[4451] ヒドゥン・スモーク

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《aiboの魂は不滅w》

■ユーレカの日々[63]
 ヒドゥン・スモーク
 まつむらまきお

■グラフィック薄氷大魔王[542]
 「aiboが復活」「プラカラー」他、小ネタ集
 吉井 宏




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■ユーレカの日々[63]
ヒドゥン・スモーク

まつむらまきお
http://bn.dgcr.com/archives/20171108110200.html
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「ヒドゥン・フィギュアズ(邦題:ドリーム)」という映画を見た。60年代初頭のマーキュリー計画で活躍した、NASAの3人の黒人女性を描いた作品だ。

実話をベースにしたこの作品は、人種差別、女性蔑視という問題をテーマにしながら、有人ロケット打ち上げという大プロジェクト映画として、たいへん面白く仕上がっている。

この歳になってくると、フィクションよりもノンフィクションの方が面白くなってくる。

NASA賛歌だった「オデッセイ」や、「インターステラ」、言語学者を主役に置いた「メッセージ」といったSFもよかったが、実話の方がずっと面白い。派手さはないが、上手い脚本で、ぐいぐいと引き込まれる。

いい映画を見た……と思ったが、見終わってしばらくして、この映画の致命的なウソに気がついてしまった。

この映画の邦題が当初、「わたしたちのアポロ計画」というアホなものがつけられていて(アポロではなく、マーキュリー計画である)、Twitterで炎上していたが、ぼくが気がついたこの映画のウソは、だれも指摘もしなければ、炎上もしない。いや、それを指摘することが炎上対象なのかもしれないが、気がついてしまった以上、指摘しないわけにはいくまい。

この映画には、タバコが一切、出てこないのだ。

●隠されたタバコ

この映画の舞台は1961年、設立まもないNASA。クライマックスは、アメリカ初の有人宇宙飛行を果たした宇宙船「フレンドシップ7」の打ち上げシーンだ。

NASAが出て来る映画はたくさんあるのだが、どうも印象が違う。何が違うんだろう……と過去の他の映画を思い出してみて、気がついたのがタバコだ。

同じ出来事を描いている「ライト・スタッフ」では、管制室の描写は少ないのだが葉巻やパイプを吸う描写がある。少し先の時代だが、映画「アポロ13」の管制室は、みんなイライラしながらタバコにすぐ火をつける。

実際はどうだったのか? 喫煙は映画の演出である可能性がある。NASAの管制室は精密機械が多い。

そこでYouTubeで、フレンドシップ7(本作のロケット)のドキュメンタリーを見てみると、多くの人々が仕事しながらタバコを吸っている。



管制室の場面だけではない。もっと不自然なのは会議の場面だ。この映画の重要なシーンに、NASA、米軍合同の会議の場面があるのだが、このシーンでも、だれもタバコを吸っていない。

ぼくがサラリーマンだった80年代。会社の会議室では灰皿が配られるのが、ごく普通の光景だった。会議が長引くと(いつも長引く)、部屋はものすごい煙で、喫煙者であるぼくですら、気分が悪くなるほどだった。

タバコは会議の象徴だった。洋画でも邦画でも、会議の場面といえば、タバコの描写があたりまえで、「ライト・スタッフ」の会議の場面も、煙だらけ。

今では信じられない光景だが、駅のホームでは各柱に灰皿が設置され、皆、電車を待ちながらタバコをくゆらせていた時代。それが普通の風景だった。

「ヒドゥン・フィギュアズ」がタバコの場面を入れなかったのは、明らかに教育的配慮からだろう。

数学が得意な主人公が、黒人&女性という、当時の差別対象となっていた境遇に負けずに、大きな仕事を成し遂げ、まわりに認められるというストーリー。日本なら「文部科学省特選」がとれそうな内容(現在ではどうだろう?)で、子どもに見せたい映画としての意識は当然あったのだろう。

昨年、WHOが映画の喫煙シーンに、レイティングや警告を付け加えるよう、勧告したそうだ。

実際にはレイティングの対象にはなっていないようだが、ディズニーはそれ以前から、タバコの場面を自主規制し、メリー・ポピンズの制作の様子を描いた「ウォルト・ディズニーの約束」では、愛煙家だったディズニーがタバコを吸うシーンはひとつもない。

