[3995] 3Dプリンターの今後を考えてみる

投稿:  著者:  読了時間:18分(本文:約8,600文字)


《40超えたくらいから急に来るんですよねぇ…》

■ショート・ストーリーのKUNI[182]
 鳥の頭
 ヤマシタクニコ

■3Dプリンター奮闘記[68]
 3Dプリンターの今後を考えてみる
 織田隆治




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■ショート・ストーリーのKUNI[182]
鳥の頭

ヤマシタクニコ
http://bn.dgcr.com/archives/20151015140200.html
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制度が変わったのが正確にいつのことだったか、だれも覚えていない。現政権になってからであることは確かだが。

気がつくと街にはりめぐらされた道路はルート1からルート3までに分けられていて、住民は並行する3つの道路のいずれかを選択させられていた。

ピエール・ワダは毎朝、ルート2を歩いて職場に通う。少し前まではルート1を歩いていた。そこは制限速度の上限がなく、みんな飛ばしていた。腕を振り、大きなストライドで、すきあらば前を行く人間を追い越そうとしていた。

ルート1のまわりはそんな人びとによって起こされた風が吹き、埃が舞い、それらはおよそ1.5メートル高度を下げて設置されたルート2に降り注ぐ。

ルート2はルート1よりややゆっくりとしたスピードの人たちが歩いている。多くはリタイアしたけれどまだまだ元気だという人びとで、制限速度の上限が設けられている。それより速く歩く者は処罰の対象になる。

ルート3を歩くのはほとんどが高齢者、もしくは何らかの障害をかかえている者だ。人びとはとてもゆっくりと、中にはふらつきながら歩いている者もいるが、追い越す者もいない。

それぞれの道にはまったく違った空気が流れている。ルート3は3つの道路の中で最も低い位置にある。ルート1は仰ぎ見る高みだ。

ピエールはルート1から2に変更申請したのとほぼ同時に職場を変わった。職場では毎日、住区内のあらゆるびんのラベルを整理したり発注したりしている。以前の職場では何をしていただろう? 忘れた。思い出したくもない。

ピエールはまだ高齢者という年齢ではない。同年齢の友人たちの多くはまだ忙しく働き、ルート1を闊歩している。だが、ピエールはもううんざりだと思う。

「今日は曇りだ」
日に何度も、ピエールは窓から外を眺める。空は見飽きることがない。

いつからそのようなヘルメットをかぶるようになったのかは、だいたい覚えている。2年と3か月前からだ。ヘルメットがあまりに突飛な形で、そんなものを率先してかぶる者はだれもいなかったから。

鳥、それも思い切り醜悪な鳥の頭部を模したかたちだったから。色がどんよりした灰色であることも不評だった。だが、事故防止のため、すべての住民は歩行時に着用することが義務づけられた。2年3か月前から。

「あなたにはよかったわね」
妻のアリス・ワダが言う。
「そのヘルメットが似合う人はあなたくらいよ」

ピエールは異議を唱えることができない。ピエールの頭部は大きくはげ上がり、露出した頭皮は皮膚病によって赤みを帯び、醜い凸凹が生じていた。

それは年々大きく明瞭になり、今ではあたかも大きな爬虫類がピエールの頭を抱きかかえ、舌なめずりしているように見えて初対面の人をぎょっとさせる。

それが、ヘルメットによってすっかり覆い隠されるのだ。はじめてヘルメットを装着したときの安堵感を、ピエールは忘れることができない。ヘルメットさえあれば、ピエールはやさしくほほえむこともできたし、本来の理知的な瞳を輝かせることもできた。

現政権は何をするにも、ごく簡単な説明しかしなくていいと思っているようだ。そして個々の立法のほとんどは、エネルギー不足からくるものとされていた。車はよほどのことがない限り個人が使うことはできなくなった。

人びとの移動手段ははただ歩くことだけだ。ごく特別な場合を除いては職住近接が強固に推し進められたので、それで間に合うわけだ。

ある朝、ルート2を歩いていると、きゃっという叫び声が聞こえた。ルート1のほうだ。見上げると、前方を向いてざくざくと歩いて行く人びと──ひとり残らず灰色のヘルメットを着けている──の中で若い女が一人だけこちらに顔を向け、途方に暮れている。

