[3825] 今年は素敵な出会いがたくさんありました!

投稿:  著者:  読了時間:19分(本文:約9,000文字)


《オシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコ...》

■わが逃走[152]
 馬坂を見るの巻
 齋藤 浩

■もじもじトーク[11]
 今年は素敵な出会いがたくさんありました! の巻
 関口浩之

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  怒りのブドウ球菌 電子版 〜或るクリエイターの不条理エッセイ〜
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◎デジクリから2005年に刊行された、永吉克之さんの『怒りのブドウ球菌』が
電子書籍になりました。前編/後編の二冊に分け、各26編を収録。もちろんイ
ラストも完全収録、独特の文章と合わせて不条理な世界観をお楽しみ下さい。
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■わが逃走[152]
馬坂を見るの巻

齋藤 浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20141218140200.html >
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先日訳あってちょいと金沢まで行ってきた。

訳とはまあ仕事なのだが、仕事の合間に前から行ってみたかった"上って楽しく、景観としての変化が楽しめ、見晴らしがいい"しかも車が通行できない坂を訪ねてみようと思ったのだ。

坂の名を『馬坂』という。

なんでも昔々、農民が草刈りに行くために、馬をひいて上ったことに由来するとのこと。そのまんまのネーミング。もう少しひねりがほしいと思わなくもないが、土地や道の名前なんてそんなもんだ。

幽霊坂は幽霊が出るから、富士見坂は富士山が見えるからそう呼ばれたのだろう。それよりも、伝統的な土地の名前が、ある日突然「緑が丘」になる方が問題である。おっと話がそれた。

さて地図を見ると金沢駅から南東方面、宝町と扇町の間あたりにあるらしい。外は雨である。雪が積もった後の雨。寒い。

現地へはバスで行くつもりだったのだが、30分も待たねばならなかったのでタクシーで向かった。運転手さんに地図を見せ、「宝町と扇町の間なんですけど...」と言ってもピンと来なかったのだが、「馬坂」と言ったら一発だった。うーん、地元に愛されてるなあ。

10分ちょっと乗ったであろうか。坂の下に着くつもりでいたら、坂の上で降ろされた。高源院なるお寺の脇である。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/001.jpg >

徐々に坂道は下る。そして右カーブで展望が開けた。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/002.jpg >

晴れていたら気持ちがいいだろうなあ。それにしても寒い。

ここからかなりな急坂になる。坂は舗装されており、脇は階段になっている。すべらないように、ゆっくり階段を下りてゆく。

途中、祠があった。後で調べたところ、馬坂不動というらしい。由緒正しい観をかもしている。

いつもならお参りしてゆくところだが、右手にカメラ左手に傘、そして足元は雪、しかも寒いとくると省略せざるを得ない。心の中で頭を垂れ、先を急ぐことにする。

くどいようだがとにかく寒く、なんだか尿意をもよおしてきたこともあり、ゆっくり写真を撮っていられなくなりつつあった。なので馬坂不動の写真は省略。

馬坂不動の前から下りて来た坂を見上げたところ。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/003.jpg >

その先を左に大きく曲がる。すると見事なS字カーブ坂道が現れた。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/004.jpg >

道幅から類推するに、以前はここを自動車で通行することができたのではないか? などと考える。

それにしても寒い。近くにトイレはないか? ないよね。寒いのとオシッコしたいので足のつま先がぐぐっと曲がる。

うーん、イイ坂だ。しかし構造として美しい坂なのだが、木のふりをした装飾くさい柵は主張しすぎで無粋だなあ。

これがなければ、とは言わないがせめてシンプルな細い手すり状の冊ならより景観と調和できたのに。眺望と地形、すなわち寄りと引きとのハーモニーが絶妙なだけに少々残念に思えた。

麓から見上げる。やはり冊がやりすぎな印象。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/005.jpg >

さて、念願の馬坂を見た訳だが、地図によるとこの近くにはかなりな数の坂、しかも階段道がある。オシッコに行きたいが、まだ我慢がきく。なので、もう少し近所を散策してみることにした。

オシッコを我慢していると、自然と早足になる。いつのまにか体が火照ってきた。こんどは暑い。マフラーを取り、カバンに入れる。いくらか暑さは和らぐが尿意は前より激しくなる。

小学生の頃、友人のハヤト君から聞いた「オシッコを我慢しながら走っていた人が転んで膀胱破裂」という話を思い出す。

最悪の場合、立ちションすればいいのだが、周囲に人影は皆無とはいえ住宅街ゆえ、よそ者が歩いているこの状況は、誰かが必ず家の中から見ていると思っていいだろう。うーむ、困った。

