グラフィック薄氷大魔王[519]「Surface Pro 4」関連、小ネタ集/吉井 宏

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●Surface Pro 4の弱点

Type Coverを取り付けたノートパソコン状態のSurface Pro 4は画面が遠く、画面にタッチしたりペンで書くのに腕を伸ばさなくちゃならない。Type Coverは磁石で画面下部のコネクタに磁石でくっついており、取りはずすと接点が外れて使用不可になる。

なぜType CoverはBluetoothでも動く仕様にしなかったんだろう? キーボードをつけたままペンで操作するのが非常にしんどいため、Type Coverを外してBluetoothキーボードを使うことになる。ってことはつまり、キーボードをふたつ持ち歩くことになる。

画面キーボードがショートカットに使えればいいのだができない模様。画面が狭すぎるからもともと無理だけど。

●Surface Pro 4のキーボードがおかしかった件

いつもPhotoshopでの描画やMODOの3Dペイントばかり試してたので、日本語を入力するのはファイル名を打ち込むくらいだった。たまにFacebookでコメント書くときにキーボードがおかしいとは思っていたけど。

そもそも日本語IMEオンオフの「漢字キー」が効かない。しかたないのでATOKのアイコンをタッチして切り替えてたんだけど。

わかった! 設定の言語のところを見てみたら、「英語キーボード」に設定されてた。どおりでキーの割り当てが変だったんだ。日本語キーボードに設定しなおしたら、快適〜!

ATOKのおかげもあるけど、Macで日本語を打つのとほとんど同じに入力できる〜。
http://www.yoshii.com/dgcr/Surface_keyboard_settei.jpg

いじったことないので気づかなかったけど、Surface Pro 4ってデフォルトが英語キーボードになってる??





●Surface Pro 4、思わぬ活躍

実家へ出発する間際、持ち歩き用のIntuos(Proじゃないほう)がどこを探しても見つからない。出発時間が迫っていて、最軽量の組み合わせ「MacBook Air+Intuos+iPad Pro」持参はあきらめざるを得ない。

じゃあわかった。この際、使いものになるかのテストを兼ねてSurface Pro 4のみ持って行くことにする。

持って行く場合のiPad Proの役割は、「Astropadで液晶タブレット」と「Procreateでドローイング」「道中の読書用端末」なのだが、タブレットPCであるSurface Pro 4があるのなら、iPad ProもIntuosも不要。

……あっ、本当だ! 「これさえあれば何もいらない」状態になってる!

実際、数日の実家滞在でSurface Pro 4は立派に役割を果たしてくれた。もちろんドローイングや3D作業などはやりにくい。

数日以上の滞在なら使い慣れたMacノートのほうがいいに決まってるけど、「とりあえずたいていの作業はSurface Pro 4があればなんとかなる」のは確認できた。もうちょっと使いやすければなあ。

●「Surface Laptop」が登場

「Microsoftが薄型・軽量・スタイリッシュで安価なノートPC『Surface Laptop』を発表」
http://gigazine.net/news/20170503-surface-laptop

キーボードのデザインなど見ると、Surface Bookの廉価版ってより、従来のSurface Proのキーボードを着脱できなくしたもの、って感じかな? たいして「安価」な気はしないけど。

ペン機能を省略したのは思い切ったな。2002年からMicrosoftがやってきた「一般やビジネス向けのペン操作タブレットPCの終焉というか敗北」?

じっくり絵でも描く必要がなければ、ペンってそんなに便利じゃないんだよ。マルチタッチが発達したからペンは不要だと思う。どうしてもペンが使いたければタッチペンもあるわけだし。

タブレット型の本体とキーボードの着脱は便利に思えるかもしれんけど、どっちのスタイルで使うか決断が必要で、気持ちの負担。着脱できないほうがラク。

あと、ペンが本体に収納できず、マグネット式は荷物がガチャガチャする原因の一つ。バッグの中でかならずペンがはずれて落っこちたり。

●ペンタブ紛失?

バカだ〜 orz

1月の実家滞在中に購入し、東京に持ち帰ってきたはずのIntuos Mサイズ(Proじゃない安いほう、というかIntuos 3Dのやつ)。一か月以上も行方不明。

こないだ実家でも確認したけどなかった。ケーブルはあるから東京に一度持ち帰ったのは確かだと思うのだが……。

いつまでも行方不明じゃ気分が悪い、持ち歩き用のペンタブは必要なのだ。新しくintuosを買ってきた。同じサイズをもう一度買うのは癪なので、Sサイズ。それもタッチも付属ソフトも無しの最安モデル、Intuos Draw。(ムービーが素敵)
http://www.wacom.com/ja-jp/products/intuos-draw

使ってみたら、いいじゃんこれ! Surface Pro 4などの小さい画面なら小さい描画面でも違和感が少ない。無線で使うとめちゃ手軽。このちっこい板でたいていの作業はできちゃう。
http://www.yoshii.com/dgcr/intuos_m-IMG_1417.jpg

持ち運び重量で考えると、旧Intuos Pro Mが約1kg、新Intuos Pro Mでも約700g、このIntuos Sはバッテリー込みで約300g。

Type Cover付きSurface Pro 4+IntuosでもMacBook Air 13インチより軽い。持ち歩きに最適だわ。と、喜んでたのだが……。

Intuosの空き箱を片づけようと机の下をいじってたら、先月実家から持ってきたインダストリアルクレイ数本と、彫塑の道具などの入った手提げ袋が。その中に、行方不明だったintuos Mを発見〜!

ええ〜っ? 粘土の塊とペンタブを一緒に入れるわけないじゃん!

でも自分で入れたんだなあ……。東京に戻る出掛けにリュックに入りきらなかったintuosを急いで手提げ袋に突っ込んだんだわ。

まあ、用途に応じて両方使うけどね。


【吉井 宏/イラストレーター】
HP  http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

製品名「Intuos ProとIntuos」より、「IntuosとBamboo(Favo)」のほうが区別しやすくてよかったのになあ。Intuosって書くときいちいち「Proじゃないほう」って書かなくちゃならないのがめんどくさい。

前回のコンガ・ライン、Wikipediaに項目がありました。やはり、40年代のブームの頂点として映画「Too many girls」があったらしい。
https://en.wikipedia.org/wiki/Conga_line

・スワロフスキーのLovlotsシリーズ「Hoot the Owl」
http://bit.ly/2oOpgKg

・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii