[4461] ネット予約できなかった意外な理由

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《実家の古いモノは「有史以前の遺跡の発掘」って感じ》

■ネタを訪ねて三万歩[152]
 ネット予約できなかった意外な理由
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[544]
 「実家の遺跡発掘」「フードコートで蘇る原初の感覚」他、小ネタ集
 吉井 宏




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■ネタを訪ねて三万歩[152]
ネット予約できなかった意外な理由

海津ヨシノリ
http://bn.dgcr.com/archives/20171122110200.html
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メディアの偏向報道が話題となっていますが、今に始まったことではないですね。私は新聞購読や、テレビ視聴を止めて15年ほどになります。

特にテレビはひどいものだと感じていました。軽薄な知識だけのコメンテーターの論評が笑えるレベル。陳腐なお笑い芸人よりも面白いかも知れませんが、時間の無駄と感じました。

パラエティー番組もそうですね。一応「なんとかグランプリ」などの賞を取った芸人さんの芸をYouTubeで連続してチェックすることはありますが、笑えたためしがないです。

私は喜怒哀楽が激しいので、面白ければ自然に反応するのですが……案の定、彼らはすぐに世間の記憶から消えていますね。それと、イジメネタの芸は芸だとは思っていませんので。

●恐怖に狼狽しながら耳鼻咽喉科へ

さてさて、そんな世間の状況は興味もなく、モクモクと仕事や大学にエネルギーを割いているわけです。

大学では演習系の科目が多いので、それほど話しっぱなしということもないのですが、タイミングが悪いと解説に遠吠えしまくるとこがあり、それが運悪く集中したりすると、喉の弱い私はかなり危険な状況になります。

実は11月上旬の私がまさにソレで、喉をコテンパンに虐められてしまいました。ことの発端は、喉風邪かも知れないという違和感。とりあえず葛根湯を飲んで、翌日(週末)には主治医(内科)に出かけて薬を処方して貰ったのですが、悪化すれど改善は見込めずにオロオロするばかり。

遂には喉に激痛が走る状態になり、週明けには恐怖に狼狽しながら耳鼻咽喉科に出かけてみました。

小さい頃は中耳炎で頻繁に御世話になっていたので、耳鼻咽喉科に行くのは気が重かったのですが、そんなことは言っていられません。そして初診は予約の必要がないこともあり、わりとすんなり診療を受けることが出来ました。

結果、風邪ではなくて喉の炎症でした。しかもかなり酷い状態だったようで、鼻からカメラを突っ込まれて喉までの道筋をビデオで見るという、ホラー映像のオマケ付きで診療を終え、翌週再診療することで処方箋をもらい、一週間おとなしくしていました。

しかし、耳鼻科で診療中の幼児が放つ絶叫は半端ないですね。かえって喉を痛めてしまうのではないかと思える大音響で、思わずICレコーダーで生の絶叫を録音したくなりました。きっと幼児期の私もアレだったのでしょう。

さて、結果として私の症状は劇的に改善したのですが、約束の再診料の日に事件が起きました。

午後にしか出かけられなかったので、午後一番にサイトで予約を入れようとすると、私のIDとパスワードは未登録扱いで跳ねられてしまうのです。三回続けて失敗しました。

しかたがないので電話で事情を説明すると、とにかく来て下さい……ということで、3時半ぐらいに出かけると、受付でかなり強く怒られてしまいました。

「次回からちゃんと予約を入れて下さい」……そして「今日は順番で8時半になります」。

あまりの結末に、5時間も待てないから「あっ、いいです。もう帰ります。先生には月曜日に来てくださいと言われましたが、そんなに待てないです。なにより私のデータが登録されていなかったので、予約が出来なかったわけですから、私が責任取る必要ないでしょ」と捨て台詞ふうに言ってしまいました。

