装飾山イバラ道[233]東京ディズニーリゾート35周年《後編》東京ディズニーリゾート・アプリを使ってみた/武田瑛夢

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東京ディズニーリゾートは35周年で、記念の催しが行われている。もちろん、毎年恒例のシーズンイベントも活気があり、ハロウィンが終わってもクリスマスが始まり、その後はカウントダウン、ニューイヤーとあの辺りには人が集まり続けるはずである。これからは寒いので、くれぐれも真剣な防寒対策をお勧めする。

東京ディズニーリゾートでは今年の7月から、スマートフォンで使える公式アプリが登場した。今までも園内のアトラクションの待ち時間を表示するものや、抽選するためなどの単体アプリなどはあった。

7月から登場した公式アプリは、それらの機能がまとめられている上に、大幅に進化しているので大変に便利だ。今回の《後編》ではこのアプリについて書いてみたい。

前回のハロウィンの記事の時にも書いたけれど、公式アプリは持っている方が園内での動きが早い点で有利なことが多い。園内で遊ぶ時間は限られているので、時間が有効に使えるようになるなら、使わないのはもったいないのだ。

・東京ディズニーリゾート・アプリ
http://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/fantasy/tdrapp/

上のサイトで概要がまとまっている。私の記事はやはり長くなってしまったので、「使ってみた」という体験談として読んでほしい。





東京ディズニーランドか東京ディズニーシーに行くことが決まったら、まずはチケットの入手方法を考えるものだ。集まる友達や家族全体が同じ方法でチケットを用意している方が、無駄が少ないことが多いと思う。

もし事前にチケットを購入していない場合について考えてみよう。東京ディズニーランドに朝早く行ったら、まずチケット購入の列に並ぶか、チケットを持っている人が並ぶ入園用のゲートに並ぶかで大きく二手に分かれる。

チケットを当日購入してから、さらに入園用のゲートで待つことになるのは、園内に入るまでの時間がかかってしまうことになる。

東京ディズニーリゾートのWEBサイトでも混雑を予想して、オンライン等でチケットを事前に入手しておくことをお勧めしている。

オンラインでチケットを購入するにも、何通りかの方法がある。スマートフォンでの入園、自宅でチケットをプリントアウト、名刺サイズのチケットを自宅へ配送するなどの方法を選ぶことができる。

私も以前はチケットをプリントアウトしたものを持って行き、現地でプリント紙の2次元コードを読ませる方法で入園したことがある。今回も何人かプリントの紙を持っている人を見かけた。

●入園は駅の自動改札のよう

当日は平日にもかかわらず、チケットを既に持っている人たちの列も大変な混雑だった。しかし、入園の列は思ったよりスムーズに流れていった。駅の自動改札のように、読み取り面にスマートフォンをかざすだけで通ることができるのだ。

目前に見えるまでシステムがわからなかったのでドキドキしたけれど、なんだこれかと安心して通ることができた。

コンビニでもどこでも、スマホで購入できるシーンが増えたけれど、エラーが出ると独特の恥ずかしさがありません? たとえ可愛い音であったとしても、エラー音やエラー画面が出た途端に、電子機器から弾かれたような、「ハイ、ダメー!」と拒絶されたような気分になる。

もう一度やれば大丈夫なことがほとんどなのでいいんだけれど、電子機器が嫌いな人の気持ちがよくわかる。

今回の入園時にはそんなシーンはほぼ見ることなく、スムーズに人が流れていた。スタッフもチケットのかざし方をアドバイスする程度だ。ディズニーランドのスタッフは優しい、対応のプロなので何の心配もいらない。

●待ち時間表示&手ぶらショッピング

アプリの起動画面は、雲いっぱいの空からの視点で下界を見下ろして、雲にミッキーの形で穴が開くと、そこに東京ディズニーリゾートが現れるという素敵な演出だ。アプリでは朝の入園時間になるまでは、まだ閉園時間と表示されている。

アプリのデジタルガイドマップでは、入園時間になって園内に人が入ると、早速各アトラクションの待ち時間表示が出始める。人気のアトラクションほど人が集まっているのが、地図上の数字の動きでリアルタイムにわかるのだ。

