[4335] そのむかしポケモンgoというものがあってな

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,500文字)



《3Dプリンターの敷地問題に悩むw》

■ショート・ストーリーのKUNI[213]
 そのむかしポケモンgoというものがあってな
 ヤマシタクニコ

■3Dプリンター奮闘記[95]
 工房内の3Dプリンターを一新!
 織田隆治




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■ショート・ストーリーのKUNI[213]
そのむかしポケモンgoというものがあってな

ヤマシタクニコ
http://bn.dgcr.com/archives/20170427110200.html
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わしにインタビュー?

あんたも変わった人やな。こんな年寄りに何聞くねんな。いやいや、覚えてることは何でも言うけどな。

そうやなあ。わしが今94歳やから、かれこれ40年前になるなあ、ポケモンgoをやってたのは。ポケモントレーナーには中高年がけっこう多かったわけやけど、わしもそのひとりでな。いやいや、長生きしてしもたもんや。

わしはこの、近畿地方の秘境といわれる大段原村で生まれて育ち、大段原村立小学校、大段原村立中学校を出てからは大段原村役場に勤めた。ほとんど大段原村しか知らん人間やけど、別に都会に出て行こうとは思えへんかった。

若い頃は時々バスや電車を乗り継いで都会に出かけたこともあったけど、なんせ時間がかかる。バスが一日4本しかない。バスに乗って鉄道に乗り継いで、また乗り継いで、梅田に出るのに4時間かかる。

それでもたまには行ってたわけやけど、だんだん行かんようになった。インターネットというもんができたおかげや。村に売ってないもんでもネットで注文できる。

わしは車の運転はせえへんから、若いころはやっぱり免許は取っとかなあかんかなと思わんでもなかった。けど、だんだん、別に必要ないなと思うようになった。ネット様々や。

あるとき、ネットのニュースで日本でもポケモンgoがリリースされると知った。ゲームなんかしたこともないし、ポケモンが何かも知らんかったけど、なんとなくやってみた。まあ別に難しいもんでもないから、わしでもできたわけや。

なんか動物みたいなのが出てきたら、ボールを当てたらええだけやからな。運動神経もない、何をやってもどんくさいわしでもできるゲームや。

ところが、問題はポケストップが近くにないことやねん。超のつくド田舎やからな。一番近いポケストップは隣村にある道の駅。

時々バスに乗って買い物に行くから、そのときにボールとかたまごとかの道具を仕入れることができる。一回取ったら5分はでけへんけど、買い物してからまたやったりして、何回も道具を仕入れることができた。

しかしボールを手に入れても、ポケモンが出てこないとあてることができん。なんせ近畿地方の秘境や。梅田まで4時間や。しつこいけど。

リアルのタヌキやサルはちょくちょく出てくるけど、iPhoneの画面の中はどこまでも緑が広がり、その中を曲がりくねったバス道路が一本走るだけ。コラッタやポッポが、それもたまにしか出てけえへん。

まあええねん。そんなに一生懸命ポケモンやろうと思てなかったし。

わしは元々人づきあいも苦手。めんどくさいことはやりたない。役場も定年になる前にやめて、わずかな蓄えと自給自足程度の畑作で生きていくことに決めてた。ひとりでのんびり暮らしたいねん。ポケモンもたまの気分転換になったらええと思ただけや。

しやけど、コラッタやポッポだけではさすがに飽きた。と思ってたらコンパンとかいう紫色のやつも出て来た。茶色いヒトデみたいなんも出てきた。ヒトデマンゆうんやな。

それからピンクのブタみたいなんも出てくるようになった。ピッピな。そいつらを捕まえると「ほしのすな」というのがたまっていく。単純なゲームや。何がおもろいねん。と思いながらなんとなく続けた。

あるとき、きれいな仔馬の姿のポケモンが現れた。ポニータというらしい。コラッタやコンパンに比べると掃きだめに鶴という趣で、もったいないくらいにきれいやねん。たてがみやしっぽはゆらゆらゆらめくオレンジの炎。

