グラフィック薄氷大魔王[581]初めて映画館で観たのは?/吉井 宏

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バート・レイノルズが9月に亡くなったそう。「トランザム7000」あたりから何本も作られた、陽気なアクション映画は大好きだった。「100挺のライフル」はテレビで何度も見たなあ。

ふと、「トラック野郎」って、「トランザム7000」の影響? と思ったら、トラック野郎のほうが数年早いのね。Wikipediaを見たら、愛川欽也が吹き替えを担当していた「ルート66」のようなロードムービーをやりたいって企画を持ち込んだのが始まりだそう。





「トラック野郎」は結局一本も観てない。近所の友だちが観ておもしろかったからもう一度観たいって、いっしょに映画館に出かけたら終了してた。それでしかたなく「寅さん」と「ドリフ映画」の二本立てを観た。「寅さん」も映画館で観たのはその一本きり。

それは小6の時と思ってたけど、調べると中一だった。桜田淳子が出てた記憶があるし「男はつらいよ 葛飾立志篇」だ。

https://bit.ly/2O5fDnu

都合良くWikipediaに併映が書いてあった。ドリフ映画は「正義だ! 味方だ! 全員集合!!」。「おかしなおかしなおかしな世界」のパクリ的に、メンバー全員が電線で感電するシーンで、笑い死にしそうになったので、確かにこの映画だw

https://bit.ly/2wXhYJW

すると、75年末公開の「トラック野郎・爆走一番星」が終了してて、同じく年末公開の「寅さん」を観たということは、1976年の1月前半ってことになる。1月4〜5日あたりに「ジョーズ」を観たはずで、映画づいてたんだなw

自分でお金払って入った初めての映画は、「寅さんとドリフの二本立て」だったんだw ただし、「寅さん」を観ようと映画館に行ったわけではない。直前に観た「ジョーズ」は親父に連れてってもらったので、自分でお金払ってない。「自分の意志で行った初めての映画」ではあるものの。

同じ76年の夏に観た「グリズリー(鮫を熊に置き換えたジョーズの便乗映画)」「魔鬼雨」の二本立てが、自分の意志で行って自分でお金払って観た初めての映画。もしかしたら「トラック野郎」になった可能性もあったわけだけど。

中学時代に映画館で観た映画は少ない。他には、中三の77年夏に合唱の練習をサボって観に行って、すごい怒られた「八甲田山」と、同年秋の「遠すぎた橋」くらいか。後者は一回目は友人何名かと一緒に観に行って、二回目は一人で観に行った。

77年秋、友人と映画館の前まで行ったんだけど、「ホントにこれ観るのか?」って顔を見合わせた末にやめたのは「宇宙戦艦ヤマト」w (テレビ版を編集したものと知ってたから、勢いだけで800円?の出費は中学生にはハードだったw)

もっと遡れば、初めて映画館で観たのは5歳頃の「宇宙大怪獣ギララ」(クレヨンで描いたギララの絵が実家のどこかにあるはず)。

「東映マンガまつり」など子供向け映画も何度か連れてってもらった。赤青メガネをかける立体映画「赤影」や、「長ぐつをはいたネコ」や「空飛ぶゆうれい船」などアニメ、「ゴジラ対キングコング」など(1970年の「東宝チャンピオンまつり」の再上映版)。

強烈だったのは、親父に連れられて行った「世界残酷物語」的なモンド映画(68年頃、タイトル不明)。象が撃ち殺される映像はトラウマになった。幼稚園児を連れて行く映画じゃないわw

こういうのって、記憶間違いや思い込みばかりだから、Wikipediaやネット検索の客観的事実で修正できるのは興味深い。記録も日記も何も残ってない時代の自分考古学というかw

先週書いてた「Excel自分年表」は、そういう再発見したり確認された事実で埋めていく面白さがある。

Wikipediaに年度別日本公開映画ページがあった。中学三年の77年、4月「大陸横断超特急」、8月「ザ・ディープ」も観に行ったと判明。以降の年も詳しく調べられそう。

https://bit.ly/2NTL2Nc

○おまけ「ドリフターズ」はあこがれだった

例によって子供の頃はドリフの番組を見せてもらえなかった。「ちょっとだけヨ」も「This is a pen!」もジャンボマックスも、リアルタイムで見たことがない。

「首チョンパ」などのCMを除き、中学一年でたまたま映画館で観た「正義だ! 味方だ!全員集合!!」は、ドリフをまともに見れた二回目なのだった。

初めて見たのはそのしばらく前、親戚の家に泊まったときに見た「8時だヨ! 全員集合」。メンバー全員がバイクにまたがって、投影される映像をバックにリアクション、そこへ偽ブルース・リー(すわしんじ)が乱入、みたいなコントだった記憶。クラスで話題になってた、偽ブルース・リーを初めて見られて感激w

で、見せてもらえなかったドリフには強いあこがれがあって、小4ときに友達にもらった月刊明星か何かの付録のドリフの冊子を熟読してた。紙粘土でいかりや長介の顔を作ったこともある。

高校の頃には「全員集合」をなんとなく見るようになったものの、その後始まった「オレたちひょうきん族」のほうに夢中になってしまうのであった。


【吉井 宏/イラストレーター】

http://www.yoshii.com
http://yoshii-blog.blogspot.com/

「すわ」と打てば「SWAROVSKI(スワロフスキー)」と出るように単語登録してあるのだが、ドリフのことを書いて以来、「すわしんじ」が推測候補に出るようになってしまったw っていうか、Mac標準日本語IMに移行できそう! とか書いてたけど、気がついたらATOKに戻っちゃってた。あれ?

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