──逆走か。ルートの入り口を間違えたんだ。

ピエールは咄嗟にルート1とルート2を隔てる法面に駆け寄り、女のほうへ腕を伸ばした。女もすぐに気づき、腕を差し出した。ルート1の歩行者がぶつかり、怒鳴る。

「危ないじゃないか!」
「何のつもりだ!」
「通報するぞ!」
「逆走するようなやつはここを歩くな!」

女はいったんは腕をひっこめて縮こまったが、低くなった姿勢のまま、歩行者の隙間から、思い切ってルート2にダイブした。

ピエールはほとんど転倒しそうになりながら、なんとか女を支えた。女は大きなヘルメットを装着した頭を上げ、ピエールを見上げた。間近で見るとまだ若い、美しい女だった。女はピエールの上着の袖をぎゅっと握って言った。

──怖かった。たくさんの鳥の頭がこちらに向かって、おそろしいスピードでどんどんどんどん歩いてくるの…。

女はメイ・ナカノという名前で、文房具の卸商に勤めていると言った。だが、それきりだ。メイはルート1を歩く。ピエールはそれ以降、ルート1の歩行者群をちらちらと見ながら歩く。

メイの姿には何度か気づいた。向こうも気づいたと思う。だが、当然ながらルート1の歩行者は速いので後ろからやってきたと思うと背を向け、ずんずんと遠ざかっていく。でも、メイが振り返って自分を見たこともある。

メイは少し無理をして速く歩いているようにみえる。気のせいかもしれないけれど。

ピエールは仕事中に時折放心するようになる。ふとページを繰った書物に「愛は容姿と関係ない」といった類いのフレーズを見つけるが、それで意気揚々とするほど若くない。

家の近くに自転車を一日単位で貸し出す店がある。自転車さえ個人で所有することは難しいが、レンタルを利用することはできる。月給の1割くらいがふっとぶ料金ではあるが。

ピエールは自転車を借り、メイと二人乗りで出かける場面を思い描く。どこへ行こう。むかし小学校だったところがこぎれいな公園になったと聞いたっけ。そこがいいか。いや、まだ樹木も貧弱だし、それより川辺がいいな。釣りをしたり水遊びに興じる子供達を横目にのんびりと走るのだ。

堤防の上は眺望も良く、晴れた日なら遠くの山の上の鉄塔や、展望台も見えるはずだ。そういえば、遠くの山が時々青や紫に見えるのはどうしてだったっけ。

ピエールは貸し自転車屋の前で料金表を見ながら、注意深くメモを取る。サイクリングのいいところは、ヘルメットを着けたままでもおかしくないということだ。無意識にそう考えていた自分に気づき、ピエールは少し気が重くなる。

その日、ピエールはラベルの注文取りに出かけた。会社所有の自転車で、街のいちばんはずれの地区まで行き、地図を頼りに裏通りをくねくねと進んだ。

突然、目の前に「○○○○文房具」という看板が現れて、はっとする。その看板が立っているのは雑居ビルの入り口で、ビルの2階を示す赤い矢印が添えてある。ピエールは自転車にまたがったまま少し後ずさり、道の反対側から2階を見上げる。

ブラインドを巻き上げた窓ガラス越しに室内の様子が見えた。窓の近くに男が背を向けて座っており、その男のもとへ制服を着た女子社員がやってくる。男と何か話して、また去っていく。

じっと見ているピエールを不審げに見る通りがかりの人の視線に気づき、もうやめようかと思ったとき、メイが現れた。汚れたガラス越しにでもメイはすぐにわかった。目鼻立ちのくっきりした美しい顔立ち。

だが、なんということだろう。メイの額には大きな黒ずんだこぶがあった。ソフトボールくらいもあるこぶで、前髪ではとても隠しきれないような。大きめのサイズのヘルメットで、はじめて隠せるような。

