[3819] 衆議院選挙:役立つかもリンク

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《I am my boss.》

■グラフィック薄氷大魔王[415]
 「日本語IMの絵文字」「100年前って?」他、超小ネタ集
 吉井 宏

■晴耕雨読[07]
 衆議院選挙:役立つかもリンク
 福間晴耕

■KNNエンパワーメントコラム コレクション
 黒田長政のエディプスコンプレックス #軍師官兵衛
 神田敏晶




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■グラフィック薄氷大魔王[415]
「日本語IMの絵文字」「100年前って?」他、超小ネタ集

吉井 宏
< https://bn.dgcr.com/archives/20141210140300.html
>
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●日本語IMの絵文字

Yosemiteにして以来、ずっと日本語IMで通してきたけど、やめた。変換候補に絵文字やエンコードが特殊な候補ばかり出るのがジャマでしょうがない。オフにできないのかな? あと、辞書登録のショートカットがないのが決定的に不便。ATOKに戻しちゃった。

●100年前って?

ネットで定番の話題に「100年前の日本の写真」がある。江戸末期や明治初期の風景や人物の写真がずらり。違うぞ〜! 100年前って大正3年。飛行機は飛んでるし、タイタニック号が沈んで2年たってる。日露戦争から10年。っていうか、第一次大戦が始まった年ってのはニュースでもやってたでしょ!

●TSUTAYAレンタル、定額会員

旧作DVD・ブルーレイ何枚借りても1000円。31泊32日OKってスゲ〜! と思ったけど、一か月に何10枚も見れないわけだから10枚見たら「1枚100円レンタル」と実質的には変わらないや。逆に10枚以下だったら割高に。

●Yosemiteのスクリーンショット

スクリーンショットがレイヤーPNGになったのが非常に不便。Photoshopで開くと今までは「背景」レイヤーだったのが、「レイヤー0」になる。開いて利用する場合に、いちいち「背景からレイヤーへ」しないといけないんでめんどくさい......。

●Macの計算機アプリ

OSXの電卓アプリ、計算結果をコピーして他の書類にペーストできること、知らんかったー! もうひとつ、別のアプリからプリントしようとして間違えて電卓で「command+P」したら、計算履歴がプリントダイアログといっしょに出た! 便利〜!

●背後の数字

「非正規雇用が123万人増え、正規雇用は22万人も減っている」。この数字を見て思ったのは、団塊の世代とその後続が定年退職して、非正規の仕事についたとしたら、正社員の数がめちゃくちゃ減って、非正規雇用がめちゃくちゃ増えるのではないだろうか? それにしちゃ正規雇用の減り方が少なくない?

●粘らないわけにいかない

仕事でキャラクターのラフを描き始めて、最初の数10枚はどうしようもないものしかできない。次の数10枚ではフツーのものが出来るけどイマイチ。それでも粘ってると、100数目くらいでパキーン! って決定版が出来る。いつもだいたいそのパターンだから、粘らないわけにいかないのだー。

●リアルの存在感

また中型フィギュアの制作中。リアルで作ってると、触れるモノがそこにドーンと確かに存在してるためか、左右対称の狂いとかあんまり気にならなくなってきた。そこにそういう形で「在る」んだからそれでいいじゃん! って感じ。今までちょっと気にしすぎてたかも。

●サラリーマンのコスト感覚

「自営業やフリーランスのコスト感覚がまったくわからない人も多い」だそうで。今までで最も「えーっ!」っと思ったのは、ブロードバンドの普及前のこと。5000円の小さいイラストを納品するのに「バイク便手配しましたのでMOディスク渡してください」って。それ、バイク便代のほうが高いよっ!

