[4694] 大切なことはすべてスーパーで学んだ◇光造形の3Dプリンターの近況

投稿:  著者:  読了時間:19分(本文:約9,000文字)


《人生は不意打ちの連続だ》

■ショート・ストーリーのKUNI[239]
 大切なことはすべてスーパーで学んだ
 ヤマシタクニコ

■3Dプリンター奮闘記[113]
 光造形の3Dプリンターの近況
 織田隆治



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■ショート・ストーリーのKUNI[239]
大切なことはすべてスーパーで学んだ

ヤマシタクニコ
http://bn.dgcr.com/archives/20181206110200.html
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大切なことはすべてスーパーで学んだ。

私は時にそうつぶやいてみたくなる。

私は売れない小説家である。妻を五年前に亡くした、いわゆるボツイチである。

行きつけのスーパーR屋では、あるときからレジ係が言うべき文言が増えた。以前はお金を払うと、まず「○○円からお預かりします」と受け、お釣りを渡すときは「大きいほうから……○○円と、あと○○円のお返しとレシートです」となる。これで十分だと思う。

それがあるときから、最後に「ありがとうございました。スーパーR屋にまたお越し下さいませ」とお辞儀しながら言うようになった。

もちろん、上から指示があって言わなければならなくなったのだろう。みんなに嫌われている、性格が悪くて足の臭い上司がそう言ったのだ。もちろん、その上司もさらに上の、性格が悪くて腹が出ている、しょっちゅうげっぷをしている上司に言われたのだ。決まっている。

スーパーR屋は立地の良さもあってかなり繁盛しており、日によってはどのレジにも長い列ができる。

忙しいときはふだんは一人でこなしているところをバーコード読み取り担当とお金の受け渡し担当、二人の分業体制となり、そうなると今度はレジの処理のほうが早くてお客のほうがもたもたしてつかえてしまうこともある。

レジも大変だがお客のほうもいらいらしがちだ。ちっ、前のじいさん、小銭早く出せさないと進まないじゃないか……と心中ひそかに思う人がいたり、じいさんがそれを察知してにらみつけたりと、現場は殺気立ってくるのであるが、そんなときでも「大きいほうから……○○円と、あと○○円のお返しとレシートです。ありがとうございました。スーパーR屋にまたお越し下さいませ」と言う。

早い話、客も最後まで聞いてない。「ス」のあたりでさっさとカゴを抱えてその場を離れる。店員も客が聞いてないことはわかっている。「ありがとうございました。スーパーR屋にまたお越し下さいませ」の最後のほうは、ほにょふにゃへにょとフェイドアウトしてしまう店員が多い。

なかには、何が何でも指示をまっとうしようとする店員もいる。客がもう目の前にいなくてもあくまでも「スーパーR屋にまたお越し下さいませ」を最後まで言う。

客は追いかけてくる「またお越し下さいませ」を振り払いつつ、サッカー台に向かう。逃げる客。追いかける「またお越し下さいませ」。もはや闘いである。

あるとき遭遇したレジ係は、少し違った。

そのレジ係は「ありがとうございました。スーパーR屋にまたお越し下さいませ」の途中で私がサッカー台に向かうと、そこでぴたっと止めてみせたのだ。「ありがとうございました。スーパーR屋にま」

私はおどろいて振り返ったが、件のレジ係はすでに次の客をさばいているところであった。ううむ、これは……!

そして私は、ひとつの教訓を得るのだ。

──無理難題は形骸化をもたらすが、いっぽうで思わぬ才能が発掘されることもある。

私の行きつけのスーパーR屋。そこではお互い名前も知らないがたびたび出会い、顔は覚えているという常連客が何人かいる。仮称・サラリーマンA氏もそのひとりだ。

A氏は二年くらい前から、どんな事情でか突然スーパーR屋にひんぱんに現れるようになった。それまでもたまに駅前で見かけることがあった。サラリーマンらしきスーツに緑の野球帽をいつもかぶっている特徴から印象に残っていたのだが、R屋ではあまり見なかった。

A氏は夕方遅めにいかにも会社帰りという様子でやってきた。そしてかごにカップ麺や缶ビール、袋入りのスナック菓子を入れてレジに向かった。弁当をどさっと一つだけ、というときもあった。

しばらくはそんな感じだった。それがあるときから変わった。

ある日のA氏のカゴには白菜や豆腐や鶏肉、寄せ鍋のつゆが入っていた。

料理するようになったのか!