そいつがすました様子でそろえた足をとん、と前に踏み出す姿がもう、かわいいてかわいいて。

わしはつかまえたポニータに「ふみこ」と名付けた。CP300くらいしかなかったけど、それでもうれしかったなあ。

ポケモンが「進化」すると知ったのは、始めてだいぶ経ってからやな。ひとりでやってたらそんなもんや。

ポッポはピジョンに、さらにピジョットに進化する。コラッタはラッタになる。コラッタはどうも好きになれなくてこらったもんだが、ラッタもさらに好きになれない。

でも、ポニータも「アメ」が50たまると進化するらしい。こんなにかわいいふみこが進化したらどんなに美人になるやろ。そう思ってわしはポニータのアメをためるべく、道の駅に通った。

一人暮らしやからそんなに必要ないのに、たけのこやしいたけを買ったり、家に帰ってからすればいいのに、トイレに行ったりして時間をつぶしては「道具」を手に入れた。

早く進化させたいから、つかまえたポニータはどんどんアメに変え、ふみこだけ残した。そして、アメが50たまった。わしはどきどきしながらふみこを進化させた。ふみこはまばゆい光の中をすーっと舞い上がったと思うと、下りてきた。進化して、「ギャロップ」になって……。

わしは正直ちょっとがっかりした。ぱっちりしたつぶらな目が細くなり、体もちょっとたくましくなって……大人びたというか老けたというか。なんや、元のままのほうがよかったと、わしは思った。

「何よ、進化させたのはあんたじゃないの!」というふみこの声が聞こえそうだった。「このほうが色っぽいと、ちまたでは評判なのよ!」

すまん、ふみこ。わしはロリコンだったのかも知れない。

とはいいながら、ギャロップになったふみこにもだんだん慣れてきて、そうだな、確かにこのほうが豊満で色っぽいかもなと思い始めた。

どことなく幸薄そうで、おとなしそうだが芯はしっかりしてて、つくすタイプで和服が似合いそうでもある。着せてみたい……って馬やで、馬!

そんなころ、わしは大阪市内に出て行く用件ができ、ものすごくひさしぶりに出かけた。バスと鉄道を乗り継ぎ乗り継ぎ、4時間かけて。そして用件を済ませてiPhoneを取り出し、梅田のど真ん中でポケモンgoを起動させたわしはおどろいた。

そこは別世界だった。まわりはポケストップだらけ。いくつかのポケストップでは、だれかがポケモンをおびき寄せるルアーモジュールを使い、ピンクの花びらを舞い散らせていた。

見たこともないポケモンがそらもう、ぽんぽん出てきた。メノクラゲやコダック、ロコン、パウワウ、ディグダ、ゴース、ストライク……そしてポケストップ群のなかに林立する赤や青、黄色のジム。

そのうちいくつかでは、今まさに激しいバトルが行われているらしい様子が見えた。ああ、これが都会なのだ! わしはこれほどまでに格差を実感したことはなかった。いくらネットが発達しても格差はあるんや。大段原村とまったく違う眺めがそこにあった。

わしはそのうち一番近いジムに近づいていき、バトルというものをやってみることにした。ふるえる指先で「GO」のマークをタップする。

参戦するポケモンは自由に選べるのだが、当時のわしはまだわかってなかった。一番手としてジムに上がったのはギャロップだった。ふみこだ。

しまった、と思う間もなく現れた対戦相手は……ああ、思い出すのも不愉快な、それまで見たこともないポケモンだった。ベロリンガという肉色の、舌のばけもののようなポケモン、おそろしく卑猥なやつだ。

こいつが……わしの大事なふみこと?! あかん、あかん、そんなことはさせへん! 曾根崎警察の前でギャーともグエーともつかぬわけのわからない叫び声を上げながら、わしはログアウトしてしまった。

はあはあはあ。あまりのショック、大段原村とのすさまじいギャップに倒れそうになりながら、どうにかこうにかわしは気を取り戻した。

「ひんし」状態のふみこを「きずぐすり」で手当しながら、すまん、すまんと何回も言った。ふみこ、二度とこわい思いはさせへんで……許してくれ、かんにんやで。

だが、その経験でどうやらわしにも人並みにあったらしい闘争本能が刺激されたようだ。

それ以来、わしはバトルのためにちょくちょく都会に出かけるようになった。都会には、わしには途方もないと思えるCPのポケモンがうじゃうじゃいた。

カイリューやカビゴン、ラプラス、あと、何だったかな京都弁の……ギャラドスとか。あ、すまん。ついおやじギャグを言ってしまった。わはは。

CP3000超えのそんな巨大なやつらが出てくると最初はびびりまくった。2000にも満たないわしのピジョットやブースターは、それでもけなげに闘ってくれた。田舎もんだとばかにすんなよ! とばかりに。

