[4546] 「孫子」読みの振り返り

投稿:  著者:  読了時間:24分(本文:約11,700文字)



《……もう一度やってみてもいいですか?(笑)》

■まにまにころころ[136]
 ふんわり中国の古典(孫子・その16)
 「孫子」読みの振り返り
 川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito

■クリエイター手抜きプロジェクト[540]IoT編
 IchigonQuestで冒険の旅へ
 古籏一浩




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■まにまにころころ[136]
ふんわり中国の古典(孫子・その16)
「孫子」読みの振り返り

川合和史@コロ。 Kawai Kazuhito
http://bn.dgcr.com/archives/20180409110200.html
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コロこと川合です。今回は孫子の振り返り。短い本なのに長くかかったなーと思っていたのですが、15回程度だったんですね。全十三篇を15回ならまあまあスムーズに進んだって感じですよね。長く感じたのは、苦労したからか。(笑)


◎──第一篇:『孫子』計篇

戦争には国の存亡がかかっている。何よりも十分に考えるように。

大義名分の元に団結できているか、時期は適切か、地形は把握できているか、優れた将軍がいるか、軍規は守られているか、これらを真に知る者が勝つ。

将が私の計略に従うなら必ず勝つ。計略に従い、現場で臨機応変に対応する。戦争は相手の裏をかくことが大事で、それは現場判断でしか対応できない。

開戦前に計算し、勝算が高ければ戦に踏み切る。


◎──第二篇:『孫子』作戦篇

戦争にはとにかくコストがかかる。勝ったところで、長期戦は疲弊して国が弱る。その隙に攻められたらお手上げだ。だから、短期決戦が大事。

それと、遠くの戦場に物資を輸送するのは大変。だからできるだけ現地調達を心がけることが大事。戦上手はそのへんが上手い。

敵を倒す動機は怒りだけど、敵の利を奪う動機は報償。だから良い働きをした者は、すぐに賞賛してご褒美をあげる。敵の捕虜は手厚くもてなして取り込む。そうすれば、勝ちを重ねるごとにどんどん軍が強くなる。


◎──第三篇:『孫子』謀攻篇

戦争というものは、相手に損害を与えることなく勝つのが上策というもので、打ち破るのは次善の策。百戦百勝なんて最上じゃない。戦わずして勝てたら、それが最高。だからまず敵の計略を潰し、外交関係を破綻させることを考える。敵の軍を討つことはその後。城攻めなんて最悪。

敵のはかりごとを攻めることで、それを実現するから「謀攻の法」って呼ぶ。

自軍の兵力が敵軍の十倍なら相手を包囲、五倍なら攻めかけて、二倍なら相手の分断を図る。互角ならば、頑張って戦う。

劣っているならなんとか逃げ、勝てそうにないのならそもそも戦をしない。

将軍と君主が緊密であれば国は強く、隙があれば弱い。君主は、余計な口出しはせず、信じて任せるように。でないと負ける。

相手を知り、己を知れば、百戦しても負けない。
相手を知らず、でも己を知っていれば、一勝一敗、勝つことも負けることも。
相手のことも己のことも知らなければ、戦うたびに負ける。

つまり、彼を知り己を知れば百戦危うからず。


◎──第四篇:『孫子』軍刑篇

戦争は、負けない準備はできても、勝てるかどうかは相手次第なところもある。だからまずは負けない態勢を取れるかどうか。守りを固めて、一気に隙をつく。

戦上手というものは、何事もなかったかのように、一見簡単に勝つ。だから、本当の戦上手は一般には名前が知られない。相手の隙をじっと待ち、崩して、勝ちを見定めてから攻め落とす。

計算し、投入すべき物量を考え、兵数を定め、戦力差を秤にかけ、勝敗を読む。勝利する者は圧倒的な力量差をもって臨み、勢いを持って戦をさせる。これが「形」、つまり戦に臨む態勢である。


◎──第五篇:『孫子』兵勢篇

上手に部隊を編成し、旗や太鼓で自在に指揮をとる訓練をすることで、大軍勢でも小部隊のようにスムーズに動かせる。

そして、正攻法と柔軟な判断による「奇正」、十分な備えを持って相手の隙をつく「虚実」が勝利を導く。正攻法によって対峙し、臨機応変な戦い方で勝利をつかむ。「奇」に長けた将の采配は、果てしなく、また変幻自在である。