とはいっても、「寄せ鍋のつゆ」だし、材料をざくざく切って煮れば一応鍋にはなる。初心者レベルといえるだろう。

さらに数か月後。私はまたA氏と同じレジの列になる。A氏のカゴには野菜や肉に交じって、削り節の大袋や片栗粉があった。

ひょっとして、レベルが上がっている……?

その次に会ったとき、カゴにはブルーチーズやエキストラバージンオイル、ワインビネガー、生ハムがあった。

負けた。

私はというと、独り暮らしを余儀なくされ始めた頃こそまめに料理をして、それまで縁がなかった料理や食材にも挑戦していたが、いまはすっかり飽きて元に戻っていた。

改めて自分のカゴを見ると、中に入っていたのはカップ麺や冷凍パスタ、柿ピーにイカくん。これではまるでかつてのA氏状態だ。

そんな夜、風呂にぼーっとつかりながら、時々ちゃぽんちゃぽんと湯をかきわけつつ、私はつぶやくのだ。

──スーパーのカゴの中身はその人の人生そのものである。それはまたころころ変わることもあるというところが、やはり人生である。


もうひとりの顔なじみを紹介しよう。仮称・主婦Sさんだ。主婦Sさんは推定年齢63歳。特に際立った外見上の特色があるわけではない、ごくまっとうな主婦である。主婦かどうかも本人に確かめたことはないが、あくまで仮称であるのでお許し願いたい。

SさんのスーパーR屋における滞留時間は、そんなに長くない。あらかじめ立てた計画に沿って、きびきびと買い物をこなしていると思われる。

私のようにいきあたりばったりで買い物をしていると、ふと気づくと家にティッシュ5箱組が3セットあったり、深煎りごまドレッシングが何本もごろごろしてたりするという事態になるが、Sさんはおそらくそういうことはない。

どんなに「本日限り」のお買い得であっても、不要なものは買わないはずだ。そういう雰囲気がある。

ある日、Sさんは顔見知りであるらしい女にからまれていた。その女も何回か見かけたことがある。Sさんの知り合いであることは初めて知ったが。

その女のことを覚えていたのは、しょっちゅう店内で立ち話をしているからだ。通行のじゃまになるようなところでも、すぐそばで検品が行われていようとも意に介さず、知り合いを見つけては平然と立ち話をする。それがまた長い。

気の毒に、Sさんもあの女の餌食になるのか。私は同情を禁じ得なかった。しかし、Sさんはそうはならなかった。

Sさんは会話を続けながらごく自然に、おしゃべり女とともに移動した。そして、巧妙に冷凍食品のコーナーにいざなった。

近隣のスーパーの中でも、R屋の冷凍食品コーナーはダントツに寒い。そこは一年を通じてすさまじい冷気が絶え間なく噴出しており、5分とじっとしておれないという評判なのだ。

さすがのおしゃべり女もそれには耐えられなかったようだ。やがて何食わぬ顔でひとり、別のコーナーに移動するSさんの姿が確認できた。Sさんはその日もさっさと買い物を済ませ、すがすがしい顔でR屋を出て行った。

さすがだ。私はSさんのもとにひれ伏したい思いだった。


ある日、私は紅茶を買おうと決めていた。今日買わないと明日の朝のミルクティーが飲めない。すっからかんなのだ。

私は紅茶のコーナーに直行した。いつものティーバッグ50個入りをカゴに放り込む……つもりが、そこには先客がいた。背中の曲がった、人生の先輩というか、お姉さまである。