そのまま出口に向かうと、慌てて「予約の間にナントカしますので、暫く待って下さい」……と突然の低姿勢。とりあえず矛を収めて、待つこと一時間半。

無事に診療を終えて会計となった時に、衝撃の事実を知らされました。

なんと、まったく無関係なのに、同名の診療所がもう一つあるそうなのです。私は別の診療所の登録画面でエラーになっていたわけです。

こんなコントみたいなコトってあるんですね。ただし、この診療所にも問題があります。サイトにたどり着いても、直ぐに予約画面に入ることが出来ないのです。つまり、場所がまったくわからないのです。

結果、診療所の名前と予約という言葉で再検索したのですが、そこでトラブルが発生してしまったわけです。ネットはある意味本当に怖いですね。

●読み方のわからない漢字の入力方法

今回の例とは別に、似て非なる文字をご認識ということも時々ありますね。そういった意味で、以前もネタにしたと思うのですが、MacOSXがつらいんです。Windowsの方が使い勝手が良いのです。

こんな言い方をすると私は狂ったのかと言われそうですが、大まじめです。問題は一点のみ。読み方のわからない漢字の入力方法です。

Windowsには手書き入力が賢いIMEパッドが標準搭載されていますが、MacOSXにはありません。Appleの世界標準の理念から、日本固有の機能搭載は期待できないのはしかたがないと感じていました。

だから、そのためだけにATOKをインストールしていたわけですが、いつの間にかATOKも搭載を止めてしまいました。

そこで裏技として、Google日本語入力をインストールすれば、Macでも手書き入力が可能と知り、さっそくインストールしました。

しかし、あまりにもオバカで使い物にならないのです。しばらくして私は、予備の古いWindowsマシンを横に置いて、そちらでテキスト入力を行い、データをネット経由でMacに転送という馬鹿みたいな手順を踏んでいます。

だから本気で、メインマシンをWindowsにしたいと考え始めました。とにかく、今は随分使っていなかった漢和辞典を活用しています。

ところで、問題だった喉の炎症を治すのに、結局ダラダラと三週間かかってしまいました。医者に言われたように、学生に断りを入れて授業中は飴を口に含んでいたので、三週間は特に苦痛ではありませんでした。

とにかく、飴はとっても効果的でした。もちろんノンシュガーです。なにより理解を示してくれた学生達に感謝です。ありがとうございました。


■今月のお気に入りミュージックと映画

"The devil's brigade" on Alex North in 1968(U.S.A)

邦題「コマンド戦略」のテーマ曲。第二次世界大戦中に実在したアメリカ・カナダの連合特殊部隊、悪魔の旅団(Devil's Brigade)を題材とした映画。後のグリーンベレーの前身となる特殊部隊です。

曲の冒頭はカナダ兵のイメージから、「勇敢なるスコットランド」。そしてメインテーマへの変調の流れが、とっても心地よい名曲です。映画もよくできていましたが、今は中々見る事が出来ないレア作品になっています。

コマンド戦略 The devil's brigade (1968) - Main titles(Alex North)


勇敢なるスコットランド (Scotland The Brave)


"Hitchcock" by Sacha Gervasi in 2012(U.S.A)

邦題「ヒッチコック」。アルフレッド・ヒッチコック監督による1960年の映画『サイコ』の製作の舞台裏を描く作品。アンソニー・ホプキンス演じるヒッチコックも見事ですが、奥さんであるアルマ・レヴィルを演じているヘレン・ミレンがとってもいいです。

ふたりの私生活と、映画との関係が興味深く描かれています。なお、劇中ではジャネット・リーをスカーレット・ヨハンソンが、ジェームズ・ダーシーがアンソニー・パーキンスを演じています。違和感ないです。

映画「ヒッチコック」予告編



【海津ヨシノリ】
グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家

yoshinori@kaizu.com
http://www.kaizu.com
http://kaizu-blog.blogspot.com
https://www.facebook.com/yoshinori.kaizu

