[3833] ミライノテレビ

投稿:  著者:  読了時間:19分(本文:約9,000文字)


《ピクトグラム化できない唯一のもの》

■装飾山イバラ道[148]
 自由の限度
 武田瑛夢

■Take IT Easy![41]
 ミライノテレビ
 若林健一 / kwaka1208

■おかだの光画部トーク[128]
 INGRESSの楽しみ方あれこれ
 岡田陽一



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■装飾山イバラ道[148]
自由の限度

武田瑛夢
< http://bn.dgcr.com/archives/20150120140300.html >
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今回は今までも何度か話題にしてきた、情報を図にすることについて書きます。何度も同じことを言うのは老化かもと思ったりするけれど、きっと大切だからです(笑)。年の始めにこの件について考えることが多かったので、ちょっと真面目なスタートだ。

●便利な図

情報デザイン論という講義をしていた時に、ピクトグラムを題材にしていたことがある。あらゆる物事をわかりやすく図化し、スピーディに伝える技術は信号機やアイコンなどのデザインとして活かされている。

生活の周りや街の中にあふれているシンプルな人や動物、道具などの図案をみつけることは楽しいし、シンプルな見た目から自分でも描けそうな気にもなる。学生に実際に描かせてみても、今まで見て来たものに情報の蓄積があるのでわりと簡単にネタが出て来る。

もう一歩進んで物質ではなくて、様子、有様を図にしてみてと言うととたんに難しくなるようだ。争い、幸せ程度なら見て来たもので思いつくけれど、葛藤、嫉妬、焦燥とか複雑にからんだ心模様を図に示すのはとても苦労するものだ。

しかしこれも、人間の図と矢印などのその他の図を組み合わせる既存の方法で表現できるので、コツを掴めば皆何かしら描き始める。マンガを描くのが上手な子なんて、こちらも驚くような複雑な人間関係を新鮮なピクトグラムにして持って来る。若くて脳に柔らかいところがあるって素晴らしい!って 思ったものだ。

●図にするのは簡単なことか

いろいろ図化する試みの講義の中で、図を使う時の注意事項には必ず触れなければならないと思う。導入部分は何でも思いつくままにどんどん図にしちゃってみようと言って引き込むけれど、ある程度進んできたら一旦立ち止まってみることも大切だ。

誰しも目にするものなのに、それを見たくない人がいるような図は掲げるべきではない。人間生活の中で公の場に貼り出すものにはルールが必要なのだ。

例えば、裸の図。男女共にリアルな裸の図が掲げられているのは町中では不愉快になるし問題だ。しかし、公開するエリアを限定するならばこのルールも変わる。

例えば、幼稚園などの小さい子供にお洋服のお着替えを教える図なら具体的な方が良いし、温泉入浴施設などでどこまでが着衣のエリアかを示す場合にも、裸はNGの図として用いられてもかまわない訳である。この場合は、できるだけ直接的な描写は避けてシンプルな図がふさわしい。

また、誰かを侮辱するような図も避けるべきである。性別、人種、年齢の特徴はデフォルメすれば簡単に伝わるけれど、「失礼」になる以上に問題になる場合も多いのだ。特徴として取り出した部分は本当に大きな声で伝えて良い特徴なのか? と考え直してみる必要がある。

そしてもう一つは、集団が見る場で掲げられているものなのに、誰かを除外してはいないかということだ。図が自分とは関係ないことなんてよくあるけれど、関係している場面なのに自分以外に対してだけメッセージが出されて続けていることは、「無視」というメッセージになってしまうのだ。

積極的な無視という意図がなくても、そこにいることが考慮に入れられていないことは、集団の中では置き去りにされていることと一緒なので注意しなければならない。

●共通している感覚

図を見て誰もが同じことを思いつくためには、共通の意識が大前提だ。過去の経験の蓄積が大事なのだけれど、各国で蓄積されてきたものを見直して再評価する機会がオリンピックなどの国際行事だ。

