こんにちは。森和恵です。GW明けの月曜日、みなさまいかがお過ごしですか?最長12連休だったそうですね。
私はといえば、ほぼずっと自宅にいました。おかげで細かいことが片付いてよかった感じです。フリーランスですので、今週の平日に遊びに出かけます。 (・ω< ) テヘ
さてさて。今回は、イマドキのグラフィック系フリーソフトを探し&まとめてみました。
私はといえば、ほぼずっと自宅にいました。おかげで細かいことが片付いてよかった感じです。フリーランスですので、今週の平日に遊びに出かけます。 (・ω< ) テヘ
さてさて。今回は、イマドキのグラフィック系フリーソフトを探し&まとめてみました。
● フリーソフトを調べようと思ったきっかけ
「PhotoshopやIllustratorの代わりになりそうなツールはありませんか?」と、Web系セミナーの講師をしているという仕事柄、よくきかれます。なぜなのか? と尋ねてみると、ソフトに費用をかけたくないとのこと。制作が本業というわけではなく、個人や会社用にちょこっと作りたいだけなんです、と。
操作手順を短縮できるような便利なソフトを使うことは、時間帯効果が得られると私は考えているので、無料ならなんでもいいとも思いません。
でも、ダンプカーで砂遊びをするのもおかしな話だし...と思い、イマドキのグラフィック系のフリーソフトってどんなものがあるのか? どんな使用感なのかを調べてみることにしました。
●Photoshopの代わりになりそうなソフト
写真の色補正をしたり、画像合成をしたりと、いろんな場面でよく使うPhotoshopは、ビットマップデータを扱うソフトです。グラフィックソフトというと一般的にはビットマップソフトを指します。ということもあり、Photoshopよりも低価格で販売されているソフトや、フリーソフトがたくさんあります。
【 GIMP 】
< http://www.gimp.org/
>
有名すぎるソフトですが、Photoshopの代わりのフリーソフトと言えばこちらですね。グラフィックソフトとして基本的に必要な機能はすべて網羅されています。
この手のソフトを使ったことがない...という初心者の方にはむずかしいかもしれませんが、本屋さんにいけば、入門書もいくつかありますのでチャレンジしやすいのもいいですね。
【 PictBear 】
< http://www.fenrir-inc.com/jp/pictbear/
>
大阪に本社があるフェンリル株式会社さんが開発するグラフィックソフトです。ダウンロードページをみると、ブラシなどが多く紹介されているので、お絵かきをするのが得意なソフトかもしれません。使われているアイコンなど、インターフェースが可愛らしく、使っていて楽しくなる予感がします。
【 PIXLR 】
< https://pixlr.com/
>
ひととおりの画像加工はできそうなソフト。デスクトップアプリだけでなく、モバイル用やWebアプリがあるのも便利そうです。インターフェースもおしゃれなのもまたイイですね。
【 Pixia 】
< http://www.pixia.jp/
>
絵を描く人たちがよく使っているソフトです。サイトにチュートリアルや解説が丁寧に書かれているのが好感がもてますね。
すごいなと感心したのが、↓の『バージョンアップのたびに、コロコロと画面が変わってしまっては、初心者が覚える前に画面構成やメニュー構成が変わっては、混乱してしまいます。』という一文です。Adobeさんに見習ってほしい...ほんとに。
< http://www.pixia.jp/ver4_ver5.html
>
●Illustratorの代わりになりそうなソフト
Illustratorは、アンカーポイントを操作して絵や図形を描くソフトです。扱うデータの種類がベクターのため「ベクターソフト」とも呼ばれます。
カチッとした線のイラストを描いたり、建築や工業製品の図面を作ったり、グラフや図を作るのが得意なソフトです。使うシーンがある程度限定されていることもあり、代替ソフトもなかなか見つかりませんでした。
【 Inkscape 】
< https://inkscape.org/ja/
>
有名すぎるソフトですが、Illustratorの代わりのフリーソフトと言えばこちらですね。昔からあって、定期的にバージョンアップもされています。
高機能なだけあって操作を覚えるのも一苦労ですが、日本語のドキュメントも豊富なので頑張れます。Illustratorを使っていた方なら、移行も簡単なのではないでしょうか?
【 Gravit 】
< http://gravit.io/
>
まだ生まれたばかりのソフトですが、後発だけあってインターフェースが洗練されています。Win・Mac・Linux用に開発されていて、幅広い環境で使えそうです。ChromeアプリやWebアプリとしても動くので、手軽に始めるのにも向いてそうですね。今後に期待したいソフトです。
【 SVG Cats 】
< http://www.vector.co.jp/soft/cmt/win95/art/se251284.html
>
図やフローチャートなどを作るのに特化しているソフト。特筆すべき特長は「SVG」形式に特化しているところではないでしょうか。HTMLに埋め込まれたSVGを表示することもできるそうです。
●一芸に秀でたビットマップソフト
多くの機能はないけれど、この機能なら負けない! という一芸ソフトもたくさんでています。制作業務にうまく使えれば、時間短縮ができそうです。
【 藤 -Resizer- 】
< http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se132646.html
>
画像の拡大縮小を行うソフトです。設定さえしておけば、ドラッグするだけというのもありがたいですね。パソコンがあまり得意でない上司のパソコンに設定しておけば、「○○君、画像小さくするのどうするっけ?」とか何度も同じことを聞かれなくていいかもしれませんね。
【 おてがる画像変換 】
< http://www.bird-soft.net/ImageConverter.html
>
画像のサイズや形式の変換、回転・文字との合成・色補正など、簡単な画像加工が行えるツールです。こちらも設定しておけばドラッグするだけという手軽さ。特筆すべきは、HTMLタグの書き出しや加工した画像をFTPでサーバーにアップできるところ。ヘンなソフトだけど、使ってみたら便利かもしれません。
【 Watermark Software 】
< http://www.watermark-software.com/
>
画像にウオーターマークをつけるためのソフト。ネットショップさんなんかで、他社に画像を使われないように、著作権情報とかを入れる時に便利です。設定しておけば、複数ファイルまとめてできるのもありがたいですね。
【 Retouch Pilot 】
< http://www.colorpilot.com/retouch.html
>
写真の補正を行うための専門のソフト。破れた写真を直したり、物体の位置を移動したり、人物を痩せさせたりできます。
【 Perfect365 】
< https://perfect365.arcsoft.com/
>
顔の補正を行うための専門のアプリ。スマホ用アプリですが、顔色を直すのはもちろん、表情を変えたりできるのはスゴイ。
【 新聞写真製造機 】
< http://www.tnksoft.com/soft/graphics/newspaper/index.php
>
新聞に掲載されているドット風の写真に加工してくれるソフトです。モノトーンの雰囲気画像を作ったり、マンガに合成する背景を作るのによさそうです。
【 XnSketch 】
< http://www.xnview.com/en/xnsketch/
>
絵画風写真に加工してくれるソフトです。この手のソフトは昔からありますが、結果が美しいので使ってみたいなと思います。
・・・さて、今回はここまで。せっかく調べたので、いくつかよさそうなソフトを実際に使ってみたいと思います。続報はまたここで書きます。乞うご期待。
【 森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
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>
今年は、毎週金曜日に何かしらWeb系セミナーを開催しています。ただいま、5〜6月のスケジュールを公開中です。HTML&CSSコーディング、WordPress、Illustrator、Dreamweaverなど盛りだくさん。
・森和恵 担当セミナー ※7月の予定も木曜日には発表しますネ。
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