ピエールは呆然としてメイを見上げていた。メイは、こちらにまったく気づいていないようだった。

日が落ちて家に帰り、食事をすませ、アリスが「おやすみ」を言うまで、ピエールはいつも以上に無口だった。

ひとりになるとピエールはバルコニーに出て夜の街を見下ろした。そのどこかに、こぶのある女をかくまうように、街は灯りで輝いていた。

ぼくはどうするのだろう。ぼくはどうしたいのだろう。

【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
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スタバのコーヒーが苦手だ。とても一杯飲みきれないし……と思ってたら、スタバのコーヒーは一番小さいサイズでも240mlもあるそうだ。それで、自分が家でいつも飲んでいるカップでいつものちょうどいい量を測ってみると、なんと110mlもなかった。道理で飲みきれないはずだ。

しかも、あのカップだとなかなか冷めないし(私、猫舌かも)。やっぱりコーヒーは家で挽いて飲むのが一番だ。それもモカかキリマン。


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■3Dプリンター奮闘記[68]
3Dプリンターの今後を考えてみる

織田隆治
http://bn.dgcr.com/archives/20151015140100.html
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最近、めっきり「ローガン」が進んで来た織田です。みなさん、まだの方もおられるでしょうね…。40超えたくらいから急に来るんですよねぇ…。

細かい作業の際には、ローガン…もとい、作業用メガネが必須になってきました。あくまでも「作業用メガネ」です! はい!

ということで、そろそろ話を本題に持って行きましょう。

先日、大阪 設計・製造ソリューション展(DMS)に行ってまいりました。関東では1シーズン前になりますが、関西はちょっと遅れてやってきます…。

そこでは、やはり3Dプリンターといった、制作ツールの展示もかなり増えてきました。僕も、それ目当てに行ってきたのですが、一時期の爆発的なフィーバーではなく、実際に使用する目的に沿ったプリンターが、どんどん進化していってる感じを受けました。

目新しい技術! という訳ではなくなり、確実に使用することを目的とした爆発的進化でしょうね。

マスコミでは、あまり取り上げなくなったのが不思議なくらいです。まあ、目新しいものを追いかけて、視聴率を求めるものでしょうから、そのあたりは仕方ないのかな〜とも思いますが。

以前は、3Dプリンターはドラえもんの道具! って感じの扱いで目を引きましたけど、今ではそういう一時的なミーハーなブームが去り、今は「本当に使う」ことを目的としたムーブメントになっています。

大きいものを出力出来るFDM(熱融解式プリンター)も多数展示されていましたし、より精密な造形が可能なものも出て来ています。あと、日本のメーカーが「やっと『頑張りだした』」感が見受けられました。

超大手メーカーさんはまだのようですが(笑)。

このあたりは、市場の動向を見据えた動きだとは思いますが、もうちょっと露出しても良いんじゃないかな〜なんて思います。

逆に、海外の中小メーカーの技術の発展には目を見張るものもあります。こういったポジティブな動きには、日本のメーカーさんに追いついて欲しいものですね。

3Dプリンターの普及について、興味深いお話も聞けました。個人ユーザー向けに発売されているような、小型、安価なFDMプリンターですが、個人ユーザーよりも中小のメーカーさんが購入されていることがほとんどだそうです。

やはり、あまりに高価なプリンターを導入するのは難しいんでしょう。こういった安価なプリンターも、かなりの精度で出力出来るようになっていますし、プロトタイプの制作には、個人ユーザー向けのプリンターで充分、といったところでしょうか。

それと、一般的な個人ユーザーにとって、まだ「3Dプリンターは難しい」と感じているんだと思います。

マスコミで取り上げずに、あまり目にしなくなってきた時点で、一般的には忘れ去られたブーム。家電量販店で展示販売されている3Dプリンターのコーナーも、縮小傾向にあるように思います。