などと考えつつふと見上げると見事な坂。一瞬だが尿意も吹っ飛ぶ。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/006.jpg >

これがナントカ坂である。普段ならその場で坂の名前と番地をチェックするのだが、今回は尿意の関係で省略。

馬坂ではやや残念だった柵に関しても、シンプルなものがチョイスされていて好感が持てる。色も白ではなく落ち着いた色調のものを使っている。

途中の民家へのアプローチ階段との交差。古代遺跡のような美しさ。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/007.jpg >

頂上からの眺望。次回はぜひ青空の下、家々の屋根につもった雪の形を堪能したい。もしくは黒い屋根瓦に反射する陽光を鑑賞したい。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/008.jpg >

さて、相変わらずオシッコに行きたい。私はトイレを探しに町の中心部へ向かうことにした。

脇にはナントカ川が流れている。川が流れるということはここに向かって水が流れ落ちているということで、そうなれば当然この近くには坂や階段が、と思いつつ尿意をこらえて歩いていると、やはりこんなときに限って気になる坂道と遭遇した。

ナントカ坂である。周囲の木造建築が北国感を盛り上げる。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/009.jpg >

山側の壁面にカワイイ穴を発見(用途不明)。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/010.jpg >

ああもう我慢できん。暑いからなのか、異常な我慢からくる脂汗なのか、かなりタイヘンなことになってきた。どっかにコンビニでもないだろうか。

私は子供の頃からオシッコを我慢しているとつい「オシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコ...」とつぶやいてしまう癖があるのだが、見知らぬ土地でオシッコを連呼しながら早足で歩く男は不審者である。気をつけねばならん。

と、またもや見つけてしまった、ナントカ坂。
< http://bn.dgcr.com/archives/2014/12/18/images/011.jpg >

ここを上ればおそらく広い通りに出られるのだ。オシッコを我慢しながら凍った雪にすべらぬよう、ゆっくりと上る。見た目よりもかなり急勾配だ。

頂上に着くと、その先の道が完全に凍結していた。ここで滑って転んだらさっき思い出したあの状況、小学生のときにハヤトくんから聞いた"あの状況"に見舞われるのだ。気をつけて、一歩一歩進まねばならない。

いつのまにか口の中で「オシッコオシッコオシッコオシッコオシッコオシッコ...」とつぶやいていた。こんな時こそ落ち着かねばいかん。

なんとかバス通りに出ることができた。周囲に店舗はあるも、トイレがあるような施設は見当たらない。幸い歩道は除雪されていたので、私は通常の3倍のスピードで歩きはじめた。歯を食いしばりながら。

しばらく行くと大きな病院があったので、病気の父を見舞うふりをして受付を突破、トイレに直行した。

「ああ...。」

よかった。間に合って本当によかった。ありがとう病院の人。ちなみに父は元気です。

【さいとう・ひろし】saito@tongpoographics.jp
< http://tongpoographics.jp/ >

1969年生まれ。小学生のときYMOの音楽に衝撃をうけ、音楽で彼らを超えられないと悟り、デザイナーをめざす。1999年tong-poo graphics設立。グラフィックデザイナーとして、地道に仕事を続けています。


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■もじもじトーク[11]
今年は素敵な出会いがたくさんありました! の巻

関口浩之
< http://bn.dgcr.com/archives/20141218140100.html >
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こんにちは! もじもじトークの関口浩之です。今年最後のもじもじトークです。やー、一年がほんと、あっという間ですね。

さてー、今年の僕のビッグニュースは、「2014年7月、日刊デジタルクリエイターズ(デジクリ)にデビューしました!」ですね。読んでいただき、ありがとうございます。

デビューする際に驚いたことは、日刊デジタルクリエイターズ編集長の柴田忠男さんが編集した書物が、僕の愛読書だったということです。びっくり! 僕の自宅の書棚の中でもっともデカくていちばん重量のある書籍です。押し花を作るときに役立ちます...w

じゃーん、これです!
< http://goo.gl/p4Oj4o >

2008年に発行された「基本日本語活字集成」です。この本を個人の自宅で持っている人は少ないと思います。A4サイズで厚さが4cmぐらいあって重さは3kg以上だと思います。重い...w 昔あった百科事典のようです。

この日本活字集成、もじもじトークを連載するフォントエバンジェリストの僕にとって、なくてはならない書物なんです...。ちなみに、柴田編集長とはお会いしたことはありません(笑)