既に主流になっているもの、新しく出て来たジャンルの図化についてのアイデアなどを出し合って作り上げていく。どの国にとっても使いやすく、NGにならないものにするのはとても大変な作業だと思う。

デザイン的な斬新さよりも、実用としてどの国の人にもスピーディに解ることが重要なので、ベースはそう変わらない。

この「共通」というものも、よく考えれば難しい。フォークとナイフとお皿の図は一般的には「食事」を意味するけれど、フォークもナイフも使わない国の人にとっては、それは記号として覚えているだけかもしれない。大多数が解るならそれに準ずるのも世の中だ。

いつもピクトグラムの授業の中で最後の方に言っていたのは、「唯一ピクトグラム化できないものがあるとしたら何か」ということだ。たぶんそれは「神」なのではないかと私は思っている。

神と思うものは人によって違うので、共通化することがそもそもできないと思う。共通化して一目で解るようにする必要もない。図として描けないということに意味をおいている人もいる。

これはとても難しいテーマなので、授業ではあまり深くは触れなかったけれど、ピクトグラム化できない唯一のものではないかということで学生に説明すると、皆ちょっと真剣な顔になる。

図化するのが難しいだけだったら「無」とか他にもありそうだけれど、難し過ぎるテーマはどんどん芸術方面の思考へ向かっていったり、答えが出ない無限ループに陥ったりする。

私は簡略図にそこまでの荷を負わせなくてもいいと思う。思考のポケットに落ち込まないように、宇宙人を描いたピクトグラムとか別の意味で考えが広がる作例を見せたりして、その後気持ちを明るい方向へ引き戻したりしていた。

●侮辱は表現か

今回この記事を書こうと思ったのは、やはりフランスの風刺画を載せた新聞についての一件がある。

いろいろな人の意見があった中で、朝のニュースでローマ法王の意見が流された。「人の信仰に関わる場合、表現の自由には限度がある」この言葉を聞いて、私は今まで人に伝えるのが難しくて困っていたけれど、短く言うならこう言えば良かったのかと思った。

「神の名のもとに人を殺すべきではない」という言葉と共に、物事が起こった時に、しかるべき人がメッセージを出すことはとても重要だと思った。私も侮辱やいじめは、して良い表現の範疇を越えていると思う。しかし侮辱されたからといって人命にかかわる反撃をしたら、人としての関わりの範疇を超えると思う。

一つの星の上で生きて行く以上は、やって良いことと悪いことはあるのだ。何がやって良いことで、何が悪いことなのかは、話し合い続けることでしか理解を深められない。ニュースという場に意見をのせるということで伝えていることは、皆が何かしらの意見で返せばいいと思う。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/ >

最近、近所ではノラ猫を見かけなくなった。猫にとって過酷な街なのだろうか。30年前を思い出すと、マンションの10階に住んでいたのでベランダから下をのぞくと、屋根を歩く猫たちが見えたものだ。

猫というのはすごいバランス感覚で、三角屋根のてっぺんの真ん中をゆうゆうと歩く。サザエさんのタマが歩いている感じそのものの風景を、真上から見ていたわけだ。屋根の瓦の斜めのところではひなたぼっこで寝ているのが見えた。

現在のようなフラットな屋上のビルが増えてしまっては、猫たちの居場所はかなり減っているのだろうな。屋根上の猫を真上から見るということも、もうなかなかできないのかもしれない。


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■Take IT Easy![41]
ミライノテレビ

若林健一 / kwaka1208
< http://bn.dgcr.com/archives/20150120140200.html >
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毎年この時期にアメリカで開催される世界最大の家電ショー「CES」での発表内容に注目しているのですが、今年はスマートフォンに採用されているOSがテレビにも搭載されることが、大きなトピックなひとつだったようです。