●なかんずく

「なかんずく」って「とりわけ」って意味だったのか。初めて調べたわ。「すべからく」と同じく異様に反感を覚える言葉w

●プレビュー.appでPDF

Yosemite 10.10.1にしてから、自炊書籍PDFを見開き表示にして矢印キーでページめくりして落ちる不具合がなくなった模様! 相変わらず右開きはできないけど。

●Finderウインドウ巡回ショートカット

うっかり押し間違えて、なんだこれ? と思い出す、「command+F1」のFinderウインドウ巡回ショートカットがめちゃくちゃ便利。

●なぜかいつも開くテキスト

Macを起動するとなぜかJeditで開く古いテキスト。名前を変えても開く。おかしいなと思ってたけど、ようやく謎が解けた。以前にDockに登録したときに「ログイン時に開く」をチェックして、その後Dockから削除したのだった。もう一度Dockに登録して、チェックをはずしたら開かなくなった。

●ほっぺた

子供の頃、最初に総理大臣を意識したのは佐藤栄作。で、同じ頃アメリカ大統領はニクソン。国のいちばん偉い人はほっぺたが垂れているのだな。と思ってた。そういえば、安倍総理もほっぺた垂れる一族だなw

●Parallelsとスクリーンショット

ParallelsでMacのキーボードをそのままで使うのに慣れてきたのに......PrintScreenキーがない〜! と思ったら、Parallelsの表示メニューに「スクリーンショット」があった! と思ったら......バカだった。Mac上のParallelsなんだから普通に「command+shift+3(or 4)」でスクリーンショットが撮れたのでした orz

●I am my boss

フリーランスは「I am my boss.」で「I am my Employee.」。つまり、働けオレ。


【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>

このところTwitterにあまり書かなくなったので、「超小ネタ」は今回でほぼ使い果たした。逆に、長文になりそうなネタはいっぱいあるんだけど、仕上げるの面倒〜。来週は困ったぞ。と思ったら、べちおサマンサさんが「今年に書いたコラムを読み返すと同時に、一年を振り返ってみます」て。真似しよう。

・香港クリスマスディスプレイに吉井作品。Popcornというショッピングモールに僕のキャラクターが登場してます。野外展示と屋内展示、「30周年記念ギャラリー」w など5〜6箇所あります。20数個のキャラクターの立体は人間より大きいものもあり、かなり大規模です。
< https://www.facebook.com/PopCornTKO
>

・ココリア多摩センターでも、昨年に続いて僕のキャラクターによるクリスマスディスプレイが出てます。
< http://www.cocolia-tamacenter.com/
>

・「rinkak 3Dプリントデザインコンテスト」僕も3Dプリント作品のショップを出してる「デジタルものづくりサービス rinkak」が、3Dプリント作品の国際コンテストをします。応募締切は来年1月19日まで。なぜか僕も審査員です。
< https://www.rinkak.com/contest/3d-printing-design-contest/2014/1
>

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
< https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii
>
・ハイウェイ島の大冒険 < http://kids.e-nexco.co.jp
>
・INTER-CULTUREさんの3Dプリント作品販売
< http://inter-culture.jp/Buy/products/list.php?category_id=63
>


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■晴耕雨読[07]
衆議院選挙:役立つかもリンク

福間晴耕
< https://bn.dgcr.com/archives/20141210140200.html
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選挙も近いのでたまには政治について考えてみたい。インターネット選挙運動が解禁されたとはいえ、電子メールを利用する方法による選挙運動を一般有権者が行うことは未だに出来ないし、個人的な主義主張を書いても鬱陶しいだけだろう。

そんな訳で、わざわざデジクリで書くことでもないかもしれないが、憲法改正、集団的自衛権、秘密保護法、震災復興など各争点ごとに判断の手助けになりそうなリンクを紹介したい。

《衆院選・立候補予定者アンケート》憲法改正、集団的自衛権、秘密保護法、震災復興─各争点ごとのまとめ(47News)
< http://www.47news.jp/47topics/e/259859.php
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《朝日・東大谷口研究室共同調査─2014衆院選:朝日新聞デジタル》
< http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/asahitodai/
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47Newよりも更に詳細なアンケート結果。政策課題について、政党・候補者のスタンスがよくわかる。

