グラフィック薄氷大魔王[399]「読みにくいブログ」「アオイホノオ」他、小ネタ集/吉井 宏

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●読みにくいブログ

アメブロその他の芸能人ブログなんかに多い、行間を2行3行とかもっと開けたりするのって、何なのあれ? 楽天メソッドみたいに誰かが指導してるの? 明らかに読みにくいと思うんだけど。ひょっとして、ランキング上位の芸能人ブログを見て、「上位に入るためのブログテクニック」と思われちゃってる可能性?

「1記事1ページはめちゃくちゃ読みにくい!」って件も謎だったのですが、以前教えてもらって分かりました。例えば、一週間分の7記事を読んでもらうのに、いっぺんに7記事を読んでもらうんじゃなく、7記事にそれぞれアクセスしてもらえば、7倍のページビューになる、ということらしい。

行間空けは、文字数が少ないのをごまかす方法かなとも思ったんだけど、どうも「ケータイで読む時に次のページに飛ばせてアクセス数を増やす意図」だそう。へー。しかし、スマホ時代になったからその手は意味なくなったんだろうけど。

どっちにしても、せこいぞ! 「自分の利益のため、読みやすさを犠牲にして訪問者に面倒を強いている」ってことにならない?

あまり賢くなさそうに見えるそうした処理だけど、明らかに賢いに違いない社長の人とかもやってたりする。本当に奇妙だ......。




また ブログ だけでなく SNSや 掲示板 などでも よく 見かける 単語 ごとに 全角スペースで 区切る 文章も ものすごく 気に なっちゃう。 行間空けも 全角スペースも 文章を 書き慣れて いず 読み慣れても いない 人が 自分の 書いた テキストを 読みやすいと 勘違いした 工夫なのか? どうも 「わかち書き」 という 小学校低学年が 読みやすい ように 単語を 分ける ルールも あるらしいのだが。

●「アオイホノオ」

テレビドラマが始まったおかげか、以前から読みたかった島本和彦「アオイホノオ」が期間限定無料お試しKindle版で3巻まで無料! 即ダウンロード。読み始めたら一気に11巻まで読んじゃった(紙の本は12巻まで出てる)。

うおおおお〜〜〜っ!! 熱い!!! これだこれ! わかる! めちゃくちゃわかる! 100%わかる! これは僕のためのマンガだ!

熱い志やわけのわからない衝動を持て余すあの年頃の思い上がり激しいバカの感じ! なんちゅうか、今より100倍やみくもに自信過剰で周囲が見えてない大バカだったあの頃の熱く無限の可能性と不安な気分を30数年ぶりに燃え立たせてくれるマンガだ! 「こうしちゃおれん!」と足がバタバタする感じw

作者とほぼ同年代(僕がひとつ歳下)だし、マンガやイラストなど分野は似たようなもんだし、心の動きまで全部が全部、リアルに経験してきたことだったりする。いや、マンガとはジャンル違いの僕でさえそうなんだから、もっと近く感じる人はいっぱいいるだろうな。

大作家芸術大学=大阪芸術大学出身の人って多い気がする。このマンガに登場する人じゃなく、リアルに知ってる人にも7〜8人はいるはず。それも1年か2年上の人ばかり。高校のとき、教育実習生が大阪芸大から来てて受験を薦められたけど、東京にしか興味なかったからなあ。

主人公の物語と平行して語られるDAICON III〜ガイナックスの歴史。きっと「トキワ荘」的な神話になっていくんだろうな。

ドラマ版も見てみた。映画「逆境ナイン」は原作読まずに観たけど、なかなかいい感じだった。あれに近い感じ? 実写だと島本マンガのあの温度までは行けないだろうけど。

原作に登場するフィルムを本物や再現で見せてくれるのもイイ! ただ、トンコさんだけ違和感。もともと現実感がない妖精みたいなキャラなのに、人間になっちゃうと違うかなあ。と思ったけど、だんだん違和感薄れてるっぽい。

●白人の容姿へのあこがれ?