これは、使用するコンテンツが少ない、まだ一般的でない、ということがほとんどの理由だと思います。

以前、デジクリにも書いたんですが、「プリントゴッコ」や「インクジェットプリンター」の普及といった、国民的行事に使えるようなものに、まだなっていないんでしょうね。

やっぱり年賀状って凄いと思います(笑)。最近では、年賀状や暑中見舞いなんかも、メールで送るようになっている人が増えてきていますが、それでも、メールに3Dデータを添付して、各自自宅でプリントする、な〜んてことは、なかなか難しいでしょうね。

まだ、手軽にプリント出来る、という物も認識もないのが現実です。

2〜3万円くらいで、出力は小さくてもいいから、簡単に出力できる3Dプリンターが出て来て、コンテンツデータももっと気軽に制作できるような環境が整わないことには、3Dプリンターの一般的な普及は難しいかと思います。

このへんについては、海外の一般的な家庭も同じなんじゃないかなぁ、とは思います。

どういったサービスを作って行き、どういったコンテンツを用意するかによって、今後、この分野においては、かなりのビジネスチャンスが眠っている可能性は充分にありますし、それを模索している企業なんかも多いと思います。

「先にやったもん勝ち」というか、そういったソリューションを作った者勝ちなんでしょうね。

まず使える人を増やし、一般の人の目に触れる機会を増やし、使いたくなるような魅力的なコンテンツを増やす必要がありますね。

というわけで、オタク的、趣味趣向的分野から攻めて行くべきなんでしょうね、とは思います。

顧客に対して「これ欲しい!!!!」と、圧倒的に思わせるコンテンツって凄く難しいように思いますが、そういった趣味趣向をスタートにするってことは、かなり重要だと思っています。

例えば、SF映画やアニメに出て来る道具やコスチュームなんか。これを、公式サイトからデータを配布してみるってのも一興かと。

3Dプリンターのメーカーと協賛して、そのデータを購入したユーザーには、安価でプリンターを販売するといったような、ソフトとハードの融合が必須かと思います。

ソフトの配給メーカーは、そういったデータを定期的に発信すれば、コンテンツの話題作り、普及にも繋がって行くでしょうし、ハードメーカーにとっては、素材の継続的販売が可能になって来るんじゃないかと思っています。

まあ、そうなっちゃえば、玩具メーカーからのプレッシャーもあるでしょうけど、おもちゃと、またそれは違う分野になってくるんじゃないのかなぁ、とは思います。

こういった他業種との連携こそ、3Dプリンターの普及に繋がって行くんじゃないかと思います。

まずは、「欲しい!」と思わせるコンテンツを制作し、じわじわと広めて行くようなレジスタンス的な広報活動ですね。出来るんじゃないかなぁ。

話は変わって、先週末に某国立大学へ行ってきました。今年はじめくらいから、制作工房を立ち上げる計画が持ち上がり、微力ながら僕の方でも協力させて頂きまして、このたびめでたく完成しました。

そこで制作をご指導する立場の先生や院生のみなさんに、基本的な使い方などを講演しに行ってきました。

さすがに色々と質問が飛び交いまして、かなり良い結果になってきていると感じています。これまで、造形にはあまり縁がなかった先生等の参加もあり、いろいろとご興味を持っていただけたようです。

そういった他分野の知識が集まって、試行錯誤することで、また新しい使い方が出て来るんだと思います。

水面下では、こういった面白い動きが沢山あり、今後も3Dプリンターを使った「モノ作り」の発展は進んでいるんですね。

今後もワクワクするようなことが沢山あるんですが、一般的ではない…というのが非常に残念ではあります。

そろそろ日本も本気出しても良いんじゃないでしょうか?(笑)


【___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____ 織田隆治】
oda@f-d-studio.jp
http://www.f-d-studio.jp


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編集後記(10/15)

●内館牧子「見なかった見なかった」を読んだ(幻冬舎文庫、2015)。初出は「週刊朝日」2005〜2006だからちょっと古い。しかし、「怒りキャラ」といわれる彼女のエッセイに古さは感じられない。言葉の専門家の怒りに、そうだそうだと共感し、お裁きに溜飲が下がる。たとえば、「申し訳ありませんが、お引き受け致しかねます」と言われたら「その言い方、傲慢だ」と思い、誰かを誘ったとき「ありがとう。でも今回は遠慮させて頂くわ」と答えられたら、その慇懃無礼に「二度と誘わねーよッ」となるだろうという。このふたつの言葉はどんなに優しく言っても、優しく聞こえない。その通り、不愉快な言葉だ。

