[3801] トレフェス神戸|光造形タイプ3Dプリンターの動向

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,000文字)


《今月でまる10年になりました》

■ショート・ストーリーのKUNI[163]
 ボールペン
 ヤマシタクニコ

■3Dプリンター奮闘記[48]
 トレフェス神戸|光造形タイプ3Dプリンターの動向
 織田隆治

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  怒りのブドウ球菌 電子版 〜或るクリエイターの不条理エッセイ〜
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◎デジクリから2005年に刊行された、永吉克之さんの『怒りのブドウ球菌』が
電子書籍になりました。前編/後編の二冊に分け、各26編を収録。もちろんイ
ラストも完全収録、独特の文章と合わせて不条理な世界観をお楽しみ下さい。
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■ショート・ストーリーのKUNI[163]
ボールペン

ヤマシタクニコ
< http://bn.dgcr.com/archives/20141113140200.html >
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みなさんの身近にもきっとボールペンの一本や二本はころがっていることでしょう。そう、透明のプラスチックでできていて、インクが減っていく様子がよく見える、あのてのボールペンです。

私の友達でこんなことを言った人がいます。

「ねえ、ぼくはいつも思うのだが、ボールペンを使っていくとどんどんインクが減っていき、かわりにからっぽの部分が伸びていくのがわかるだろう」

「うん。それはもちろんだとも」

「このからっぽの部分には、実はいろんなものがつまっていると思わないか?」

「というと?」

「書いた人の記憶だとか、その他いろいろさ…」

友達は無口な性質で、あまり多くを語りませんでしたが、私は妙にその考えにひかれました。そうしてあれこれ考えているうちにできたのが以下のお話です。

             ◆

小さな村役場に勤めている男がいました。仮に、エム氏と呼んでおきましょう。エム氏は30歳をいくつか過ぎた、これ以上はないというくらい地味な男で、これまた地味な村役場にはまさにぴったりの人物でした。

あまりにぴったりすぎて、時にはみんな、エム氏がいることを忘れてしまうほどでしたが、本人はそんなことは気にしませんでした。いえ、ひょっとしたら、エム氏にとってはそのほうがいごこちがよかったのかもしれません。

エム氏はいちおう戸籍係ということになっていましたが、そこは小さな役場のことですから、戸籍以外のいろいろな仕事もこなさなければなりませんでした。

役場にはさまざまな人がやってきました。遠い街から引っ越してきた人が、不安と期待の入り交じったおももちでやってきました。これからよその街へ引っ越していく人は、なごり惜しそうに役場の中を見まわしながら手続きをすませていきました。

新しい命が生まれたことを届けてくる人がいましたし、家族のだれかがなくなったことを、うちひしがれた様子で届けにくる人がいました。

「はい、この書類に書いて…そこにボールペンがありますからね。はい…それでけっこうです。次のかた?」

エム氏はだれに対しても同じように受け応えしました。時には困りごとをかかえた人が、何をどうしていいのかわからず相談することもありましたし、隣にある郵便局とまちがえて小包を持ってくる人もいました。

エム氏はどの人にも、特にやさしくもなく、かといってぶっきらぼうでもない調子で応じました。けっしてよけいなことは考えず、いつもそこらの机や椅子とおなじくらい無表情に見えました。

それはもちろん仕事なのですから、当然といえば当然なのですが、仕事以外でもやはりエム氏はそんな風でした。まわりの人間とたちいった話をすることもないかわり、もめごとを起こすこともありませんでした。

「あの人は人生というものにすっかり退屈しているようにみえるわね」
「いやいや。およそ退屈というものを知らない人間なのさ!」

そんな声が聞こえているのかいないのか、ともかくエム氏はこれまでずっとそのような生活を送ってきたのでした。

役場の仕事が5時きっかりに終わると、エム氏は歩いて10分あまりの下宿に帰ります。夕食を終えた後、エム氏は二階の自分の部屋にひきこもります。そうして、夜更けまでエム氏の部屋からはタイプライターのかたかたという音が聞こえてきます。

