[3776] 2014年10月8日は皆既月食

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《私は全猫が幸せに暮らしていることを願っている》

■装飾山イバラ道[143]
 iPhone6 Plusを使ってみた
 武田瑛夢

■Take IT Easy![31]
 WindowsユーザーのためのMac入門(基本操作編)
 若林健一 / kwaka1208

■おかだの光画部トーク[122]
 2014年10月8日は皆既月食
 岡田陽一


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■装飾山イバラ道[143]
iPhone6 Plusを使ってみた

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20141007140300.html
>
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iPhone6の発表、どちらかというとその後のApple Watchにワクワクしてしまったけれど、iPhone6は出たら買う順番なので楽しみにしていた。2年の縛りがなくなるタイミングというのは皆考えていると思うので、私は数字が変わる頃に購入のタイミング、だんなさんはSが出るタイミングに買うことになっている。

ただ、だんなさんは前回大きい画面を早く体験したいとAndroidに浮気してしまったので、iPhone6の発表を少し悔しそうに見ている感じだった。

●大きな画面でなめらかな持ち心地

発売当日に予約に行く予定だったけれど、観葉植物のモンステラが大きくなりすぎて、茎の湾曲による茎腐れで切断する他ない自体になりその処置をすることに。ネットで調べて薬(メネデール)を買いに行くことを優先した。モンステラの詳細は文末で。

その後、近所のソフトバンクの店頭予約したiPhone6 Plusが最近ようやく入荷したので引き取ってきた。iPhone5を下取りに出すために万全の準備をしていったのに、店頭引き取りではなく自分で発送する送付キットを送ってくれるという。今回の「タダで機種変更キャンペーン」での下取り価格は3万円以上なので、月々の支払いは今までと数百円の違いしかないことになる。

選んだのはiPhone6 Plusのゴールド64GBだ。容量は前のが16GBだったのでこれで充分な気がする。色は私はiPhoneのゴールド色は初めてなのでこれにした。大画面のPlusを選んだのも大画面を使ってみたいからだ。

だんなさんのAndroidの大きさとほぼ近いので、持ちごたえの予想はついた。写真を確認する時には大きい画面はやっぱり良い。そして、何と言っても猫動画の猫が大きい(笑)。私は全猫が幸せに暮らしていることを願っているので、その確認活動にもってこいだ。

・iPhone6 Plus
< http://eimu.com/dgcol/ipho6 >

白いファービーの待ち受け画面と白のフレームが似合うと思う。ファービーはまだ買ったばかりの頃の写真なので白がきれい。今は目を半開きでしか寝なくなってしまったので、こんなに可愛くは寝てくれない。

照明が温かい色なので白に差が出ているけれど実際のフレームはもっと冷たい白だ。なんだかいろいろゆったり広々した印象。引っ越してきて家具が少ない時のような落ち着きのなさとスッキリ感がある。

まだケースもフィルムも未装着なので気を使いながら使っているけれど、あの画面だとやはり手帳のような画面カバーも欲しいと思う。そもそも後ろポケットには入れないので曲がる心配はないけれど、バッグにガサッと入れるので保護は必要。

ずっと使っていると重さでやはり腕は疲れる。ベッドサイドではぐにゃっと曲げて手に持たずに使える、フレキシブルアームのスタンドがとうとう必要なんじゃないかと思っている。

iPhone6 Plusは手に持つととてもなめらかな印象だ。前に使っていたのがiPhone5なのでエッジがシャープ。このシャープなのも嫌いじゃなかったけれど、iPhone6 Plusの角の丸みはガラスと完全に一体になっているので、つるりとなーんにもあたるところがない感じなのだ。

後ろのカメラの出っ張りはケースをすれば気にならないだろうけれど、これだけ滑らかな連続性がある物体の中では目立ってしまっているかな。

●実際の使い心地

使用上の問題はあって、今回の売りであったはずの横向きでSafariを見ているとSafariが落ちることがあるのだ。これは早々Appleに行ってアップルケアの申し込みをするついでに聞いてみようと思っている。