この映画のタバコ排除も、こういった動きのひとつだと思う。

なるほど、とは思うものの、よく考えてみると、子ども向けのコンテンツだからといって、タバコを出さないというは理由がよくわからない。子どもが興味を持って吸うといけないから、ということなのだろうが、「タバコは害である」と教えることと、「隠して見せない」というのは、同じではないだろうと思うのだが。

それよりなにより、この映画でタバコを隠すということは、作り手がこの映画が描いていることを、自ら否定してることになってしまうのではないか?

なぜなら、「ヒドゥン・フィギュアズ」とは「隠された人々(隠された計算というダブルミーニングでもある)」。差別によって「隠されていた」ことを描いているからだ。

白人と有色人種でトイレが違う。部署も違う。学校も違う。そういった「人種分離法」が描写される。奴隷解放から100年近くたっているこの時代でも、そういった差別がごく普通に行われていた。

公民権運動が盛り上がりをみせた時代であり、人種分離法が撤廃される3年前である。劇中、黒人たちの公民権運動が、反対派に襲われたというニュースがテレビで流れる場面がある。

それを見ていた、主人公の友人(黒人)が「子どもたちに見せないで」と言うと、夫は「いや、見せるべきだ」と言う。まさに、「ヒドゥン・フィギュアズ」というタイトル、テーマを描いたシーンだ。

が、黒人が迫害されている様子は「隠すな」と言っているのに、タバコは隠すべきなのか? 喫煙者であるぼくの被害妄想だろうか?

●ホワイトウォッシング

映画で隠された、といえば、日本のアニメ「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」のハリウッド実写リメイク「ゴースト・イン・ザ・シェル」。

主人公、草薙素子をスカーレット・ヨハンソンが演じていることに、「ホワイトウォッシング」であると批判が集まった。日本人である主人公を、白人に変更することが、白人至上主義的であると批判されたのだ。

もともと、原作のマンガ、アニメの絵は無国籍性が高いし、さらに深読みすれば、全身義体(脳以外は機械)で、さらには「めだたない、大量生産品のルック」という設定、多国籍化が進んだ未来社会という設定があるのだから、草薙素子という名前で、見た目が白人でも別にかまわないと思う。

個人的にはこの映画に関しては「ホワイト・ウォッシング」というのはいささか過敏すぎるのでは、と思うが、草薙素子に思い入れがある人にとっては、違和感もあるだろうが。

「七人の侍」が「荒野の七人」としてリメイクされたように、舞台や人種を変えてしまうリメイクは数多い。近年では「シャル・ウィ・ダンス」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」がそうだし、日本のアニメ「東京ゴッドファーザーズ」はアメリカ映画「三人の名付親」がベースになっている(原作ではない)。

「ゴースト・イン・ザ・シェル」の場合は、中途半端に原作に忠実にしてしまったため、演者の人種が問題になったのだろうか。

映画「アイアン・スカイ」では、黒人の宇宙飛行士を、ナチの末裔が捕まえて、肌の色を「善意から」白くしてしまうという描写がある。

黒人の本人は「なんてことしてくれたんだ!」と激怒するが、ナチの末裔は、何が悪かったのか理解できないという、かなり皮肉めいた名場面。このホワイト・ウォッシングは、とても理解できる。あなたの善意は、わたしの感謝とは限らないのだ。

●東京・ウォッシング

日本に住んでいると鈍感になってしまう、こういった感覚だが、ふと思い出した。80年代にテレビ放映されたテレビアニメ「おじゃまんが山田くん」。

原作はいしいひさいち。特定の作品が原作ではなく、「おじゃまんが」「バイトくん」など複数の作品を原案としている。

小学生の頃から、いしい4コマの洗礼を受けて育ったぼくは、テレビアニメを心待ちにしていたのだが、一回目の放送のオープニングを見て、のけぞってしまった。

なんと、オープニングの歌詞で「東江戸川三丁目」と歌っているのだ。それどころか、本編でも「東江戸川」、舞台が東京の下町。全員、標準語、江戸っ子なのだ。

いくらなんでも、これはひどい。ひどすぎる。原作というか、いしい作品に登場するのは「東淀川」という、実在する町である。

原作のバイトくんたちは「東淀川大学」という架空の、だが、関西人ならだれでも「関西大学」とわかる(なぜなら、千里山〜下新庄という、関西大学沿線の駅が実名で出てくるから)大学に通っている。

