もじもじトーク[67]宇宙と文字の不思議な世界/関口浩之

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こんにちは。もじもじトークの関口浩之です。

いやぁ〜、連日、暑いですね。二日間、大阪出張でした。イベント資料やグッズが入った大きなスーツケースを、ころころ転がしながら移動していたので、汗だくになりました。

今回の大阪出張は、クライアントとの打ち合わせもあったのですが、7月18日(水)深夜のインターネットTVの生放送に出演するためでした。





●リエズ・カフェバー

リエズ・カフェバー(rie's CafeBAR)とは、「視聴者参加型クリエイター雑談エンタテイメントウェブTV番組」です。

分かりやすく説明すると、「さまざまな分野の面白い人をゲストに呼んで、隔週、90分間のインターネット生放送番組をお送りしてます」ってことです。

パーソナリティは、りえちゃんこと瀬口理恵さんと、はたぼーことはたなかあきらさんです。

りえちゃんはフリーランスデザイナーですが、Webデザイン関係の講師や書籍も出したりしています。はたぼーはアートディレクター・グラフィックデザイナーでインディーズレーベル[ai:yo]music independents.も主宰しています。

リエズ・カフェバー パーソナリティ紹介
http://riecafebar.com/about

おととい、僕が出演したのが第122回なので、もう5年ぐらい生放送しているんですね。インターネット放送局としては、しっかり生き残っている、ゆるいけど、由緒正しい番組なんです。

アーカイブが数週間以内にアップされる思いますので、「宇宙と文字の不思議な世界」に興味ある方、定期的にチェックしてください。

リエズ・カフェバー 公式サイト
http://riecafebar.com/

[ai:yo]web-TV Broadcasting
https://www.youtube.com/channel/UCXmkI6nmgdy7YuT07excnHA

デジクリの筆者、コロちゃん(まにまにころころ)が友情出演してくれました。

●歴史絵巻で宇宙と文字の歴史を解説

今回の番組のテーマは、「宇宙と文字の不思議な世界」でした。

番組出演にあたって、宇宙の誕生から現在に至るまでの年表を作って、文字に関する重要な出来事を可視化したいと思いました。

思い付いたのが、「絵巻物で年表を作ってみよう」でした。そして、完成した宇宙と文字の歴史絵巻はこちらです。じゃーん!
https://goo.gl/B9ZNG9

小中学生の頃、歴史年表を模造紙に書いて、壁に貼ったりしましたよねー。今の中学生も手書きで年表とか作るのかしら?

100年を1cmの単位にして、長尺の和紙で年表を作成しようと決めました。

楔形文字と神聖文字(ヒエログリフ)が誕生したのが約4,000年前なので40cmあれば表現できます。

それだけではつまらないので、更に遡り、ラスコー壁画、人類の誕生、地球の誕生、宇宙の誕生を年表に入れたくなりました。

100年=1cmにしたので、1万年は1m、1000万年は1kmなので、1億年は10kmになります。地球誕生は35億年前なので、必要な和紙の長さは350km必要になることが判明しました。

おおぉ、そうなのね! おまけに、宇宙誕生のビッグバーンが137億年前だから、そこまでの年表を作るとなると、1,370kmの長さの和紙が必要になることが判明しました(大笑)

宇宙の誕生137億年前までの年表の長さと、いま我々が生活している時代の長さを実寸比較してみました。

1,370km(キロメートル)という超長尺な歴史絵巻の中で、現在の数十年は数mm(ミリメートル)に過ぎないのです。

そんな偉大なる宇宙の歴史の真実を知ってしまうと、日々の悩み事なんて「小
さい小さい」と思えてきました……。

当たり前のことを可視化してみると、新たな気付きを発見できるので楽しいものです。

歴史絵巻の材料は、なんちゃって感満載ですが、見栄えするでしょ!

・絵巻の芯の筒はマーブルチョコレートを二本繋ぎ合せる

・100円ショップで入手した折り紙で、筒や表紙を綺麗に化粧する

・巻き物の端は厚紙を1cm幅ぐらいに切り、芯にする(割り箸でも代用できる)

・縛る紐は靴紐のようなものを適当な長さにして切って、白いビニールテープで化粧する

・巻紙は和紙ロール紙をamazonで入手(紀州の高級和紙を使ったけど、半紙の繋ぎ合せでもいけると思う)

●173年ぶりの天体ショーを捉えていた

宇宙の話もしたかったので、自宅のベランダから撮影した皆既月食や金環日食の写真を紹介しながら、理科の実験風に地球儀と月の模型で実演しました。

宇宙の中で一番身近な天体である「お月様」と「太陽」と我々の「地球」。不思議な天体ショーが時々やってきますが、実際に可視化してみると、身近に感じるのかなと思って、地球儀を月の模型を持ち込みました。

5年前の2012年5月21日(月)に、東京都江東区の自宅ベランダで撮影した金環日食の写真を紹介しました。

僕が撮影した金環日食の写真はこちらです。じゃーん!
https://goo.gl/Y8nzDt

首都圏近郊で金環日食を見ることができるのは、なんと1839年9月7日以来173年ぶりのことだったんです。

実は、いま調べて、「おっ、そんな貴重な天体ショーの写真だったんだー」「薄曇りだったけど、貴重な写真撮れて良かった」と感動しているところです!

