アナログステージ[123]目と感性をアクティブに磨く/べちおサマンサ

投稿:  著者:  読了時間:5分(本文:約2,400文字)


コンニチハ、デジクリきってのラブリーな酒飲み(自己申告)のべちおです。最近のオイラ晩ご飯は、蕎麦とヤッコと蒸かしたジャガイモです。実に質素ではありますが、腹持ちよいです。横でムスコが食っている肉や魚の匂いを嗅ぎながらジャガイモを頬張ると、肉や魚を食べている錯覚を覚えるのですが、飲み込むとジャガイモです。

えー、じつは、困ったことにデジクリに投下できるネタが枯渇してきておりまして、シドロモドロしております。いや、ネタとしてはいくらでも湧いてでてくるのですが、「デジクリに取り上げてまで書くネタかなぁ…」と考えると、キーボードを叩く指も止まってしまうのです。

ということで、次回から少しスタンスをチェンジしようかと、柴田編集長に相談したのですが、スタンスを変えるもなにも、オイラの場合は好き勝手に書かせていただけているので、とくに意識しなくても良かったんだわ。今回もサラっと書き流しでいきます。


先日、久しぶりにフラフラと本屋さんを徘徊していると、漫画『深夜食堂』の著者、安部夜郎さんの書きおろしコラム『酒の友 めしの友』が、深夜食堂のそばに並んでいたことに気がつき、サライ(今号は仏像特集!)と一緒に購入した。

時間も夕方に差しかかったころで、晩ご飯の仕度をしながら、キッチンドリンカーを愉しむ。里芋と蓮根の煮物を作っている間、目の肴に『酒の友 めしの友』を読む。文中には、著者のバックボーンとなる話が盛りだくさん。読んでいるだけで口のなかに涎が溢れてくる。

著者の漫画と同じように、まったく気取りのない文章が、読んでいてとても心地良い。読んでいると、フと、自分とオーバーラップしているところがあることに気がつき、これまた、さらに読み進めていくと、その理由が分かった。

作中に、巻き貝(著者の地元ではニナと呼ぶらしい)を食べるときの様子が綴られているのだが、このときの描写が、自分も子どものときとに、同じような体験をしていたりしたのだ。

小説やコラムなどは、読み始めたら、一気に最後まで通し読みすることは殆どしないオイラですが(時間があっても、だいたいは2回か3回に分けて読む)、購入当日に読み終えてしまった。

※余談ですが、オイラは通し読みしてしまうと、どうしても内容がしっかりと入っていかないので、区切りまでの内容を脳内変換しながら保存して、世界観をしっかりインストールしておかないと、あれこれ別の本の世界と混乱していまう、気の毒な脳の持ち主であったりする。

歳を重ねるにつれて、「遊び」の視野がだんだんと狭くなってきているのを実感するし、アクティブに動くことも億劫になってしまう。体が健康ならば、飛んでまわっているのだろうけど、いまはそれがなかなか難しい。

体を動かすことが難しいのなら、頭というか視点を切替えて、目と感性をアクティブに動かせば、なぁに、まだまだ十分に愉しいじゃないの。これから味がでてくるんでしょうね。ということで、なにも考えなくてよい休日には、ピッタリの一冊でした。

・酒の友 めしの友|実業之日本社:
< http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-17489-1 >


【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp

NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト。ぶら撮り散歩師。全国寺社巡りで、過去の懺悔道中をしております。
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■□ 懺悔道中膝栗毛 ─ 四編 □■

前回の予告通り、関東三十六不動を打ちはじめました。発心(発願)の地は、もちろん第一番の札所、大山寺。結願は、第三十六札所の新勝寺(成田山)で結べれるように、あれこれと無理なくまわれる巡礼コースを考えてみました。発願の内容は、フフフフ、内緒でございます。しばらくは、関東三十六不動の札所を綴っていきます。

・関東三十六不動霊場会・公式ホームページ・関東36不動:
< http://tobifudo.jp/36fudo/ >

・雨降山 大山寺 ご本尊:不動明王(重文)

平日に参拝したこともあって、観光客もハイキング客も疎ら。お寺まで、ケーブルカーで楽チンしようかと脳裏を過ぎったのですが、「初っ端から楽して、ヤル気あんの?」って、中里さん(いつも脳内チャットで盛り上がるパートナー)に叱られてしまったので、お寺まで自分の足で歩くことに。

が、この選択は間違っていた。健康体なオイラなら、まったく問題ない山道であるが、いまのオイラは病を患っている身。女坂のほうを選んで進んだもの、途中で足が動かなくなってしまった。

後戻りしてケーブルカーの恩恵を考えたが、おそらく半分まで登ってしまっているであろう山道、戻るのも面倒というより、戻ったらいけないような気がして、10分くらいの足休め後に再スタート。

お寺の姿が見えはじめて、ホッとしたのも束の間、「これ、なんて罰ゲームなの?」って勢いの、急斜面の長い階段が待ち構えていた。思うように動いてくれない足にもどかしさを感じながらも、手摺に掴まり、「一歩進めば、一歩近づく」でなんとか本堂へ到着。

勤行を済ませ、本堂にて関東三十六不動の打ちはじめを伝えて、専用の納経帳を購入。大山寺は『発心』の名のとおり、自堕落している心に、喝をいれる絶好の機会でした(神奈川県は発心の道場、東京都は修行の道場、埼玉県は菩提の道場、千葉県は涅槃の道場)。

大山寺の足で、第二番札所の最乗寺へ向かいたかったのですが、ついた頃にはタイムオーバーの気配がしたので、発願の初日は、大山寺だけで終わりです。インスタに写真をアップしていっておりますので、ヒマなかたはどうぞ(^^