結果として、しばらくぶりに大学の学園祭に出かけてきました。早稲田大学創造理工学部キャンパスの学園祭です。

詳細は省きますが、実は学園祭目的ではなかったのです。ちょっと所用が発生しての出動でした。帰りは学内にある噂のタリーズ・コーヒーで休憩をして、早稲田の空気を楽しみました。

それにしても、このキャンパスは地下鉄西早稲田駅に直結しているので、雨が降っていても傘要らずという贅沢な環境には唖然です。もっとも、駿河台大学や跡見学園女子大学もスクールバスが駅からでているので、基本的に濡れずにすみます。これはとっても嬉しい環境ですね。


■12月の画像処理セッションは12月21日を予定しています。
〜Illustratorの基礎【キャラクター作成】〜
詳しくは以下でご確認下さい。
https://www.borndigital.co.jp/seminar/5764.html

参加は無料で、どなたでも参加できます。詳しくは以下のサイトでご確認下さい。なお、事前登録はありませんので、開催時間前に直接会場にお越し下さい。

●講演内容

llustratorのシェイプ機能を中心に、ほとんどペンツールを使わずにキャラクターを作成する方法を整理します。この方法であれば、MS-Officeの図形ツールでも類似したキャラクター・イラストが作成可能です。

・イメージをシンボル化
・3Dのモデリング感覚が必要
・作り込みの主従関係を明確に
・MS-Officeへの応用

※11月のZBrushCoreのセッションでは、ソフトの調子が悪くて途中で落ちてしまい、更に再起動も怪しい状況となって大慌てしてしまいました。仕方がないので、とっさにホワイトボードを使ってアナログの授業形態。いつかはPC使わないセミナーをしてみたいものです。

なお、トラブルの要因はどうやらネットに接続していなかったが故の問題が濃厚ですが、正直良くわかりません。幸いだったのは参加して下さった皆さんが、慌てずに状況を理解してくれたことです。ありがとうございました。


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■グラフィック薄氷大魔王[544]
「実家の遺跡発掘」「フードコートで蘇る原初の感覚」他、小ネタ集

吉井 宏
http://bn.dgcr.com/archives/20171122110100.html
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今年前半、愛知の実家に長期滞在してました。制作のための長期滞在は以前から何度もしたけど、たいてい夢中で作業してるので、周囲を見渡す余裕がなかった。

今回はゆったりしてたのでいろいろ気づいた。メモしたまますっかり忘れてたけど、今年の内に書いておこうってことで。

●実家の遺跡発掘

上京した1990年夏の引っ越しを含めると、5回の引っ越しをした。その度にいろいろ処分するので、モノが生き残れる確率は相当低い。

10年前に部屋を埋め尽くしてた大半の本を処分、6年前には残りも書籍自炊した。それ以前の部屋の写真に写っていて、今でも持ってるモノはほとんどない。

なのに、実家の自分の部屋には上京した27年前どころか、40年以上前のモノがざくざくある。「これはいらないだろう、かさばるからヤメ」で置いてきたのだ。もし東京に持ってきていたとしたら、引っ越しを繰り返す間に処分したに違いないモノ。

古いからって愛着があるとは限らない。多少は惜しいと思っても、それ以上に愛着のあるモノを無数に処分してきたわけで。今までのうのうと生き延びてきた、それら古いモノに妙な憎しみさえ覚えるw

実家の古いモノは「有史以前の遺跡の発掘」って感じ。「これからの人生の正念場には必要ないモノ」だったから置いてきたのに、27年後にもしっかり存在してるんだもんなあ。代表的なモノを列記してみる。

・小学校時代までの絵や賞状など
・高校時代に描いたマンガやイラスト
・学生時代の課題作品や卒業制作、コンクールに出したB1作品パネル
・デザイン事務所時代に描いた仕事のイラストの原画
・刷り見本のポスターのポスターを丸めた筒
・本や文庫本、マンガや雑誌、ムック
・マンガやSFのサークルの会報や同人誌
・組み立て途中を含むプラモデルやモデルガンの箱
・Uコンのハンドルやエンジンやタイヤなどの半端パーツ
・LPやEPのレコード、かさばるボックスセット
・紙の展示会でもらった大量のB5サイズのサンプル紙
・ケント紙やキャンバスのストック
・多重録音にハマってたときのオープンリールテープ
・その他捨てそこなったガラクタ