戦は奇正の組み合わせに過ぎないが、その変化は無限で極め尽くせない。

戦上手は全体の勢いを重視して、それを個々の人に求めず、巧みな人選で全体としての勢いが生まれるようにする。


◎──第六篇:『孫子』虚実篇

戦争は相手をいかにコントロールするかがポイント。誘い出したり、相手の裏をかいたりして、手の内を読ませない。手薄なところを攻め、攻められる箇所を厚く守る。疲れさせ、飢えさせ、慌てさせ、分散させ、虚を突く。

敵情を調べて得失を計算し、相手を動かしてみてその特徴をつかみ、敵に戦闘態勢を取らせてみて地勢の有利不利を把握し、軽く小競り合いを起こして強いところと弱いところを知る。

軍の態勢の極みは、動きの読めない形をとることである。軍の態勢というのは水のようなもの。決まった形はなく、敵の態勢に応じ変化し、勝利をつかむ。


◎──第七篇:『孫子』軍争篇

いかに上手に行軍し機をつかむか、この軍争ほど難しいものはない。回り道をしながらも相手を利益で釣り出して、相手よりも遅れて出発しておきながら、先に目的地に到達する。これが迂直の計である。これが難しい。情報を集め、外交をものにし、地形を把握し、いかに有利を得るかを考える。

行軍というものは、その疾きこと風のごとく、静かなること林のごとく、侵略すること火のごとく、動かざること山のごとく、知りがたきこと陰のごとく、動くこと雷震のごとし。

相手の気力が衰えたところを討つ。これが気を治める者。敵の乱れを待ち、静かに動きを待つ。これが心を治める者。遠くからの敵をゆったりと待ち、疲れて空腹の敵を討つ。これが力を治める者。正々の旗、堂々の陣を正面から迎え撃たない。これが、変を治める者。

また、高い位置の敵を攻めない、丘を背にした敵を迎え撃たない、偽りの退却に釣られない、気勢の鋭い敵を攻めない、おとりに釣られない、撤退する敵を引き留めない、包囲しても逃げ道を作る、追い詰めすぎない、これが原則。


◎──第八篇:『孫子』九変篇

行軍の困難な地に留まらない。諸国の勢力が入り交じる地では外交に注意する。敵地深くに留まらない。囲まれたら計略で抜けろ。絶体絶命なら戦うしかない。

また、通ってはいけない道、攻撃してはいけない敵軍、攻めてはいけない城、攻めてはいけない土地、従ってはいけない君命もあると知っておくように。

軍を率いる将には、九変の利、つまり臨機応変に対応する能力が求められる。

戦争においては、敵が来ないことを期待せず、十分な備えを頼みとするように。敵の攻撃がないことを期待せず、攻撃できない態勢を整えることを頼みとせよ。

将には、こだわると危機に陥る五つの状態「五危」がある。

「必死」は殺される。命を投げ打つ蛮勇な態度では殺されてしまう。
「必生」は捕虜にされる。生に執着しすぎて臆しては捕らえられてしまう。
「忿速」は侮られる。怒りっぽいと侮られ隙をつかれる。
「廉潔」は辱められる。清廉潔白に過ぎてはその心情を攻められる。
「愛民」はわずらわされる。兵卒や民を愛しすぎては悩みが増える。

軍を滅ぼし将が命を落とすのは必ずこの五危のどれかである。


◎──第九篇:『孫子』行軍篇

山・河・沼・平地、それぞれ地形に合わせて適した行動を取るように。概ね、軍は高いところが有利で、日向にいるのが兵の健康にもいい。危険な地形には近づくな。逆に、敵をそこに追い込め。

