crossroads[44]ツッコミどころ満載、昭和の特撮番組を楽しむ/若林健一

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こんにちは、若林です。今、CS放送の「ファミリー劇場」にハマってます。

もとはといえば、妻がファンであるGodiegoのライブ観たさに契約し、それさえ観れば解約するつもりだったのですが、私たちが子ども頃の番組もたくさん放送しているのにハマってしまい、解約できずにいます。

ファミリー劇場
http://www.fami-geki.com/

先日までは、夜な夜な「アルプスの少女ハイジ」に涙し、今は土曜日18:00からの「ウルトラセブン」を欠かさず観ています。





1967年生まれの私にとって、リアルタイムに観ていたウルトラマンは「帰ってきたウルトラマン」なのですが、映像の怖い感じや設定のSFっぽさから、シリーズの中では「ウルトラセブン」が一番のお気に入り。

子どもの頃から再放送を何度も観ましたが、大人の今観ると設定の緩さからツッコミどころ満載なのがよくわかります。

他のシリーズに比べると等身大での登場が多いウルトラセブンですが、ウルトラ警備隊のメンバーはウルトラセブンが目の前にやってきても、まったく動じる様子がなく「おぉウルトラセブン!」みたいな感じで、久しぶりに会った友達のように接します。

宇宙船があっても謎の物体があっても、一目で「宇宙人のもの」と言い切る様子は、地球外生物なんて当たり前、宇宙のことは知り尽くしているという感じで、さすが地球防衛軍の中でも一番優秀なメンバーが集まっているウルトラ警備隊です。

宇宙空間に出ていく時も装備は地球と同じ。科学の粋を集めた作った制服やヘルメットなのでしょうけれど、すべてにおいて、あまりにも視聴者の想像力に任せすぎです(笑)。

「Amazonプライムビデオ」でも、「ロボット刑事」の配信が始まったと聞いて観てみたところ、他にも懐かしい番組が。

というわけで、今「Amazonプライムビデオ」で観られる、アラフィフ世代には懐かしい番組を集めてみました。同世代のみなさんには懐かしさに涙し、ツッコミながら観ていただき、世代ではないみなさんには、古き良き昭和を味わいながら観たいただきたいと思います。

●ロボット刑事
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01MR71XYS/dgcrcom-22/

「仮面ライダー」や「キカイダー」で有名な、石ノ森章太郎さんが原作のロボットもので、デザインは「キカイダー」に似ています。

タイトルの通り主人公はロボットの刑事で、初回の事件で殺人現場にいきなりロボットの刑事が投入されますが、現場の刑事二人(この二人はシリーズを通して登場します)は、ロボットの刑事が来たことについてほとんど驚きを見せません。

そこから下地を作っていたのでは、活躍するまでに何話かかるんだって感じになるので、当然といえば当然ですが、よくよく考えればすごいで世界観です。なお、「ロボット刑事」には、かの千葉真一氏も出演しています。

●イナズマン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01MTA4PV9/dgcrcom-22/

まず、サナギマンという形態に変身してからでないと、最終形態のイナズマンに変身できないという異色の設定が特徴です。

サナギマンの間は弱いため、何度かサナギマンの間に攻撃されてピンチに陥るような話があったと記憶していますが、ヒーローにはこういう弱点も必要です。

サナギから成虫への進化する設定でありながら、なぜか名前は「稲妻」で必殺技にも「稲妻」由来のものが出てくるなど、どういう世界観なのかがよくわからないのがツッコミどころ。イナズマンもデザインはキカイダーに似ていています。

原作者が同じなので仕方がなく、逆にいうとキカイダーが他のヒーローに似ているとも言えるのですが、キカイダーが一番メジャーなのでどうしても「キカイダーに似ている」ということになってしまいますね。

●キカイダー01
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01N4P3QW0/dgcrcom-22/

その「キカイダー」も「Amazonプライムビデオ」で観られます。といっても、「キカイダー01」の方ですが。

「キカイダー」が登場する時にギターを持っているのに対して「キカイダー01」はトランペット。どうして楽器を持っている必要があるのか分からないのですが、子供心にはかっこよかったです。

仲間キャラの「ビジンダー」、敵キャラの「ハカイダー」なども登場しますが、「ハカイダー」はちょっとクールでかっこよく人気が高かったので、「ハカイダー」が主役のスピンアウト作品もできるほどでした。

「キカイダー」「ビジンダー」「ハカイダー」と、そのまんまやないかと突っ込みたくなるほど緩い名前とは裏腹に、それぞれ悲しいバックグラウンドを持ったキャラ設定が子供心にジンと来ました。

●超人バロム・1
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01N7S04KN/dgcrcom-22/

「ゴルゴ13」のさいとう・たかをさん原作の特撮番組。二人の少年が合体して「超人バロム・1」に変身、悪の組織ドルゲと戦うという設定。

劇中「ボップ」というアイテムが登場し、これを投げると「マッハ・ロッド」という車に変形するのですが、おもちゃの「ボップ」を買ってもらい、本当に投げて壊したのは子供時代の私です。これが現代なら「番組の内容のせいで壊すことになった、弁償しろ」とクレームが殺到していることでしょう(涙)。

悪者の名前「ドルゲ」がドイツ人で本当にある名前のため、日本に住むドイツ人の子、ドルゲさんがいじめられるという事件が起きたので、番組の最後に「このばんぐみにでてくるドルゲというなまえはじっさいのなまえとはかんけいありません」というテロップが出されるようになったそうです。

今でも番組の終了時に「このドラマはフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありません。」という表示が出ることがありますが、これは「超人バロム・1」がきっかけだったそうです。

●なんて幸せなアラフィフ世代

こうやって見ると、私たち(アラフィフ世代)が子どもの頃は、特撮番組がたくさんあったんだなということがよくわかります。

ここに挙げた以外であれば、「ミラーマン」「ジャンボーグA」「ジャンボーグ9」「ファイヤーマン」などももう一度観たい番組です。

ツッコミどころ満載、観ていて恥ずかしくなるような昭和の特撮番組。ぜひ怖いもの見たさで観てみてください。


【若林健一 / kwaka1208】
http://kwaka1208.net/aboutme/

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