[4541] 神話的復讐譚「聖なる鹿殺し」

投稿:  著者:  読了時間:19分(本文:約9,400文字)


《腕時計なんていらない》

■腕時計百科事典[56]
 新入学生/新社会人へ送る腕時計
 吉田貴之

■クリエイター手抜きプロジェクト[539]仮想通貨編
 モナーコインを採掘しよう
 古籏一浩

■映画ザビエル[53]
 神話的復讐譚
 カンクロー



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■腕時計百科事典[56]
新入学生/新社会人へ送る腕時計

吉田貴之
http://bn.dgcr.com/archives/20180402110300.html
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春は新しいことを始めたり、環境を変えたりするのにふさわしい季節です。進学する方、社会人としての一歩を踏み出す方、退職して新たな生活を始める方など、いろいろおられると思います。

そんな方にむけて、腕時計をプレゼントするのはいかがでしょうか。

○腕時計なんていらない

「いかがでしょうか」と言いながらも、「腕時計をプレゼントするのはやめておいたほうがいいでしょう」が結論です。

スマートフォン全盛の昨今、腕時計のプレゼントは迷惑なだけかもしれません。ただし、いくつかの場合をのぞいて、という条件がつきます。その条件は次のようなものです。

○好きなファッションブランドがある

会話の中で、好きなファッションブランドがあることがわかったのであれば、そのブランドから発売されている腕時計を探してみてください。

おそらく、腕時計マニアからみると、到底納得できない内容と価格の腕時計がみつかることでしょう。とはいえ、彼らにロレックスの腕時計をプレゼントするよりも、喜んでもらえる可能性が高いです。

○スポーツが好きである

スポーツが好きなことを知っているのであれば、スポーツで使える腕時計をプレゼントするのは良いでしょう。いくらスマートフォンが手放せない世の中だとはいえ、スポーツするときにまでスマホをもっている人はほとんどいないはずです。

そのスポーツに特化した機能を持った腕時計があればそれでも良いですし、活動量計のように、スマホと連携して運動を数値化できる腕時計もおすすめです。

○腕時計が欲しい、と言われた

直接的に「腕時計が欲しい」と言われた場合も、もちろん腕時計をプレゼントするのがよいでしょう。

腕時計マニアとして、これまで蓄えた腕時計の知識を総動員して、彼らにお薦めの一本を選んであげてください。一緒に買いに行くのも悪くないと思います。

○譲ってもいいブランド腕時計がある

また、自分はもう使わないけれど、買い取りだと二束三文になるので保管しているだけのブランド腕時計があるのであれば、それを譲るのもアリです。

ただし、それをフリマサイトなどで換金されたとしても文句は言えません。その価値をきちんと理解して、売らずに使ってくれるような信頼関係がある場合に限ります。

○プレゼントとしての腕時計

腕時計は「時間」を意識させる道具なので、年配者が若者の新生活に際して贈るプレゼントとしては最適な商品です。ただ、自分で必要だと気づくまでは、腕時計の必要性がわからないのも事実です。

腕時計は使ってもらわなければ意味もありませんので、上記の条件に当てはまらないのであれば、素直に現金やiTunesギフトカードをプレゼントしたほうが喜ばれるでしょう。


【吉田貴之】info@nowebnolife.com

イディア:情報デザインと情報アーキテクチャ
https://www.idia.jp/
腕時計ポータルサイト:腕時計新聞
https://www.watchjournal.net/

兵庫県神戸市在住。Webサイトの企画や制作、運営を生業としながら、情報の整理や表現について研究しています。


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■クリエイター手抜きプロジェクト[539]仮想通貨編
モナーコインを採掘しよう

古籏一浩
http://bn.dgcr.com/archives/20180402110200.html
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今回は、国産第一号の暗号通貨であるモナーコイン(モナコイン)を、採掘します。ここではWindowsマシンを使用しますが、Macでも採掘できます。また、グラフィックカードはNVIDIAのGTXシリーズを前提としています。

・モナーコイン(モナコイン)
https://monacoin.org/

現在、モナーコインはZaif、BitFlyer、BitBankなどで日本円に交換できます。もちろん、その逆もできます。

一時期、モナーコインは暴騰してましたが、昨年の12月のピーク時に比べ、かなり下がりました。コインチェック事件以前から下がっているので、事件はあまり影響しなかったのかもしれません。