また、険阻な地、池、窪地、葦原、山林、草木の生い茂る地があれば、必ず、慎重に捜索せよ。こういったところに敵の伏兵が潜んでいる。

軍使の言葉や敵兵の動きを観察し、敵情を読めば勝てる。

兵士は温情で従えて、軍規で統率を図る。アメとムチ。これが必勝につながる。


◎──第十篇:『孫子』地形篇

地形の特性に合わせて熟考するのは、軍を率いる将の最も重大な任務である。

また、軍には気の緩みや統制の乱れなど、好ましくない状態がある。これらは天災ではなく将の過失だ。これらの熟考も将の最も重大な任務である。

地形を知り勝算を立てるのが将の役割で、君主の命がどうであれ自ら判断し、ただ人民の安全を考えて、君主の利となる将は国の宝である。

将は配下の兵士を、赤子ように見れば、いたわりの気持ちで深い谷底へも共に進んでいける。また兵士を愛する我が子のように見れば、生死を共にしようと思えるようになる。でも、度が過ぎれば使えなくなり、それはワガママな子を持つようなもの。

戦に通じた将というものは、敵を知って、味方を知って、地形のことも知って、行軍に迷いがなく、戦端が開かれた後も苦境に陥らない。彼を知り己を知れば、勝利、危うからず。天を知り地を知れば、勝利、行き詰まらず。


◎──第十一篇:『孫子』九地篇

戦場には敵地への進行度や状況によって特性がある。敵軍にとっての特性と、自軍にとっての特性を踏まえて、自軍の兵士が必死に戦うしかない状況を作る。追い込まれた兵士は、指示がなくても互いに戒めあい、将が求めるまでもなく善戦し、約束させずとも助け合い、命令をせずとも信頼できる部隊になる。

あとは迷信のたぐいを禁じて迷いを晴らしてやれば、命をかけて死ぬまで戦うだろう。将は兵に考えを悟らせず、死地に追い込むのが仕事である。

戦争の要点は、敵の意図を読んだ上であえて進み、千里先において敵将を討ち取ることだ。はじめは処女のように振る舞って敵の油断を誘っておいて、隙を見るやいなや、脱兎の如くすばやい動きで攻撃すれば、敵はこれを防げない。


◎──第十二篇:『孫子』火攻篇

火攻めの対象は、人、食料、武器、蔵、行路。火攻めには準備と適した時期がある。乾燥を狙う。また、火の動きを見て、それに応じた展開で攻める。

戦に勝利したとしても、戦果をまとめ上げられないようではいけない。それは費留、つまり戦費の無駄と命名されるものだ。聡明な君主は怒りまかせの行動を慎み、良将は戒める。これが国を安泰とし軍隊を保つ道である。


◎──第十三篇:『孫子』用間篇

勝つには情報を得ることが必須。諜報のためのコストを惜しんではいけない。

間諜には五種ある。

郷間:敵国の領民を間諜として利用すること。
内間:敵国の役人を間諜として利用すること。
反間;敵方の間諜を二重スパイとして利用すること。
死間:偽情報を流し、敵国に潜入させた間諜を通じて敵へ知らせること。
生間;潜入させた間諜に戻らせて敵状を報告させること。

全軍の中で間諜は、最も親しく、最も厚遇すべきで、最も機密性が求められる。間諜のもたらした情報が公表前に聞こえてくるようであれば、情報を漏洩した間諜も、そのことを知らせてきた者も、みな始末しなければいけない。


◎──さらに短く。

もっと短くまとめたかったんですけど、つい、削りきれなくて。

……もう一度やってみてもいいですか?(笑)