さて、現在、僕は文字やフォントに関する仕事に携わっています。そこそこ、その分野に詳しいですが、タイポグラフィに関しては一〜二度、講義に参加した程度の初心者です。

そして、書体を設計した経験もないですし、グラフィックデザイナーではありません。ですので、そのような観点での「もじもじトーク」は期待しないでくださいね...。

だけど、文字やフォントに対する愛情や感性は持っているんじゃないかなと思います。

1960年生まれなので、手書きのポスターや看板など、小さい頃によく目にしていました。また、ガリ版(謄写版)を使って学校新聞を作ったりした経験もあります。活版印刷や写植も、わりと身近な存在だったような気がします。

アナログ世代の活字から現在のデジタルフォントまで、実際に体験してきたことが、現在、愛情持って楽しくフォントに接することができてるんじゃないかなと自己分析しております。

文字に対する好奇心もあり、ここ数年で、その分野のたくさんの諸先輩がたにお会いすることができました。

書体設計家、ブックデザイナー、グラフィックデザイナー、Webデザイナーをはじめとし、その分野の第一線で活躍するかたがたとご一緒しました。

みなさんとの出会いを通じて、自分の中の何かが化学反応を起こしたり、「あっ、その疑問はそういうことだったんだ〜」と発見があったことが、なによりもうれしいです。

そんな出来事を記事にして、文字の話題を中心に、みなさんに楽しんでいただける内容を定期的にお届けできればと思ってます。

●全国行脚の一年でした!

今年は、Webフォント・エバンジェリストとして、全国各地のセミナーやイベントに出演させていただきました。

自分が登壇するにあたり、より良いトークセッションにするために、いろいろと調べたり、資料館やイベントに訪問するようにしています。だけど、自分が本当に満足できるセッションってないです。まだまだ、修行の身です。

ただし、自分が発信した言葉をきっかけに「ためになった」「ビジネンのヒントになった」「楽しかった」と言われると本当にうれしくなります。

楽しい時間と素敵な空間、そして、双方向の感性のコミュニケーションが共有できたことが、なによりもの宝だと思っています。

●全国にはたくさんのコミュニティーがあります!

今年ご一緒した全国のコミュニティーを一覧にしてみました。主にWeb系のコミュニティに出演しています。ここでご紹介するコミュニティは一部です。ご了承ください。

本当にお世話になりました!! たくさんのかたがたとの出会いに感謝の一年でした。

ほとんどのコミュニティの運営は、実質、ボランティアのケースが多いようです。本業の仕事とは別の活動なので、イベントは平日19時頃から開催するか、土日祝日に開催する場合がほとんど。

そんな状況の中、全国でコミュニティー運営のイベントが継続的に開催されているのでしょうか?

それは、主宰者とスタッフの情熱と愛があふれているからです! 僕はそう思います!

SaCSS 札幌
< http://sacss.net/ >

MT蝦夷
< http://www.mt-ezo.net/ >

WDHA 青森
< http://wdha.jp/ >

dachas 仙台
< http://dachas.jp/ >

techup! 福井
< https://www.facebook.com/ac.techup >

CSS Nite
< http://cssnite.jp/ >

HTML5 Fun
< http://html5fun.jp/ >

MT東京
< http://www.mt-tokyo.net/ >

HTML5minutes! 〜triton-js〜
< https://atnd.org/events/57295 >

Behance Japan Tokyo Community
< http://behance-japan.net/ >

TalkNote静岡
< http://talknote.me/ >

MT名古屋
< http://mtddc2014.mt-nagoya.net/ >

WCAN名古屋
< http://wcan.jp/ >

ベースキャンプ名古屋
< http://basecamp-nagoya.jp/ >

名古屋DTPの勉強部屋
< http://study-room.info/dtp/ >

まにゼミ/まにカレ・大阪
< http://m2.cap-ut.co.jp/ >

まにまにフェスティバル・大阪
< http://m2college.net/fes3/ >

Creator's Kansai(リクリ)
< http://www.re-creators.jp/ >

大阪DTPの勉強部屋
< http://www.osakadtp.com/ >

神戸ITフェスティバル
< http://kobe-it-fes.org/ >

岡山WEBクリエイターズ
< http://www.okaweb.jp/ >

WEB TOUCH MEETING 広島
< http://www.webtouchmeeting.com/ >

Webridge Meeting 香川
< http://webridge-kagawa.com/ >

MT福岡
< http://fukuoka.mt-kyushu.net/shoukai/ >

マカベン 福岡
< http://www.zusaar.com/event/14477012 >

来年も全国を飛び回りたいと思います。みなさんとお会いすることを楽しみに
しています。

【せきぐち・ひろゆき】sekiguchi115@gmail.com
Webフォント エバンジェリスト
< http://fontplus.jp/ >

1960年生まれ。群馬県桐生市出身。電子機器メーカーにて日本語DTPシステムやプリンタ、プロッタの仕事に10年間従事した後、1995年にインターネット関連企業へ転じる。1996年、大手インターネット検索サービスの立ち上げプロジェクトのコンテンツプロデューサを担当。