モナーコインの採掘は、ビットコインと同じPoW(Ploof of Work)です。以前に説明したビットゼニーもPoWです。ただし、ビットゼニーの場合は、CPUでしか採掘できません。

モナーコインの場合はCPUだけでなく、GPUを使った採掘ができます。つまり、高性能なグラフィックカードがあれば、モナーコインを採掘できます。

モナーコインの採掘はCPUでもできると書きましたが、昨年の秋、暴騰する前にMac3台で挑戦したのですが、まったく採掘できず得られたコインは0。電気代が無駄になりました。

ということで、モナーコインの採掘にはグラフィックカードが必須です。グラフィックカードはNVIDIAのGeForceでも、AMDのRadeonでも可能です。

また、グラフィックカードを2枚刺して採掘することもできます。ここらへんはビットコインと変わりません。高性能なグラフィックカードを何枚も使って採掘した方が、有利なことは間違いありません。

何枚もさして使う場合は、カード本体の温度や部屋の温度にも注意が必要です。また、電力不足にならないようにしなければいけません。他にもグラフィックカードを複数枚使う場合は、マシンの電源容量が足りているかにも注意が必要です。

ちなみに、どのカードがどの程度のハッシュレート(採掘性能)なのかは、以下のページで確認できます。
https://netank.net/23112.html

ここまで準備ができたら、ようやく採掘です。モナーコインを単独で採掘するのは、相当のマシンパワーがないと無理です。そこで、ビットゼニーと同様に、複数人で採掘するプールマイニングを選択することになります。

モナーコインはビットゼニーほど選択できるプールがありません。LA PoolやVIP Poolなど、片手で数えて足りるほどです。

どうしてこんなに少ないのかというと、モナーコインは途中で採掘のためのアルゴリズムを変更したためです。新しい採掘アルゴリズムに対応できなかったプールが、軒並みなくなってしまったわけです。

ここでは、私が登録しているVIP Poolで説明します。基本的にプールマイニングサイトは同じ作りになっているので、どこか登録したことがあればわかるかと思います。

プールへの登録はメールアドレスとパスワードで、登録後には、さらにワーカーの登録とパスワードの設定が必要になります。ワーカーはマシンの台数に応じて登録します。

これにより、どのマシンがどの程度のパワーで採掘しているかや、稼働状況がわかります。マシンは滅多に止まることはないはずですが、定期的にチェックした方がいいでしょう。ちなみに、私の場合は一度だけ停止したことがあります。原因はわかりませんが。

プールに登録したら、マイニングのためのプログラムをダウンロードします。この時、ウイルスガードソフトがダウンロード後に削除されてしまうことがあります。ZIP解凍後にも自動的に削除される場合もあります。

また、ウイルスガードソフトによっては、USBメモリ経由だと削除されずにコピーできることもあります。

まずは、ダウンロード時に削除されないように設定しておきます。また、マイニングソフトが実行された場合にも削除されてしまうことがあるので、実行できるようにウイルスガードソフトを設定してください。

https://github.com/djm34/ccminer-lyra/releases/

他にもモナコイン採掘、マイニングで検索するといくつかでてきます。どれを使うかはお好みでどうぞ。

無事にマイニングソフトが入ったら、以下のようにテキストファイルを作成します。【】内は設定したワーカー名やパスワードに変更してください。プールのURLとポート番号は、VIP Poolの場合、「vippool.net:8888」になります。

ccminer.exe -a lyra2v2 -o stratum+tcp://【プールのURL】:【ポート番号】 -u 【ユーザー名】.【ワーカー名】 -p 【ワーカーのパスワード】

作成したら拡張子をbatに変えます。後は、ファイルをダブルクリックして起動すればマイニングが始まります。起動してもすぐにウインドウが閉じてしまう場合は、マイニングソフトのパスが間違っているか、指定しているパラメーターが間違っています。