CESから見えた「モダンOS」による第2世代デジタルテレビ
< http://bit.ly/1Bs5JmQ >

一方で、2010年にGoogleのプラットフォームを搭載し、鳴り物入りで登場した"Google TV"が、ビジネス的には成功しなかったことは記憶に新しいところですので、このタイミングで「モダンOS 」搭載とだけ言われてもワクワクしないというのが正直なところ。

「スマートフォンと同じOSを搭載します」だけでなく、どんな新しい体験が得られるのか? を早く見せて欲しいなと思います。

そして、それらがどのような形で販売されるのか? ということにも高い関心を持っているのですが、結論としては「モダンOS」を搭載したテレビは画面とテレビ番組を受信して表示する本体機能を別製品として販売し、画面だけとか本体機能だけを買い替えられるようにすべきと考えています。

画面側には番組を受信する機能がなく、番組を受信するための本体機能が別になっているもので、現在販売されている商品に例えれば、HDMI入力に対応したPC用モニターにApple TVのような「セットトップボックス」を接続する形です。

パソコンやスマートフォンの世界で、二〜三年経つと新しい機能がサポートされなくなったり、数年でセキュリティ対応の対象外となることを考えると「モダンOS搭載テレビ」もその周期で買い替えが必要になると考えられます。

しかし、大型のテレビをその周期で買い換えるのは、コストの観点からも資源利用の観点からも「無駄」が生じますので、本体部分だけを買い換えてバージョンアップできることは、未来のテレビにおいては必須だと考えています。

このようにすることで、サービス提供者も新しいサービスにどんどんチャレンジすることができ、テレビの世界の変革も次々と進んで行くことでしょう。

以前なら、液晶パネルを積極的に売りたいメーカーの思惑もあり、液晶画面と本体を分離し本体だけの買い替えを促進するというビジネスモデルは考えにくかったのです。

しかし、現代はサービスで儲ける時代。そろそろ標準的なテレビの形が変わってもいい頃だと思います。

本体と画面が別々になると、接続が面倒だったり、リモコンがたくさんになって使いにくくなると考えられるかもしれませんが、現在でもテレビとハードディスクレコーダーなどはケーブル一本で接続可能ですし、テレビと外部の機器を連動させる仕組みも既にありますので、一つのリモコンでの操作が可能です。

むしろ、本体機能と画面が分離することを前提にして、異なるメーカー同士の機器でも連動できるような標準規格を作り、これを世界に発信していくことで次世代テレビの世界でのイニシアティブを獲得することができるはず。

日本のメーカーには、この視点で世界に先んじて欲しいと思いますし、このあたりのアイデアの具体化には個人的にも挑戦していくつもりです。

【若林健一 / kwaka1208】 kwaka1208@pote2.net
crossroads
< http://kwaka1208.net/ >
< https://twitter.com/kwaka1208 >
< https://www.facebook.com/kwaka1208/ >

CoderDojo奈良
< http://coderdojonara.wordpress.com/ >
次回のCoderDojo奈良は、2月8日開催です!
関心のある方、ぜひご参加ください!

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■おかだの光画部トーク[128]
INGRESSの楽しみ方あれこれ

岡田陽一
< http://bn.dgcr.com/archives/20150120140100.html >
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前回から引き続き、年をまたいでもう少しINGRESSの話です。

< http://www.asahi.com/area/kagawa/articles/MTW20150113380370001.html >
こちらの朝日新聞DIGITALの記事で取り上げられるくらい、多くの人が楽しんでいるようです。

年末に当面の目標であるLevel8に達し、これ以上何かあるのかと思っていたら、次々と新しい面白さが出てきました。
< https://flic.kr/p/pVfCQ6 >