外交・安全保障、経済・財政、社会・環境の分類から31の質問が出されていて、候補者は賛成か反対かを必ず答えなければならない。一応「どちらともいえない」という回答が真ん中にあるが、とてもわかりやすい。また、消費税、憲法改正についても候補者の考えを質している。

また、各党の平均値でその31の質問の回答がある。これを見ると、テーマによっては必ずしも党の考えイコール候補者の考えとなってないものもあることがわかる。

※参考:自民党憲法草案の条文解説
< http://satlaws.web.fc2.com
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※おまけ「女に参政権与えたのが失敗」差別発言連発!衆院選候補者
"女性の敵"ランキング(LITERA)
< http://lite-ra.com/2014/12/post-683.html
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※おまけ衆院選特別企画 ネトウヨも真っ青のトンデモ発言...衆院選候補者"極右ヘイト"ランキング(前編)(LITERA)
< http://lite-ra.com/2014/12/post-688.html
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それから、一般では争点になっていない表現規制問題についても、仕事柄関心を持っている方も多いと思うので触れておく。

表現規制(特にアニメ・漫画関係)については争点になっていないこともあり、政党でコメントを出しているところは殆どなく、出していても当たり障りない抽象論を述べているところが大半なので、特に争点になりそうな候補者の出ている選挙区をピックアップしてみる。

なおアニメ・漫画・ゲームなどを対象にした表現規制問題で、もっとも活動してくれている山田太郎議員は参議院議員なので、今回の衆議院選挙の対象ではないので除外。

・東京5区(目黒・世田谷)三谷英弘

先日国会で美少女フィギュアが批判的に取り上げられた際、衆議院内閣委員会でフィギュアを擁護する質問をするなど、衆議院で最も表現の自由を訴えてきた実績がある。

・東京18区(武蔵野市・小金井市・府中市)土屋正忠

表現規制(特にアニメ・マンガなどについて)推進派。「児童に対して集団で暴行や性的虐待を加えるような漫画やアニメは規制の対象にすべきだ」「熊本で発生した3歳児殺害事件の犯人の家から、児童ポルノ漫画が多数押収された。因果関係は明らか」
< http://t.co/UuPd9zDNKv
>

・神奈川8区(横浜市青葉区・緑区)福田峰之

子供を守るための法律である児童ポルノ法が、アニメ・漫画等を規制するための法律に変質することを防ぐために尽力。

・広島6区(尾道市(瀬戸田町を除く)・庄原市・府中市・三原市(大和町・本郷町の両町を除く)・三次市・神石郡・世羅郡)亀井静香

警察官僚としての経験から、誤認逮捕や冤罪は必ずや起きてしまうものとして死刑制度に反対している他、表現規制問題についても繁用される危険性から反対の立場。

最後に、今回の選挙では最高裁判所裁判官国民審査も行われるので、そのための参考リンクも紹介しておこう。みんなが惰性で×をつけるのではなく(不支持の裁判官に×をつける。×以外は無効票になる。無記入は支持とみなされる)過去の裁判でどんな意見を述べたかぐらいは目を通しておきたい。

・《総選挙2014》総選挙と同時に行われる最高裁判所裁判官国民審査とは(ポリタス)
< http://politas.jp/articles/226
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各裁判官の略歴や最高裁判所において関与した主要な裁判でどのような意見を述べたのかが掲載されている。


【福間晴耕/デザイナー】
フリーランスのCG及びテクニカルライター/フォトグラファー/Webデザイナー
< http://fukuma.way-nifty.com/
>

HOBBY:Computerによるアニメーションと絵描き、写真(主にモノクローム)を撮ることと見ること(あと暗室作業も好きです)。おいしい酒(主に日本酒)を飲みおいしい食事をすること。もう仕事ではなくなったのでインテリアを見たりするのも好きかもしれない。