エム氏は記録していたのです。いえ、記録せずにはいられなかったというほう
が正確でしょう。

エム氏は、使い古しのボールペンの中身を読み取ることができたのです。

どうして、また、いつから自分にそんな能力がそなわるようになったのかはエム氏自身にもわかりません。ずいぶん前のあるとき、同僚のひとりが妙にうかない顔をしているときがありました。

「どうしたんだ」

「元気がないな」

みんなに聞かれても、その同僚はさびしく笑うばかりでした。エム氏も特にその原因を聞き出そうとはしませんでした。

ところが、なにげなくその同僚のボールペンを借りたとき、エム氏は知ってしまったのです。その人が昔愛した人が重い病気にかかっていること、そのために仕事も手につかないでいるのだということを。

エム氏は驚きました。なぜ自分にそんなことがわかったのか、さっぱり心当たりがなかったのですから。

「ぼくはどうかしているぞ」

首をかしげながら、もう一度そのボールペンで字を書こうとして、今度はエム氏も気がつきました。透明のプラスチックの軸を通して、芯の中につまっている同僚の悲しみが、それこそ手にとるように読みとれたからです。

それが、最初でした。──エム氏が自分の能力を意識しだしたのは。

ボールペンなどというものは、みんなたいして気にもとめず、そこいらにほうりだしているものです。エム氏は自分の経験したことが単なる偶然や錯覚というものかどうか試すため、職場の仲間たちのボールペンを機会があれば手にとって見ることにしました。

間違いありませんでした。それどころか、いっそうはっきりと、エム氏はボールペンの芯の──からっぽの部分を読み取れるようになっていったのです。

エム氏はいろんなことを知りました。

いつも元気いっぱいで、顔を見るたびに「やあ、エム君! どうだい、調子は!」と言ってぽーんと肩をたたく課長は、実は深い悩みをかかえており、ボールペンを見るのがつらいほどでした。

年がら年中深刻な顔をして、ときどきため息などついてみる出納係の心の中は意外におだやかでした。周期的に原因不明のヒステリーを起こす女性の年金係は、20年も前から右足にひどい水虫をわずらっていました…。

いったい、人の心の中が読み取れるようになった人間というものは、どういう生き方をするものでしょうか。エム氏の場合に限っていうと、彼は努めて何も考えないようにしました。

だれでも友だちをたくさん持ちたいと願うでしょうし、うわべだけでない本心からのつきあいをしてみたいと思うでしょう。でも、人間の本心というやつは、たいへんに人を疲れさせるものなのです。

役場の窓口にすわっていると、一日に何人もの人が訪れ、そなえつけのボールペンを使っていきます。夕方には、一本のボールペンの中にさまざまな人の心の断片がおさまることになります。

もうエム氏は、わざわざ手にとってみたり目をこらしたりしなくともそれらを読み取れるようになっていました。でも、これはなかなかやっかいなことにちがいありません。

もちろん、中にはつい興味をそそられる内容もありましたし、思わず当人に声をかけ、力になってみたい気持ちが起こることもありました。でも、実際はそのたびにかかわっているわけにはいきません。

「おそらくぼくは、いつも心をまったいらにしておかねばならないのだ」
エム氏はそう考えました。

「もともとぼくはあまり大声で笑うこともないかわりに、かんしゃくを起こしたり人をののしることもない人間だった。だから、こういう不思議な役回りになったのかもしれないぞ」

エム氏はそんなふうに自分で自分を納得させると、その日からタイプライターを動かし始めました。ボールペンの中につまっていたもの、自分が読み取ったものをひとつひとつひろいあげては記録していったのです。

時がたち、エム氏はいつしか思うようになっていました。自分はもともとこんな作業をするように生まれついていたのだ。これが一番自分らしい生き方なのだと。

原稿はどんどんたまって、今では部屋の中のひきだしというひきだしからあふれんばかりになっていました…。

ある日のことです。エム氏がうつむいて仕事をしていると、すぐそばで声がしました。

「あのう」

エム氏は「おや、あたたかいミルクのような声だ」と思いながら顔を上げました。すると、まさにあたたかいミルクのような娘が目の前に立っていました。

「転入届を出すのはここでいいのですか」

娘はエム氏の目をまっすぐに見ながら言いました。

「え、ええ。この窓口でけっこうです。はい、この用紙に記入してください。そこにボールペンがありますから」

このとき、エム氏は生まれて初めて恋をしたのです。

娘が転入届を出して帰っていった後、エム氏はそっとボールペンを手にとってみました。なんと、エム氏は何も読み取ることができなかったのです。

村の景色がすっかり変わって見えました。十何年間というもの、この村から一歩も出ることなく毎日を過ごしてきたはずなのに、何もかもが初めて出会ったかのようでした。草の葉のかがやき、郵便ポストの赤色、鳥の声から自転車のベルの音までがエム氏をうちょうてんにさせました。

