[4007] 「まにまにフェスティバルP4」開催します!

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《じゃあ……とりあえずお越しください。(笑)》

■まにまにころころ[85]
 「まにまにフェスティバルP4」開催します!
 川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito

■クリエイター手抜きプロジェクト[443]Adobe Photoshop CS3〜CC 2015編
 何も描かれていないレイヤーがあるか調べる
 古籏一浩

■LIFE is 日々一歩(20)[コラム]
 同人誌を作るには(2)〜コピー本にしてみた〜
 森 和恵

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■まにまにころころ[85]
「まにまにフェスティバルP4」開催します!

川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
https://bn.dgcr.com/archives/20151102140300.html

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こんにちわん、コロこと川合です。昔話はいったんお休みをいただいて今回は12月19日(土)に大阪産業創造館で開催予定の「まにまにフェスティバルP4」、通称「まにフェスP4」についてご紹介したいと思います。

◎──まにまにフェスティバルP4(まにフェスP4)

ずーっとこの「まにまにころころ」を読んでくださってる方は、昨年も秋に、まにフェス、まにフェスと私が連呼していたことをご記憶かもしれませんが、改めて簡単にご紹介を。

弊社ではずっと「まにまにカレッジ」という冠で、学校に見立てたセミナーを開催していまして、学校なら文化祭的なイベントもあっていいんじゃないかと始めたのが、まにフェスです。文化祭と言っても、半分は普通にセミナーで、残り半分が色々な展示になっています。だいたい年に一度のペースで開催して、今年で四年目。それが「まにフェスP4」です。

大阪産業創造館という施設の3F展示フロアと4Fホールを借り切って開催します。

・まにまにフェスティバルP4(まにフェスP4)
http://m2college.net/fes4/


そんな説明ではよく分からない? じゃあ……とりあえずお越しください。(笑)

◎──今年も盛りだくさんのセミナー

まにフェスは朝から晩までやっていて、会場4Fのホールではずっとセミナー、3Fでは展示に加えて、会場隅のミニステージでセミナーやトークなどを実施。4Fは参加費2,000円で要申込、3Fは無料で入退場自由になっています。

つまり、どちらのフロアでも色んなセミナーが一日中行われているのですが、だいたい毎年、「3Fと4Fで聴きたいセミナーが重なっていて困った」と言われ、その度に、ああセミナー数を減らして少しでも重なりを避けようかなんてこと考えはするんですが、重ならないんなら1フロア開催でいいじゃんってなこともあったりで、結局は毎年、両フロアともに盛りだくさんになります。

あの人も呼びたい、この人の話も聴きたい、なんて声かけまくってるうちに、どんどん枠が埋まってしまうというのもその一因なんですが、今年はちょっとやりすぎちゃった観もあります。ゲスト多すぎで、いまだにタイムテーブルが固まりきっていません。

それでもなんとか、4Fのほうはだいたい決まったので、順にご紹介しますね。一部、タイトルや概要が未定の方もいらっしゃいますが、それもご愛敬。

まだサイトで公開していないゲストも、ここで特別公開しちゃいます。

◎──「知っているのと知らないでは大違い!
いまどきのウェブデザイン制作とAdobe Creative Cloud」
アドビシステムズ 仲尾毅さん

昨年に続いて今年も4Fの先陣を切られるのは、みんな大好きAdobeの仲尾さん。AdobeのクリエイティブツールがクラウドのCCに移行して、当初は戸惑いも多くありましたが、そろそろ馴染んできたかなと。

CCになって大きいのは、多くの方がだいたい最新のものを一通り持たれていることじゃないかなと。そうなるとツール間の連携もスムーズになりますので、今年も仲尾さんからは制作ワークフローのお話です。

昔から使われている方ほど最新機能はスルーしちゃってたりしますので、この機会に少し見直すちょうどいい機会になるんじゃないでしょうか。

◎──「デザインの力でブランディングを成功に導く」
ソフトバンク・テクノロジー 関口浩之さん
デジタルステージ 熊崎隆人さん

Adobeさんに続くセッションがデジタルステージさんと、クリエイティブツールライバル対決のような打順になっていますが、もちろんわざとです。(笑)

