こんにちは! 森和恵です。ここのところ、お出かけが続いてて写真を撮る機会が多くなってきました。
登録だけしてて、ずーっとほったらかしにしていたInstagramに、とうとう写真を登録してみました。
調べたら、以前はできなかったパソコンからの投稿ができるツールが登場したようです。これなら続けられそうです。
https://www.instagram.com/r360studio/
Instagramをずっとつかわなかった理由は、スマホからしか投稿できなかったからです。「公開する写真は、原則加工してから」をモットーにしていて、Photoshopが使えないのが嫌だったんです。
写真撮影の腕を磨けば、加工なんて必要ないんでしょうけれど、あいにくカメラの扱いはからっきし下手。ダメ元で何枚も撮影して、後からいいとこ取りをするようにしています。
写真の色補正をするときは、Photoshopを使います。
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html
Photoshopは、バージョン3.0から10年ぐらいのつき合いです。EPSONショールームで、サポートやインストラクターをしていた経験が始まりです。
スキャナ、デジタルカメラ、プリンターのデモストレーションをしたり、使い方をレクチャーしたり、店内で掲示する印字見本を作ったりしていました。
本業がグラフィックデザインではないので、ライトユーザーだと思いますが、一般職の方がビジネスや趣味で使うために必要な操作は、あらかた網羅しています。
EPSONさんにお世話になっていたときに、入力機器を活かすためのノウハウをたたき込んで頂いたのが、現在まで役に立っているので、本当にありがたいなと思います。
ということで、今回は久しぶりの動画レクチャーです。スマホで室内から空を撮影すると、よくある逆光的に暗くなってしまった写真を、Photoshopで手直ししています。
【解説している操作の流れ】
1)調整レイヤーで後から手直しできるように補正する
色調補正パネルを用いると、調整レイヤーでの色補正ができます。調整レイヤーを操作することで、写真に補正をかけているため、後からの修正がしやすいです。
2)レベル補正で、全体的な明るさを整える
まずは、レベル補正で全体的な明るさを整えます。今回は、明るさをメインに操作したいので、中間調→ハイライト→シャドウの順で、補正しました。ポイントは、この時点でキメすぎない(加工しすぎない)ことです。
3)ガラスの映り込みを消す
元の写真データのゴミを取り除きます。今回のゴミは、ガラスに写ってしまった模様です。最近のPhotoshopでは、ゴミを消すためのツールがずいぶん進化しています。今回は、スポット修復とパッチツール、コンテンツに応じるなどを使いました。
4)範囲指定して、補正を加える
画面の一部分だけを極端に補正したい場合は、選択範囲を作って部分的に補正します。選択範囲の作り方と、マスクを使った調整レイヤーについてお話しました。
25分ぐらいある動画ですが、具体的な補正の流れをご覧いただけると思いますので、ぜひ。
映像の中でも何度も口にしていますが、「写真補正は、絵作り」です。
その時に自分が必要な状態に、絵を描くように写真を補正していきます。きれいな写真というのは、個人的な好みのある抽象的な言い方です。
今回だと「スコーンと抜けた、秋晴れの青空」を目指してみました。
さてさて。最後にセミナーの告知をさせてください。
1,000円で受講できるPhotoshop講座を行います。
今回お話したような、Photoshopを使って絵作りをするために、知っておきたいことをお話します。夜間開催ですので、お仕事終わりにでもぜひ。
【ここハジ!仕事に役立つPhotoshopで写真加工テクニック】
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=24116
……ということで、今回はここまで。
次回のお題もPhotoshop。もうすこし、ウェブ制作に使う機能を紹介します。お楽しみに。ではまた、次回お目にかかりましょう!(^^)
【 森和恵 r360studio ウェブ系インストラクター 】
site:http://r360studio.com
mail:r360studio@gmail.com
Twitter:http://twitter.com/r360studio
担当講座一覧:http://r360studio.com/seminar/