりに燃え立たせてくれるマンガだ! 「こうしちゃおれん!」と足がバタバタする感じw

作者とほぼ同年代(僕がひとつ歳下)だし、マンガやイラストなど分野は似たようなもんだし、心の動きまで全部が全部、リアルに経験してきたことだったりする。いや、マンガとはジャンル違いの僕でさえそうなんだから、もっと近く感じる人はいっぱいいるだろうな。

大作家芸術大学=大阪芸術大学出身の人って多い気がする。このマンガに登場する人じゃなく、リアルに知ってる人にも7〜8人はいるはず。それも1年か2年上の人ばかり。高校のとき、教育実習生が大阪芸大から来てて受験を薦められたけど、東京にしか興味なかったからなあ。

主人公の物語と平行して語られるDAICON III〜ガイナックスの歴史。きっと「トキワ荘」的な神話になっていくんだろうな。

ドラマ版も見てみた。映画「逆境ナイン」は原作読まずに観たけど、なかなかいい感じだった。あれに近い感じ? 実写だと島本マンガのあの温度までは行けないだろうけど。

原作に登場するフィルムを本物や再現で見せてくれるのもイイ! ただ、トンコさんだけ違和感。もともと現実感がない妖精みたいなキャラなのに、人間になっちゃうと違うかなあ。と思ったけど、だんだん違和感薄れてるっぽい。

●白人の容姿へのあこがれ?

「日本のアニメキャラは白人顔なのか」
< http://togetter.com/li/598581 >

アニメキャラは白人っぽく描こうって意図はないと思うなあ。黒髪や茶色の瞳ばかりだと画面的に華やかさに欠けるし、キャラの個性を表現するツールの範囲が、人種的リアルの容姿そのものや服装の範囲を越えてるだけだと思う。

アニメキャラでちょっと白人あこがれ寄りかなと思うのは、必要以上に青やグリーンの瞳だったりすることくらいかなあ。

リアルイラスト全盛の頃までは、イラストの人物ってなぜか白人基本ってのあった。広告に白人モデルがいっぱい出てたから自然だったし。

リアル方向だと、平たい顔族の日本人顔って描いててぜんぜん楽しくないというのはあったなw 大友克洋がそんな日本人顔をリアルに描いたときは目を背けたい感じだったもん。

そういえば、僕のTDWキャラは目が青系なことが多いです。正確には「白目が青、虹彩がブルーグレー」です。白人の青い目ではなく、「昔のセルロイドのオモチャや人形の青い白目」っぽいのをやろうとしたのが始まりなのです。

白目が青いレトロのアヒルのキャラクターおもちゃとか、ものすごく濃厚な感じするんですよね。今見ると怖いかもしれないけど、当時は「白目が白より青のほうがカワイイ!」という感覚があったのかもしれない。

●著作権管理団体の無茶

え〜〜〜とwww 本来の役割をすっかり忘れてしまって、組織の生き残りや利権拡大だけが目的になっちゃってる団体はいくつかありますけど、えげつな〜〜〜! こういった意見を正式に発表しちゃうってのは、すでにブレーキをかける人がいなくなってる証拠なんだよなあ。

JASRACが示したクラウドサービスへの姿勢と音楽のこれから|Togetterまとめ
< http://togetter.com/li/696802 >

なんちゅうか、JASRACが騒ぐほどに、「音楽ファイル」に「ばっちいモノ」「危険なモノ」「触れてはいけないモノ」っていうイメージがつき始めてるような気がするよ。

作る側としては、音楽そのものを売ることで稼げなくなってるんだったら、著作権利管理団体って足かせになるばかりで邪魔じゃね? 登録しないと著作権が発生しないとかじゃないわけだし。これから音楽やろうとしてる人は、登録したら裏切り者呼ばわりされる雰囲気に持っていったらおもしろいぞ。

どんな創作物も基本的にはそれぞれ個人や事務所が管理してる。音楽だけがなぜか団体が管理することになってるのって変じゃん。使いたい人は作者に連絡したらいい。ネットのおかげで連絡とりやすくなってるんだし(それでも一括で連絡取れるJASRACは、使うほうからすればめちゃくちゃ便利なんだそう)。

僕が今から音楽活動するとしたら、登録せずにやるだろうな。「収入にならないのはわかってるのに、煩わしさだけ増える」ってイメージになっちゃってるもん。

本当に登録する人が少なくなったり、他の著作権管理団体に移る人が増えたら、JASRACとかどんな感じで抵抗するんだろう? 音楽も作った人の死後50年で著作権切れるらしいので、しばらくしたら管理すら必要なくなりそう。そのう本当に用がなくなるよ。

こんな話も。[音楽の録音物を売る時代はとっくに終わった〜元レコード会社社員が語る、ミュージシャンは個人事業主たれ]
< http://kasakoblog.exblog.jp/22123098/ >

ちょっと離れるけど、音楽関連で面白い話。
< http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/%7Edata/I,composer/03.toCompose.html >

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

Googleストリートビューがすごい! いつの間にか日本全国の細かい道まで網羅してたんですね。実家も見える! 昨年からそうなってるらしいけど知らんかった。いつか確認しようと思ってた地元の一度しか行ったことのない場所を「そっか、そういう場所だったよね」って部屋に居ながら確認できたりしちゃう。魔法だ!