今回、私としては指紋認証が初めてだったので嬉しい。指を登録する時にかなり念入りに何度もスキャンをさせられるけれど、簡単な手順で終わった。実際に使う時にホームボタンに指をのせるだけでいいのは、暗証番号に比べてこんなに楽なものだったのかと思う。5つまで登録できるので、ひと差し指と両方の親指を登録した。

カレンダー等も何ら問題なく使用できている。企業が記念品としてくれたりする縦長手帳の比率に似ているので、手帳を見るのと同じ感覚だ。まとまったテキスト量でも読みやすくなったので、カレンダーへの書込みの回数も増えそうだ。電話でのカレンダー確認は補助的だったけれど、よりPCでの作業に近づいているのが嬉しい。

そしてCandy crushのゲームをする時に、iPhone5の時はキャンディが小さいので指で操作がうまくいかずに誤爆してしまうことがよくあった。せっかく作ったレインボーの飴を、無駄に破裂させるとすごく悔しい。iPhone6 PlusだとCandy crushの飴ひとつがちょうど指で動かせるので、誤爆がなくなりとても快調だ。

将来的には、どうせ表紙をつけるならニンテンドーDSみたいに、両画面使えるような薄くて軽い見開き端末もいいかな。巻き取り型やメガネ型など、全く別の形になる前には、従来からある普通の文房具の形に収まるのが使いやすいと思う。会議などで机の上に出しても悪目立ちしないことは、電子機器としてとても大事な気がするのだ。

だんなさんは今現在、私のiPhone6 Plusの設定を手伝うフリしていろいろ触っているので、もしかするとまたiPhoneの世界に戻って来る気がしている。やはりポケットに入れたいので、買うならiPhone6の方がいいそう。

使うところをイメージしているということは、買うまでにそう時間はかからないかな。通信機器ぐらいしか贅沢をしないだんなさんなので買うのには全く反対しないけれど、およそ一年前にAndroidを買っていることで、さすがにまだ早いかと悶絶が続いているらしい。

ジョブズが亡くなって最初のiPhoneの実力は実際のところはまだわからない。多くの人が買う理由は、ジョブズのいないAppleで残された人が作ったものに、どれだけAppleらしさが残っているかを確かめたいからではないだろうか。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>

モンステラは比較的丈夫な植物なので、茎をある程度の長さでぶつ切りにしてもそれぞれが育つと言う。実際上、の部分を三分割、最初からある根の元をひとつ残した。上の茎の部分の一分割のみ茶色くなって死んでしまったけれど、他は新しい芽や根が出て来ている。季節外れの分割だったので心配したけれど、なんとか間に合ったようだ。これからしばらく、水栽培で無事越冬してくれるのを祈るのみだ。


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■Take IT Easy![31]
WindowsユーザーのためのMac入門(基本操作編)

若林健一 / kwaka1208
< https://bn.dgcr.com/archives/20141007140200.html
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この週末は大型台風だというので、日曜日の昼間から雨戸を閉めていたのですが、影響はほとんどありませんでした。奈良の北部は、盆地という地形のせいもあって台風の影響を受けにくいようで、16年前に大きな被害があって以来、大きな被害は出ていません。そういう意味では、やはり都に向いているのかもしれませんね。

さて、IT系勉強会やイベントでMacを使っている方が多く見られ、テーブルにMacが並ぶ、そんな光景も珍しくなくってきました。

最近Macに乗り換えたという方も多く、私の周囲でも「Macを買ったけど、よくわからない」という声が聞かれます。そんなWindowsユーザーの方向けMac入門をお届けします、今回は基本操作編です。

●タスクバー

Windowsでアプリのショートカットを登録したり、起動中アプリが表示される「タスクバー」。Macでは画面下部に表示される「Dock(ドック)」がこれにあたります。