第一篇:『孫子』計篇

戦争はヤバイ。やるなら十分考えて、勝てそうなときだけにしろ。

第二篇:『孫子』作戦篇

戦争にはとにかくコストがかかる。だから短期決戦。遠くへの物資輸送は大変だからできるだけ現地調達。

頑張りはすぐ褒める。敵の捕虜はもてなして取り込む。そうすれば、勝つたびどんどん軍が強くなる。

第三篇:『孫子』謀攻篇

戦争は、相手に損害を与えることなく勝つのが上策。戦わずに勝てたら最高。

将軍と君主が緊密であれば国は強い。君主は、余計な口出しせず任せるように。

そして、彼を知り己を知れば百戦危うからず。

第四篇:『孫子』軍刑篇

戦争は、負けない準備はできても、勝てるかどうかは相手次第なところもある。だからまずは負けない態勢を取れるかどうか。守りを固めて、一気に隙をつく。

第五篇:『孫子』兵勢篇

正攻法と柔軟な判断による「奇正」と、十分な備えで相手の隙をつく「虚実」が勝利を導く。正攻法によって対峙し、臨機応変な戦い方で勝つ。

戦上手は全体の勢いを重視して、それを個々の人に求めず、巧みな人選で全体としての勢いが生まれるようにする。

第六篇:『孫子』虚実篇

戦争は相手をいかにコントロールするかがポイント。軍の態勢の極みは、動きの読めない形をとること。決まった形はない。

第七篇:『孫子』軍争篇

いかに上手に行軍し機をつかむか。行軍は風林火山。

第八篇:『孫子』九変篇

将には、九変の利、つまり臨機応変に対応する能力が求められる。

戦争においては、敵が来ないことを期待せず、十分な備えを頼みとするように。敵の攻撃がないことを期待せず、攻撃できない態勢を整えることを頼みとせよ。

将には五つの危険な心の状態がある。

必死はダメ。死ぬ。必生もダメ。捕まる。怒りっぽいのもダメ。隙をつかれる。清廉潔白もダメ。そこを狙われる。民を愛しすぎてもダメ。悩みが増える。

第九篇:『孫子』行軍篇

地形に合わせて適した行動を取るように。危険な地形には近づくな。逆に、敵をそこに追い込め。また、険阻な地、池、窪地、葦原、山林、草木の生い茂る地には敵の伏兵が潜んでいる可能性が高いから注意。

第十篇:『孫子』地形篇

戦に通じた将というものは、敵を知って、味方を知って、地形のことも知って、行軍に迷いがなく、戦端が開かれた後も苦境に陥らない。彼を知り己を知れば、勝利、危うからず。天を知り地を知れば、勝利、行き詰まらず。

第十一篇:『孫子』九地篇

戦場には敵地への進行度や状況によって特性がある。敵軍にとっての特性と、自軍にとっての特性を踏まえて、自軍の兵士が必死に戦うしかない状況を作る。将は兵に考えを悟らせず、死地に追い込むのが仕事である。

第十二篇:『孫子』火攻篇

火攻めの対象は、人、食料、武器、蔵、行路。火攻めには準備と適した時期がある。乾燥を狙う。また、火の動きを見て、それに応じた展開で攻める。

第十三篇:『孫子』用間篇

勝つには情報を得ることが必須。諜報のためのコストを惜しんではいけない。全軍の中で間諜は、最も親しく、最も厚遇すべきで、最も機密性が求められる。


◎──今回はここまで。

二回もやっちゃったので、だいぶ長くなってしまいました、すみません。もう、これで本当におしまいです。次回からは、また別の本を一緒に読んでいけたらと思っているのですが、何にするかは未定です。たぶんまた中国古典かな。


【川合和史@コロ。】koro@cap-ut.co.jp
合同会社かぷっと代表
https://www.facebook.com/korowan
https://www.facebook.com/caputllc
http://manikabe.net/

・セミナー紹介(大阪)

「今のうちに知っておきたい!IoT最新技術動向とビジネスのポイント」
まにフェスでもおなじみの村岡正和さんが熱くIoTを語ります。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=25515


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■クリエイター手抜きプロジェクト[540]IoT編
IchigonQuestで冒険の旅へ

古籏一浩
http://bn.dgcr.com/archives/20180409110100.html
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今回は、コードを書かずにプログラムが作れる、IchigonQuestについてです。

・IchigonQuest
http://ichigonquest.shizentai.jp/

イチゴクエストでなく「イチゴンクエスト」です。ドラゴンクエスト (Dragon Quest)のネーミングを軽くオマージュといったところで。

プログラムのコードを書かずにプログラムが作れる、という環境は今では珍しいものではなくなりました。昔はPrograph CPXとかグラフィカルな開発環境はまれでした。

今ではScratchをはじめ、様々なプログラムをビジュアル的に作ることができます。

・Scratch
https://scratch.mit.edu/

・micro:bit
https://makecode.microbit.org/#

・node-red
https://nodered.org/

IchigonQuestは、上記のような豪華なビジュアルではありませんが、冒険書(ぼうけんしょ)を作っていくことでプログラムができあがります。「冒険の書」でないのは「冒険の書」が商標登録されているか何かの関係のようです。字数制限(容量制限)の関係もあるのかもしれません。