そして、実際何体かで協力すればそれなりに闘えることもわかってきた。遅まきながらわしは、ポケモンgoをやっと楽しみ始めたといえる……と思ったら大きな間違いやった。非力なポケモンがどうあがいても勝てないやつが出てきた。

それがハピナスや。初めて見たときからわしはいやな予感がしていた。子どもの頃、近所に住んでいたおばはんにそっくりなんや。色白で血色がよく、ころころと太り、いつも白い割烹着を着ていた。

そして甲高い声で「奥さん、いてはる〜〜〜?」と言いながらうちにやってきて、母と長々とおしゃべりをしていくねん。

いつまでも帰れへんからわしがにらみつけると「まーこわいぼっちゃんやね〜おーこわ〜〜」といやみたっぷりに言いながらやっと腰を上げる。そのおばはんがジムにいる。違うけど。しかもめっぽう強い。

とってつけたようなにこにこ笑いをまったくくずすことなく、どんなに攻めても攻めてもびくともしない。たちまち時間切れや。

「いやー、もう負けたん? 遠慮せんともっと攻めてえな〜〜〜」

あのおばはんとハピナスのイメージが重なる。わしを日ごと夜ごとばかにしてはけらけらと笑う。くやしいがナスすべがない。あ、まただじゃれを言ってしまった。

やっぱりジムバトルなんかするもんやないな、わしなんか……わしなんかが太刀打ちできる世界やない……わしは道の駅で道具をちょっとずつ手に入れて、ぼちぼちポケモンを育てるだけで満足すべきなんや……もう都会には行かないでおこう……。

いい年をしてふて寝したわしを、夜中にだれかが起こした。

あなた、あなた。

わしを「あなた」と呼ぶなんて、いったいだれ……。起き上がるとふみこだった。ふみこが枕元に立ち、輝くオレンジのたてがみとしっぽをゆらめかせている。これは幻覚か、それとも認知症の始まりかと思っていると

──いいえ、幻覚じゃないわ。

ふみこがかわいい声で言った。鈴を転がすような声とはこのことか。

──そんなにすねないで。あたしのことをかわいがってくださったお礼をしておいたから。
──お礼?
──ええ。あとで畑を見てちょうだい。

そういうとすうっと、ふみこは消えた。

いわれた通り畑に行ったわしは卒倒しそうになった。わしは面白半分に白いナスを育てていた。ふつうのナスと形は同じだが真っ白だ。

それが全部、上半分だけピンクに変わっている! まるでハピナスみたいに! 試しにひとつもいで、マジックで目と口を描いてやるとどう見てもハピナスやった。え〜〜〜〜〜〜っ!

どこからうわさを聞きつけたか、わしの畑には全国各地からポケモントレーナーが集まるようになった。「おお、まさにハピナス!」「これは奇跡だ!」「聖地か、ここは!」みんな口々にいいながら写真を撮ってはネットにアップする。買いたいというやつには一個1000円で売った。大騒ぎになった。

「大段原村名物ハピナス」とメディアにも取り上げられた。そうこうしているうちにわしの畑はポケストップになり、やがてジムにもなった。

わしは大段原村にいながらにして、ポケモンgoを好きなだけ楽しむことができるようになった。ハピナスだらけの畑を見たときは何でこんなことを、と思たけど、ふみこはわしのためを考えてしてくれたんや。