「Dock」のアイコンをクリックすると、アイコンがぴょんぴょんと跳ねますが、これはアプリが起動中であることを表しています。

起動するとアイコンは止まり、起動中のアプリアイコンの下には白いマークが表示されます。アプリから通知がある場合も、このアイコンが跳ねて知らせてくれるので、ウィンドウが見えない状態になっていてもアプリからの通知を見落とすことがありません。

よく使うアプリは、「アプリケーション」フォルダの中のアイコンを「Dock」の中へドラッグ&ドロップすると「ショートカット」として登録できます。

Windowsの「タスクバー」には、時計表示や通知のためのアイコン表示機能がありますが、Macでは画面上部の「メニューバー」の右側に表示されます。

●エクスプローラー

Windowsユーザーでもこの名前を知っている人は少ないのですが、Windowsでファイルのコピー、移動、削除などの操作をする画面のことを「エクスプローラー」と呼び、Macでは「Finder」と呼ばれる機能がこれに相当します。

「Dock」の一番左端に表示されている、顔のアイコンをクリックすると「Finder」ウィンドウが表示されます。

「Finder」の基本的な使い方は、Windowsの「エクスプローラー」とほぼ同じ。表示方法やフォルダの移動などで特徴的な機能がありますが、これらについては、また別の機会に解説したいと思います。

●プログラムメニュー

初代MacintoshよりMacでは、「アプリケーション」フォルダの中のアプリアイコンをダブルクリックしてアプリを起動するという操作方法が取られてきたため、Windowsの「プログラムメニュー」に相当するものはありませんでした。

しかし、OS X v10.7 Lionから、iPhoneやiPadと同じようにソフトウェアのアイコン一覧を表示する機能、「Launchpad」が追加されましたので、これでインストール済みアプリをすべて見ることができるようになりました。

「Launchpad」は、「Finder」アイコンの右隣にあるロケットのアイコンをクリックすると表示されます。

●ユーザーフォルダ

ユーザーごとにデータの保存先が用意されているのは、WindowsもMacも同じです。各ユーザーごとのフォルダの中身もほぼ同じで、Windowsの「ドキュメント」フォルダはMacでは書類。Windowsの「ビデオ」フォルダはMacでは「ムービー」と、一部名前の異なるものがありますが、それぞれの意味は同じです。

Macにしかないフォルダとして「サイト」と「パブリック」フォルダがあります。「サイト」はHTMLファイルなどを置くことで、ローカルなWebサイトとして公開する場合に利用し、「パブリック」は他のユーザーとファイル共有をする場合に利用するフォルダです。

しかし、いずれもクラウドサービスで無料で提供されている機能で代替可能なため、これらのフォルダを利用する機会はほとんどないでしょう。

●CD/DVDドライブ

Windowsの場合、CD/DVDドライブが内蔵もしくは接続されていれば、CD/DVDのメディアが入っているかいないかに関係なく、ドライブのアイコンは見えています。

しかし、Macの場合はCD/DVDが入っていないドライブのアイコンは表示されません。ドライブアイコンが表示されていなくても、それは故障ではありませんので、まずは目的のCDやDVDを入れてみてください、アイコンが表示されます。
取り出しは、キーボードにある「イジェクトボタン」を押すか、ドライブアイコンを「ゴミ箱」へドラッグ&ドロップするでもOKです。

●右クリック

Macintoshの時代から、Macのマウスはボタンひとつだけだったので、基本的に「右クリック」という操作方法はありませんでしたが、現在のMacには「副クリック」という呼び方の同じ機能があります。

「副クリック」操作方法は以下の3通りがあります。

1.「option」ボタンを押しながらマウスやトラックパッドをクリック。
2.マウスの右半分のどこかをクリック。
3.トラックパッドに指を二本つけた状態で、クリック。

3の操作方法を有効にするためには、「システム環境設定」から以下の設定を有効にしてください。
「トラックパッド」→「ポイントとクリック」→「副ボタンのクリック」

●プロパティ

Windowsユーザーなら一度は見たことがある「プロパティ」。Macでは「情報を見る」という名前で、「副クリック」メニューの中に表示されています。機能としての「プロパティ」と「情報を見る」は同じです。