IchigonQuestのベースになっている基板は、名前から察した人も多いと思いま
すが、IchigoJam/IchigoLatteと同じです。

・IchigoJam
https://ichigojam.net/

・IchigoLatte
http://ichigolatte.shizentai.jp/

この文章を書いている時点では、IchigonQuestの正式版はリリースされていません。正式版では若干の仕様変更があるかもしれませんが、これから説明する部分はたぶん問題なく動くと思います。

IchigonQuestを起動すると、オープニングタイトル(といっても白黒ですが)が数秒間表示され、その後以下のような文字が表示されます。

ドラゴンクエスト風になっていて、操作はカーソルキーとescキー、etnerキーのみです。枠の右上に「→」がある場合は、次の選択画面に切り替わります。左上に「←」がある場合は、前の選択画面に戻ります。

┏━━━━━━→
┃▼れんしゅう ┃
┃ ぼうけん0 ┃
┃ ぼうけん1 ┃
┃ ぼうけん2 ┃
┃ ぼうけん3 ┃
┗━━━━━━━┛

▼がカーソルです。冒険書を作る前に、練習でLEDを光らせてみます。最初は「れんしゅう」の所に▼があるので、そこでEnterキーを押します。すると、以下のような画面になります。

(メルマガのようなテキストベースで画面作るの結構大変)


┏━どうぐ━┓┏━━━━━━━┓
┃ #  0┃┃ ▼じゅもん ┃
┃ A  0┃┃  どうぐ  ┃
┃ B  0┃┗━━━━━━━┛
┃ C  0┃ ┃
┃ D  0┃ ┃
┃ E  0┃━┛
┃ F  0┃
┃ G  0┃
┗━━━━━┛

どうぐ、というのはプログラムでの変数のことです。#は特殊な役割があって、様々な値が入ります。また、条件判断は、この#の中身との比較になります。

それではLEDを光らせてみます。「じゅもん」を選択して、Enterキーを押します。すると以下のような画面になります。「らいと」を選択してEnterキーを押します。

┏━どうぐ━┓┏━━━━━━━━┓
┃ #  0┃┏━━じゅもん →┃
┃ A  0┃┃ ▼らいと   ┃
┃ B  0┃┃  あうと   ┃
┃ C  0┃┃  あうとぴー ┃
┃ D  0┃┃  ぱるす   ┃
┃ E  0┃┃  らんだむ  ┃
┃ F  0┃┃  ぼたん   ┃
┃ G  0┃┗━━━━━━━━┛
┗━━━━━┛

すると、以下のような画面になるので「つける」を選択します。Enterキーを押すと、基板上のLEDが光ります。「けす」を選択してEnterキーを押すと、LEDの光が消えます。

┏━どうぐ━┓┏━━━━━━━━┓
┃ #  0┃┏━━じゅも┏━━━━━━→
┃ A  0┃┃ ▼らいと┃ ▼つける ┃
┃ B  0┃┃  あうと┃  けす  ┃
┃ C  0┃┃  あうと┗━━━━━━┛
┃ D  0┃┃  ぱるす   ┃
┃ E  0┃┃  らんだむ  ┃
┃ F  0┃┃  ぼたん   ┃
┃ G  0┃┗━━━━━━━━┛
┗━━━━━┛

「れんしゅう」では、様々な「じゅもん」(命令)を試すことができます。適当にいじったら、冒険書を作成してみましょう。字数の関係があるので、起動してからの時間を表示する、冒険書を作成することにします。

まずは最初の画面に戻ります。escキーを押すと、前の画面に戻っていきます。最初の画面に戻ったら、「ぼうけん0」を選択してEnterキーを押します。

┏━━━━━━→
┃ れんしゅう ┃
┃▼ぼうけん0 ┃
┃ ぼうけん1 ┃
┃ ぼうけん2 ┃
┃ ぼうけん3 ┃
┗━━━━━━━┛

すると、以下のような画面になるので「つくる」を選択します。

┏━━━━━━→
┃ れんしゅう┏━━━━━━━━┓
┃▼ぼうけん0┃▼つくる    ┃
┃ ぼうけん1┃ する     ┃
┃ ぼうけん2┃ ゆっくりする ┃
┃ ぼうけん3┃ うつす    ┃
┗━━━━━━┃ けす     ┃
       ┃ つうしん   ┃
       ┗━━━━━━━━┛