さらに、いしいひさいちのマンガは、関西のローカル情報雑誌「プレイガイドジャーナル」から出版されたという経緯があり、関西人にとって、とてもローカルなマンガなのだ。

ここまで描写されたベタベタの大阪の話が、なんで架空の東江戸川になるんだ?大阪が舞台だと、なにかまずいのか? 東京の下町は全然嫌いではないが、だからといって、東江戸川はない。まさに国辱的。

当時、関西の人間は全員激怒し、テレビ局に殴り込んだ……ということはなかったのだが、憤りを感じた関西人は多かったと思う。実際ぼくは、その後このテレビアニメは不愉快すぎて、見ることはなかった。

その後作られた、高畑勲監督の「ホーホケキョとなりの山田くん」では、ちゃんと登場人物は全員、関西弁(そりゃそうだ、じゃりン子チエをあれだけ見事に映画化、テレビ化した高畑監督だもの)で、正常化された。

おそらく高畑監督は「東江戸川」という、ホワイト・ウォッシングならぬ、東京・ウォッシングを改めるために、あの映画を作ったのだ(と、関西人はみな、思っている)。

●ひとつのウソがすべてを疑わしくする

「ヒドゥン・フィギュアズ」のクライマックスで、とても重要な場面がある。白人の上司が「あなたに偏見は持っていないわ」と言うのに対し、主人公が「わかってます。あなたがそう思い込んでいるということを」というのだ。このセリフは、この映画の中でも屈指の名セリフだ。

「おじゃまんが山田くん」でも、制作側は悪気などなかったのだろう。関西に偏見も持っていないのだけれど、全国ネットにするには仕方ない、と言うのだろう。いつの時代でも、どの国でも、差別とはそういうものなのだ。

この映画の中でも、主人公の彼氏(黒人)が、主人公を女性蔑視してしまうエピソードがある。

大阪は東京と比べてマイノリティだが、大阪は関西においてマジョリティだ。大阪人であるぼく自身も、無意識に関西圏を「大阪」といっしょにしてしまい、他府県の人を傷つけているかもしれない。男性である自分が、女性を傷つけていることは無数にあるに違いない。

反公民権運動者なら、まだわかりやすい。レイシスト、ならまだわかりやすい。最もタチが悪いのは、ぼく自身を含む、自分は差別などしていないと思いこんでいる、普通の、善良な人間なのだ。だがそれは、この映画で描かれているように、少しづつ理解していけるものだ。

タバコの話に戻ろう。これだけのセリフを演出できたのに、なぜ、この映画でタバコが隠されるのか。偉業を成し遂げた人NASAの人たちがタバコを吸っているのが、そんなに臭い、汚い、カッコわるい、間違ったことなのか。なかったことにしなくてはならないのか。

「インターステラ」という映画では、人類は月に行ってないという、ウソの歴史を学校で教えているという描写がある。この描写だけで、舞台となっている社会全体が、都合のいいように作り変えられている、疑わしい世界だとわかる、さりげなく、そしてショッキングな演出だ。

タバコがないことに気がつくと、「ヒドゥン・フィギュアズ」の世界も、急にウソの世界のように見えてくる。

この映画のテーマさえ、偽善じみて見えてくる。

「タバコのない60年代」。それは、「黒人差別などなかった」と言っているのと、同じことではないのか。

●史実に基づいた映画は事実ではない

調べてみると、この映画の主人公三名は実在する人物だが、現実は物語とかなり違うらしい。映画の舞台、1961年には、NASAではすでに、差別的な設備はなく、すでにエンジニアや管理職に昇進していたそうだ。映画のラストで解散になる、有色人種計算班は、実際には58年には解散している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0_(2016%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)#.E5.8F.B2.E5.AE.9F.E3.81.A8.E3.81.AE.E7.9B.B8.E9.81.95.E7.82.B9