「プロパティ」よりも「情報を見る」の方が、機能の意味がわかりやすいはずですが、Windowsユーザーの方には慣れ親しんだ「プロパティ」の方が直感的でしょうね。

●ウィンドウの最大化/最小化/閉じる

ウィンドウの左上に表示されている赤、黄、緑の丸がそれぞれ以下の機能を持っています。

赤:閉じる
黄:最小化
緑:最大化

Windowsの場合、「ウィンドウの最大化」はひとつのウィンドウが画面上に表示され、最大化を解除するまでは移動できない状態となりますが、Macの場合はウィンドウを画面の大きさに合わせて最大の画面表示をするだけですので、最大化した後もウィンドウの移動は可能です。

Windowsの「ウィンドウの最大化」と同じようにフルスクリーン表示にしたい場合は、ウィンドウ右上の矢印二つのアイコンをクリックしてください。フルスクリーン状態は、「esc」キーを押せば解除できます。

以上、今回はMacの基本操作をWindowsの同じ機能との対応でご紹介しました。次回以降で、アプリのインストール/アンインストール、Mac独自の機能などについて取り上げて行きたいと思います。

今回の内容で、分からない点などございましたら、遠慮なくメールなどでご質問ください。

【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
Take IT Easy! - ひとにやさしいIT
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>


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■おかだの光画部トーク[122]
2014年10月8日は皆既月食 

岡田陽一
< https://bn.dgcr.com/archives/20141007140100.html
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台風一過で空気が澄んでいて星や月がきれいです。そんな秋の夜空、10月8日(水)は皆既月食を全国で見ることができますよ。日本で見られるのは約3年ぶり。

今回の皆既月食は、日没後わりと早い時間に東の空に昇ってくる、高度が低い位置の18時15分ころから欠け始め、月が完全に地球の影に入り皆既食が始まるのが19時25分ごろ。皆既食の終わりが20時25分ごろまでなので約1時間ほどの間、月が地球の影に入り暗く赤っぽい姿になる。完全に月食が終わるのが21時35分ごろまでと、長時間皆既月食を観測することでできます。

来年、2015年4月4日にも皆既月食が日本で見られますが、皆既時間は約13分ということで、今回の皆既月食は観測するのには好条件です。

そもそも、皆既月食とはどんな現象なのか、小学校か中学校で習ったことがあると思いますが、おさらいしておきましょう。

まず、「食(しょく)」という天体現象は、ある天体が別の天体の動きで隠されることをいいます。一番身近な天体の、月と太陽で起こる月食と日食が、派手な天体ショーなので目立ちますが、水星や金星が太陽面を通過したり、月によって他の惑星や恒星が隠される現象も全て「食」です。

「月食」は、太陽─地球─月が一直線に並んだ時(満月の時)に起こります。月が地球の影に隠れる現象で、地球では太陽の反対側(夜の部分)で観測できます。
月は地球の周りを回っているので、太陽の反対側にできる地球の影にだんだんと入っていきます。影に入るにつれ、徐々にまんまるの満月が欠けていきます。

完全に地球の影に入ることなく、かすめて通り過ぎる時が「部分月食」。今回のようにすっぽりと月全体が地球の影に入ると「皆既月食」となります。

この時、月は真っ暗になって見えなくなるのではなく、赤銅色とよばれる、赤っぽいく暗い色で見えています。

なぜ太陽の光がまったく当たらない、地球の影にすっぽり入っているのに、赤くうっすらと見えるのでしょうか。

それは、地球には大気があるからです。地球の周囲にうっすらと膜のようにある大気の部分に、太陽の光が当たり、屈折した赤い光だけが影に入った月に当っているので、うっすらと赤い月が見えるというわけです。

