グラフィック薄氷大魔王[560]「ZBrush2018とフィギュアにびっくり!」他、小ネタ集/吉井 宏

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●ZBrush2018とフィギュアにびっくり!

MODO12とZBrush2018が、ほぼ同時にリリースされた。ちょっとバタバタしてて、いじってられないので、とりあえずインストールだけしておいた。
http://3dnchu.com/archives/zbrush-2018/

ZBrush2018の目玉機能は「Sculptris Proモード」。Sculptrisはずいぶん前にPixologicに買収されて以来、フリーツールとして配布されている。

これの、細かい部分を各種ブラシでスカルプトする際に、自動的にメッシュが分割される機能がZBrushに搭載されたのだ。

高機能になったZBrushについていけてない僕としては、シンプルなSculptrisはときたまスカルプトで遊ぶには最適なツールだった。有料版になってもいいから、Sculptrisがもうちょっと高機能になるといいなと思ってたのでした。

ZBrush2018発表のストリーミング動画。


驚いた。この動画に僕のフィギュアが映ってる!
http://www.yoshii.com/dgcr/ZBrush2018_toys01.jpg

2007年にPixologicに依頼され、SIGGRAPHのZBrushロゴ入りノベルティとして10種類×10個作ったもの。
http://www.yoshii.com/dgcr/ZToys2007_IMG_1001.jpg

廃棄せずにちゃんと取っておいてもらえただけでなく、飾ってもらえてるのはうれしい!

この連載の第104回の『注2「ZBrush Toys」』のところに記述アリ。
http://bn.dgcr.com/archives/20070919140200.html





実はZBrushはもうほとんど使ってない。アプグレが昔から無償なので、最新版は入れてるんだけど。2007年頃から使わなくなったので、このフィギュア用に作ったものが、僕のほぼ最後のZBrush作品ってことに。

新しい便利な機能が追加されるたびに、ちょっといじってみるんだけど、やはり馴染めない。思い通りの形を数百万ポリゴンで、どこまでも細かく作り込めるZBrushは、自由度がありすぎて僕にはしんどい。

ごく初期にはややこしいこと考えなくても、どんどん3Dモデルが作れてしまうZBrushは、3D初心者には魅力的だったんだけど。

MODOなどのポリゴンモデリング=竹ひご細工のように、面の繋がりやエッジの配置を工夫するほうが性に合ってる。サブディビジョンモデリングの数百ポリゴンで済むし。

あと、データ容量も気になる。MODOだとキャラクターモデル一つで数十KBだからねw

●ツクシを今年も食べた

昨年に続き実家の裏でツクシを採り、クックパッドを参考に佃煮にして食べた。前回は4月半ばですでに時期が遅く、探し回ってようやく20本だった。

今回は3月末なのに、昨年より多少マシくらいにスギナになっちゃってる。桜もだけど、今年は季節が早い。

でもまあ30本ほどは苦労せず採れた。翌日に数十本採って東京に持って帰ろうかと思ったけどやめた。よくばる必要もないし、年に一度食べれればいいや。
http://www.yoshii.com/dgcr/tukushi_20180328.jpg

おととし、通販で佃煮を買って食べて以来、3年連続でツクシ賞味。実家敷地内や土手にいっぱい生えるんだけど、なかなかタイミング良く行けないのです。

●Thingsの一瞬復活とアウトラインプロセッサ

仕事その他のToDoリストを、テキストの予定表の上部にずらっと並べてるのだが、思いつくまま追加するのでダブるものが多い。

そこで、Things3を復活させてToDoを放り込んで、整理を始めた。しかし、Thingsは入れ子というかツリー構造にできないのがツラい。アウトライン式のテキストのほうが自由度が高い。

で、以前使ってたTreeを入れてみようかと思ったら、停止してる〜! 開発終了だそう。
http://tabegoto-shinbun.com/cms/entry-1405.html

Tree2そのものはダウンロードできるので、過去のファイルを他のアウトライン形式で書き出ししておこう、と思ったら、持ってるのはTree1のライセンスだった。ということは、試用期間中に前ファイルを他形式で書き出しておかないとマズい。

他アウトラインプロセッサといえば、Cloud Outlinerはバージョン2が出てる。以前使ったときは、ショートカットや細かい操作に違和感があって使い続けられなかった。
https://itunes.apple.com/app/id1066183430

Treeの前に使ってたOmniOutlinerは「入手(App内課金が有ります)」っても実質2週間の体験版。
https://itunes.apple.com/jp/app/omnioutliner-5/id1142578772?mt=12

アウトラインプロセッサはけっこう好きで、92年にMacを導入したとほぼ同時にActa7というツールを使ってたほど。今、検索したら2007年にOpalという名前で復活してるのね!

日本語版もあったようだけど、すでにページは消滅してる。と思ったら、期限付き体験版をインストールすると、日本語版になってるわ。$32だそうだけど、ライセンス購入先が見つからない。まあ買わんけど。
http://d.hatena.ne.jp/aesthetica/20070211

EvernoteやWordなんかでもアウトライン形式は使えるわけだが、ドラッグ&ドロップで下位項目がついてこないんじゃ意味ない。

今回はおとなしくいちばん慣れてるOmniOutlinerにしておこう。Treeからツリー構造ごとコピペできる。もうこれで決定。

で、そのまま継続してToDo項目を分類してたのだが、それぞれの項目があちこち跨がってるから、分類できないものが多くて困る。明らかに不要なものを削除する以外は、分類しないでズラズラッとテキストで並べたままのほうがいいかも。

っていうか、2年に一回くらい同じことやって、同じ結論に達してる気が……デジャブかなw


【吉井 宏/イラストレーター】
HP  http://www.yoshii.com
Blog http://yoshii-blog.blogspot.com/

FDM方式の3Dプリンタの終了部分に、チョロッと樹脂が伸びてる部分が必ずあるのだが、これを「波平」と呼んでいいですか?w
http://www.yoshii.com/dgcr/3dprinter_namihei.jpg

・スワロフスキー「招き猫」と「HOOT HAPPY BIRTHDAY」が出ました。
http://bit.ly/2ni8HaD

http://bit.ly/2orkDIs >
・スワロフスキー干支モチーフの「ZODIAC」
https://www.fashion-press.net/news/33277

・スワロフスキーのLovlotsシリーズ「Hoot the Owl」
http://bit.ly/2ruVM9x

・パリの老舗百貨店Printemps 150周年記念マスコット「ROSEちゃん」
http://departmentstoreparis.printemps.com/news/w/150ans-41500

・rinkakインタビュー記事
『キャラクターは、ギリギリの要素で見せたい』吉井宏さん
https://www.rinkak.com/creatorsvoice/hiroshiyoshii