だが、わしは気づいた。ふみこのCP値は「0」になってしまっていて、それはどんな「きずぐすり」や「げんきのかけら」でも治せないのだ。

ふみこは……ううっ……わしのために体力を使い果たしたんや……やっぱり、つくすタイプやったんや。

ハピナスのおかげでわしは多少もうけることができたが、ふみこのことを思うと、もうポケモンgoを単純に楽しむ気になれなかった。

せっかく目の前にポケストップやジムができても、それがなんだと思うようになった。だんだんハピナスを作る気もしなくなり、畑は荒れ、だれも来なくなった……。

まあそういうわけやから、その後のポケモンgoがどうなったか、実はわしにはわからんのや。急に人気がなくなって誰もせんようになったのか、それともしつこく続いたのか。

ポケモンgoのことを調べたいんやったら、別の人のところに行ったほうがええと思うで。

え? 私が調べてるのはポケモンgoそのものではない? 21世紀初頭の過疎地における村おこし? 同じ時期に変な名物がいろいろ出てるので興味を持って……もしやここが発祥の地かと思って? どうやろなあ……ちなみにそれはどんな……パンの中にサンドイッチが入った「サンドパン」? 星の模様をつけたオムライスの「オムスター」? あと、サイ丼?

なんじゃそら。わしよりひどいおやじギャグやないか! やめてくれ! そんなもんと一緒にすんな! ふみこが泣くわ!


【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
http://midtan.net/
http://koo-yamashita.main.jp/wp/

大学の研究室から今でも年に一回、研究室の近況をまとめた会報が届く。最近届いたそれを読むと、昨年95歳で亡くなった某先生は80代半ばからパソコンを始め、最晩年まで使い続けたとのこと。

語学が堪能であったそうで、そのことは大いに役に立っただろう。海外のサイトもよく見ていたし、メールのやりとりも亡くなる直前までされていたとか。すごい。先生、すごすぎる。それにひきかえ私は出来の悪い学生で、ほんと、すいませんでした!


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■3Dプリンター奮闘記[95]
工房内の3Dプリンターを一新!

織田隆治
http://bn.dgcr.com/archives/20170427110100.html
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そろそろゴールデンウィーク。

僕もそろそろお休みしたいところですが、ここのところかなり忙しくなってきています。ここは頑張って、他の日程でお休みするぞ! なんて思っています。どうなることやら……。

さて、今日はFDM3Dプリンターの導入について、ちょっと書いてみます。

ここのところ、大きな制作物のご依頼が続いており、量も増えてきているので、新しい3Dプリンターを導入することになりました。

そこで、色々なサイズのプリンターを比較検討していました。

大きなサイズの物を制作する場合、一般的に言うと、やはり大きいサイズの造形範囲を持った3Dプリンターがあればいいというのは、普通当たり前に考えつくことですね。

いま僕の工房で最大の出力範囲を持っているのは、武藤工業さんの「MF2200D」です。造形範囲は縦、横、高さが30cm。

造形範囲が20cm四方のシステムクリエイト製の「Belullo ベルロ」、造形範囲が20cm四方の久宝金属製作所製の「Qholia クホリア」それぞれ一台ずつ。

他は、サイズは小さいですが、細かい制作物用の光造形3Dプリンター「ProJet1200」。

「Belullo ベルロ」に関しては、3年前に発売された初号機で、過酷な使用頻度により、かなりあちこちつらい感じになってきています。

そこで、まず、工房内のプリンターの一新もしないと行けない状況になってきました。

これまで使い慣れた「Belullo ベルロ」は、まず最新のものに買い替え。これは必須ですので、早速営業担当さんに連絡して一台確保。やはり手に馴染んだものは安心感があります。

他に、MF2200Dと同等、またはよりも大きい造形範囲を持ったプリンターを入れた方がいいかなぁ……と色々と詮索してみました。

造形範囲が30cmを超えるFDMプリンターは、実はあまり選択肢が少ないんですよね。

大きい造形範囲があればやっぱり制作も楽になるかなぁ。という発想からなのですが、色々と考えないといけないことがありました。

まずは、当たり前のことですが、「プリンターがデカイ」これなんですよね。30〜40cmクラスのプリンターは、個体の大きさが50〜60cm以上の設置場所が必要です。

現在、そのクラスは「MF2200D」なんですが、こちらで設置には60cm四方の敷地(笑)が必要です。そんな敷地を数か所確保することも難しい現状。

「さて、どうしたものか……」

まず、現状の3Dプリンターでの造形は、「絶対に100%成功する」ということは難しいです。造形物が大きいと、当たり前のことですが造形時間もかかります。失敗したことを考えるとリスクもあります。