「日本のアニメキャラは白人顔なのか」
< http://togetter.com/li/598581 >

アニメキャラは白人っぽく描こうって意図はないと思うなあ。黒髪や茶色の瞳ばかりだと画面的に華やかさに欠けるし、キャラの個性を表現するツールの範囲が、人種的リアルの容姿そのものや服装の範囲を越えてるだけだと思う。

アニメキャラでちょっと白人あこがれ寄りかなと思うのは、必要以上に青やグリーンの瞳だったりすることくらいかなあ。

リアルイラスト全盛の頃までは、イラストの人物ってなぜか白人基本ってのあった。広告に白人モデルがいっぱい出てたから自然だったし。

リアル方向だと、平たい顔族の日本人顔って描いててぜんぜん楽しくないというのはあったなw 大友克洋がそんな日本人顔をリアルに描いたときは目を背けたい感じだったもん。

そういえば、僕のTDWキャラは目が青系なことが多いです。正確には「白目が青、虹彩がブルーグレー」です。白人の青い目ではなく、「昔のセルロイドのオモチャや人形の青い白目」っぽいのをやろうとしたのが始まりなのです。

白目が青いレトロのアヒルのキャラクターおもちゃとか、ものすごく濃厚な感じするんですよね。今見ると怖いかもしれないけど、当時は「白目が白より青のほうがカワイイ!」という感覚があったのかもしれない。

●著作権管理団体の無茶

え〜〜〜とwww 本来の役割をすっかり忘れてしまって、組織の生き残りや利権拡大だけが目的になっちゃってる団体はいくつかありますけど、えげつな〜〜〜! こういった意見を正式に発表しちゃうってのは、すでにブレーキをかける人がいなくなってる証拠なんだよなあ。

JASRACが示したクラウドサービスへの姿勢と音楽のこれから|Togetterまとめ
< http://togetter.com/li/696802 >

なんちゅうか、JASRACが騒ぐほどに、「音楽ファイル」に「ばっちいモノ」「危険なモノ」「触れてはいけないモノ」っていうイメージがつき始めてるような気がするよ。

作る側としては、音楽そのものを売ることで稼げなくなってるんだったら、著作権利管理団体って足かせになるばかりで邪魔じゃね? 登録しないと著作権が発生しないとかじゃないわけだし。これから音楽やろうとしてる人は、登録したら裏切り者呼ばわりされる雰囲気に持っていったらおもしろいぞ。

どんな創作物も基本的にはそれぞれ個人や事務所が管理してる。音楽だけがなぜか団体が管理することになってるのって変じゃん。使いたい人は作者に連絡したらいい。ネットのおかげで連絡とりやすくなってるんだし(それでも一括で連絡取れるJASRACは、使うほうからすればめちゃくちゃ便利なんだそう)。

僕が今から音楽活動するとしたら、登録せずにやるだろうな。「収入にならないのはわかってるのに、煩わしさだけ増える」ってイメージになっちゃってるもん。

本当に登録する人が少なくなったり、他の著作権管理団体に移る人が増えたら、JASRACとかどんな感じで抵抗するんだろう? 音楽も作った人の死後50年で著作権切れるらしいので、しばらくしたら管理すら必要なくなりそう。そのう本当に用がなくなるよ。

こんな話も。[音楽の録音物を売る時代はとっくに終わった〜元レコード会社社員が語る、ミュージシャンは個人事業主たれ]
< http://kasakoblog.exblog.jp/22123098/ >

ちょっと離れるけど、音楽関連で面白い話。
< http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/%7Edata/I,composer/03.toCompose.html >

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

Googleストリートビューがすごい! いつの間にか日本全国の細かい道まで網羅してたんですね。実家も見える! 昨年からそうなってるらしいけど知らんかった。いつか確認しようと思ってた地元の一度しか行ったことのない場所を「そっか、そういう場所だったよね」って部屋に居ながら確認できたりしちゃう。魔法だ!

今住んでるあたりも新しい画像になってる。あ! 数年に一度新しく撮影し直されるとしたら、数十年、数百年とストリートビューが続けば、昔の風景が見れるようになるかもね!

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
< https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii >
・ハイウェイ島の大冒険 < http://kids.e-nexco.co.jp >
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
< http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63 >