どこが間違っているか調べたい場合は、コマンドラインから直接入力するとエラーメッセージが表示されます。

ちゃんと採掘できているかどうかは、プールマイニングを行っているサイトで確認できます。

その後は、待っていればモナーコインが採掘できます。ビットコインを採掘するより、モナーコイン採掘した方がマシかとは思いますが、ここらへんは電気代と相談でしょう。

コインを採掘するなら、1円以下の時にたくさん採掘しておくのが、いいような気はします。ただ1円以下のコインはなかなか微妙なので、採掘しても元手が取れる可能性は低いかもしれません。

結局、先のことはわからないので、暗号通貨がこの後どうなっていくのか、神のみぞ知るといったところでしょうか。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/

いまさらながら、よくコインチェック破綻しなかったなあ、と思います(海外だとコイン盗まれると破綻)。まあ、それだけ儲けていたということなのでしょうけど。やはり持つべきはリクルートの友人というところでしょうか。

・みんなのIchigoLatte入門 JavaScriptで楽しむゲーム作りと電子工作
https://www.amazon.co.jp/dp/4865940936
[正誤表]
http://www.openspc2.org/book/error/ichigoLatte/

・After Effects自動化サンプルプログラム 上巻、下巻
https://www.amazon.co.jp/dp/4844397591
https://www.amazon.co.jp/dp/4844397605

・IchigoLatteでIoT体験
https://www.amazon.co.jp/dp/B06X3X1CHP
http://digiconcart.com/dccartstore/cart/info/2561/218591

・みんなのIchigoJam入門 BASICで楽しむゲーム作りと電子工作
http://www.amazon.co.jp/dp/4865940332/

・Photoshop自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W952JQW/

・Illustrator自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA/

・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/

・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/


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■映画ザビエル[53]
神話的復讐譚

カンクロー
http://bn.dgcr.com/archives/20180402110100.html
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◎聖なる鹿殺し

原題:THE KILLING OF A SACRED DEER
公開年度:2017年
制作国・地域:アイルランド、イギリス
上映時間:121分
監督:ヨルゴス・ランティモス

出演:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・コーガン、アリシア・シルヴァーストーン

●だいたいこんな話(作品概要)

心臓外科医のスティーブンは、眼科医の美しい妻と、健康で将来有望な二人の子供に恵まれ暮らしていた。家族とは別に、時々会って話をするマーティンという16歳の少年がいる。彼はスティーブンのかつての患者の息子で、マーティンの父親が他界してから何かと気にかけていた。

スティーブンは、ある時マーティンを家族に紹介しようと自宅に招き入れた。マーティンはスティーブンの妻にも気に入られ、子供たちともすぐに打ち解けた。しかし、その時からマーティンは過剰に付きまとうようになり、スティーブンの家族にも異変が起きはじめる。

スティーブンはとうとうマーティンに対し、嫌がらせめいた付きまといを止めるように強く諭すが、マーティンから返ってきた答えは、これから行われる復讐の宣言だった。

第70回カンヌ映画祭において脚本賞を受賞したサスペンス・スリラー。


●わたくし的見解/ギリシャ人だけにギリシャ悲劇的スリラー

偏見は無知から生まれるが、ギリシャやギリシャ人に対して無知な私は「あの人たちは根が暗い」という偏見を持っている。

近年デフォルトの危機に直面していたことを思うと、極めて楽観的な国民性とも考えられるが「ギリシャ悲劇」なんて言葉があるのだから、DNAに刻まれた根暗性質も大いにあり得る、と個人的に感じている。

楽観が過ぎるからデフォルトを起こすような悲劇に見舞われるのでは、と卵が先かニワトリが先かみたいな話はさておき、テオ・アンゲロプロスというギリシャ人映画監督の作品を観たときに「あゝギリシャ悲劇」と強く感じたことが、偏見の由来である。

アンゲロプロス作品は、物語が神話ではなく現実的な悲劇の場合でも、結末部分で神話や児童文学によく見られるようなファンタジーめいた展開を見せ、涙をさそう。これ見よがしな仰々しい音楽と、悲しい結末は情感たっぷりで、とくに昭和の頃ならば日本人に大変ウケそうな映画である。

本作のヨルゴス・ランティモス監督もギリシャ人で、かくある如し。なんてことないシーンで、ひたすら不穏な音楽の主張が強く、稲川淳二ばりに「嫌だなーやだなー」「怖いなーコワイなー」と煽る。