僕が大きいサイズの物を制作する場合、3DCADやソフトウェア側で、3Dデータをうまく分割して出力し、後で接着しています。そうすることで、造形時間やリスクの分散が可能になります。

僕の場合、一台の大きいサイズのプリンターを使って、一発で出力するよりも、ある程度の大きさの3Dプリンターを平行して使用するほうが、メリットが大きいので、

「20cmクラスのFDM3Dプリンターを複数台導入する方がいい」という結果になりました。

一台に占める設置面積の問題ですが、30cm四方以上のプリンターは、メンテナンスのことを考えると60〜70cm四方の場所が必要。

横方向のこのサイズの確保はいいとして、奥行きが70cmを超えると、狭い工房ではきつい。20cmクラスのプリンターの奥行きは、だいたい奥行きが45cmくらいあるとなんとか設置可能。

幅は一台40〜50cmくらいあればなんとかなるので、二台で余裕を見ても1メートルちょっとあれば二台置けることになります。

次に導入コスト。20cmクラスのFDM3Dプリンターと、それ以上のサイズになると、何故かドド〜ンっと価格が上がります。

40cm四方のプリンターになると、20cm四方のプリンターの2.5〜3倍くらい……。それなら、20cm四方のプリンターを2〜3台入れた方が効率がいいですよね。

そして、故障時のリスク軽減。大きいサイズのプリンターだと、工房内では一台入れるのがやっと。導入コストの問題もありますね。

もし、業務で使用する場合、その一台は故障すると致命的になります。そのリスクだけは避けたいところです。

以上の結果になり、造形範囲が20cm四方の3Dプリンターを複数設置することにしました。

その場合、「Belullo200」の複数設置が一番望ましいところです。同じプリンターが複数ある方が、メンテナンスや部品、スライサーソフトの共有等、大きいメリットがあります。

問い合わせしてみたところ、すぐに複数台の納入は難しいとのこと。そこで候補に上がったのは、京都の3Dプリンターメーカーのエスラボさんのプリンター「S3DP222」。

スライサーソフトもSimplify3Dを使っていて、「Belullo200」と同じ。仕様もほぼ「Belullo200」と同じ。まあ、開発が同じなので、当たり前のことなんですけど。

「Belullo200」との違いは、ヘッド数。
「Belullo200」は基本的に2ヘッド。「S3DP222」はヘッドが一つ。

僕の場合、まず2ヘッドを使用する出力はやりません。2ヘッドあるメリットはあまりないのです。

2ヘッドのプリンターでよくあるんですが、造形物に隣のヘッドが衝突して、出力が失敗することがあります。そこで、「Belullo200」を使う際、片方のヘッドは外してあります。

じゃあ、「2ヘッドはいらない?」ってわけでもなく、仕事で出力が押している場合、ヘッド詰まり等を起こして使えない場合、隣のヘッドを使用することが可能になります。

つまり、換えのヘッドですね。これはこれで、かなりメリットはあります。まあ、1ヘッドでも換えのヘッドをストックすればいいだけのことですが。

早速、エスラボさんに問い合わせしてみましたら、なんと2台即納可能!迷わず選択、発注しました。

急ぎでなければ「Belullo200」でもよかったのですが、いい意味で選択肢が広がりました。

僕の場合は、こういった導入になりましたが、事業所や設置面積、使用頻度によって、色々な3Dプリンターの導入には思案することが沢山あります。

目的に合ったプリンター選択が必須になる訳ですね。みなさんも、導入の場合は、色々と検討して、ご自分にニーズに合ったプリンター選びをしましょう!

ということで本日、納入されます〜。早めに出て、事務所整理しなきゃ!