「ああ、ぼくは今まで何をしていたんだろう! 眠っていたのか、それとも時がとまっていたとしか思えないじゃないか」

エム氏と娘は小川のほとりを散歩したり、喫茶店の小さなテーブルをはさんでお茶を飲んだりしながら、いろいろな話をしました。

娘は、自分がもともとこの村で生まれたこと、11歳のときに両親と遠くの街に引っ越したこと、そして事故で両親がなくなったためにおばあさんの家で暮らすことになり、たったひとりでもどってきたことを話しました。

エム氏は…エム氏は何も話すことがありませんでした。ボールペンのからっぽの芯からなんでも読み取れるだとか、夜になるとかたかたとタイプを打っているだとか言ったら気味悪がるだろうと思ったのです。

そして、それ以外となると、確かに何も話すことはありませんでした。でも、ただ娘の笑顔を見たり、声を聞いているだけでエム氏は満足でした。

またたく間にひと月がたち、ふた月がたちました。エム氏は、娘に限らずだれの使ったボールペンでも、中身が見えにくくなっていることに気がつきました。

まるで映画でも見るようにあざやかだったものが少しずつ色あせ、古びた雑誌の切れ端のようになっていきました。そしてとうとう、いくらボールペンを透かしてみても何も見ることができなくなりました。

そこにはただのボールペンがあるだけでした。

エム氏はほんの少しさびしさを感じましたが、それも娘の深く澄んだ瞳やあどけないしぐさを思うと、たちまちどこかへ消えてしまうようでした。

もうそれより先に、エム氏のタイプライターが音をたてることはなくなっていました。なんだか急につまらなくなったのです。十何年もの間、こつこつとタイプを打ち続けて来た自分に、もううんざりでした。

エム氏はタイプライターにも引き出しにも覆いをかけました。そして、覆いの上にゆっくりとほこりが積もっていきました。

「転出届を出さないといけないわ。わたし、遠くの街に引っ越すの」

突然、娘がそんなことを言い出しました。エム氏はびっくりして、ただ娘の顔を見るばかりでした。

「おばあさんの具合が悪くなって、遠くの街の大きな病院に入院することになったの。わたしはおばあさんについていく。わたしとおばあさんは、この世でふたりっきりの身内なんですもの」

「もう、ずっと…もどってこないのかい」

エム氏は泣きたい気持ちをこらえて聞きました。娘はかすかにほほえんで答えました。

「わたしはあなたが好きだし、この村も好きよ。もどってくるわ。いつかはわからないけど」

エム氏はまったくおろおろして、何をどう言えばいいのかわかりませんでした。娘のいない毎日なんて、考えただけで頭がくらくらするようでした。

「そ、それで、いつ出発するんだい」

「明日の朝早く」

その日の夜、エム氏ははじめて娘を自分の下宿に招きました。

「こんばんは!」

娘が入ってきたとたん、部屋の中はどんな明るい電灯をともしたより明るくなったように感じられました。

「想像していたとおり、すてきなお部屋だこと。何より余分なものがないのがいいわ。でも、その覆いは何かしら?」

タイプライターやひきだしにかけられていた覆いを指して、娘が言いました。エム氏はゆっくりと覆いを取りのぞきながらこたえました。

「今夜、君を招待したのはこれを見てもらうためだったんだよ。ぼくは君に会うまで十何年間というもの、毎晩この部屋で、タイプを打ち続けてきたんだ」

覆いの下から旧式のタイプライターが出てきました。ひきだしの中には紙がいっぱいにつまっており、それがびっしりと文字で埋められているのが見てとれました。

そして、エム氏は打ち明けたのです。自分にはボールペンにつめこまれた人々の喜びや悲しみや悩みが見えたこと、それを記録していくのが自分の義務であるかのような気がしていたこと。