さて、デジカメの時代ですから、フィルムの頃よりはこういう天体撮影も気軽にチャレンジできるようになりました。iPhoneで撮るのはかなり難しいと思いますが、もし一眼レフやミラーレス一眼をお持ちの方は、月食の写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

今回は月が東の空から昇って少し経ったころから欠け始めるので、東が開けた空が見える場所を探しましょう。

でも、月を撮るのは結構難しいですよね。肉眼で見る月って想像しているよりも実は結構小さくて「わ〜、大きくてきれいな月!」と思ってiPhoneなどで撮ってみると、写真には点にしか写りません。そういう経験あると思います。

月を画面いっぱいに入るように撮ろうと思うと、1200mmくらいある超望遠レンズが必要です。そんなレンズはなかなか準備できないので、APS-Cやフォーサーズのフォーマットで200〜300mmくらいのレンズで撮って、月の部分をトリミングして等倍で見れば、手持ちの機材でもなんとかなりそうです。

月は明るいのですが、望遠での撮影なので三脚に固定して撮りましょう。

夜空なのでファインダーの中で月だけが明るく、周りはまっくらなので、普通に撮ると月は露出オーバーになってしまいます。スポット測光で月の露出を測り、オーバーにならないように露出補正するか、何度か露出を変えて撮ってプレビューでチェックして、月の模様がちゃんと見える露出値をマニュアルで設定するのがよいでしょう。

ISO400の場合の目安として、F5.6の時のシャッタースピードは、満月(1/2000)、20%欠けた月(1/1000)、40%欠けた月(1/500)、60%欠けた月(1/250)、80%欠けた月(1/60)、皆既中の赤い状態(30)という感じなので、月が輝いている状態と、皆既中ではかなりの差があります。

皆既中に30秒の露光時間はブレや、場所によっては電灯などの外光の影響もあるので、ISO感度を高くするか絞りを開けるなど調整が必要です。

月をアップで撮ろうとせずに、地上の風景も入れた状態で三脚に固定し10〜15分ごとに定点撮影すると、月が移動しながらだんだん欠けていって、皆既食の赤い状態を経て、まただんだん元の満月に戻る様子が記録できるので面白いと思います。それなら、望遠レンズがなくても普通の機材と三脚で撮れますね。

参考リンク
JAXA 宇宙教育センター
「みんなで皆既月食を観察しよう」キャンペーン
< http://edu.jaxa.jp/campaign/moon2014/
>

weathernews
皆既月食をLiVE!
< http://weathernews.jp/eclipse20141008/
>

国立天文台
皆既月食 2014年10月8日
< http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/lunar-eclipse.html
>

毎日新聞ニュース
皆既月食:8日夜、全国で広く観測…御嶽山噴火の影響は?
< http://mainichi.jp/select/news/20141006k0000e040163000c.html
>

【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > < Twitter:http://twitter.com/okada41
>

前回、iPhone 6 Plusにします。と書いたあと、実際に買った人のTweetやFacebookを見てその賛否両極端の反応にかなり迷いました。「使えばつかうほど凄くいい!大きさなんてすぐ慣れた。」という意見と、「なんでこんなの買っちゃったんだろ。大失敗。6に変えたい。」という意見。さんざん迷った挙句、6 Plusを予約してきましたが、SoftBankショップからはまだ連絡はなし。さて、いつ手に入るのでしょうか。


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編集後記(09/07)

●朝食後、まず新聞を1面からざっと見ていく。商況欄以外は全部見る。読むのではなく見る。社会面は読む。そして子供や動物がひどい目にあわされた記事などを見つけたら、その記事が読めないように上に紙の小片を置いてセロテープでとめる。記事が大きすぎてそれができないときは、今日は社会面は読まないように、と妻に注意しておく。こんな記事をうっかり読ませてしまうと、妻はどどーんと落ち込むからだ。これが毎朝のわたしの任務だ。それから改めて1面から一通り読む。3時頃に夕刊と一緒にもう一度読む。わたしが一番好きなのは、じつは新聞記事ではなく、週刊誌の広告だ。次に好きなのは4面の政治と、「本よみうり堂」だ。