たけしさん(ビートたけし、北野武監督)も言っていたように、ただ歩いているシーンに悲しい音楽をつければ悲しい場面になり、楽しい音楽をつければ楽しい場面になるのが映画。

ちょっとクドいなぁと食傷気味になっていたところで、なんてことあるシーン、実際に事が起き始めた場面では、一転してBGMを廃し静けさを際立たせるような演出には感心した。

悲劇はマーティンの復讐によるものだが、彼は実際には何ら手を下さない。では一体どのようにして復讐が遂げられるのか、それは理解し難く受け入れ難い。しかし、ある意味で監督の術中にはまっている可能性が高い。その動揺は、真っ先に主人公が味わっているものだからだ。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のような作品(地球人が宇宙人たち、植物みたいなのやアライグマみたいなのと一緒に宇宙の危機を救う話)と比べると、アメリカで暮らす心臓外科医とその家族の物語は現実味を帯びていて、そのぶん突拍子もない展開に面食らう。

現実的であることに徹するなら、マーティンは良心の呵責につけ込み、言葉巧みにスティーブンを精神的に追い詰めたとも捉えられる。実際には何も起きていないのに、スティーブンや家族には予言どおりに悪いことが起きているように思え、マーティンの言葉に従わざるを得なくなる。

そもそも、実際に何か起きようが起きまいが、言葉が発せられた時点で、予言(呪い)というものは少なからず効力を発揮するものだ。

ところで、わたくしはこの作品を現代を舞台にした神話だと捉えている。

まず突如、下半身が麻痺し、次に食欲が失せ、第三に目から血を流し、最後には死に至る。スティーブンが犠牲者を選び命を奪わなければ、これが繰り返される。なんでマーティンにそんな復讐が出来るのさって、だって神話だから。

我を失って人を殺め、後悔して星座にしたりする神々の戯れと同じ。神の怒りに触れ、その怒りを収めるために生贄が必要になったのだ。ギリシャ神話のように、生贄に選ばれた者が悲しき運命を受け入れ従い、その姿を憐れんだ神は(自分が生贄を求めたくせに)その者ではなく鹿を生贄にする。

本作でも、そのような救いのある展開を期待して鑑賞していたけれど、観せられたのは、どうしても生贄には選ばれたくない、自己犠牲の精神など微塵もないスティーブンと家族たちのエゴだった。

ヨルゴス・ランティモス監督作品が日本であまり好かれないのは、この不快な作風のせいだと思う。監督は、この作品をコメディーだと言っているらしいが、ホラーやスリラーのつもりで鑑賞すると、なかなか見応えのある作品だ。

たまたま、前回ご紹介した「ビガイルド」とキャスティングがかぶっており、また同じ年度のカンヌ映画祭受賞作品でもある。色々ぼーぼーで濃ゆいコリン・ファレルと超涼しげ美人のニコール・キッドマンは、画面の中でのバランスが良いのかも知れない。

どちらも最高賞を逃していて、実際そんな感じの出来。鑑賞価値のある佳作だが最高賞には何かが不足している。

カンヌ映画祭が賞を与えるとき、次もぜひ頑張って下さいね、という奨励の意図が色濃い。カンヌは案外、面倒見が良くちょっとアットホームな側面があって面白い。アカデミー賞には違う面白味があるが、それはまた別の話。


【カンクロー】info@eigaxavier.com

映画ザビエル http://www.eigaxavier.com/

映画については好みが固定化されてきており、こういったコラムを書く者としては年間の鑑賞本数は少ないと思います。その分、だいぶ鼻が利くようになっていて、劇場まで足を運んでハズレにあたることは、まずありません。

時間とお金を費やした以上は、元を取るまで楽しまないと、というケチな思考からくる結果かも知れませんが。

私の文章と比べれば、必ず時間を費やす価値のある映画をご紹介します。読んで下さった方が「映画を楽しむ」時に、ほんの少しでもお役に立てれば嬉しく思います。


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編集後記(04/02)

●櫻井よしこ×花田紀凱「朝日リスク 暴走する報道権力が民主主義を壊す」を読んだ(産経新聞出版/2018)。真っ黒な地にタイトルなどが白抜きのカバーが非常に不吉な印象。章のタイトルはえらく刺激的である。言論機関・朝日
の自殺、印象操作を“自白”した朝日の訴状、「報道しない自由」を行使されて、朝日とNHKは泥舟と共に沈むのか、軍靴の足音は朝日から、民主主義のため「朝日、死ね」、そして堤堯×花田紀凱「マスコミの大合唱は疑え」。