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■KNNエンパワーメントコラム コレクション
黒田長政のエディプスコンプレックス #軍師官兵衛

神田敏晶
< https://bn.dgcr.com/archives/20141210140100.html
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NHK 軍師官兵衛 49回「如水最後の勝負」を見た。

大河ドラマの面白さは、史実にもとづきながら、自由闊達な人物描写ができるところだ。

黒田長政は黒田家の当主でありながらも、父、如水(黒田官兵衛)の動きが気になる。徳川側についた黒田家と九州での引退したはずの如水が、天下人への狙いも...。

大河ドラマでは、黒田長政は、巧みな家康の幼少の頃の人質の身のシンパシー戦略に、もう一人の父親としてを感じていたのかもしれない。

フロイトが提唱した「エディプス・コンプレックス」だ。

反抗期というのは自我の目覚めと共にあるが、父親が偉大であればあるほど、その子供は自分の負い目をコンプレックスとして投じてしまう。

エディプスコンプレックスにはふたつの逃避、いや回避方法がある。

ひとつは、従順に父に従い、負けを認めながら、自我をゆっくりと学習させ進化させる方法だ。そしてもうひとつは、父とは、まったく反対の方向へ遠ざけエス(ess)であり超自我(das Ich)を覚醒させる回避だ。

黒田長政は、後者の父とは違うという相違点を明確に打ち出した。そして、それを主君としての徳川家康にアピールすることによって、エディプスコンプレックスを克服しようとしたのではないだろうか?

父、如水こと官兵衛に対して、黒田家の当主であることでしか自分のポジションはない。また、又兵衛こと、後藤基次とのユングの提唱するカイン・コンプレックスを背負って生きてきた。それは、豊臣秀吉も同様であった。

そして、それは、またデストルドーへのタナトス欲求度が高い忠誠心が求められた戦国時代だ。

デストルドーとは、「生の本能=エロス」と対峙した「死への本能」のことであり、戦国時代はこのエロスとデストルドーが非常に近い位置に存在していたようだ。死は武士にとって、プライドであり、どういう死に方をするかによって、他者や社会からのレピュテーションを非常に気にしていた。タナトスとは、ギリシャ神話の死の神である。

関ヶ原の戦いでは、東軍8万人、西軍10万人(モチベーションは3万人)が、自分のデストルドーを賭して、戦さに望んだ。

「死」は常に「生」と隣合わせの時代だからこそ、「死」のスタイルをどう選択するのかが武士や大名の美学だった。総数20万人が関ヶ原で、死を賭けた戦さをするのが当たり前の時代だった。

今や、ライブ・コンサートでさえそれだけの人数のオペレーションは相当大変だ。それぞれが期限のない戦さで展開する。何よりも、食料の調達、加工、保存、分配など。それらすべては、死へのデストルドーが何も怖くない境地を醸成している。

まさにアルカイダやイスラム国の現在の倫理と似ている。

それにしても、大河ドラマの軍師官兵衛、如水は、ようやく誰かの為に仕えるのではなく、九州で、自分の意思で兵を動かしはじめた。これもまた、タイミングを待っていたのか、狙いだったのか...。

岡田准一の如水の表情は、謙虚で聡明な官兵衛ではなく、傲慢な大名に見えてきた...。表情に織田信長が宿ってきたようだ。

いよいよ最終回。

選挙のおかげで飛んでしまうが、黒田官兵衛の命の使い方がどう描かれるかが気になる。

【かんだ・としあき】
KandaNewsNetwork,Inc.CEO
< http://4knn.tv/
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編集後記(12/10)