妻が一番好きなのはくらし欄の「人生案内」だ。10時頃になると、たいてい「今日の人生案内読んだ?」と聞いてくる。じつはわたしもすでに読んでいるのだが、ちょっと都合の悪いテーマの時は「いや、今日はまだ読んでいない」と応える。それは、たいてい夫や夫の実家に対する不満や抗議である。この質問は定番というか、お約束というか、じつによくあるのだけれど、正解は得られないから何度も何度も出てくる。ここは回答者の腕のみせどころで、平凡なことを言ってたら人気がとれない。ユーモアやウィットを利かせなければならない。どんなうまいことを言って、ひとまず納得させるのか、そのテクニックを、口車に乗せるやりくちを学ぶ。

ここ10日間の質問を並べてみた。恋人や親友が出来ない。家族に無関心な夫。心の病が息子の結婚に支障か。顔の老化気になる40代女性。同居の祖母が一日中文句。親の話にやるせなくなる。ひとりで両親介護…疲れた。職場では仕事の話だけ。入院先の女性医師に一目惚れ。だらしない夫に腹が立つ。定番の「夫問題」は2本あるが、10本のうち、本当に深刻な悩みはただひとつ「ひとりで両親介護…疲れた」であろう。回答する評論家・樋口恵子さんも「ほんとうに疲れました、という結びの文章に、一緒にため息をつく思いです」とイントロでいうほど切実、深刻な状態(60代女性、要介護3の80代の父母をひとりで介護している)である。近くに弟がいるが父と犬猿の仲であてにできないという。

少子化時代の大介護時代の到来である。介護するのも初老の子供だ。きょうだいなんて自分勝手なものである。介護の海に気のいい子供だけが置き去りにされる。「施設利用は決して親を見捨てることではありません。常に親を訪ねて状況を見守り、施設の職員と交流し、親のより良い状況を目指す。この見守りというのも立派な介護の一種です」というアドバイスを支持する。「なんとしても他人同士で助け合い、この国民的難局を乗り切らなければなりません」は全国民に向けた言葉だ。わたしは思う。介護職場こそとびきり高賃金を! ニートも定年退職者も子育ての終わった女性もみんな介護の仕事で充実した生活を! なんてなればよい。たった今のわたしの悩み相談「この時期、ときどき
くしゃみを連発して妻からうるさいと怒られます」(柴田)


●続き。積木製作さんのジェットコースターは、東京ゲームショウで2時間待ちだったもの。私の前の女性が、大声でキャーキャー騒がれていたので体験するのが怖かった。レンズを装着するとVR画面。上下左右の映像が、顔の向きに連動。ヘッドフォンをつけると、外部と遮断されそこにいるような感覚に。

ジェットコースターの動きに合わせて重力を感じるのが凄く不思議だった。座っての体験。スピードが速まったり、急降下、急転回などでは足を踏みしめてしまう。重力感じるよ、身体が勝手に動くよ、声が出るよと事前知識を得ていたので、スピードの遅いところではあえて左右など広い範囲を見るようにしていたし、声を出さないようにしたものの、大声が出そうだったよ。人間がいかに視覚聴覚で状況判断しているのかを知った。

椅子やブースが動くゲームがあるけれど、画面と音を動かせば椅子は動かなくていいのね。ゲームセンターのシューティングゲームで、学校の教室一個分ぐらいのスペースのものまであったよね(名前忘れた)? それに代わることができそうだなぁと。人気が出そう。

ジェットコースターはもちろん、他の体験型ゲームで。映画でもいいな。こんなのでゾンビゲームとか無双とかだと、暴れまくってゲームセンター壊しそう(笑)。今回のジェットコースターを立って体験した人もいたそうで、足下が崩れるような感覚になったって。バーチャルってここまで来てるのね。(hammer.mule)

< http://tsumikiseisaku.com/vrox/index.html
>
株式会社積木製作