【___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____ 織田隆治】
oda@f-d-studio.jp
http://www.f-d-studio.jp


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編集後記(04/27)

●山村明義「日本をダメにするリベラルの正体」を読んだ(ビジネス社/2017)。いま、日本を含めて世界中で思想上での大混乱が起きている。混乱の震源地は「リベラル」で、リベラルという人たちの思想や勢力全体への批判が増えてきた。その内容の代表的なものが「リベラル嫌い」「リベラル疲れ」である。

かつて日本国内で隆盛を極めていたリベラル勢力や言論が衰退し、一般の耳に届くような説得力を失ってしまったのはなぜか。この本では「リベラルの歴史や思想背景、最近の世界の政治・社会情勢に焦点を当て、なぜリベラルが没落していくのか、今後日本人は何を目標にすべきか」という話を展開している。

リベラル(Liberal)という言葉を辞書で引けば「自由」が語源であることがわかる。しかし、現代日本の「リベラル」は、決まった形式やしきたりに制約されない「自由主義(者)」あるいは「平和主義(者)」「平等主義(者)」「寛容主義(者)」「進歩主義(者)」などさまざまに使われている。

「平和主義」はリベラル専用の概念ではない。日本人でことさら「戦争を起こそう」などという人は「保守」を含めまったくいない。ならば、どう防衛し、何が戦争の抑止力になるかを現実に照らし合わせて話しあえばいいわけだが、日本の「左派」や「リベラル派」のほとんどは、絶対にそうはしない。

「特定機密保護法」の成立の際には「法案が通ったら日本は暗黒社会になる」とリベラル派の人は大騒ぎした。安保法案を「戦争法案」と言い(まだ言い続けている)猛反対を展開。法案は国会を通過したが日本は暗黒社会にはならず、戦争にも至っていない。彼らは煽り立てた責任はとっくに放棄している。自国の防衛や軍事を完全否定してかかるリベラルなど、日本以外では絶対にない。

彼らは、あくまで憲法九条を「一言一句変えてはいけない」という歪な絶対的平和主義者たちである。ところが、リベラル大御所の井上達夫東大教授は「憲法九条削除論」で、「九条解釈としては、文理の制約上、絶対平和主義を唱えているとしかいいようがない」。だから「修正主義的護憲派も絶対主義的護憲派も論理性がなく、嘘や欺瞞を抱え込まざるを得ない」と主張する。

さらに、リベラル派が安倍政権を批判しながら、自分たちはいまいる状態に安住しているため、安倍政権を批判する資格はないという。本の帯には「偽善と欺瞞のエリート主義のリベラルは、どうぞ嫌いになってください! 井上達夫」とある。日本のリベラル派は「知の荒廃」で、いまやもう終わっています。

国民は「戦争を起こさないようにするために、具体的な議論をしろ」と言っているのだ。戦争を避けるために安全保障を考えるのは世界の常識である。有事における議論を封じ込めれば平和になる、という論理はまったく根拠がない。何も反省せずに、責任もとらない人たちを支える思想がリベラルなのだ。

weblio英和辞典によればliberalとは、気前のよい、大まかな、(…を)惜しまないで、けちけちしないで、たくさんの、豊富な、寛大な、度量の大きい、開放的な、偏見のない と並んでいるが、現在の日本のリベラルにはこれらの解釈のたったひとつも持ち合わせていないところがお笑いである。ところでこの本も、いささか文脈が整わず文法もヘンで、残念な出来である。 (柴田)

山村明義「日本をダメにするリベラルの正体」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/482841939X/dgcrcom-22/


●「ふみこぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーー!!」/うちの近所はポケストやソースはいっぱいあるんですが、大きな公園やターミナル駅、南港に行くとびびります。レアコイルが普通に出てきたり。

/ジム戦の話とか、ベロリンガとか、わかりますわ〜。タワー10が林立していて、入る隙はなく、たまに入れても下の方なので、コインもらってすぐに離脱です。すぐにひんしの状態で戻ってきます。トレーニングなのにハピナスに阻まれて、全然名声があがらないことも。

/ヒメグマから〜のリングマとか、テッポウウオからのオクタンとかの変化もなかなかです。宝塚チックなキュウコンの姿、好きですわ。キングドラの凜々しい感じも。デルビル・ヘルガーかっこいいです。

そしてやっぱりピカチュウの可愛さは別格ですわ。口ぱかーとして笑顔で出てこられたら、もう。

金銀最初の頃のウソッキーも好きでしたが、今は出過ぎてうんざりです。ウパーは肯定的で好きです。 (hammer.mule)