細かいモノでは、高校3年の一学期の期末テストが終わった日に友達3人で買いに行って一回使っただけの釣り道具なんてのもある。値札が付いたままw

ブラウン管テレビ。3台あった70年代の14インチテレビは、今回、リビングの大きなブラウン管テレビを買い換えるついでに、リサイクル処分。ラジカセも家中に5台ほどある。

ソニーのDoDeCaHORNなんて、最近のレトロラジカセブームからすると良いものかもしれない。鳴らしてみたら、ボリュームがガリガリだったけど。

実家滞在中に、東京に置いてるのと同型のScanSnapを買って書籍自炊した。本やマンガなどで、そのまま捨てるには惜しいもの数百冊。先週書いたように、小学館の学習図鑑も自炊したかったけど、残した。万有百科事典はA4より大きいので自炊不可。

ありったけのイラスト原画や作品も、デジカメで簡単に撮影。今まで、アナログ作品は、たまたま撮ったL版写真しかなかったのでした。

これで高校時代以後のほとんどの作品を網羅できた。昔のイラストは画像がなかったから、見せられなくて残念だったんだよ〜。

2011年の長期滞在のときに、大きなステレオセットやガラスの入った大きな額縁多数、十数年分のSF雑誌、数百本のカセットテープなんかも処分してるのだ。

それでも部屋の風景はあまり変わって見えない。物置のどこかにスチール本棚一本分のマンガ単行本を詰めた段ボールと、模型飛行機の雑誌もあるはずなんだよなw

東京で家賃を払ってると狭い上に「空間はコスト」って意識が強いから、モノが増えることに神経質になる。実家では無尽蔵の空間を使い放題だったんだなw

●歩いて行ける距離感

運動不足解消のため、数年前から毎日30分くらい歩いてる。ウォーキングほどでもないけど、ストップウォッチを見ながら歩く。千回も歩いてる定番コースでは、「この角を曲がるときは14分」「コンビニに寄らなければこの交差点では20分」など、誤差数秒で安定してる。

実家滞在中もなるべく歩くようにしてた。普通にクルマで行く距離のコンビニに徒歩で行ってみたところ、たったの10分だった。最寄りの名鉄の駅には7分程度で行けると判明。そんなに近かったのか!

昔、実家にいたときはどこへ行くにも自転車かバイクorクルマだったから、歩いた場合の距離感は把握してなかった。子供の頃には徒歩で遠くまで出かけることもあったけど、所要時間の概念がなかったし。

驚いたのが近くのJRの駅。会社員時代、毎朝バイクを飛ばして約10分の距離。中学の頃自転車で行ったことあるけど、うんざりするほど遠かった印象。歩いて行ってみたら、25分ほどで着いちゃった。

あらためて、Googleマップでクリックして折れ線の距離測定機能を使って調べてみたら、その駅まで2.6km。ウォーキング一回分とほぼ同じ。なんだ、意外と狭い範囲なのに乗物必須と思い込んでたんだ。

●フードコートで蘇る原初の感覚

実家滞在中、平日午後のショッピングセンターのフードコートで。スガキヤラーメンを食べつつ、横のゲームコーナーで高校生たちがダラダラ遊んでるのを眺めたり、小さい孫を連れたおばさんがいたり、BGMで何だかよくわからない洋楽のヒット曲とか流れてるのをぼんやり聴いてたり。

で、ふと思った。たとえばそのテイラー・スウィフトでも誰でもいいけど歌手がいて、作曲家などミュージシャンがいて、写真家やデザイナーがいて、プロデューサーや会社があって、アメリカだから世界に売る体勢が整備されていて、など。そのへんの仕組みってなんとなく知ってるじゃん?