「け、けいべつしたかい。それとも気持ち悪いかい。いいんだよ、はっきり言ってくれて…別に人の心を盗み見て、それでおもしろがっていたわけじゃないけど、そう思われても無理はないと思う。だから君にも言えなかった。でも…これがほんとうのぼくなんだ。隠したままでいるのはいやだったんだ」

「わたしの心も読み取れるの?」

「読み取れたらどんなにいいだろう。でも、なんにも見えなかった。そして、今ではどのボールペンを見てもただのボールペンにしか見えないんだ」

娘は気味悪がる様子もなく、春のようなほほえみを浮かべたまま、言いました。

「あなたがそんなふうに記録するようになったのはいつごろからなの?」

「今から…16年くらい前からだろうか。それがどうかしたかい?」

「それはわたしが生まれたころだわ。では、この部屋にはわたしやわたしの両親がいるようなものね!」

娘は目をきらきらと輝かせながら、部屋を見わたしました。

「わたしが生まれたとき、今はもういない両親が役場に行って届けを出したわ。きっとボールペンを使って。わたしが学校に入学したときも、引っ越したときも、両親はボールペンにその時々の思いを残していったにちがいないわ。

 いいえ両親だけでなく、おばあさんは年金の手続きに行ったでしょうし、税金のことで出向いて行ったかもしれないわ。わたしをかわいがってくれたとなりのおじさんは脚が不自由で、時々役場に相談に行ってたし、親友のひとりはもう結婚したし──そうだわ。この村に住む人たちのすべてが、この部屋にあるのだわ。なんてすばらしいことかしら!」

「ほんとにそう思うかい? ぼくはもう、こんな原稿は焼き捨てようかとさえ思った」

「そんなことをしてはいけないわ。そんなことをしたら──わたしの帰ってくる場所がなくなるような気がするわ」

「下手な文章の寄せ集めだよ」

「ねえ」

娘はエム氏の手をとって言いました。

「おばあさんにもしものことがあれば、わたしはこの世でひとりぼっちになるわ。正直いって先のことを考えるととても不安なの。でも、ここにわたしやわたしを愛してくれた人たちの思い出が集められているとしたら、それだけで勇気づけられるわ」

「聞いておくれ、ぼくは…」

「わたしはきっと帰ってくるわ、きっと」

          ◆

それ以来、いまも、エム氏は待ち続けています。

娘からは二度、手紙が来ました。とても元気なのでご心配なく、というような内容でしたが、その後ぷっつりと消息は絶えました。エム氏が出した手紙は返送されてきました。娘とおばあさんの身に何があったのか、気にはなっても確かめるすべはありません。

エム氏は長いこと力が抜けたようになり、食事をするのもおっくうな日が続きました。あの夜、エム氏は娘に「君が帰ってきたら結婚式をあげよう」と言うつもりだったのですが、言いそびれたことをいつまでも悔やんでいました。

さらに年月がたち、エム氏はふたたびタイプライターを使い始めました。ボールペンの中身が以前のように読み取れるようになったのです。

ですから、今夜も、もしあなたがエム氏の下宿の下を通り過ぎることがあれば、かたかたかたかたというタイプライターの音を耳にするにちがいありません。そして、時おりぱったり音が絶えたとしたら、それはエム氏が娘のことを思い出しているときなのです。

これで私のお話はおしまいです。

【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
< http://midtan.net/ >
< http://koo-yamashita.main.jp/wp/ >

今回は新作ではなく、ずいぶんむかしむかしの作品を掲載させてもらいました。ちょっと長いですね。すいません。当時、友人が出していた手作りの個人誌に載せてもらったものです。

ところでデジクリに初めて掲載していただいたのが2004年の11月24日でした。(GrowHairさんと同時デビュー)。今月でまる10年になりました。あまり進歩してないのがとほほですが、これからもよろしくです。


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■3Dプリンター奮闘記[48]
トレフェス神戸|光造形タイプ3Dプリンターの動向

織田隆治
< http://bn.dgcr.com/archives/20141113140100.html >
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急に寒くなってきました。体調を崩さないようにしないといけないですね。