すると、「ぼうけんしょ」というプログラムを作成する枠が出てきます。▼のカーソルが点滅したらEnterキーを押します。以下のように表示されるので、「じゅもん」を選択します。

┏━━━━━━━┓
┃ ▼じゅもん ┃
┃  どうぐ  ┃
┗━━━━━━━┛

以下のように表示されるので、カーソルキーの右(→)を押して、「しーてぃっく」の呪文が出てくるまで画面を進めます。2回押せば出てくるはずです。

┏━じゅもん →
┃▼らいと   ┃
┃ あうと   ┃
┃ あうとぴー ┃
┃ ぱるす   ┃
┃ うぇいと  ┃
┃ ごーとぅ  ┃
┗━━━━━━━┛

┏━じゅもん →
┃ ぷりんと  ┃
┃ ろけーと  ┃
┃ すくりーん ┃
┃ びーぷ   ┃
┃ しーえるてぃ┃
┃▼てぃっく  ┃
┗━━━━━━━┛

「てぃっく」のところまでカーソルを動かして、Enterを押します。するとぼうけんしょの枠の中に

[1]とけいをみる

という文章が入ります。同様にじゅもんで「ごーとぅ」を選択します。行き先を聞いてくるので「[1]とけいをみる」を選択します。「[1]へいく」という文章がぼうけんしょの中に入ればできあがりです。

作ったプログラム(ぼうけんしょ)を実行します。「する」を選択してEnterを押せばOKです。

┏━━━━━━→
┃ れんしゅう┏━━━━━━━━┓
┃▼ぼうけん0┃ つくる    ┃
┃ ぼうけん1┃▼する     ┃
┃ ぼうけん2┃ ゆっくりする ┃
┃ ぼうけん3┃ うつす    ┃
┗━━━━━━┃ けす     ┃
       ┃ つうしん   ┃
       ┗━━━━━━━━┛

画面下に「はこ#は 215に なった!」のように表示されます。高速に処理されるのでちらつきます。「ゆっくりする」を選択するとスロー再生、手動で一つずつ再生することができます。デバッガのような感じで、プログラムの動きを確認できます。

こんな感じで、カーソルキーとEnterキー/escキーでプログラムを作れます。これなら、小学校低学年の子供でもプログラミングすることができそうです。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
http://www.openspc2.org/

有名なドラゴンクエストですが、実はほとんどプレイしたことがありません。友人宅でドラゴンクエスト2を、最初の10〜15分程度プレイしただけです。

どうして遊ばないの? と思う人もいるかもしれませんが、ファミコンという高価なものは買えなかったからです。当然、プラモデルという高価なものも無理だったので、紙とセロテープで自作してました。紙も買うわけではなく工場の廃品。社会で役に立たない能力だけが身につくという……

・みんなのIchigoLatte入門 JavaScriptで楽しむゲーム作りと電子工作
https://www.amazon.co.jp/dp/4865940936
[正誤表]
http://www.openspc2.org/book/error/ichigoLatte/

・After Effects自動化サンプルプログラム 上巻、下巻
https://www.amazon.co.jp/dp/4844397591
https://www.amazon.co.jp/dp/4844397605

・IchigoLatteでIoT体験
https://www.amazon.co.jp/dp/B06X3X1CHP
http://digiconcart.com/dccartstore/cart/info/2561/218591

・みんなのIchigoJam入門 BASICで楽しむゲーム作りと電子工作
http://www.amazon.co.jp/dp/4865940332/

・Photoshop自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00W952JQW/

・Illustrator自動化基本編
http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA/

・4K/ハイビジョン映像素材集
http://www.openspc2.org/HDTV/

・クリエイター手抜きプロジェクト
http://www.openspc2.org/projectX/


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編集後記(04/09)