聴く側としてはそのほうが面白いし、分かりやすいんじゃないかなって。まあ、ライバルとは言っても、それぞれの特徴は大きく違いますしね。

セッションの切り口はさらに大きく異なり、こちらはデジタルステージ代表の熊崎さんと、まにフェスではおなじみ、ソフトバンク・テクノロジー関口さんとのトークセッションという形式になっています。

数多くのコンテンツ制作を手がけてこられた熊崎さんと、Webフォントの伝道
師・関口さんがどのような話をされるのか楽しみです。

◎──「人を惹きつける美しいウェブサイトの作り方【実践】」
5DG 瀬口理恵さん

先日『人を惹きつける 美しいウェブサイトの作り方』を出版された瀬口さんによる、その実践編セミナーです。ショッキングピンクの髪色で、会場のどこにいても見つけられそうな瀬口さんとは、もう13年くらいのおつきあい。私がWebやITの勉強を始めた頃に知り合ったので、今回のゲストの中でも最長です。

見た目は若干アレですが、セミナーはとても分かりやすいと好評の瀬口さん。当日、会場3Fで著書の販売もありますので、セミナーと合わせて是非どうぞ。サイン会もたぶんあります。

◎──「クリエイティブの価値を高める
『魅せるプレゼン&惹きつけるコミュニケーション術』」
デスクトップワークス 田口真行さん

全国各地どころかオンラインでも大人気セミナーを開かれている田口さんが、今年もまにフェスに登場です。まにフェス以外でも、何度も講師をお願いしているのですが、驚かされるのはその頭の回転速度。もうキレッキレです。

怒られるのでやりませんが、おそらく、ある日突然つかまえて、今から3時間のセミナーをお願いしますと無茶振りしても、すごい完成度でやってのけられるんじゃないかなと勝手に思っています。

そんな田口さんのコミュニケーション術、身につけられたら最強です。

◎──「デザインアドバイザー制度」
ツクロア 秋葉秀樹さん

デジクリでも連載を持たれていたことのある秋葉さん。数年前に大阪から東京へ拠点を移されて、さらに精力的に活躍されています。そんな秋葉さんは今回、いつものデザイン話とは切り口を変えて、デザイナー雇用についてのお話です。

デザイナーの採用やデザインについてのアドバイスについては、私の周りでも困っているという話をよく耳にするのですが、そんな方々に是非聞いて欲しい内容です。また、おそらく逆にデザイナーさんにとっても大いに参考になる話なんじゃないかなと思います。

◎──「仕事場でも活かせるブロガーテクニック集まとめ」
attrip 高橋敦彦さん

アルパカのアイコン、見かけられたことないですか? 本業のかたわら、個人で月間181万PVのブログ「attrip」を運営されている高橋敦彦さん。名前を聞いて誰だか分からなくても、アイコンを見ると「ああ、あの!」となるはず。(笑)

そんな高橋さんが、人気ブログの秘密を特別公開してくださいます。

ブログって、ただ書いてもほとんど読まれないんですよね。どうすれば読者にリーチすることができるのか、どんな手法で運営されているのか、外からでは分からないその裏側を垣間見ることができる貴重な機会です。

◎──内容未定
KDDIウェブコミュニケーションズ 阿部正幸さん

エバンジェリストとして全国を飛び回られている阿部さんが、今年もまにフェスに登場。さてその内容は……まだ未定です。(笑)

阿部さんには3Fでも話していただくのですが、それぞれのフロアでどんな話をするのがいちばん聴き手の満足度が高いかなと調整いただいています。

阿部さんも引き出しが多いので、あの話もこの話もして欲しいんですが、もうしばらくお待ちください。

◎──内容未定
ブリリアントサービス 杉本礼彦さん

昨年に続いて登壇いただく杉本礼彦さん。こちらもまた内容未定です。想像してふんわりとタイトルを付けるなら、「ウェアラブルデバイス最新事情」といったところでしょうか。移り変わりの速度がものすごく速い分野ですので、おそらくギリギリまで話の内容は調整中ってことになると思います。