前回、フィギュアイベント今昔について書きましたが、今回はその「トレジャーフェスタ」に行ってきたことについてちょっと書きますね。

西日本では唯一のフィギュアイベントであるトレフェス神戸。今回はキャラクターもの、版権の発生するものは用意出来なかったので、オリジナルものばかりになりました。

実は、お仕事が忙しくて、版権を申請するのを忘れていて、気がついた時には申請時期を過ぎていた、というテイタラクだったのは秘密です…。

まあ、僕がワンフェスに出典する際は、ほとんど版権物はなく、オリジナルで制作したものがほとんどなので、そんなに焦る必要もないんですけどね。

展示したのは、オリジナルデザインのアンドロイドや、変な虫や生き物なんか。地味でカオスな展示になります(笑)。

会場に9時に入り、設営を始めます。設営といっても、そんなに大したものではなく、会場に設置されたいる会議テーブルの上に、ちょっとしたひな壇を作り、その上に完成品サンプルを並べるだけ。

凄い凝った展示をしている所もありますが、ほとんどは簡易的に展示していました。「どう考えても売れないでしょ?」というアンニュイな展示になっていますが、これでい〜〜〜〜〜〜のだ!

神戸は近いので、交通費もかからず、経費がワンフェスに比べて雲泥の差。多少売れなくても、赤字さえ出なければオッケーなイベントなんです。こういうイベントには、参加することが楽しく、他の出典物を見て回るのも楽しみのひとつだったりします。

と、多少負け惜しみ的な感も否めないわけですが、展示が終って回りを見てみると、僕が講師をしている専門学校で、同じフィギュア科の先生が二軒となりに!(笑)

その方は、デジタルモデリングを主に教えておられるんですが、もちろん展示してあるフィギュアも、全部が3Dモデリングしたものを3Dプリンターで出力、原型とし、それを樹脂に置換えたものです。

これがすごく可愛い。塗装もプロのフィニッシャーにお願いしているらしく、すごくきれいな塗装! 僕は自分で塗装…。この差歴然!(笑)

フィニッシャーとは、商品パッケージに掲載されるようなフィギュア等の商品サンプルを作る、専門の方です。その表面処理の技術や、塗装技術といったら、これがまた凄いんですよ。何でも専門分野がありますね。

会場のオープンは11時からなので、展示が早く終ると周りを見て回ります。やはり、最近では3Dプリンターでの原型制作が増え、フルカラー石膏プリンターなどで制作した物を、そのまま商品として展示する所もかなり増えてきました。

今年、石膏ではなく、UV樹脂で出力するマルチカラーの3Dプリンターも発売されています。今後、そういった樹脂で制作された、フルカラーの樹脂のフィギュアも並んで出て来ると思います。

現在の石膏フルカラー3Dプリンターで出力したものは、どうしても石膏なので、落としたら割れるし、細い部分があるものは、取り扱いには充分注意する必要があります。

しかし、UV硬化樹脂ですと、石膏よりは柔軟性、耐久性があるので、こういったものにはうってつけですね。ただ、まだまだ機械も樹脂もびっくりするくらい高額なので、こういったイベントで制作販売するには、もうちょっとこなれたコストになってからになるでしょうけど。

今年から来年にかけて、このような光造形タイプの3Dプリンターの色々な特許が切れてくるようで、海外や国内でも、光造形タイプの3Dプリンターを開発、販売するような話が色々とあります。

これまでは、ストラタシス、3Dシステムズ、FORM1、B9Creatorなどの海外製に頼らざるをえなかったこのジャンルの3Dプリンターにも、やっと日本企業が参入する形になったわけです。

ローランドDG、キヤノン、セイコーエプソン、リコーなども参入予定で、すでにローランドDGからは、ホビーユースにも使えるような光造形の3Dプリンター「ARM-10」も発売されています。

面白いのは、3DSMAXやMayaなど3DCGソフトのAutodeskからも、光造形タイプの3Dプリンターが発表されるなど、この一〜二年の光造形タイプのプリンターの動きからは目が離せませんね!