しかし、フードコートで聴くと仕組みがあることを忘れる。ゲームコーナーで遊んでる高校生には、流れてる音楽がどうやってここに届いたかまったく見えないだろうし興味もないかもしれない。

彼らがやってるクレーンゲームだって誰かが作ったものだし、中身のぬいぐるみのキャラクターだってそう(以前、ひつじのしつじくんのぬいぐるみが、まさにそのゲームコーナーで景品になってるのを見たことがあるw)。

「ガイアの夜明け」なんか見てるとイヤでも意識させられるけど、コンビニのおにぎりだってスーパーの衣料品だって、誰かがプレゼンなどで神経をすり減らして企画し、工場で作り、営業が必死で確保した店頭のスペースまで届けてるものなんだよね。ショッピングセンターそのものも誰かの仕事なわけだし。

かつての僕も、テレビやマンガや映画なんかも作り手の存在を意識しない「向こうからやってくるもの」だった。

だから、昨年書いた「マカロニウエスタンは『純粋娯楽映画』『(ティーンになっていろいろ知る前の)幸せなバカ時代』の象徴。いつかそこへ帰りたい大切な心のふるさとのようなw」の感覚はちょっと貴重。

中学ときに作り手にあこがれて、自分もそういう仕事するようになったから、音楽や映像やデザインは特別なモノと思いたい。

でも一般には「ただ当たり前に存在する、そのへんに生えてる草みたいなもの」なんだろうなと、フードコートで思ったのでした。

●白熱電球の寿命

「市販されている白熱電球の多くは1000時間程度の寿命を持つ。階段・廊下のオン・オフの頻度が多い場合の寿命は短い」んだそう。

実家の階段の電球が切れた。この20W電球は、1975年に二階を増築して以来42年間、一度も換えたことがない。階段の天井近くのすごいところにぶら下がってるので、もし切れたことがあっても父が交換したとは考えにくい。

真っ暗な階段は危険なのでしかたない。LED電球にしなきゃいけないのかと量販店に行ったら、まだ白熱電球って買えるのね。

壁の桟を足場にしてよじ登ったけど、転落したら骨折以上のケガは免れなさそうで、かなり怖かったのでした。

……オチは特になし。


【吉井 宏/イラストレーター】
HP  http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

そっか、上京以前と以後がちょうど同じ27年! ところで、「ブレードランナー2049」が観たいのに、苦手な映画館に行きたくない。配信されるまで4か月くらい待つのかー。割増料金払っていいから公開と同時に配信してほしい!

「ブレードランナー(ファイナル・カット)」を35年ぶりに見て、予習も済ませた。当時は期待の割に面白くなくてガッカリした。暗くて狭っ苦しく居心地悪い印象は同じだったけど、レプリカントそれぞれの人物描写がこんなにされてたとは気づいてなかった。

怖ろしい悪役って印象だったルドガー・ハウアーも、自分の運命に必死で抗いながら、最後にはそれを受け入れるイイやつ、というか優しい男として描写されてるし。彼らはみんな不憫。いい映画だった。カルト映画として今まで生き残ってることにようやく納得w

・スワロフスキー干支モチーフの「ZODIAC」発売
https://www.fashion-press.net/news/33277

・スワロフスキーのLovlotsシリーズ「Hoot the Owl」
http://bit.ly/2ruVM9x

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii


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編集後記(11/22)

●「シン・ゴジラ」をようやく見た。いままでのお子様も対象にしたゴジラ映画とは全然違って、まさに大人の鑑賞にじゅうぶん堪えるみごとなSF映画だと思う。ゴジラの四段階変化とは想像を超えた設定だった。第二段階の這って進む不細工な形状時の、固定された目玉に違和感があったが、あれは魚眼だった。