●たまたま続けてアメリカの有名人の映画を見てしまった。今度はニューヨーク市長である。「ルーディー ジュリアーニNY市長 9月11日 真実の物語」90分(2003)で、テレビドラマのDVD化らしい。2001年9月11日の同時多発テロの実写映像も使われていて、何度も見た映像だがさすがにホンモノは大変な迫力であった。

ご本人は健在で現在73歳。映画の内容は毀誉褒貶、というよりむしろスキャンダラスである。いやな人物である。イントロは2001年9月11月、「待てよ市長、腐った市長、二度と顔を見せるな」と一市民に罵倒され、逃げるように庁舎に入るルーディー。今では私の名前は毒だ、誰がやっても私よりマシだ、と落ち込んでランチしているとき、ツインタワーに飛行機が突っ込んだという知らせが入る。

即座に緊急対策案を立て、現場に急行、陣頭指揮をとる、って感じのシーンになるが、これはもちろん作りものの再現映像で、実写映像を挟み込んでホンモノらしく演出しているが、いまいち緊迫感がない。さすがはニューヨーク市長、という重み、ありがたみがない。見せ場のはずなんだけど、感動できない。

迅速な対応、的確な指示、そんなふうに見えないのだがなあ。現場で指揮する姿をテレビが放映したから、どん底の支持率が急上昇して、その年いっぱいの任期は格好良く終えたのだ。災い転じて云々の人はこの人だけであろう。さらに上を目指したが不倫が発覚して離婚、前立腺がんを理由に選挙戦から撤退した。

なにしろ三人の女を乗り換えるという、とんでもない奴である。妻のドナはテレビのリポーターで、ルーディーの収録が終わった夜からつきあいが始まり、約15年間の結婚生活中で、子供が二人いる。二人目の女は広報担当のクリスティン。ルーディーの威を借る狐、彼女の専横のせいで同志がみな離れていく。

犯罪を減らした功労者であるブラットン本部長(世論調査で60%の支持、市長は18%)を女狐の意見を容れて解任するというアホなことも。もし上を目指すなら堅実に部下を選ぶことだ、との参謀役の忠告も聞かない。当然、ドナにもバレバレである。不倫関係がある女性がいるという噂は? という記者の問いに「私生活は私のものだ。それで私を嫌うなら勝手にしてくれ」と開き直る。

三番目の女は、誰かさんから紹介されたジョディス・ネイサン、小狡そうな年増だ。彼はクリスティンを捨てて、観光局に左遷する。テレビの取材に応じ、「かなり前から私と妻のドナは別々の道を歩んでいる。お互い苦労も多い。こうした理由から、わたしたちは正式に別居を望みます。子供達と妻を守るために」と、おためごかし。妻に直接言わず、いきなりマスコミに。卑劣な男だ。

「市長の評価ががた落ちです。ガンを公表し上昇した支持率が最低に落ち込みました」という報道。そんな折りに9.11アメリカ同時多発テロ事件が発生した。タイトルにある「9月11日 真実の物語」は、じつはルーディーの物語の中の一部だった。しかし、9月11日がなかったら、支持率低迷の中でみじめにやめなければならなかったわけだ。自分が主役の映画ができたけど、私生活までばらされて(父親の犯罪まで暴露され)、本人はどう思っただろうか。 (柴田)

「ルーディー ジュリアーニNY市長 9月11日 真実の物語」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00028G22U/dgcrcom-22/


●修理シリーズ、食洗機続き。新品のノズルが届いたのだが、輪ゴム留めノズルが問題なく動いているため、そのうち入れ替えようと思いつつ、今に至る。

説明書の、食器の入れ方(P10〜11)を見て、菜箸は端に置くんだと知ることができたのが良かったわ。修理終わり。

輪ゴムの前の候補、ロビの予備ネジは、たとえばゴミ箱で使った。ペダルを足で踏むとフタが開くタイプを使っている。

奥行きのない場所で使うため、横開き(長辺に軸)にしたが、このタイプのラインナップは、実はあまりなかったりする。

買った10年ほど前だと、カタログ通販では1種しかなく、ホームセンターでも見かけなかった。続く。(hammer.mule)

同等品の説明書
https://www2.panasonic.biz/ideacontout/2007/10/04/2007100400020075.PDF