【___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____ 織田隆治】
oda@f-d-studio.jp
< http://www.f-d-studio.jp >


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編集後記(11/13)

●2014年沖縄県知事選挙は11月16日(日)に投開票が行われる。そんなタイミングで惠 隆之介「いま沖縄で起きている大変なこと」を読んだ(PHP研究所、2014)。たしかに大変なことになっていた。ヘタしたら「沖縄のクリミア化」が始まるというのだ。現職の仲井眞弘多知事は、ゴネ得とはこういうものかという見本を示してくれた。普天間基地移転問題を担保に、使い切れないほどの振興費を沖縄にもたらした。それでも一応、国の言うことを聞いている。引き続き知事を担ってもらうのが沖縄のため、日本のためだろう。ところが、翁長雄志というガリバーが現れた。この人が知事になると、日本政府はその対応に苦慮することになるという。

翁長県政最悪のシミュレーションとはこうだ。翁長知事が沖縄近海の海底熱水鉱床の開発を「中国と共同で行う」と日本政府に突きつける。中国が歩調を合わせて開発プロジェクト案を発表する。これが習近平と23年以上の交友を誇る翁長が切る「中国カード」の一例だ。究極は「沖縄からの米軍の全面撤去」である。あるいは「自治権の拡大」を求めてくる。より日本政府の権限、日本の法令が及びにくい「特別自治区」になる。あるいは「独立宣言」である。中国は「沖縄の独立支持」を宣言する。日本からの分離を既成事実化し、独立国家として中国に編入されるための体裁が整えられる。クリミアの再現である。

2014年に沖縄県が実施した中国についての意識調査では、県民の89%が「良くない印象」「どちらかといえば良くない印象」と回答している。一般県民の間には中国に対する警戒心が高まっている。ところが、指導者層(とくに中国帰化人子孫)と左翼勢力がメディアを抑えこんでいるため、反中的動きは盛り上がらない。「琉球新報」と「沖縄タイムス」は反日・親中で、その後見を務めているのがNHKだ。メディアは中国の脅威についてはほとんど報道しない。親中派が一定以上の力を持つと、沖縄県民に同調圧力をかけ、一気に住民投票で多数派を形成することも可能だというから恐ろしい。

沖縄の左派勢力は、自衛隊や日米安保に頼ることなく、憲法第九条で平和を守れると本気で考えているらしい。その反日・反米・反軍事の「仮想空間」に生きる人たちの典型が、知事や市町村の首長なのだ。「仮想空間」行き着く先は中国の属国だ。でもそこには憲法第九条はない。「国土の面積0.6%の沖縄で在日米軍基地の74%も引き受けている」というのが沖縄「仮想空間」住民の主張だが、沖縄だけが基地を背負うというのは大嘘で、神奈川県は座間、厚木、横須賀、池子など14か所も施設を抱えている。正確には在日米軍基地の22.6%が沖縄に存在する。74%というのは米軍専用施設のことである。被害者意識もいい加減にしてもらいたいものだ。沖縄のクリミア化を防ぐには、投票で危険を排除することしかない。わたしにはその権利がないのがもどかしい。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00OQ1SQAA/dgcrcom-22/ >
いま沖縄で起きている大変なこと


●プログラマーの方をご紹介いただけませんでしょうか? 常駐して作業してくださる方だと嬉しいです。zacke@days-i.comまで。

10年! これからもよろしくお願いいたします!

「TAKARAZUKA 1万人のラインダンス」続き。
ラジオからは協賛企業の読み上げや、開会宣言、インタビューのほか、聞こえてますか〜? という呼びかけがあった。スケジュール説明があり、持ち場の確認を促される。

そして注意事項説明がラジオから流れる。ギネス記録認定のための条件とお願いがあるという。え? うろ覚えではあるがこんな内容であった。

1. 5分以上踊ること
2. 一列であること。
3. 手を繋ぐこと(途切れたら人数はそこまで)
4. 観客は4m以内離れること
5. 失格人数は5%まで。それ以上だとチャレンジ失敗

持ち場に貼られていた二本のテープの間で踊り、踏み越えてはいけないという。このテープは整列のためだけと思っていたが、それだけではなかったようだ。そして「失敗」という言葉を聞いて焦り始める。単に踊ればいいってもんじゃなかったの?(hammer.mule)