まあ間違いないと思いますが、公開されたタイトルがウェアラブルデバイスと関係なかったら、「なんでやねーん」とツッコんであげてください。

3Fでは今年も「ウェアラブルデバイスユーザー会」として展示もしていただく予定です。もちろん体験できます。

◎──タイトル未定
ペタビット ミキチョクシさん
サイバーエージェント 安藤達也さん

こちらもタイトル未定ですが、まにフェス恒例のお二人のトークセッション。まあこちらはタイトルも概要もあまり関係ないような気がします。(笑)

スーパープロデューサーのミキさんとスーパープランナーの安藤さんによる、クリエイティブトークが今年も繰り広げられるはず。

特にミキさんからは、今年、神戸市と企画・制作されたあの「攻殻機動隊」のスペシャルサイトについて、その裏側が聞けると思います。

・神戸市公安9課スペシャルサイト
http://www.kobekokaku.jp/


攻殻機動隊ファンもミキさんファンも必聴です。

◎──タイトル未定
日本マイクロソフト 物江修さん

こちら、まにフェスの告知サイトでもかぷっとのFacebookページやTwitterでも触れていないのですが、今年のまにフェス4Fを締めくくるのはマイクロソフトのエバンジェリスト物江さんによるセッションです。

タイトルも概要も公開は明後日くらいの予定ですが、タイミング的におそらく、マイクロソフトの新ブラウザ「Edge」についての話が聞けるんじゃないかと。

Windows10とともに登場したこのEdgeは、長年ブラウザの代表格であり続けたInternet Explorerに変わるもので、まだまだその情報に触れられる機会は多くないと思います。一般ユーザーにいたっては、その存在にさえ気づいていない可能性も。だってEdgeも「e」のアイコンですから。(笑)

テクニカルな話をあれこれ聞ける貴重な機会ですので、Webに関わるみなさんは是非この機会をお見逃しなく。

◎──そんな感じで、今年もやります。

ということで、少し長くなりましたが、今年のまにフェス4Fの全セッションをご紹介しました。4Fは有料ですが思いっきり価格は低めに抑えています。また今年も学生(学校法人以外に通われている方も含む)は無料にしました。

さらに、11月上旬(10日くらいまでかな)までに参加申込みの方には、抽選でなにかプレゼントが当たるキャンペーンを私の脳内で進行中です。

そんなこんなのまにフェスP4、大阪の方はもちろん府外の方も、忘年会気分でぜひお越しください。

・まにまにフェスティバルP4(12月19日(土))
http://m2college.net/fes4/


【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
https://www.facebook.com/korowan

https://www.facebook.com/caputllc

http://manikabe.net/

次回もまにフェス話にするか、どうするか、悩み中。


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■クリエイター手抜きプロジェクト[443]Adobe Photoshop CS3〜CC 2015編 
何も描かれていないレイヤーがあるか調べる

古籏一浩
https://bn.dgcr.com/archives/20151030140200.html

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今回は、何も描かれていないレイヤーがあるか調べるスクリプトです。

Photoshopで間違って空のレイヤーを作成した場合や、見た目では何もないように見えるけど、実際にはピクセルが存在しているか確認したい場合に使います。

まず、以下のスクリプトは選択しているレイヤー(複数選択されているとだめなのでひとつだけ)が空っぽかどうかを調べます。なお、レイヤーパネルで何かレイヤーを選択してから実行しないと、エラーで動作しないので注意してください。