●朝、目がさめてベッドから起き上がる。まだ本日の天気がよくわからない。寝室を出て、中扉を開けると、妻がすでに開け放ったカーテンの向こうに本日の天気が現れる。もう冬だから日の出の直後である。夏の力強い明るさにくらべて、この薄暗さは心細い。集合ポストに新聞を取りに行って、戻ってくるころにはすっかり明るくなっている。でも、曇りや雨の時はそうはいかない。そんな朝で始まる一日はなんとなく気分が沈む。これからますます寒くなる一方だ。南側の居間は、日が射すときは暖房いらずの暖かさだ。北側にある仕事部屋は寒い。ほんとうに冬が大きらいだ。

原田マハ「奇跡の人」を読んだ(双葉社、2014)。映画や舞台でおなじみのあの「奇跡の人」の翻案であることは知っていたが、途中まで「去場安」がアン・サリバン、「介良(けら)れん」がヘレン・ケラーからの命名であることに気がつかなかった。変な名前だなあと、口に出して読んだときにやっとわかったのだから鈍い。子供の頃、学級文庫で「奇跡の人」を読んだような気がする。大竹しのぶの舞台の成功は知っていた。だいたい予想通りの展開だがやはり感動する。盲目の旅芸人キワが加わることによって、さらに感動が増す。少女ふたりの友情には涙また涙。イントロとエンディングで、きちんと話をまとめていてうまいなあ。もっとも、盛り上がるはずの「水」のシーンは、とってつけたような設定があって、ちょっと変だった。

「奇跡の人」といえば北島マヤだった(ってのもどうかと思うが)。白泉社文庫「ガラスの仮面」をひっぱりだして、練習からオーディション、姫川亜弓とのダブルキャストによる上演まで、またもや読みふけってしまった。まずい。じつにまずい。この漫画は、絵はきらいだがストーリーが面白すぎるので、読み始めたらとまらなくなる。冬休みまで我慢しよう。「ガラスの仮面」は孫娘にプレゼントする約束だった。小学生時代に全部(って、まだ完結していないよね?)読んでしまったが、ちゃんと理解したのだろうか。いまはスマホと部活と塾に時間をとられているから、漫画はほとんど読んでいないようだ。でも、そのうち絶対に、あれちょうだいと言ってくる。楽しみに待っている。

暑さというやつはあきらめがつく。この暑さじゃしようがない、といういいわけができる。夏の暑さの受け取り方については、だいたい誰でも同じだろう。とくに暑さに弱い妻は、わたしが暑さを根拠とするさまざまな逃げ口上を言ってもおおむね首肯する。しかし、寒さについては個人差がある。わたしは寒さにはどうにも耐えられないのだが、妻はわりと平気だ。というより強い。「寒いから」を理由に、日向に寝転んで本ばかり読んでいるわけにはいかない。毎日「早く夏になってくれ」と声に出して願う。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575238791/dgcrcom-22/
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原田マハ「奇跡の人」


●ランニング教室続き。

ゲストの完走体験談で印象に残った言葉。「5分前に食べたものがエネルギーになる瞬間がわかる。補給は大事。」「自分はサイボーグだから疲れるはずはないと思え。走れる。」「最初はマイペースに。最後の方は沿道へ。疲れている時こそハイタッチ。わざわざ疲れることをする理由がわからなかったが、やってみるとわかる。完走へのパワーになる。」

講義の後は休憩を挟んで実習。が、ここで計画変更。練習するはずだった目の前の公園でイベントが行われるらしく使用禁止。2〜3km離れた大阪城公園でやることに。

え、初心者向けの教室で、最後にみんなで3km軽く走りましょうって話だったよね? 実習前に大阪城公園へ? というか、そっちの方が自宅に近い。帰りは現地解散したい〜。

スローペースにしますからと告げられ、大阪城公園までランニング。先生含めた40人ほどの派手なウェア女性軍団が、ビジネス街を走る様に通行人が二度見する。恥ずかしすぎて笑える。ペースは言うほど遅くなくて肺がついていかない。そして脱落者が出てくる。 (hammer.mule)