その後、ECサイトのシステム構築やコンサルタント、インターネット決済事業の立ち上げプロジェクトなどに従事。現在は、日本語Webフォントサービス「FONTPLUS(フォントプラス)」の普及のため、日本全国を飛び回っている。

小さい頃から電子機器やオーディオの組み立て(真空管やトランジスタの時代から)や天体観測などが大好き。パソコンは漢字トークやMS-DOS、パソコン通信の時代から勤しむ。家電オタク。テニスフリーク。


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編集後記(12/18)

●藤原正彦と小川洋子の対談本「世にも美しい数学入門」を読んだ(ちくまプリマー新書、2005)。わたしにとって数学とは、高校時代に二回の追試をもたらした悪魔である。よりによってなぜ、それをテーマにした本を読んだのかというと。一番近所の図書館分室に予約していた「刑務所わず。」を受け取りに行ったとき、なじみの女性司書の手前それ一冊ではかっこ悪いと思い、書架をざっと見回して手に取ったのがこの本で、カウンターに置いて「予約した本が一冊あります」と申告したのだった。なんという姑息なことを。ところがこの本、すばらしく面白かった。もちろん、出てくる数式や図形はよくわからないが、二人の知的なかけあいがステキなのだ。

小川洋子、「博士の愛した数式」で江夏の背番号28が完全数だと"発見"した人。「フェルマー予想」の中身をさらさら言える人。素数の出現する法則はみつからないのかと数学者・藤原正彦に迫る人。「完全数」が連続した自然数の和で表されるということが美しい、と言い切る人。「円という完全無欠な完成された形なのに、その円周が3.141592...という絶対に割り切れない無限数でしか表現できないのが不思議だ」と訴える人。作家が数学者に数学の素朴な質問を投げかける、というスタイルで一貫しているが、数学者もこの作家の数学的発想の鋭さにしばしば驚かされている。「美しいこと」について話していることはよくわかり、とてもすがすがしい。

「日本国民はあまり知らないと思いますが、日本の理系で一番強いのは数学なんです。国際水準からみて日本がもっとも強いのは文学なんですね。それから何歩か遅れて数学なんです。数学のすごさは、物理や化学や生物などよりはるかに上です。江戸時代の和算の頃からそうでした。鎖国の中で関孝和や弟子の建部賢弘など大天才が輩出しました。大正時代中期には高木貞治という天才が、類体論という壮大な理論を樹立して世界のトップに並んじゃった」と数学者は語る。「フェルマー予想」は350年にわたって数多くの人が挑戦してすべて失敗したが、1993年にアンドリュー・ワイルズが解いた。そこでは「谷山=志村予想」「岩澤理論」が重要な役割を果たした。最後の最後に日本人が関わっていたのだ。これらを聞くと、誇らしい気持ちになる。

数学にノーベル賞があったら20はいっている、と数学者。なぜ日本人が数学的に優れているのか。日本には俳句があるからだと、天才数学者の岡潔が言っていたそうだ。誰でも子供の頃から、たった17文字で大自然を表現できる俳句を知っている。美的感受性がとても発達しているから、数学におあつらえむきらしい。どこかの宇宙人と地球人との知性を比較するときには、物理や化学では法則や元素が違う可能性が高いが、数学は違う。数学だけが比較の対象となる。どれほどのことを知っているかによって知性のレベルが分かる。ファーストコンタクトで数学の公式を示すというシーンを、だれかのSFで読んだ記憶がある。数学ってすごいな。数学が苦手な人にもおすすめの本だ。(柴田)

< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687114/dgcrcom-22/ >
藤原正彦・小川洋子「世にも美しい数学入門」


●ランニング教室の続き忘れてた......。

速いランナーは、肩甲骨だけで走っているように見えるぐらい、明らかに素人とは違う可動域なのだそうな。

次に姿勢。前傾になり、おへその下あたり(丹田)に細い紐がついていて、それを誰かにひっぱられる感じにしなさいと。練習では二人一組になって、丹田の背中側を手で押されつつ走る。

帽子のつばが上下しないように。推進力に変えていく。ちょっとした余分な動きもマラソンでは不利。これを知るために、ジャンプしながら走る。はい、ジャンプしながらだとしんどいです......。

足は肩幅でまっすぐ前に出し、まっすぐ後ろに蹴る。外股内股だと膝にくる。まっすぐに前に出しているつもりでも、蹴る時にひねる人は多いので気をつけるようにと。 (hammer.mule)