// アクティブレイヤーが空っぽかどうか調べる
var layObj = app.activeDocument.activeLayer;
if (checkEmptyLayer(layObj)){
  alert("レイヤーは空っぽです");
}else{
  alert("レイヤーは空ではありません");
}
// 内容が空っぽかどうか調べる関数
function checkEmptyLayer(layObj){
  var rect = layObj.bounds;
  var left = parseFloat(UnitValue(rect[0], "px"));
  var top = parseFloat(UnitValue(rect[1], "px"));
  var right = parseFloat(UnitValue(rect[2], "px"));
  var bottom = parseFloat(UnitValue(rect[3], "px"));
  if ((left == 0) && (top == 0) && (right == 0) && (bottom == 0)){
    return true;  // レイヤーは空っぽだった
  }
  return false;
}


選択しているレイヤーだけを調べるというのは、あまり実用的ではないかもし
れません。そこで、すべてのレイヤー/サブレイヤーを調べて、空っぽのレイ
ヤーがあるかどうかを調べます。以下のスクリプトは空っぽのレイヤーがいく
つあるかを調べます。


// レイヤーが空っぽかどうかすべてのレイヤーを調べる
var list = getAllLayer(app.activeDocument, []); // すべてのレイヤーを取得する
var count = 0; // 空っぽのレイヤーの数を入れる変数
for(var i=0; i<list.length; i++){
  if (checkEmptyLayer(list[i])){
    count++;
  }
}
if (count > 0){
  alert("空っぽのレイヤーが"+count+"個ありました");
}else{
  alert("空っぽのレイヤーはありませんでした");
}
// 内容が空っぽかどうか調べる関数
function checkEmptyLayer(layObj){
  var rect = layObj.bounds;
  var left = parseFloat(UnitValue(rect[0], "px"));
  var top = parseFloat(UnitValue(rect[1], "px"));
  var right = parseFloat(UnitValue(rect[2], "px"));
  var bottom = parseFloat(UnitValue(rect[3], "px"));
  if ((left == 0) && (top == 0) && (right == 0) && (bottom == 0)){
    return true;  // レイヤーは空っぽだった
  }
  return false;
}
// レイヤーセットを除くすべてのレイヤーオブジェクトを取得する
function getAllLayer(obj, ary){
  for(var i=0; i<obj.layers.length; i++){
    if (obj.layers[i].kind){  // レイヤーセット以外の場合
      ary.push(obj.layers[i]);
    }else{ // レイヤーセットなので再帰
      getAllLayer(obj.layers[i], ary);
    }
  }
  return ary; // 結果は配列で返す
}


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/


レトロゲーマーなので、あの映画を見に行かねば! ということで見てきました。ピクセル(PIXEL)

・ピクセル
http://www.pixel-movie.jp/


ギャラガが襲ってくるというのは、お〜なるほど、という感じ。でも、実際に戦闘するのはセンチピード。知らないゲームだ。

・センチピード
http://b9life.hatenablog.com/entry/2015/09/16/210341


最終的に戦うのは、ドンキーコングだけど、その前にパックマンとも戦う。だから主役はモンスター側。なんだけど、ここで(かなり最初の段階で)翻訳に違和感が……。

レトロゲームに詳しくない人が翻訳したのか、アメリカでの用語・名称になっているため、「え?」みたいなところが結構ある。そのまま横文字(カタカナ語)にされたのもあって何とも。DVD/Blurayで出すときには日本人にも分かる言葉にして欲しいところ。

この映画のように空中で立体的に敵を映し出して撃ちまくる、というのは将来的にできそうな気はする(プロジェクションマッピングは平面なので違う)。補償光学の際に利用するレーザーでガイド星を生成できるわけだから、レーザーをうまく利用して空中にピクセル(点)が描けそうなんだけど。

・補償光学
https://ja.wikipedia.org/wiki/補償光学


・レーザーガイド星
https://ja.wikipedia.org/wiki/レーザーガイド星


でも、そんな面倒なことするくらいならドローンにLEDの四角いランプをつけて飛ばして、それを打ち落とすゲームの方が安くできそう。

・JavaScriptによるデータビジュアライゼーション入門
http://www.amazon.co.jp/dp/4873117461/


・Photoshop自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W952JQW/


・Illustrator自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA/


・Adobe JavaScriptリファレンス
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FZEK6J6/


・ExtendScript Toolkit(ESTK)基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00JUBQKKY/


・データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門
http://www.amazon.co.jp/dp/4797368861/


・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/


・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/



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■LIFE is 日々一歩(20)[コラム]
同人誌を作るには(2)〜コピー本にしてみた〜

森 和恵
https://bn.dgcr.com/archives/20151030140100.html

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こんにちは。森和恵です。飛び石連休ですね。月曜日をお休みにして四連休! ……なんて人もいるのでは?