断り方というものは、本当に高度なテクニックと多彩なボキャブラリーを必要とする、といいながら「よろしいですか」が大嫌いな内館は、電話で「お名前よろしいですか」と聞かれ、「よろしくないわッ」と言って切る短気者なのだ。「マストハブ」とは何のことか。女性誌に現れるという。初めて聞く言葉だが、わたしは must have とあたりをつける。しかし、カタカナで書かれてこれは字面のみっともなさと下卑た語感に抵抗感がある。他にも、マストアイテム、マストバイなどのイヤな言葉がある。「日本語として定着する日が来るかと思うと身の毛がよだつ」。ほんとにそうだよねー。マストキルだよねー。

「させて頂く」が大嫌いだという。同感だ。この過剰なへりくだり表現をなぜ使うのか。バカな政治家がよく使っている。内館はある夏、恐怖の「させて頂くマン」と出会い、耐えに耐え、我慢するだけ我慢したが、ついにレッドカードを出したという。ビジネスの会話はもとより、電話やファクスで「させて頂きます」「大変失礼ながら」の連発に業を煮やし、そんなの不要だッ! と怒ったら、すぐに謝ったという。「以後、気をつけさせて頂き、ハッキリと話させていただきます」。わがマンションの管理会社担当は「させて頂くマン」から「かたちにマン」に代わり、また新しくなった。今度はなにマンだろうか。

タイトルの「見なかった見なかった」はエッセイにはない。自戒をこめてつけたタイトルだという。しょっちゅうカリカリ、カッカしている「怒りキャラ」だったことが、急性心臓病と急性大動脈疾患で倒れた要因のひとつであると主治医に申し渡された。これからは「見なかった見なかった」でやり過ごすことも覚えよう、という。たぶん、その決意はすぐに翻るだろう。四季にちなんだ美しい名前の和菓子をひっくるめて「和風スイーツ」などと抜かす、言葉に鈍感な女性誌や女子アナに「恥を知れ」と言い続けるだろう。最近では「和スイーツ」なる言葉も聞こえてくる。ワスイーツってなんだよ〜。バカ。(柴田)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344423682/dgcrcom-22/
内館牧子「見なかった見なかった」

http://bn.dgcr.com/archives/2015/10/15/001.png
二人の太郎の色紙。この字で国会議員。だめだこりゃ〜。


●今日のヤマシタさんのは、いつもとちょっと違う。/年賀状! 去年出すはずだったくじ付年賀状は白いまま袋に入っている。新しいのに交換してもらわないとなぁ……はぁ。/既に定着しているものと思われます。「させて頂く」を使わないと、傲慢な印象を持たれてしまいそうで。若手社員は使うように教育されているようだ、というより就職活動で既に使っているように思う。目上の人まで使うんだもの、こちらが「頂く」を使わないとあかんようになってきています。

Ingress続き。やるとヒステリックで言葉遣いが荒くなり、下品になる。普段絶対使わない荒い言葉が自然と出る。車やバイクに乗ると人格が変わる本田速人(こち亀)のようだ。

実生活では、人と衝突しないように心がけている。だから人から面と向かって攻撃されることなんてほぼない。けれどこのゲームだと、活動範囲が近しい人とやり合うことになる。

憤り、怒り、そしてドラマやお芝居を観て覚えた単語が引き出しから出てくる。なんと恐ろしいゲームなんだろう……。

「○○寺が焼かれた」
「○○幼稚園が囲まれた」
「○○地蔵を取ってくるわ」
「○○図書館にまたシールドが!」(図書館戦争ではない)
「私の○○教(新興宗教施設)が攻撃されてる」(オーナーなので)
知らない人が聞いたら驚くような言葉もある。続く。 (hammer.mule)

https://charingress.tokyo/2079
イングレスをやってなかったら言わなかった20の言葉。あるある!