自分のいる位置もGPSで表示されているので、目的のエリアに行くのもとてもわかりやすい。カーナビみたいに、自分の移動位置がわかる。食事時間になればレストランも混み合うので、待ち時間表示を見て店を変更することもできる。

紙の地図を回して見るのが苦手な私でも大丈夫だった。この日は売り切れ間近のグッズを買うためのに、まずはショップに先へ行ったので、アプリの検索機能がとても役に立った。

アプリでは園内で購入可能なグッズを、行く前からチェックすることができる。在庫の有無もわかるので、お気に入り登録をしておいて、入園日に注文を確定して後日配送してもらうことができるのだ。これが手ぶらでお買い物ができるという意味だ。

東京ディズニーランドのグッズは、園内のショップでのみ入手可能ということが多く、プレミア感を高めている。その分アプリで入園が確認できる人には、できるだけ便利に商品を購入してもらおうというサービスだと思う。

お土産って園内で持って歩くと、アトラクションに乗るのも大変なので配送は便利だ。コインロッカーもあるけれど、出入り口付近であることが多いので気軽ではない。帰る時間までに忘れずに荷物を出さなければというのも、なかなかのプレッシャーなのだ。

●ファストパス

以前にプリントアウトした紙チケットを、私が試した時に不便に感じたことがある。ファストパス発券機にプリント紙を読み込ませるのは、意外とてこずるということだ。

アトラクション待ちの行列を軽減するために発行されるファストパスは、プリントされた指定時間内にアトラクションに来れば、優先的にファストパス用のゲートから入場ができるというもの。目的のアトラクションのファストパスを先に取っておけば、時間の予定が立てやすいのだ。

ファストパス発券機は、そのアトラクションぴったりの雰囲気で作られた四角い箱のようなデザインだ。どのアトラクションでも複数台数が横に並んでいる。ファストパス発券機には読み込み用の四角い小窓が開いていて、チケットの2次元コード部分を読み込ませるのだ。

この窓が結構小さくて、プリントアウト紙の場合、ちょうどよく2次元コードの部分が入るように、紙を折って工夫しなければならなかった。ファストパスを取る時も行列ができているので、スムーズに発券できないと後ろの人に迷惑がかかって焦るのだ。

送ってもらったり、当日発券された名刺サイズのチケットであればすんなりと差し込むことができる。今回は私たちは、スマートフォンの画面上でのチケット表示を何度も利用した。

スマートフォンの画面にチケットの2次元コードを表示させる方法でも、読み込み用の四角い窓に入れることになる。夫が持っている小さめのスマートフォン(iPhone7)なら問題なかったけれど、私の大きいサイズのiPhone7Plusに手帳カバーがついているものはギリギリだった。一回目はグイグイと押し込み、なんとか読み込むことができた。

次にファストパスを取る時は、なぜか何度押し込んでも入らなかったので(笑)、手帳ケースからiPhoneを外して読み込んだ。

まごついてしまって、行列の後ろの人たちに大変申し訳なかった。おそらく、ぴったりタイプのスマホケースを想定した、窓の大きさなのだと思う。大きめのスマートフォンの手帳タイプのケースや、モコモコした巨大なデコケースの人は要注意だ。

ディズニーだからと張り切って、キャラクター型のスマートフォンケースなどにしていくと、読み取り機の前で困惑すると思う。

入園の時は駅の自動改札の読み込みと同じように、かざすだけなのでスムーズだ。しかし、ファストパス発券機や抽選機は、大きめスマートフォンのケース付きには優しくはない。

「大きめスマホもほら大丈夫」と書いてあるサイトでは、ケースなしスマートフォンが使われているのだ。実際の設計の段階では大きいものへの対応を考えていると思われるので、スマホ機器そのもののサイズ上の問題はないようだ。

しかし、モコモコのぬいぐるみケースではない、手帳型のケースがギリギリなのには驚いた。皮革製のカバーの表紙を裏へたたんでいるだけのサイズなのに。

ファストパスは一度発券すると、次に取れるようになるまでの時間があるので、一日で数回しか使わないけれど、ケースから外すのは面倒だったのが正直なところ。

園内で売っているスマートフォンケースも大きいものがあったし、前でかざすだけの形式の読み取り機が良い。しかし、園内のあれだけの数の発券機が既に四角い窓穴形式で出来上がってしまっているようなので、当分はこのままだと思われる。