私は、あと数時間で東京へ向けて出発です(11/1 4:58現在)。ちょっとした記念日のお祝いで旅行してきます。まだどこへ行くかはあまり決めてなくて、風のふくままに遊んできます。お天気だといいな。

さて。今回は、「同人誌を作るには」第二回目をお話しします。

今月末には作り終えたいと思うと、そろそろ実作業に取り掛かる段階です。理想とは程遠いですが、「えいやっ!」といろいろ決めました。

いつも締め切りぎりぎりにしか動けない私。ゴールから逆算するの大事ですよね。

●今回は、コピー本形式に決定

前回のコラムの終わりに、「コピー本、という選択肢もある」と書きましたが、いろいろ検討して、今回はコピー本の形式で作ることに決めました。

販売する本を作る前に、いちどコピー本も試しておきたいというのが、一番の理由です。あとは、ぎりぎりまで原稿作成ができるから、配布のチャンスと冊数に応じて足りなくなったらすぐ作れるので、過剰な在庫を持たなくてもいいから、品質は落ちるけど価格を安く作ることができるから……あたりが決め手になりました。

コピー本なら、モノクロがA3でもB4でも10円程度で印刷できます。中綴じ式に合わせて両面印刷して、表紙を入れずにA4もしくはB4版20ページの冊子なら、一冊あたり100円で印刷できる計算です。

【中綴じ冊子のデータ作成 | 印刷通販のキングプリンターズ】
http://www.kingprinters.sakura.ne.jp/test/2015new/guide/item8.html


コピーする場所として、セブンイレブンコピー機の小冊子印刷機能を使うか、キンコーズのセルフプリントかを比較検討し、「キンコーズ」を利用することに決めました。

一番のネックだった、PDFデータを直接印刷するサービスが、キンコーズでもできることがわかったからです。

セルフサービスの「店頭PCレンタル」(一時間650円)を利用すれば、Adobe・Office系のソフトからの印刷が可能です。加えて、印刷紙(別売)を選んだり、自分で用紙を持ち込むこともできるそうです。

【キンコーズ セルフサービス】
http://www.kinkos.co.jp/office/self.html

http://www.kinkos.co.jp/price/self.html
 ※価格
http://www.kinkos.co.jp/images/note/sample/sample01.html
 ※用紙

●表紙はカラー&特殊紙にしたい!

印刷屋さんからサンプルを取り寄せてみる中で、「やっぱり表紙はかわいい特殊紙を使いたい!」という想いがつのってきました。紙ならではの“手触り”感を強調したいなと思ったのです。

でも、カラーコピーすると一枚90円程度かかります。かわいい特殊紙を使うとなると、用紙は持ち込みになるけど、はたしてコピー機でそれが使えるのかしら? など不安要素もでてきます。

そこで。買っちゃいました。A3印刷ができるインクジェットプリンター
EPSON EP-10VA!
http://www.epson.jp/products/colorio/ep10va/


この機種は、先月22日に発売されたばかりの新機種です。以前から、A3印刷ができて、A4スキャナがついてるネットワークプリンタが欲しかったのです。EPSONからは発売されていなくて……待ちました。

自分が同人誌をコピー本で作るぞと決めたら、こんな機種が発売されるなんて、運命を感じまして。発売日の翌日に購入してきました。

そして、その足で心斎橋のハンズに行き、用紙をいろいろと物色してきたところ、二種類のよさそうな用紙がありました。

ひとつは、「コットンライフ」という用紙で、表面がポコポコしている素朴な雰囲気の紙です。特にアイボリー色が素敵でした。112kg A3 90円。
http://www.heiwapaper.co.jp/products/details/0201380.html


