Take IT Easy![36]「Inbox」に対する誤解/若林健一 / kwaka1208

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11月4日配信の "Googleの新サービス「Inbox」を使ってみました。" の中で、私の誤った認識により、設定で変更により柔軟に変えることができるのに「使い勝手が悪い」としたり、本来の機能の部分を「バグである」としていることが判明しました。

今回は、誤ってお伝えしていた点を訂正させていただきます。


私が認識を誤っていたのは、以下のふたつの部分です。

1)メールが勝手にグルーピングされる。

「Inbox」におけるグループは「Bundle」と呼ばれ、デフォルトで次の8種類があります。

・Purchases(amazonの注文・発送通知メールなど)
・Finance(銀行などの金融関連、請求通知メールなど)
・Social(SNSの通知やサマリーなど)
・Updates(メールマガジンなどの定期発信メール)
・Forums(GitHubやGoogle Groupのようなコミュニティ)
・Travel(旅行関連、航空会社など)
・Promos(広告・宣伝)
・Low Priority(ユーザーが読みそうにないと判定されたメール)

デフォルトでは、これらの条件に該当するメールが自動的にグループ化されるのですが、設定で一部もしくは全部のグループ化を無効に変更可能となっています。

つまり、「グループ化が使いにくい」と感じたのなら、設定でそれらを無効にすればよかったのです。

各々の「Bundle」ごとに有効/無効を設定できるようになっていて、無効となっている場合は、該当するメールはまとめられずに直接「受信トレイ」の中に入るようにできました。

2)グループ化されたメールは通知されない。

こちらも、設定で解決することができました。「Bundle」ごとに通知を出すかどうかを選択でき、「通知する」を選択していれば、「Bundle」に含まれるメールであっても通知を受けることができます。

これらの設定の存在をFacebookのコメント欄で知ったことで、使いにくいどころか、とても使い勝手の良いアプリという評価に変わりました。

例えば、広告メールはリアルタイムに知る必要がないので「Promos」を「通知無し」、インターネットバンキングからの入出金通知はリアルタイムに知りたいので、「Finace」を「通知有り」、というように、これまでなら個別に「フィルタ」を作って設定しなければならなかったことが、自動的にまとめられることによって、より簡単に設定できる「便利な機能」なのでした。

なぜ私はこの設定に気づかなかったのでしょうか? 「Inbox」を使ったことがある方ならわかると思いますが、使用中に表示される使い方のヒント「Tips」を完全に読み飛ばしていたからなのだと思います。

思い起こせば、「Bundle」という言葉や通知に関する設定の説明が表示されていたような気がします、英語で…。

自分自身、新しいアプリやサービスは積極的に使い、一般の方よりもそういったことに詳しいという自負がありましたが、今回は完全に使い込みが甘く、また安易に「バグである」という結論に至ってしまったことを、深く反省しています。

また、新しいことの体験に対する踏み込みが足りなくなってしまった、頭が固くなってしまった自分にがっかりしています。

今回の件をきっかけに、「ITをより多くの方に便利に使っていただけるようにする」ために、謙虚に新しいものを受け入れ追求していかなければならない、と感じた次第です。


【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
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お詫びと訂正:連載番号が大幅に狂っていました。バックナンバーを点検したところ、今年の7月頃からおかしくなっていました。今回正しい番号に戻しました。若林さん、読者のみなさま、申し訳ありませんでした。(柴田)