今住んでるあたりも新しい画像になってる。あ! 数年に一度新しく撮影し直されるとしたら、数十年、数百年とストリートビューが続けば、昔の風景が見れるようになるかもね!

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
< https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii >
・ハイウェイ島の大冒険 < http://kids.e-nexco.co.jp >
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
< http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63 >


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編集後記(07/30)

●平川□(示す偏に右)弘「日本人に生まれて、まあよかった」を読む(新潮新書、2014)。著者は教育についての競争原理の排除と、機会の平等でなく結果の平等を尊重する偽善の弊害が、日本を二流国以下に落としつつあると考え、それを直すための考察を進める。まずは日本国憲法の問題点から説き起こし、中国と日本の相違を検討し、世界史の中の日本の近代国家建設の意味を考え、国家の生存戦略としての外国語能力を論じ、戦後教育を改め世界に通用する人材の方策を語り、最後に日本での21世紀の教養教育の王道となるべき一石二鳥の語学習得法を具体的に披露する。つまり、世界に通用する骨太の日本人をどうしたら養成できるのか、それが本書の主題である。

というと、堅苦しそうな本の感じもするが、著者(1931年生まれ、東京大学名誉教授)は深刻な問題を語る際にも、皮肉も言い、悪態もついたりして、とても面白い。それにしても丁寧な語り口である。平川先生は外国人留学生を一番多く指導された教授だ。中国、韓国の人とはとくに数多く接した。だが、言論をはじめ様々の自由がない隣国を見て「余は支那人や朝鮮人に生まれなくつて、まあ善かつたと思つた」という漱石の発言に、内心で共感しているという。そのような正直な感情を率直に言えることこそが真実の言論の自由であると信じ、それが許された日本に生まれて、まあよかった、と感じている一人である、というのがタイトルの由来らしい。

平川先生の専門は比較文化史である。英語一辺倒ではなく、古典の知識の習得も同時に行う、一石二鳥の語学教育と比較文化の授業を試みた。理想の日本人は外国語もでき、日本の文化の一端にも通じていなければならない。そこで、学生の実力より少しだけ難しめの教材を選び、紫式部などの古文や漢文などの古典を、その原典とともにウェイリーの英訳を比べながら読むというものだ。こうすると1足す1以上の立体的なおもしろみが感じられるという。つまり、英語教育は言葉と同時に文化的内容を伝え、現在も過去も知るような一石二鳥の教育を行わねばならないという。それがグローバル化する日本での、日本人教師による教養教育の中心になればよいと平川先生は信じている。

終章は「朝日新聞を定期購読でお読みになる皆さんへ」である。「新聞の扇動記事にあおられることのないよう切望いたします。そんな論説の言うことをまともに信じる読者こそ新聞の奴隷というべきでしょう」「昔の野党の『反対のための反対』がしまいには野党の反対の主張から正当性を奪ってしまったように、その伝統を引き継いだ大新聞の論説委員が大仰に反対を唱えれば唱えるほど、オオカミ少年になってしまいました。これは政府にとっても新聞にとっても国民にとっても、真に不幸なことでした」。朝日新聞というと、つい我を忘れて攻撃的になってしまい、読者の批判を受けることがしばしばのわたしだ。平川先生のような上品な文章を書きたいものだ。精進精進。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106105691/dgcrcom-22/ >
「日本人に生まれて、まあよかった」


●続き。ゴルフバッグ販促の企画発表と投票、講評の後、本題に入る前に田口さんから皆に質問があった。「なかなかアイデアの出ない人」に、誰も手を挙げない。用意した講義やめようか、スライドいらないなという流れに。こういう話にも参加者は爆笑しながら突っ込んでいる。

なんなんだろう、この雰囲気。寒い朝でもすぐに発進できる車みたい。どの席からでも、その時その時に質問が投げかけられる。参加者が参加してる。

皆の話は、アイデア自体は出てくるが、それをクライアントに採用されるものにしたい、プレゼンで説得できるようなものにしたいということであった。

それを受けて、課題をもらってからクライアントに説得するまでの流れのポイント説明があった。そして、選ばれるレベルに持っていかないとアイデア・企画とは呼べないよとも。続く。(hammer.mule)

< http://manikabe.net/2014/06/masayukitaguchi_3days/ >
【ワークショップ】田口真行のWebディレクション特講 がっつりワークショ
ップ3DAYS

< http://manikabe.net/2014/07/manisemi_p12/ >
まにゼミP12「田口真行vs松尾茂起 あれこれたっぷり質問合戦!(仮称)」
予定があって行けない。行きたいよ〜〜(切望・号泣)