じゃしょうがないが、とっても間抜けだ。従来のゴジラはたしか凶悪な目をギョロッと動かすシーンがあったと記憶するが、このたびのゴジラはそんなシーンはなかったと思う。バランスを欠くほど異常に太く長い尻尾が凶暴過ぎる。見終わって今までになかったゴジラの形状は思い出すが、表情の記憶がない。

ラストシーンで登場するゴジラの尻尾。それをよく見ると先端に、背びれと尾を持つヒトのような形状が数体生じている。あのおぞましいさは強烈だ。その説明もないまま映画は終了。後を引くいやな感じ。凍結されたままのゴジラは完全に死んだわけではないから、復活するのは間違いない。続編は必ずある。

会議、会議、会議、……そうか、日本の政治はこういう面倒な仕組みになっていたのか。閣僚、官僚たちの自己保身をまとった発言が面白い。「巨大不明生物の学術的正体等に関する有識者会議」とか、「巨大不明生物に関する緊急災害対策本部の設置に関する閣僚会議」とか。こんなことしている場合かと思うが、会議を開かないと動けないことがあまりに多すぎる、我が国のシステムだ。

やがて主役級の組織が立ち上がる。主役の一人、内閣官房副長官矢口蘭堂が事務局長となる「巨大不明生物特設災害対策本部」である。そもそも出世に無縁な霞ヶ関のはぐれ者一匹狼変わり者オタク問題児鼻つまみ者厄介者学会の異端児そういった人間の集まりだ気にせずやってくれ、と一気に紹介される面々。

なかなか個性的なナイスな連中だが、中でも環境省自然環境局野生生物課長代理・尾頭ヒロミ(市川実日子)が最も素敵だ。超早口よくわかんないことを延々と立て板に水、無表情で飾り気もなくサイボーグかと思う存在だ。ラスト近くでようやく笑顔の人間に戻る。ネット見たらこの人、すごい人気だった。

もうひとりのヒロインは、石原さとみが演じるカヨコ・アン・パタースンである。この人物については、デジクリ4218でTOMOZOさんの「自虐の国のゴジラ」で完膚なきまで批判されていたから、その記述はとりあえず忘れたことにして平常心で見たのだが、これは……やはりTOMOZOさんの言うとおりであった。

「どう間違っても『アメリカ生まれアメリカ育ちの日系3世で米国大統領を目指す超エリート』の英語ではないし、カヨコの言うこともやることもアメリカ人ではないのである。石原さとみの問題ではなくて、設定そのものが無理筋すぎるのだ。もしネタでなく真面目なら、ここはホンモノの英語圏の女優を使わなければ無理である。」……リアリティを粉砕したのがカヨコだった。

日本はアメリカの統制下に入る。しかし日本は諦めない。日本には知恵と技術がある。ゴジラを核で「破壊」するのではなく、独自に「凍結」してみせた。凍結している限り、核攻撃は発動されない。二度と日本に原爆を落とさせない。「自衛隊はこの国を守る最後の砦だ」というメッセージに泣ける。 (柴田)

TOMOZO「自虐の国のゴジラ」デジクリ4218
http://bn.dgcr.com/archives/20161026140000.html

「シン・ゴジラ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01MXXRMBQ/dgcrcom-22/


●食洗機故障の続き。使い方が悪かったんですかね、などを改めて質問。「そんなことはないですよ。普通に使っていても傷みます。今回のはピンホールがありまして、そこから徐々に漏れていたようです。今のままの使い方で問題ありません。」

ピンホールかぁ。バキッと割れたとかじゃなくて。ホースの詰まりはなさそうで良かった。

片付けていると、横20cm、縦2cmぐらいのステンレスの部品があり、忘れるところだった、という雰囲気で慌ててはめていた。

帰られた後、食洗機を触ってみると、微妙に閉まりにくい。少し硬くなったかな〜、まぁ使えるからいいやと気にしなかった。続く。 (hammer.mule)