帰ってから調べたところ、アマゾンでも販売されていたり、大阪にあるギャラリーで直接用紙を購入できるようでした。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00N1FK7F4/

http://www.heiwapaper.co.jp/shop/shop.html


もうひとつは、「玉しききっか」という用紙で、打ち上げ花火にも見える“きっか(菊)”のかわいらしい模様が透かしで入っている鮮やかな用紙です。たんぽぽ(黄)が特に鮮やかでいいなと思いました。100kg B4 75円。

こちらは、竹尾さんが販売されている用紙なのですが、ショールームで実物が見れたり、ネットで直接購入できたりするようです。

http://takeopaper.com/search/meigara_detail.html?q=3001100

http://www.takeo.co.jp/finder/mihoncho/


いずれの用紙もなのですが、インクジェット用の用紙ではないので、実際に印刷してみて、どれぐらいにじまずにクリアに印刷できるかを試してみないといけませんね。

そして忘れちゃならないのが、中綴じをするためのホチキスです。マックスという会社から、何種類か販売されています。

いろいろ考えたのですが、形が安定していて使いやすそうな「マックスHD-10DB」という機種に落ち着きました。

http://www.amazon.co.jp/dp/B000O9VJ52/


これでだいたいのカタチが見えてきましたが、まだ、A4にするかB4にするか、本のサイズで迷っています。読みやすさや目立つことを考えればA4版なのですが、表紙を特殊紙にしてカラー印刷をすることを思うと、費用面ではB4の方が気軽に試せますし……。

とりあえずラフ原稿を作ってみて、仕上がりをみて決めることにしました。こんな風に行き当たりばったりに作れるのも、コピー本の手軽さかなぁ、と思ってたりします。

●どんなネタで作るのか

やはり、肝心なのはどんな内容になるのか? だと思うのですが、まだまだ詳細が決まっていません。といいますか、アイデアが多すぎて、書き始めてみないとしぼれないかもしれません。

ざっくりと箇条書きにいま思っていることを書いておきますね。

・数が多くなりすぎたAdobeソフトを仕事で有効に使うためのフローを提示。

・まずは、「Adobeの歩き方」と題して、Adobeソフトの分類と役割から説明。

・あと半分は、「Dreamweaverの歩き方〜基本編〜」として、BootstrapとPhotoshopカンプデータを使って、ペライチページを作るまでの工程を紹介。

・すべてを掲載するのはページ数的にむずかしいのと、Adobeソフトは細かい操作がしょっちゅう変わるので「ムービー+ノート」にして、紙と映像を連動させた表現にする。

・今後、シリーズ化していく(今回、無料配布するのはパイロット版)。

●同人誌を配るタイミング

同人誌を配るタイミングですが、この年末にお会いした方々にくばろうかと思っています。年末に参加するのが決まっているイベントは、

【まにまにフェスティバルP4】
http://m2college.net/fes4/

※こちらは、3Fステージで登壇します。聞いてくれた方に先着でくばろうかな。

【Shift9:Webデザイン行く年来る年(CSS Nite LP43】
http://cssnite.jp/lp/shift9/

※こちらは、観客で参加。席が近かった人とか、懇親会でお会いした方へ。

この二つです。会場でお会いしましたら、気軽に声をかけてください。その時に冊子が手元にあれば、お渡しできると思います。

あと二つほど増えそうなのですが、決まったら報告しますね。うちのブログの小冊子カテゴリーで、動きがあれば告知していきます。

【r360studioブログ:小冊子】
http://r360studio.com/blog/category/booklet


ということで、今回はここまで。次回もこの続きをお伝えしたいと思います。ではでは、また!(^^)


