装飾山イバラ道[224]本と共に生きる──Kindle Oasisを買う/武田瑛夢

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「Kindle Oasis」を買った。Amazonで本を購入しようとするとき、目に入ってくる「Kindle版」の文字についに負けてしまったのだ。紙の本も好きだけれど、場所を取らないKindle版の利点は大きい。

「Kindle Paperwhite マンガモデル」も魅力だったけれど、防水でお風呂で読めるというのが決め手になり、「Kindle Oasis」にした。カバーは純正が売り切れていたので、ATiCの赤。使用感も問題ない。いろいろ調べてWi-Fi、32GBでキャンペーン情報なしのモデルにした。





家に届いた「Kindle Oasis」は、私のAmazonアカウントがすでに登録されていて、名前が出たので気持ち悪かった。

Amazonで買ったのだからそういうものらしいけれど、あまりにクイックスタートすぎる印象。自分で買った物を誰かに、箱のままプレゼントしようと思う人はいないのだろうか。

・Kindle Oasis
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・待機画面もなかなか綺麗
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見た目は思ったよりも正方形に近い形で、持ちやすい。特に軽いとは思わなかった。ページ送りのボタン位置は、左右どちらにしてもすぐに回転して切り替わる。本体にジャイロが入っているのでスムースだ。

文字は読みやすく、目が疲れないのは本当だ。コントラスト弱めの画面は目に優しい。保護フィルムは何も貼っていない。何しろ、本を購入して読み始めるまでがすごく早かった。

私の場合は、カバーを開いて、キーボード用のアームレストに置きながら読むのが楽だ。このモデルは物理ボタンもついているけれど、画面をタッチしてページ送りする方が指が疲れない気がする。

文字表示の設定は少々手間取った。本によって読書設定が違うのかな。慣れるまでは文字のサイズや明るさを、いろいろ変えながら調整しよう。

読み放題の「Kindle Unlimited」にも、とりあえず最初は無料なので体験中だけれど、最新の本はあまり読み放題には入っていないようだ。

図書館感覚で、ちょっと前の本が自由に読める印象。購入した本ではないから、いつ読めなくなるのかわからない。契約をやめた途端に開けなくなるのかな。

紙の本よりKindle版の方が安くても、結局は本屋が手元に来てしまったのだから、本代はかさむ結果になりそうだ。

●かつて紙の本を持ち歩いた理由

夫の実家片付けで、大量の本をブックオフに売った。いろんなものをいろんなところに査定してもらったけれど、ほぼそのまま受け入れるしかない感じだった。高く売る意欲のなさを見透かされているのだ。

夫の昔の本棚の本は、彼の頭の中を作ってきたものの残骸のようだ。「私があと一回読んだら捨てよう」と残した本の箱もまだある。本当に読むのかな。

本がなければ生きていけない人もいる。本がなくても大丈夫な人もいる。まだスマホがなかった時代、何かしらの見るものが必要だったから、本を持ち歩いていたのかもしれない。

満員電車の中で、知らない人にぎっしりと囲まれている不自然さを忘れるためには、まったく関係のない情報を心に流す必要がある。それが本の人もいれば音楽の人もいたのだ。

「Kindle Unlimited」で読めるものには、マンガも多いのが嬉しい。買った本の整理はまだよくわからなくて、ホーム画面で見えてくるものを読んでいる感じ。増えてきたらまとめよう。

お風呂ではカバーを外してそのまま持って行った。何も問題なく読書ができる。快適だけれど、場所はやっぱり蛇腹の風呂蓋の上で読むことになる。iPadの時と同じだ。

お風呂用フレキシブルアームとかないのかな。と思ったら、もうやっている人いるな。吸盤アームか、なるほどぉと調査と妄想は広がる。

デジタルとアナログとハイテクとローテクが入り混じったような、とりあえずもっと便利になるまでの、場繋ぎ的な中途半端な時代。

本当のSFが日常になるまでは、バネや吸盤がまだまだ活躍しそうである。台風が来ると気圧の変化で、お風呂の吸盤が落ちて困るんだよなぁ。


【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
http://www.eimu.com/

スプラトゥーン2のサンリオフェス、私が選んだ方は負け続けている。最後はキティにしようかと思うけれど、どうかなぁ。フェスで使うブキは塗り性能でスパッタリーです。