二人の古巣は文藝春秋。堤は「文藝春秋」「諸君!」の編集長、花田は「週刊文春」の編集長だった。かつての大編集長二人はいまの「文藝春秋」をどう思っているのか、興味津々ではないか。文春を再建した池島信平が堤に言った。朝日とNHKと岩波、この三つが世の中の大きなオピニオンの流れ、いうなら世の大勢を作る。雑誌の役割はこの三つを是々非々で批判することである、と。

世論の加熱しているときこそ、まず疑え、ということだ。今回のモリトモ安倍下ろしの仕掛け人は朝日だ。それが「安倍一強打倒」の大合唱になった。本来の文春なら、この方向に異を唱えただろう。いやいや、ちょっと違うのではないか、立ち止まって考える。それが雑誌作りの基本だ。マスコミが挙げて大合唱したときに、「これはおかしい」と思わなければ、雑誌のレゾンデートル(存在理由)はない。

2017/7月号「驕れる安倍一強への反旗」前川喜平手記、8月号「安倍首相が自民党を劣化させた」、9月号「安倍総理でいいのか」、10月号「安倍総理『驕り』の証明」「小池国政新党」、11月号「小池百合子・私は本気で政権を奪う」と続いた。「文藝春秋」の編集長は、朝日新聞と同じ夢を見ているのだ。堤「雑誌が新聞やテレビと同じ歌を歌って何が面白い? 何の意味がある?」

マスコミが挙げて政権交代を連呼した結果が、あの民主党政権の悲惨な3年半である。あんな分かりやすい例があるのに、天下の文藝春秋がこのざまである。「週刊文春」も毎号のように安倍批判を繰り返している。最近では、3/22号「安倍夫妻の犯罪」、3/29号「安倍夫妻の罪と罰」、4/5号「安倍『暗黒支配』と昭恵夫人の嘘を暴く」……常軌を逸している。文藝春秋の精神は雲散霧消だ。

かつて文春と朝日には交流があったが、「全面講和」「非武装中立」「60年安保」で対立した。朝日の唱えていたことは全部間違っていた。地獄の北朝鮮を「地上の楽園」と報じ、中国の「文化大革命」を「永久革命」と讃え、毛沢東を「中国の西郷隆盛」と書いたのが朝日。架空の伊藤律会見記、サンゴ事件、従軍慰安婦捏造報道、吉田昌郎に関する歪曲報道、フェイクニュースを続々と。

堤の文春時代の口癖のひとつに「代案を出せ」がある。他を批判するのであれば、まず代案を出せ。代案が出せなければ、単なる批判のための批判になってしまうのだ。花田「安倍政権批判に急な朝日に問いたい。なら、朝日は誰が総理ならいいのか。代案を出せ!」。朝日が名誉毀損で告訴したのが、一人の評論家と小出版社。朝日もついにやきが回った。終わりの始まりだ。(柴田)

櫻井よしこ×花田紀凱「朝日リスク 暴走する報道権力が民主主義を壊す」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/481911333X/dgcrcom-22/


●修理シリーズ、食洗機。で、説明書通りに回転ノズルをはずしてみたら、反り返りさせないためか、遠心力(慣性)をつけるための重みのためかわからないけれど(磁石で回転させているってことはないよねぇ)、金属で補強されていて、そこがプラスチックとの接続部分からはずれていることに気づいた。

接続はネジで留めてはおらず、プラスチック側の突起で留まっているのだが、その突起が経年劣化なのか、過去に落ちたカトラリーのせいか削れてしまい、羽の先の方が浮き上がっている。

浮き上がっている分、ノズルに高さが出て、金属製カゴにぶつかって回転しなかったようだ。噴き出し口は覆いがされていて、それぞれ三方向にお湯が飛ぶようになっているのだが、カゴにぶつかって削れている部分もあった。続く。 (hammer.mule)

ノズル。金属部分が下にある
https://item.rakuten.co.jp/denkiti/anp8e-6730/