【 森和恵 r360studio 〜 Web系インストラクター 〜 】
site: http://r360studio.com

mail: r360studio@gmail.com
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11月・12月は、コーディングやプログラミングの講座が中心です。『もうプログラミングなんて怖くない〜これから始めるWebプログラム〜』は、プログラムの勉強をスタートしたい人にぜひおすすめです。
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編集後記(11/02)

●今年もハロウィーンがやってきた。いつから音引きがついたのだ。昨年は初めての経験だったが、たくさんの子供たちがやってきたのがうれしかった。孫一号娘の頃はやってなかった。孫二号男が二年生になった年にはその兆候があったが、我が家は無関係だった。三年生になった昨年から一気に本格化したようだ。お菓子セットを一ダースほど用意していたら、娘が「それじゃ足りない。セットではなく、どさっと用意して勝手に持って行かせる方がいい。何人くるかわかんないよ」というので、あわてて買い足しに行った。それらが全部捌けて、これから来る子がいたら可哀想と思っていたが、来なくてホッとした。

今年は半月も前から、少しずつお菓子を揃えていった。しかし妻が買ってくるお菓子類は、前日になってもボリュームが足りない。妻はこれで充分というが、これでは絶対足りないと言い張るわたし。なにはりきってんのよとバカにする妻だが、こうなったら俺が揃えると宣言し、現在量と同じくらいを買い足した。あきれはてる妻、こんなに大量にどうするつもりだと怒る。ところが、マンションの管理室が告知を出した。ハロウィーンに関心がない人のところに行くと迷惑をかけるから、知り合いの部屋にしか行ってはいけないというお触れ。子供らが来ると断るのが苦痛で困ったという、住民の訴えがあったらしい。

ハロウィーン対象の子供のいない家の方が多いのだ。今年は自粛ムードなのか。ほらみなさいよ、残ったらあなたが食べなよと言う妻。こっそり娘にメールで聞いたら、玄関ポーチの照明をつけて、ハロウィーンのマークを貼り出し、ポーチの扉を開けっ放しにしておくといいという。さっそくネットを探ってハロウィーンの画像を拾ってA4にプリントし、16時過ぎから照明の下にセットした。孫二号男が友達に宣伝したというので期待していたが、マンションは静まりかえっている。始まったのは17時を過ぎてからだ。仮装した女の子が数人グループで次々に来訪する。みなかわいい。男の子達は仮装なしで、普通にガサツ。

小テーブルに各種お菓子を山盛りにしておく。妻はピアノ教師だったから、さすがに子供の扱いがうまい。好きなだけ持っていっていきなさい、表のハロウィーンの絵が出ているあいだはお菓子があるから、何度来てもいいよ〜、と大変なご機嫌だ。好きなだけといっても、今時の子供は節度がある。そんなに大量には持って行かない。一時間後、対象外の孫一号娘(中二)と友達が塾帰りに寄ったので、わずかに残ったのを全部引き取ってもらい、今年のお祭りを終えた。後から娘からメールが来て、おたくの評判がすごくいいよ〜、とくにイラストがよかったって(笑)。妻は来年もやる気まんまんである。 (柴田)


●まにフェスP4!/「レトロゲームに詳しくない人が翻訳」はあかん!/同人誌欲しい〜!/うちの近辺ではハロウィーンの盛り上がりはないなぁ。お店の飾り付けがちらほらあるぐらい。

Ingress続き。街の掃除対抗は難しいなぁ。じゃあ掃除や家事をポイント制もしくは時間積算にして、世界中の人と競争。近畿や九州のような地方区分、国別やIngressみたいに2色での団体戦とかで。

この地域は赤が優勢だなぁとか、青が頑張んないと負けてるなぁとか。この地域の赤の一番は誰々さん、やったぁ青の50位に入ったわとか。

習慣アプリやジョギングの記録みたいな自己申告で。それを外注するといくらになるかも見えたら面白い。単価か時給を設定して2時間やったからいくら浮いたわ〜と自己満足するも良し、ゲームでレベル上がったから、好きなもの買おうと励みにするも良し。続く。 (hammer.mule)

http://m2college.net/fes4/

まにまにフェスティバルP4