装飾山イバラ道[205]イカデビューでエイム力を鍛える「スプラトゥーン2」/武田瑛夢

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いよいよ世の中は夏休みに入り、夏を楽しむ催しや映画、商品の発売がスタートした。まずは「スプラトゥーン2」をやってみた。

「スプラトゥーン」は若者の間で大人気のゲームで、7月21日に発売されたニンテンドースイッチで遊べるアクションシューティングゲームだ。絵のタッチやゲームの持つ雰囲気が独特な感じだ。

ニンテンドースイッチを買った若者たちの本命は実はコレらしい。





既に遊んでいた「マリオカート8DX」では「スプラトゥーン」で使われるキャラクターを選ぶことができるので、「先頭のイカを倒したい!」と思ったりしていた。

なぜイカの姿になることがあるのかわからなかったけれど、イカと呼ばれる若者たちと一緒にレースはしていたのだ。

それがとうとう、自分がイカになった。イカデビューだ。

「スプラトゥーン」では、イカが墨を吐くようにインクを塗りつぶしていくシューティングゲームだから、イカなのだ。

イカといっても普段は女の子、男の子の姿で髪型がイカっぽい程度。ゲーム中にインクに潜って泳いで移動する時にイカになる。

・スプラトゥーン2 | Nintendo Switch | 任天堂
https://www.nintendo.co.jp/switch/aab6a/index.html

●緊張感のあるチーム戦

まずはガールの姿を選んで、好みのスタイルにコーディネイトしていく。ニンテンドーのMiiのデザインとはまた違った、この世界の雰囲気に染まるキャラに自分を変えて一緒に遊ばせてもらう感じだ。

ファッションは見た目を良くするためだけではなく、戦いに必要な力が増す効果もあるようだ。

このゲームでは敵と味方のチームに分かれて、自分のチームの色のインクで街を塗りつぶして、塗った面積の大きさを競う。広い面積を塗れば勝ちとなるのでルールは簡単だ。

これはナワバリバトルと呼ばれ、スピーディな陣地取りゲームなのだ。インクを塗る道具は水鉄砲やローラー、バケツなどがあり、プレイヤーのスキルや好みで使い分ける。

メインだけでなく、サブの武器の使い方も勝負を分ける。バトルを繰り返してレベルを上げて、おカネを貯めて強い武器を手に入れていく。

塗りつぶしていってインクが切れたら、インクの中に潜ると補充することができる。インクの中ではイカの姿になり、チームの色に塗りつぶした床や壁を自由に泳ぐことができる。

敵の色のインクの中に長くいると溺れるし、敵が潜んでいるかもしれないので危険なのだ。

「スプラトゥーン」では壁や床を塗ることも大事だけれど、敵を見つけたらインクをぶつけて自分色に塗って倒すことができる。

バトルで倒されると、スタート地点に戻されて再び生き返るので、引き続きプレイできるけれど時間はロスするし、倒された数にカウントされてしまう。何しろ悔しい。

●エイム力とは

そして「スプラトゥーン」で強くなるために、WEBを検索してたら「エイムが上手くなるコツ」「エイムの練習方法」など、やたらとエイムという言葉が普通に使われているのを知った。

これは英語のaimのことで、「狙っている」などの意味としてスポーツなどでも使われている。

実は私の作家名がエイムなのも、aimが入った言葉で気に入ったものがあったからだ。本名のeikoとも関連させたかったので、eimuにした。

とにかく今まであまりエイムという言葉を他で耳にしなかったのに、これだけ普通にカタカナで使われているのが不思議な感じがした。

「スプラトゥーン」対策のWEBサイトで、「エイム力を上げるために」などのコツを読むと、えいむりょくという言葉で「当てたい時に当てる能力」を指すらしい。

「スプラトゥーン2」がヘタな私は、エイム力が無いということになる。マズイ、これは鍛えねばならんだろう。

実際にやってみると、盛り上がるようにツヤツヤのたっぷりとしたインクで、ガンガン塗りつぶしていくのは爽快感がある。

しかし、いつの間にか背後にいた敵に頭からインクをぶつけられてしまう。何回かやられると、闘志も出てきて用心深くなる。素早く照準を定めて、敵にインクを当てることを練習しなければならない。

●新米気分

人気のゲームの「2」から始めるというのは、何かと不利だけれど新米気分が楽しい。自分のフィールドではないところに潜入するのは緊張するものだ。

「スプラトゥーン」そのものが、自分の味方の色のインクで街を塗りつぶしていくゲームなので、初心者の私でもどちらかのチームに加わって戦わなければいけない。これが結構プレッシャーなのだ。

4人対4人で戦う時、それなりにチームのバランスが不公平にならないようにレベルを混ぜてくれる。でも戦った結果、自分チームが負けて自分のポイントの結果がビリだったりすると申し訳ない。

最初はこの「自分がヘタで恥ずかしい」という時間を乗り越えなければならないのは、ゲームあるあるだと思う。

ただあまり怖がらずに前に出て行って、地道にどんどん塗っていくのが良いみたいだ。対人的な戦いがヘタでも、床を塗るのは誰にでもできるのが、このゲームの優しさだと思う。

塗りがうまくいってチームも勝つと嬉しい。皆がせっせと道や壁にインクを塗っている様子はとても可愛いし、リアル世界では絶対にできないことをやっている感じがして、人気な理由がわかった。

皆がインクをかけあうのは、スペインのトマト祭りみたいだし、ディズニーランドの水かけ系イベントのような、ハチャメチャな楽しさもある。

街も渋谷みたいな不良っぽい雰囲気で、どんどん着替えて自分をカッコ良くする方法があるのも楽しい。ゲームの中でだけは、その色に染まることで自分も楽しめるのだ。上手くなって活躍できれば、さらに楽しいに違いない。

夫もこのゲームが気に入ったようだけれど、夫がナワバリバトルしているのを見ると、私がついつい動きを指示してしまうのがウザいようだ。

「そっちも塗って、あ、敵いた! やっつけろ!」

私は人のエイム力を妨げない練習をしなければいけないらしい。


【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
http://www.eimu.com/

90gほどの折りたたみ傘を買って、いつもバッグに入れている。本当に軽いけれど、サイズが小さいので急場しのぎ用だ。普段は折りたたみ自動開閉晴雨兼用傘を愛用している。ボタンひとつで開き、閉じられるのでもう手放せない。ただし260gぐらいはあるので、すべてを叶えられなくてもしょうがないかな。