太陽の中心に月がすっぽり収まって、指輪のように観測できたのは、限られたほんの一部のエリアだったのです。

●「フォントかるた」も紹介したよ

番組の中で紹介した「フォントかるた」、いま、熱いです! 現物を持参して、コロちゃんに読み上げてもらい、かるた取りを実演しました。これでーす。じゃーん!
https://goo.gl/ERQmpc

ここ一か月ぐらいで、フォントかるたの楽しみ方や、かるた必勝方法(フォントの覚え方)のような記事がたくさん出ています。三つご紹介します。

フォントかるた 公式サイト
https://www.fontkaruta.com/

Gigazine フォントかるたで実際に遊んでみた
http://gigazine.net/news/20170627-fontkaruta/

FONT TALK II フォントの見分け方教えます!
https://p-prom.com/product/?p=19787

フォントかるた制作チーム4名と知り合いだから紹介してるというよりも、勝手に応援しているんです。

実は、フォントかるたのようなノベルティを数年前から作りたいなぁーと思っていたので、「おおっ、先を越された〜(笑)」「よく出来てるじゃん」と思っています。

フォントかるたのブームがまだ来てない頃から(正確に言えば、ブームが来るのかわからなかった…笑)、僕は「勝手にフォントかるたエバンジェリスト」だったのです。

今年1月、SNS上で「フォントかるた完成した。コミケで展示販売するよ。」というタイムラインを見たのが「フォントかるた」との出会いでした。

フォントを学ぶ方法として、娯楽性もある「フォントかるた」は正しいアプローチのひとつだと思います。かるた大会するもよし、ひとり神経衰弱で楽しむのよし、なのです。

前回のもじもじトークで、「FONTPLUS DAYセミナー Vol.9[typeKIDS─活字は踊る]今田欣一さんをお招きして、のレポート書くよー」と書きましたが、漢字と和字の歴史話を整理するのに時間が足りませんでした。

夏休みの宿題とさせていただきます。

●まにまにフェスティバルP5告知

今回、リエズカフェバーでご一緒したコロちゃんが主催する「まにまにフェスティバルP5」が9月2日(土)に開催されます。

概要:
まにまにフェスティバルP5
2017年9月2日(土)11:20〜19:00(3Fは10:30〜20:00)
大阪産業創造館

僕も4Fセミナーホールで出演します。「文字の歴史とフォントの適材適所」のようなテーマでお話しようと思っています。

3Fに「FONTPLUS/ソフトバンク・テクノロジー」のブースも出展します。フォントメーカー8社の書体見本帖(2017年版)をご希望の方はお立ち寄りください。3Fブース展示場の見学と、3Fオープンステージの聴講は無料です。

なお、4Fセミナー聴講は有料(学生は4F聴講も無料)です。参加費は2,000円ですが、遠割(大阪府以外)は1,000円です。あと、8/2までに早割で申込むと1,000円です。申込制ですが、支払いは当日です。いろいろな話が聴けて、この値段は安いです。

まにまにフェスティバルP5 お申込み
http://www.kokuchpro.com/event/79a76509cd066449cde018e7498e6bf5/

登壇者やブース情報などは、こちらで随時、アップデートするようです。

まにまにフェスティバルP5
http://m2college.net/fes5/


【せきぐち・ひろゆき】sekiguchi115@gmail.com
Webフォント エバンジェリスト
http://fontplus.jp/

1960年生まれ。群馬県桐生市出身。電子機器メーカーにて日本語DTPシステムやプリンタ、プロッタの仕事に10年間従事した後、1995年にインターネット関連企業へ転じる。1996年、大手インターネット検索サービスの立ち上げプロジェクトのコンテンツプロデューサを担当。

その後、ECサイトのシステム構築やコンサルタント、インターネット決済事業の立ち上げプロジェクトなどに従事。現在は、日本語Webフォントサービス「FONTPLUS(フォントプラス)」の普及のため、日本全国を飛び回っている。