ネタを訪ねて三万歩[152]ネット予約できなかった意外な理由/海津ヨシノリ

投稿:  著者:  読了時間:9分(本文:約4,100文字)



メディアの偏向報道が話題となっていますが、今に始まったことではないですね。私は新聞購読や、テレビ視聴を止めて15年ほどになります。

特にテレビはひどいものだと感じていました。軽薄な知識だけのコメンテーターの論評が笑えるレベル。陳腐なお笑い芸人よりも面白いかも知れませんが、時間の無駄と感じました。

パラエティー番組もそうですね。一応「なんとかグランプリ」などの賞を取った芸人さんの芸をYouTubeで連続してチェックすることはありますが、笑えたためしがないです。

私は喜怒哀楽が激しいので、面白ければ自然に反応するのですが……案の定、彼らはすぐに世間の記憶から消えていますね。それと、イジメネタの芸は芸だとは思っていませんので。





●恐怖に狼狽しながら耳鼻咽喉科へ

さてさて、そんな世間の状況は興味もなく、モクモクと仕事や大学にエネルギーを割いているわけです。

大学では演習系の科目が多いので、それほど話しっぱなしということもないのですが、タイミングが悪いと解説に遠吠えしまくるとこがあり、それが運悪く集中したりすると、喉の弱い私はかなり危険な状況になります。

実は11月上旬の私がまさにソレで、喉をコテンパンに虐められてしまいました。ことの発端は、喉風邪かも知れないという違和感。とりあえず葛根湯を飲んで、翌日(週末)には主治医(内科)に出かけて薬を処方して貰ったのですが、悪化すれど改善は見込めずにオロオロするばかり。

遂には喉に激痛が走る状態になり、週明けには恐怖に狼狽しながら耳鼻咽喉科に出かけてみました。

小さい頃は中耳炎で頻繁に御世話になっていたので、耳鼻咽喉科に行くのは気が重かったのですが、そんなことは言っていられません。そして初診は予約の必要がないこともあり、わりとすんなり診療を受けることが出来ました。

結果、風邪ではなくて喉の炎症でした。しかもかなり酷い状態だったようで、鼻からカメラを突っ込まれて喉までの道筋をビデオで見るという、ホラー映像のオマケ付きで診療を終え、翌週再診療することで処方箋をもらい、一週間おとなしくしていました。

しかし、耳鼻科で診療中の幼児が放つ絶叫は半端ないですね。かえって喉を痛めてしまうのではないかと思える大音響で、思わずICレコーダーで生の絶叫を録音したくなりました。きっと幼児期の私もアレだったのでしょう。

さて、結果として私の症状は劇的に改善したのですが、約束の再診料の日に事件が起きました。

午後にしか出かけられなかったので、午後一番にサイトで予約を入れようとすると、私のIDとパスワードは未登録扱いで跳ねられてしまうのです。三回続けて失敗しました。

しかたがないので電話で事情を説明すると、とにかく来て下さい……ということで、3時半ぐらいに出かけると、受付でかなり強く怒られてしまいました。

「次回からちゃんと予約を入れて下さい」……そして「今日は順番で8時半になります」。

あまりの結末に、5時間も待てないから「あっ、いいです。もう帰ります。先生には月曜日に来てくださいと言われましたが、そんなに待てないです。なにより私のデータが登録されていなかったので、予約が出来なかったわけですから、私が責任取る必要ないでしょ」と捨て台詞ふうに言ってしまいました。

そのまま出口に向かうと、慌てて「予約の間にナントカしますので、暫く待って下さい」……と突然の低姿勢。とりあえず矛を収めて、待つこと一時間半。

無事に診療を終えて会計となった時に、衝撃の事実を知らされました。

なんと、まったく無関係なのに、同名の診療所がもう一つあるそうなのです。私は別の診療所の登録画面でエラーになっていたわけです。

こんなコントみたいなコトってあるんですね。ただし、この診療所にも問題があります。サイトにたどり着いても、直ぐに予約画面に入ることが出来ないのです。つまり、場所がまったくわからないのです。

結果、診療所の名前と予約という言葉で再検索したのですが、そこでトラブルが発生してしまったわけです。ネットはある意味本当に怖いですね。

●読み方のわからない漢字の入力方法

今回の例とは別に、似て非なる文字をご認識ということも時々ありますね。そういった意味で、以前もネタにしたと思うのですが、MacOSXがつらいんです。Windowsの方が使い勝手が良いのです。

こんな言い方をすると私は狂ったのかと言われそうですが、大まじめです。問題は一点のみ。読み方のわからない漢字の入力方法です。

Windowsには手書き入力が賢いIMEパッドが標準搭載されていますが、MacOSXにはありません。Appleの世界標準の理念から、日本固有の機能搭載は期待できないのはしかたがないと感じていました。