それぞれのエピソードは、実際にあったことを元にしているが、61年のマーキュリー計画の一時期に集約しているのは、映画の脚色というわけだ(原作者は映画の脚色上やむを得ないと理解を示している)。

マーキュリー計画のドキュメンタリードラマとして見ると、大変な間違いということになる。映画で脚色されるのは一向に構わないのだが、脚色するのであれば、わざわざ映画の冒頭に「事実に基づいた物語」などといれるべきではないだろう。

映画の最後、主人公たちのその後の人生が紹介される場面で「この映画は事実を元に再構成されたフィクションです」と入れるべきだろう。

「ヒドゥン・フィギュアズ」はとてもいい映画だし、たくさんの人々に見て欲しいと思うのだが、喫煙場面という一点において、この映画は、ぼくには信用できない映画になってしまった。なにもかもが、嘘くさくなってしまった。

クリーンな会議場面だけで、この映画のあらゆる場面が、本当ではない様に思えてしまうのだ。それが残念でならない。

今や、喫煙者は本当に少数になった。数十年以内に地球上からタバコは消滅するのだろう。それはそれでしかたのないことだと思うが、タバコを吸っていた過去の事実を隠すような世界で、禁煙して健康に暮らしたいとはどうしても思えないのだ。


【まつむら まきお/まんが家、イラストレーター・成安造形大学教授】
twitter: https://twitter.com/makio_matsumura
http://www.makion.net/
mailto:makio@makion.net

娘の結婚式が近い。すでに入籍し同居しているので、いまさら感もあるのだが。なんだか別の世界の出来事のような気分である。


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■グラフィック薄氷大魔王[542]
「aiboが復活」「プラカラー」他、小ネタ集

吉井 宏
http://bn.dgcr.com/archives/20171108110100.html
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●ディスプレイの輝度調整ユーティリティ

Cintiq 27 QHDは、WACOM ColorManagerでキャリブレーションしている。ディスプレイの色が信用できるようになって助かってるけど、調整時の部屋の明るさをもとに、最適な輝度に固定されちゃってて変更できない。

色を厳密に見たい作業以外では、ディスプレイは比較的暗くして使いたいのに困る。最近は、Macのブルーライト軽減機能NightShiftが快適で、毎晩使っているのだ。

ディスプレイの輝度を調整するユーティリティがあればいいのに。と思って探してみたらあっさり見つかった。メニューバーの音量ボリュームと同じように輝度を調整できて便利!
https://itunes.apple.com/jp/app/brightness-slider/id456624497?mt=12

Fnキー同時押しのキーボードショートカットで輝度を調整するよりは、ラクか
もしれない。

●aiboが復活

12年のブランク後の、AIの進化がどんな具合か見てみたい。形は……好みで言えば、もうちょっとロボット寄りか、キャラクター寄りがよかったかな? どっちつかず感。

きっとコンセプトデザインはカッコよかったんだろうけど、角が取れたというか、いろんな人の意見を聞きすぎて魅力が減った可能性。なんちゅうか、無名メーカーのオモチャっぽい。カラーバリエーションがあるか知らんけど、まあ、黒ならカッコイイかも。

三代目、四代目もあったのか。印象うすい。発表されたのは五代目なんだ。
https://robotstart.info/2017/11/01/aibo-history.html

最初の空山基デザインは、今見るとさすがにゴツゴツメカメカしてるけど、二代目の若野桂デザインは「プラスチックのロボット」として完璧だった。その後、メカメカしいものに戻っちゃったのはあまり好評ではなかったのかな?