Lavel8になると攻撃も最強になり、敵陣営のポータル(拠点)も割りと簡単に破壊できるようになる。不思議なもので、そうなるとやたらめったら攻撃しなくなる。

例えば、自分の周辺が安定して自軍の色に染まっている場合、そこを破壊された時に速やかに修復する。

広域マップを見ていると、ポータル密集地域で常に青と緑が入れ替わるエリアがあるのに気づく。観光エリアなど、他の地域の人々が多く集まる場所などがそう。
< https://flic.kr/p/qqw9j4 >

元町を中心に神戸から三宮の広域マップで言うと、マップ右の三宮から南へフラワーロード、東遊園地の青が密集しているところと、マップ左側の神戸駅北側の湊川神社〜大倉山公園の青が密集しているところ。

そういう場所では、ポータルを長く保持しようとせずに(そもそも直ぐに破壊されるので)レベルアップ用の場所として考えておく。

密集地なので、何個ものポータルを一気に攻撃できるので爽快だし、そういう場所のポータルは一日に何回も敵味方入れ替わるので、敵のポータルを破壊しても変に恨みをかうこともない。
< https://flic.kr/p/qzzH2T >

問題は、敵陣営と味方陣営の緩衝地帯、最前線エリア。このエリアのポータルは、両陣営が陣地を広げようと取り合いになる。下手に攻めて敵陣営のポータルを破壊しまくると、数日後には自分が大切に見守っているポータルを狙い撃ちされる。

というのも、誰がどこを攻撃しているかはリアルタイムで通知されるので、やり過ぎると恨みをかう。

なんでそんなに恨まれるのかというと、ポータルを何日保持できたかで貰えるメダルがあるからだ。結構難易度が高く、あと一日保持できれば金メダルという時に、破壊された時はかなり凹む。

< https://flic.kr/p/qzsQLy >
このGuardianというメダル、先日ようやく20日を達成し金になったが、次は90日とか気が遠くなるというか、まず無理。

このメダル、他にも色々な種類があり、新しい楽しみというのが、これらを達成すること。レベルアップよりも、むしろこっちがメインとなってくる。

しかも、Level8までは、単にAPという何かするたびにプラスされるポイントが一定数貯まるだけでレベルアップできたが、8以上は、このメダルの獲得ノルマが課せられる。

多くのメダルは、コツコツと自分が努力すればそのうち獲得できるが、先ほどのGuardianメダルは、誰かに破壊されたら終わりなので達成するのは難しい。

コツコツとやれば達成でき楽しめるのは、ミッションをクリアするSpecOpsというメダル。自分が居る周辺でチャレンジ可能なミッションがリストされるので、手頃なものからクリアしていけばよい。

Level8以上になると、自分でミッションを作って公開できるので、クリアしやすいミッションを作ったり、どこか見知らぬ街に行く前には、せっかくだからその場所で自分が訪れる場所にあるポータルのミッションを作っておくと一石二鳥。ミッションは申請後、数時間〜2日ほどで承認され公開になる。

ミッション申請は
< https://mission-author-dot-betaspike.appspot.com/ >

こちらのリンク先からログイン後にミッションを作成する。

まず、順番通りにこなすのか、順序を問わないミッションかを選択。
< https://flic.kr/p/qPKP4f >

ミッション名と説明を入力後、アイコンとなる画像(写真)をアップロード。
画像は、オリジナルで、512×512ピクセルのものが必要。
< https://flic.kr/p/qPKP3U >

地図から、クリアに必要なポータルを選んでミッションを作る。
< https://flic.kr/p/pV3FAm >

これで申請すればOK。

自分でミッションを作っておいて、なかなかクリアする時間がないが、多くの人がそのミッションをこなしているのが数字でわかるので面白い。
< https://flic.kr/p/qzuakh >

クリアしたミッションはメダルの下に表示される。
< https://flic.kr/p/pVg3Pt >

もうひとつ、最近楽しんでいるのが、グリフハックというもの。

ポータルでHackする時に、長押しするとグリフハックモードになり、一筆書きで図形を描く問題が出る。ポータルのレベルによって1個〜5個の図形を瞬時に記憶し指で同じ図形をトレースする。
< https://flic.kr/p/pV2VJy >