●抽選も便利に

ショーやパレードを見やすい位置から観覧可能になる抽選も、アプリで行うことができる。アプリ以前は、特定の場所へ行って抽選機を使っての抽選だった。広い園内で、特定の場所に行くのが大変だったので、抽選のタイミングを見計らうのにも苦労があったのだ。

しかしアプリでは、園内で位置情報が確認できれば抽選機能を使うことができるので、レストランの待ち時間中でも抽選を済ませることができるのだ。

二回公演のショーなどは、一日に一回だけ抽選ができるので、前半か後半か狙いを絞って抽選することになる。例えば午前のショーの抽選に外れてしまうと、そのショーの抽選の楽しみがそこで終了することもある。

園内の催し物は運営状況で刻々と方式が変化する。ショー自体が中止になることもあるし、抽選方式から先着順への変更もありうる。

私たちはシンデレラ城での二回目のショーが抽選方式ではなくなり、先着方式になったことで中央鑑賞エリアから見ることができた。椅子のない体育座りでの鑑賞だったけれど、場所が良いのでまったく問題なかった。

結果バンバンザイではあったけれど、この日は二回目の抽選に狙いを定めて一回目の抽選はしないで、立ち見をしていたのだ。もし、二回目の抽選がなくなると予想がついたなら、一回目に抽選しておけばそこで当たっていたかもしれないと後から気がついた。流れを読むのって難しいのだ。

ショーの抽選は、朝の抽選開始時間からショーの開始時間30分前まで行うことができる。複数人数で隣り合う席を取りたい場合は、人数分のチケットを抽選するスマートフォンで読み込んで、まとめて抽選することになる。

具体的には私のスマートフォンアプリで抽選の手順に進み、夫のスマートフォン画面でチケット表示をさせて、チケットの2次元コード部分を読み込むと認識される。

私のアプリのチェックボックスに、二人分のチェックが入っていることを確認して、抽選ボタンを押せば良い。五人分でも同じ流れだと思う。

ただし大勢になればなるほど、隣同士でまとまった座席での空きが少なくなるので、早い時間に抽選した方が当たりやすいと言われているようだ。逆に一人や二人の場合は、抽選時間の終了間際だと、座席に小さい空きが多いので当たりやすいらしい。

ギリギリまで抽選可能にしておくために、そのような仕組みになっていると分析サイトでは言われているようだ。

ショーによってはエリア自体に座席の設定がなく、入場者数だけを管理して座らせる場合は、上の条件にはならないと思われる。

私自身は抽選で当たったことはないので(笑)、まったくの想像でしか判断できない。何となくきっと、そんな感じがする。

園内では何かとチェック事項が多いので、気にしておくことは少ないほど気分が楽だ。アプリではパレードの開始時間や運行状況の最新情報を確認できるので、これを見ればすべてまとまっている感じはとても良いと思った。

もちろん、全員が必ずアプリを持っていなければならないという訳ではない。抽選などでは代表者がアプリを使うことで、便利になることもあるという。

今回は初めてアプリを使いながら園内を楽しんだので、まだまだ使いこなせてはいないし、使い方に間違いがあったら申し訳ない。次に行く時には機能が変わっているかもしれない。

今回はファストパス発券機で大きなスマホが入れづらかったと書いたけれど、どうも2019年にはアプリでファストパスが発券できるように予定されているらしい!

スマホがデカくても心配いらない未来(笑)が嬉しい。おそらくこれからもどんどん簡単に便利に使えるように進化してくれるものと期待する。


【武田瑛夢/たけだえいむ】
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
http://www.eimu.com/

ディズニーランドへ行った次の日に、足の小指をケガした。疲れもあったのかも。家具に小指をぶつけるってよくあることなので、バコンとぶつけた瞬間は大したことと思わなかった。しかし、ジンジンとした痛みが消えないので、よく見たら流血していたのだ。

最初は小指の爪かなと思ったけれど、病院で診てもらったら爪は問題なく皮膚が切れていた。どちらが良かったのかはよくわからない。ケガなんて何十年ぶりだけれど、お風呂がとても大変だった。今はうまいこと皮膚もくっついて通常通りで良かったー。ごめんね小指。慌てて得することなどないと実感。