リニューアルの五代目として、犬寄りになるのは自然なんだろうけど、どうせなら毛を生やしてもよかったかもね。服着せる?w

データというか記憶をクラウドにバックアップできて、新しい体に移行できるのはいいな。aiboの魂は不滅w
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/01/news086.html

動画を見ると動きはかなり犬っぽい。こんなの家の中にいたら、生活全部を絡め取られちゃってキケンw あ、別売りのユニットを取り付ければロボット掃除機になるとかあれば、実用にもなって買いやすいかもw

ジェットダイスケさんが書いてたけど、外装を3Dプリンタで自作したら面白い。ブームになれば、3Dプリンタ普及のチャンス。ソニーがそのへん解放してCADデータを配布。好きなように外装作って販売できるようにしたら面白いんだけどな。

●3Dプリンタでストラップ

3DプリンタFinderの続き。やってみたかったことのひとつに「色のついたフィラメントでストラップを作る」がある。

以前、INTER-CULTUREで売る用のストラップとして作ったデータを使った。高さ6.5cmくらいで最高品質で出力。所要時間は2時間弱。
http://www.yoshii.com/dgcr/3DPrinter_Finder_PB040257.jpg

サポートをはずした部分をサンドペーパーで磨いたら、白くなってみっともない。こまったな。水で洗ったりして濡れてる間は白は目立たなくなるので、クリアーを塗ればいいかも。

と思って、トップコートを吹いてみたら白い部分がきれいに消えた。とはいえ、オレンジ色ってもクリアーオレンジで不透明じゃないので、形がよくわからないし中のハニカムが中途半端に透けて見えてたりしてイマイチかなあ……。
http://www.yoshii.com/dgcr/3DPrinter_Finder_PB040263.jpg

これがINTER-CULTUREのやつ。ナイロン製の出力物を染料で着色してある。
http://www.yoshii.com/dgcr/INTER-CULTURE_PA020087.jpg

●プラモデル用塗料「プラカラー」

プラカラーって一般名詞だったよね。1970年頃、小2くらいで買ってもらったプラモの本には「塗装にはプラカラーを使う」と書いてあった。それで商品名「プラカラー」の、8色だったか10色だったかセットを買ってもらった。

検索したら、マルサン商店という有名メーカーが出してたプラカラーってのらしい。画像もあった。確かにこのロゴと瓶だけど、僕が持ってたのは横長の箱だった。皿や筆も付属してたと思う。


2〜3年たってプラモデルに夢中になって、模型屋さんに自分で行くようになった頃も、プラカラーは見かけなかったと思う。売られていたのはレベルカラー(現在のクレオスのラッカー塗料の元祖)とパクトラタミヤ(エナメル系、レベルもパクトラも提携やめて名前が変わった)だった。

「プラモデル」自体が、日本では先駆者だったマルサン商店の登録商標。マルサンの国産初のプラモのノーチラス号はその本にも出てた。一般名詞化するのに対抗して、「プラモデルと呼べるのはマルサンだけ」と宣伝コピー出してたそうでw


【吉井 宏/イラストレーター】
HP  http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

iPad ProのTouchID。横位置で登録したから、解除するときずっと横位置でやってたけど、縦位置でも逆さでもちゃんと認識するじゃーん!

・スワロフスキー干支モチーフの「ZODIAC」発売
https://www.fashion-press.net/news/33277

・スワロフスキーのLovlotsシリーズ「Hoot the Owl」
http://bit.ly/2ruVM9x

・ショップジャパンのキャラクター「WOWくん」
https://shopjapan.com/wow_kun/

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii


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編集後記(11/08)

●大下英治「百円の男 ダイソー矢野博丈」を読んだ(さくら舎/2017)。筆者はかつて政界、財界、芸能界などのルポルタージュで有名だったから、294ページもある本書を期待して読んだのだが、いまひとつピンとこない内容であった。時系列に書かれていると思うが、なぜかこんがらがった印象である。

大創産業の矢野博丈社長に、10年以上の長期間にわたった取材だという。その文章は残念な出来である。筆者の視点が定まっていない。生ネタをそのままでつないだような、素人っぽい構成なのは、おそらくプロダクションシステムの複数の取材をもとに、まとめたものであろう。あの大下英治の筆とは思えない。