お姉さまは紅茶ではなく、そのそばの日本茶を物色しているのだが、お姉さまのひざのあたりに紅茶のティーバッグ50個入りがあって、ちょっと手を出しにくい。

うっかり手がぶつかったら、転倒してケガでもするかもしれない。あとにしようか。そうだ、牛乳も切れてたっけ。そっちを先にしよう。

しばらく経って、再び紅茶のコーナーに行ってみると、なんとお姉さまはまだそこにいた。さっきは手にぶら下げていた布製のバッグと、別の店の袋を床にじかに置き、ほとんど座り込んでいる。よくわからないが本格的に腰を据えて、じっくりお茶を選んでいるようだ。

仕方ないのでもう一度、ほかのコーナーをまわることにする。そういえば、今日はパンが安い日だからパンのコーナーに行ってみるか。

パンのコーナーから戻ってくると、まだお姉さまはいた。まじか! そんなに時間をかけて、一体、お茶の何を調査しようというのだ。私が紅茶を買うと決めた日に限って。

私は自分の腹の底から、マグマのごとく怒りがこみ上げてくるのを感じた。ああ、これはよくないぞ。よくないぞ。私はマグマを抑えようとやっきになるが、それはもはや自分の手に負えるレベルではなくなっていた。

だめだ。爆発する。

ええかげんにせえよおおおおお!

そう口から出かかったとき、向こうからいかにも紳士然とした、初老の男がやってきた。仕立ての良さそうな高級スーツが、スーパーR屋でものすごく浮いている。

「やあ、おひさしぶりですね! こんなところでお会いするとは」

それはかつての職場で知り合った森巣氏であった。私は編集部、彼は企画部に属していた。私が退職したあとも彼は残り、役員になったといううわさだった。

「森巣さん……どうしてここに」

「いやあ、実は娘夫婦が近々この近くに引っ越すことになったんです。このあたりには家賃の安い住宅も多いと聞きまして」

「はあ」

「まだ若いので贅沢はできません。安いのが一番です」

「そうですよね」

「それでこのあたりを見てまわってたのですが、こんなふうににぎわってるスーパーも近くにあるし、よい街のようですね。物価も安そうだ」

そんなに何回も「安い」と言わなくてもいいじゃないか。

「いやしかし、お元気そうでなによりです。今度ゆっくり、つきあっていただけませんか。安い店で」

「はあ」


私はその夜、梅酒のお湯割りをちびちびと飲みながら自己嫌悪に陥っていた。自己嫌悪に陥っていた理由のひとつは、久しぶりに森巣とあった日に限って、そろそろ処分しようと思っていたフリースを着ていたこと。もうひとつは、結局紅茶を買い忘れたことだ。

私はしみじみとこうつぶやくのであった。

人生は不意打ちの連続だ。フリースはさっさと処分すべし。


【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net

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洗ったお皿やコップを入れておく、水切りカゴを新調した。もとのはステンレス製で、その前に使ってたプラスティック製にくらべて、長持ちするんじゃないかと思って買ったのだが、しばらく前から周囲に水がたまるようになった。

おかしいなあと思ってよーく見たら、受け皿の隅に小さな穴が空いていた。すり切れて?! 特に乱暴な使い方をしたわけでもないのに、ステンレスってそんなに弱いのか……とりあえず新しい水切りカゴは、受け皿が白いプラスティック製のものにした。


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■3Dプリンター奮闘記[113]
光造形の3Dプリンターの近況

織田隆治
http://bn.dgcr.com/archives/20181206110100.html
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もう12月ですよ!

