装飾山イバラ道[229]夏も終わって「スクイーズこわい」のお話/武田瑛夢

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私のちょっとした趣味であるスクイーズ。触り心地を優先に選んでいるので、日本のBLOOMや海外のブランドの物も多い。でも、日本のガチャガチャで200円〜300円で買える物でもアタリと呼べるほど良いものもあって、皆の感想をSNSやYoutubeで探すのが楽しみだ。




●若きユーチューバー

私はまだ一年程度のスクイーズ歴なので知らないことも多く、情報源となるのはユーチューバーの小学生女児や、海外の有名スクイーザーだ。海外には大人のスクイーズ好きも多く、要点を整理した安定したレビューでわかりやすい。

たいていは注文していたスクイーズの入った箱を開けるところから始まって、一つずつ開封しながら、その見た目と触り心地についてレビューするというものだ。

動画だからこそ、大きさや質感がよくわかる。押してから形が戻ってくるまでの、低反発具合も肝心なポイントだ。好みの触り心地に近いものを見つけて、購入リストを決めたりするのでとても助かっている。

たまに海外の小学生女児のスクイーザーの動画も見るけれど、待ちかねたスクイーズのパッケージをバリバリ開けることに興奮していて、英語で何を言っているのかを聞き取るのはとても難しい。

聞き取り訓練としてはいいのかも? しれないけれど、高い声で高速に「ソーキュート! ソースクイーシー!」と繰り返している。可愛いので癒されるけれど、何を言っているかは何となくしか掴めない。

そしてやはりカメラの扱いやコメントの的確性というのは、小さい子には難しいらしく、待たされる動画が多いのも事実だ。

日本のユーチューバーにも小さな子が多く、説明がうまくて参考になる。最近さびしいのが、中学校へ入るくらいになると、スクイーズ好きを卒業してしまう子もいるということ。興味の対象がコスメや、アイドルなど他へと移っていくのだ。

いろいろな世界を知って、変化していくのは当たり前だ。そっかー、これからコスメのキラキラした世界が始まるのかー。小さな子が卒業していくジャンルなのに、私にはまだまだ楽しいのがこわい(笑)。

●BIGサイズブーム

スクイーズのサイズは、片手に乗るくらいのものが平均的だ。10cmくらいだと結構触りごたえがある。5cm以下のミニサイズも人気で、ガチャガチャのカプセルに入るものだと3cm程度だろうか。パンなどのスクイーズは圧縮してカプセルに入れられる強みを生かして、大きめのものもある。

そして、この夏はBIGサイズのスクイーズの新製品が多かった。Banggoodのスイカやイチゴのスクイーズは、両手に抱えるほど大きい。丸いスイカを真っ二つに切った形のスクイーズは、直径が25cmほどもある。

そしてPunimaruとcreamiicandyから、BIGサイズのクマのドーナツスクイーズが出たのも話題になった。Instagramで画像の一部が公開されると期待が高まり、ジャカルタで行われたスクイーズイベントで、サンプルにさわる子供達の動画が一気に広がった。腕に抱えるほど大きい。クッションのようなスクイーズだ。

発売されたので香港から取り寄せた。箱は畳まれて厚紙に挟まれ、全体がエアキャップ袋に入って届いた。箱入りの商品の場合は、よくある方法だ。

箱のまま袋に入れると角が潰れるし、さらに大きな箱に入れると送料がかかりすぎるためだと思われる。自分で箱を組み立てて、商品を入れて写真を撮った。

・HUMONGOUS Super JUMBO Candiibear donut squishy
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大きいでしょう? って何か比較がないと全然その大きさが伝わらない。「HUMONGOUS」とは「馬鹿でかい」という意味だそう。

・マシュメリピギードーナツ、マシュマロベアミニ、ペリエ500ml
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右側のペリエのペットボトルが500mlなので、比較になってサイズ感がわかるだろうか。ついでに余計なことして、いろいろスクイーズを足して撮った。真ん中の穴にハマっているのがBLOOMのマシュマロベアーミニで、頭上に乗せたのがマシュメリピギードーナツだ。

上のドーナツがミスドの普通のドーナツのサイズと同じくらいなので、クマドーナツは本物だとしても食べきれないほど大きいのがわかる。厚みも重量もあるので、スポンジ系スクイーズが形を保つのに、これが限界なのではないかと思う。

おそらくクレイ系の原型を元に作られているので、表面感に手作りの味わいがあってきれいだ。ペイントの仕上げもよくてお気に入り。

触り心地はプニマルらしい密度のある柔らかさで低反発。触り心地だけで言うと最高とは言えない。そして大きいと潰した時の表面の移動距離があるせいか、ヒビ割れもしやすいようだ。内側の穴部分には、ツヤのあるヒビ割れ防止のコーティングが塗ってあるのを感じる。

サイズはこれだけ大きくても、小さい物の2〜3倍の価格だ。HUMONGOUSのドーナツは45USドルくらいで、上にのせたドーナツが16ドルくらいだった。

体積的には10コ分以上はスポンジの量があると思われるけれど、3コ分くらいの価格なのだ。ペイントや作る手間は大小関係なくかかるので、重量比で高くなるわけではないようだ(それにしても高いけれどね。)

このドーナツのように小さいものが先で、大きいのが後から出るパターンと、大きいものが先に出て、後からミニが出るパターンがある。どちらかを持っている人はサイズ違いは欲しくなってしまうものなので、うまく考えた作戦だ。

・Puni Maru Cheeki Cheeka Fruit Mini Kiwi Squishy
http://eimu.com/dgcol/kiuki.jpg

こちらはキウイのスクイーズで、上に置いたものが最近新しく出たミニサイズだ。このミニが普通の果物のキウイと同じくらいのサイズなので、下のジャンボがいかに大きいのかがわかる。

プニマルのキウイのスクイーズは、大きい方がドッシリとした触り心地で、ミニはとってもやわらかい。そして嬉しいのがキウイのリアルな香り付きなこと。

私はフルーツ系スクイーズの中で、この香りが最も爽やかで良い香りだと思う。イチゴやメロンの香りはよくあるけれど、リアルキウイっていうのが良い。ジップロックに入れて香り飛びを防いではいるけれど、大きい方はだいぶ薄くなってしまった。

BIGサイズのブームがどこまで続くのかわからないけれど、スクイーズの収納場所に困っている人には恐ろしいことだ。海外ユーチューバーが嘆いていた。

有名なスクイーザーの人たちには、提供があって各ショップからダンボールで商品が届くらしく、壁一面がスクイーズの棚になっている人も多い。

私もそろそろミニでいいかなと思っているし(笑)、スクイーズの質感の幅も出尽くした観がある。今後は厳選したものだけを購入したい。しかし、これからハロウィンやクリスマス向けの、可愛いデザインも出てくるので困るのだ。

いつも「まんじゅうこわい」みたいな終わり方でもうしわけないけれど、本当に「スクイーズこわい」なのである。


【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
http://www.eimu.com/

はまむらさんもスプラトゥーン体験したんですね。テニスの錦織選手もバッグにイカのマスコットをつけていて、NHKのインタビューで休みの日はスプラをしていると答えたそうです。

アスリートの目と手でゲームをしたら、そりゃあ楽しいだろうと思います。スプラトゥーンって遊びだけれど、勝負の世界なので負けると本気で悔しいのがハマるポイントです。