一度目は普通に読んで、気になるところに付箋をつけた。二度目は付箋をつけた個所を中心にじっくり読んだ。しかし、どうしてダイソーの一本線の歴史が見えてこない。なにしろ矢野は、愚痴と泣き言と弱腰の小心者でありながら、時に大胆いやなげやりな、とらえどころのない男で、取材が追いついていない。

それにしてもおいしい素材である。それをうまくさばけていないのが不満だ。驚いたのは、かつて矢野がテレビに出演したときの、番組の内容がそのまま取り入れられているではないか。2001年3月30日にNHK BS1で「100円の男 〜流通の革命児・矢野博丈〜」として特集された。そのナレーションをテキスト化。

ってあり? 要点をつかんだ上手なナレーションである。番組中の矢野の言葉もそのまま使う。よく出来た番組で、その内容をテキスト化しただけではないか。取材原稿より面白いんだから。最近では(っていつ?)テレビ朝日「世界が驚いたニッポン! スゴ〜イデスネ!!視察団」の、面白い内容紹介がある。

ナレーションはそのまま使用のようだ。さらに、2017年6月11日TBS系の「がっちりマンデー 100円ショップ ダイソー儲かりのヒミツ」には矢野も出演した。この内容もまんまテキスト化している。面白い。この本の取材テキストより面白いんだからヤバイではないか。売り場面積1000坪、年間売上げ14億4000万円、日本一売れているダイソー錦糸町店の現場ルポも、テンポがよくて楽しい。

なんだよ、この本は。テレビ番組に依存した部分がやたら生き生きしてるって、筆者の力量を問われるのと違うか。それでも、矢野の一代記としては面白い内容である。本気でネガティブで、感情的で、それでいて多くを語らないようだから、社員は社長を忖度して働かなければならない。人徳とはいえないような特異な、しかし愛すべきキャラクターである。入社したいとは思わないが。

ダイソーの商品は約7万アイテム、全体の99%は自社の企画開発製品である。年商4200億円、国内に3150店舗。海外26の国と地域に約1800店舗、いまも右肩上がりでぐんぐん伸びている(TBS系番組から)。そういう会社を描くわけだが、ビジネス書としては弱い。ノンフィクション、エンタメとして読んだ方がいい。「百円の男」ってタイトル、NHK BS1の番組名からとったのか。(柴田)

大下英治「百円の男 ダイソー矢野博丈」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4865811222/dgcrcom-22/


●まつむらさん、娘さんのご結婚おめでとうございます!/タバコの話は長くなったので、またの機会に。/「人類は月に行ってない」は、後記ネタのためにメモっていた「地球平面論者」を連想。

/「ホワイトウォッシング」の話は、WOWOWの「週刊Hollywood Express(ハリウッド・エクスプレス)」でもやっていたなぁ。それ以前には映画業界のなんちゃらメンバーに黒人が少ないとか、女性が少ないとか、そういう話題もあった。ほとんど宣伝を見ないし、日本公開はなさそうなメイン出演者がほぼ黒人だけの現代映画が定期的にランクインするのにも驚く。

/MacにNightShiftがあったんだった! テキスト作業の時はオンにしておこうっと。そのうち世の中がブルーライトカットの方向になって、NightShiftの色が標準になり、それに合わせた配色しないといけなくなったりして。

/aiboデザインについて、同じように思った。実物に似せると逆に荒さが目立つというか。本物の犬ならもっと動き速いよねぇとか比較しちゃう。ロビはカラーリングで遊ぶ人がいたなぁ。(hammer.mule)

地球平面説の根拠と歴史は? 地球が球体であるのはNASAの陰謀!?
https://yurai777.com/tikyuu-heimen
フェイクニュースだと思いたい

世界の見方や常識が変わる15の地図。これが本当の地球だった。
http://yukashikisekai.com/?p=42417
メルカトル図法の世界地図は面積が正確ではないので、位置をずらすと大きさの印象が変わる

週刊Hollywood Express(ハリウッド・エクスプレス)無料放送
http://blog2.wowow.co.jp/hollywoodexpress/

山寺宏一より今週の一言
http://blog2.wowow.co.jp/hollywoodexpress/20171010_post_682.html
「『マッドメン』と言えばタバコのイメージがあるので」