これが、結構難しく、なかなか5個は全問正解できない。かろうじて簡単な図形の時に4個までは正解できる時があるが、集中力を磨くのになかなかよいかもしれない。
< https://flic.kr/p/qS31Nn >

とにかく、このゲームは外を歩かないと何もはじまらないので、よく歩く。打合せに30分早く出て、クライアントさんの会社の周辺を歩いたり、朝一本早い電車にのってひと駅前で降りて歩いたり。そんなことを続けていると、もうすぐ300km、多分今週中には達しそう。
< https://flic.kr/p/qzAZgV >

一番重要なアイテムは、実は軽くて長時間歩いても疲れない靴だと思い、週末ウォーキングシューズを新調した。

【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > <Twitter:http://twitter.com/okada41 >

2015年、マンスリーで開催予定のCSS Nite in KOBE。1月は今週土曜日、24日に開催。現時点では、まだ若干席はあるのでお近くの方は是非ご参加ください。
< http://cssnite-kobe.jp/vol5/ >


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編集後記(01/20)

●「歴史の節目を意識する新年を迎えた。戦後70年。植民地支配をした日本と、された韓国があらためて関係を結びなおした基本条約から50年という節目でもある」。これは朝鮮日報、ではなく朝日新聞の今年1月1日の社説の冒頭です。未だに「日韓併合」を「植民地支配」と書いていますが、韓国併合条約は両国の合意の下に平和的に調印された正式の外交文書で、各国にも承認されたものです。この社説は「歴史」について、大変な高みから見下した御高説なのですが、いきなり"虚偽の"歴史から入るところがいかにも朝日新聞です。植民地の価値さえない地域を、なんとか文明化したのが「併合」ではありませんか。

朝日新聞はグローバル時代においては「歴史が自分たちの過去を知り、今の課題を乗り越えて未来を切り開くための手がかりだとしたら、国ごとの歴史(ナショナル・ヒストリー)では間に合わない、ということになる」といいます。では、どんな歴史が必要なのでしょうか。「歴史は国の数だけあっていい、という考えに同調はできない。自国の歴史を相対化し、グローバル・ヒストリーとして過去を振り返る。難しい挑戦だ。だが、節目の年にどうやって実りをもたらすか、考えていく支えにしたい」そうです。新年そうそう、えらそうに何を言っているのでしょうか。

「相対化」とは「一面的な視点やものの見方を、それが唯一絶対ではないといういう風に見なしたり、提示したりすること。学問的な主義主張や、特定の事件などの報道のされ方などについて言われることが多い」(実用日本語表現辞典)というです。相対には比較がともない、価値は双方の関係性において決まります。朝日新聞によるグローバル・ヒストリーとは、周辺国(といっても中国と南北朝鮮のことですが)の主張する歴史を素直に受け入れよう、ということのように思えてなりません。朝日新聞が非難する「自虐」「自尊」の歴史認識とやらを日本人の心に培養したのは、他ならぬ朝日新聞ご自身ですよ。

グローバル・ヒストリーとはとんだ妄想です。憲法第9条が戦争を防止するというのと同じくらいの大ウソです。歴史問題を考えるときの世界共通の原則は、「疑わしきは自国に有利に」と「本当にやった悪いことはなおさら自己正当化せよ」です。これに加えて日本人だけはもうひとつの原則があります。それは「やってもいない悪いことを謝るな」ということ。ところが、日本人は三つの原則をぜんぜん実践できていません。だから特定周辺国につけこまれるのです。年頭の社説で空虚なことを言ってないで、まずはいままでの捏造記事の謝罪から入るのが「クオリティペーパー」の礼儀ではないのでしょうか。(柴田)

< http://shasetsu.seesaa.net/article/411620177.html >
朝日新聞の2015年1月1日の社説

●キャパオーバー(hammer.mule)