だから、そのためだけにATOKをインストールしていたわけですが、いつの間にかATOKも搭載を止めてしまいました。

そこで裏技として、Google日本語入力をインストールすれば、Macでも手書き入力が可能と知り、さっそくインストールしました。

しかし、あまりにもオバカで使い物にならないのです。しばらくして私は、予備の古いWindowsマシンを横に置いて、そちらでテキスト入力を行い、データをネット経由でMacに転送という馬鹿みたいな手順を踏んでいます。

だから本気で、メインマシンをWindowsにしたいと考え始めました。とにかく、今は随分使っていなかった漢和辞典を活用しています。

ところで、問題だった喉の炎症を治すのに、結局ダラダラと三週間かかってしまいました。医者に言われたように、学生に断りを入れて授業中は飴を口に含んでいたので、三週間は特に苦痛ではありませんでした。

とにかく、飴はとっても効果的でした。もちろんノンシュガーです。なにより理解を示してくれた学生達に感謝です。ありがとうございました。


■今月のお気に入りミュージックと映画

"The devil's brigade" on Alex North in 1968(U.S.A)

邦題「コマンド戦略」のテーマ曲。第二次世界大戦中に実在したアメリカ・カナダの連合特殊部隊、悪魔の旅団(Devil's Brigade)を題材とした映画。後のグリーンベレーの前身となる特殊部隊です。

曲の冒頭はカナダ兵のイメージから、「勇敢なるスコットランド」。そしてメインテーマへの変調の流れが、とっても心地よい名曲です。映画もよくできていましたが、今は中々見る事が出来ないレア作品になっています。

コマンド戦略 The devil's brigade (1968) - Main titles(Alex North)


勇敢なるスコットランド (Scotland The Brave)


"Hitchcock" by Sacha Gervasi in 2012(U.S.A)

邦題「ヒッチコック」。アルフレッド・ヒッチコック監督による1960年の映画『サイコ』の製作の舞台裏を描く作品。アンソニー・ホプキンス演じるヒッチコックも見事ですが、奥さんであるアルマ・レヴィルを演じているヘレン・ミレンがとってもいいです。

ふたりの私生活と、映画との関係が興味深く描かれています。なお、劇中ではジャネット・リーをスカーレット・ヨハンソンが、ジェームズ・ダーシーがアンソニー・パーキンスを演じています。違和感ないです。

映画「ヒッチコック」予告編



【海津ヨシノリ】
グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家

yoshinori@kaizu.com
http://www.kaizu.com
http://kaizu-blog.blogspot.com
https://www.facebook.com/yoshinori.kaizu

結果として、しばらくぶりに大学の学園祭に出かけてきました。早稲田大学創造理工学部キャンパスの学園祭です。

詳細は省きますが、実は学園祭目的ではなかったのです。ちょっと所用が発生しての出動でした。帰りは学内にある噂のタリーズ・コーヒーで休憩をして、早稲田の空気を楽しみました。

それにしても、このキャンパスは地下鉄西早稲田駅に直結しているので、雨が降っていても傘要らずという贅沢な環境には唖然です。もっとも、駿河台大学や跡見学園女子大学もスクールバスが駅からでているので、基本的に濡れずにすみます。これはとっても嬉しい環境ですね。


■12月の画像処理セッションは12月21日を予定しています。
〜Illustratorの基礎【キャラクター作成】〜
詳しくは以下でご確認下さい。
https://www.borndigital.co.jp/seminar/5764.html

参加は無料で、どなたでも参加できます。詳しくは以下のサイトでご確認下さい。なお、事前登録はありませんので、開催時間前に直接会場にお越し下さい。

●講演内容

llustratorのシェイプ機能を中心に、ほとんどペンツールを使わずにキャラクターを作成する方法を整理します。この方法であれば、MS-Officeの図形ツールでも類似したキャラクター・イラストが作成可能です。

・イメージをシンボル化
・3Dのモデリング感覚が必要
・作り込みの主従関係を明確に
・MS-Officeへの応用

※11月のZBrushCoreのセッションでは、ソフトの調子が悪くて途中で落ちてしまい、更に再起動も怪しい状況となって大慌てしてしまいました。仕方がないので、とっさにホワイトボードを使ってアナログの授業形態。いつかはPC使わないセミナーをしてみたいものです。

なお、トラブルの要因はどうやらネットに接続していなかったが故の問題が濃厚ですが、正直良くわかりません。幸いだったのは参加して下さった皆さんが、慌てずに状況を理解してくれたことです。ありがとうございました。