なんか、年を取るにつれて、時間が経つのが早くなっているような気がします。ちょっと前まで、暑いなぁ……って言ってたんですけどねぇ……。

街に出ると、クリスマスソングが聞こえるようになってしまいました。

特に最近、お仕事の量がハンパなく、余計に時間が早く感じるのかもしれません。このコラムの記事を書く時間もなかなか取れず、今回は短めですみません。

さて、話は本題に移しましょう……。

11月25日に、僕が主催する「シゴトバLAB 3Dプリントコンテスト03」の表彰式/懇親展示会を、無事終えることができました。

https://shigotoba-base.com/event/1027/

今回で三回目になるんですが、毎回出品される作品のレベルが上がってきています。

基本的に、3Dプリントするための3Dデータと企画書(PDF)にてご応募、審査が行われるのですが、最近はすでにご自分でお持ちの3Dプリンターで出力され、その写真を企画書に添付される方も増えてきました。

3Dプリンターの普及も、かなり進んできたのかもしれませんね。

教育機関等でも、3Dプリンターを導入するところが増えてきているのは、僕なりに実感するところですし、若い学生さんが使用できる環境が整ってきているように思います。

工業系、技術系、芸術系の学校では、かなり普及してきているのではないでしょうか。

実際、コンテストに応募される方でみると、学生さんの出品がかなり増えてきています。学校単位で応募していただくことも増えてきました。

これは、本当に喜ばしいことですが、僕の印象では、まだまだ少ない気がしています。

これだけ安価で安定した3Dプリンターが登場してきているのですし、もっと教育機関にてどんどん導入し、「使える人」を育てて行く必要があるんではない
でしょうか?

みなさん! もっともっと、こういったコンテスト等に応募してね〜!

近年、安価で安定した3Dプリンターも色々出てくるようになりました。FDM(熱でフィラメント状の樹脂を溶かし、押し出して成型する3Dプリンター)はかなり熟成されてきた感じがします。

ほんの三〜四年前から考えると、嘘のような進歩ですね。

他にも、光造形の3Dプリンターも昨年から今年にかけて、安価な3Dプリンターが沢山出て来るようになりました。

これは、この掲載にも何度か書いていますが、特許からみの縛りが減って来ているからでしょうね。

基本的には、レーザー方式(レーザー照射で硬化させる)、プロジェクタ方式(プロジェクターからの光で断面を投影)する3Dプリンターがメインでしたが、最近ではパネル方式(液晶パネルを搭載し、断面を液晶に表示して硬化させる)も色々出てくるようになりました。

レーザー方式やプロジェクタ方式などの光造形の3Dプリンターは、基本的に一点から放たれた光源を投影する方法ですが、このSLA方式は液晶パネルに直接投影します。

一点から放射される光は、当然、広がるにつれて光が当たる角度が変わってきてしまいます。ですから、照射面が大きくなるにつれ、端に当たる光は硬化面に対して垂直ではなくなります。

この微妙な光の当たり具合が、少なからず造形に影響してきますね。液晶パネル方式の光造形3Dプリンターは、直接断面を液晶パネルに表示されるので、常に硬化面に対して最適な角度で光が当たります。

ですから、大きい面で出力する場合には、この液晶パネル方式の光造形3Dプリンターでは、均一に光が造形面に照射されるので、光の拡散によるブレが少ないと言えます。

最近では、かなり解像度が高く、安価な液晶パネルも出て来ているので、今後の発展に期待するところです。

しかし、良い点ばかりではありません。問題点を上げるとすれば、液晶パネルの輝度と寿命です。

特に、安価な光造形3Dプリンターの液晶パネル式タイプでは、この問題が顕著に現れて来ます。

光造形の3Dプリンターは、光に当たると硬化する液体に、それぞれの方式で光を当てて硬化させます。その輝度が高ければ高いほど、照射する時間を短くすることが可能です。

レーザーであればそのパワー、プロジェクターも輝度により硬化時間がかなり変わってきます。液晶パネルを使うSLA方式の3Dプリンターも同じです。

輝度を上げることで解決出来るとは思うのですが、レーザーやプロジェクターより、液晶パネルの輝度と寿命には、今のところまだまだ前記の方式には至らない事が上げられます。

液晶パネル方式の3Dプリンターを導入する場合、この液晶パネルの寿命について、特に注意する必要があります。

今現在、安価な液晶パネル方式の3Dプリンターの液晶パネルの寿命は、かなり短いものは多いです。ということは、頻繁にこのキモ部分を交換しないといけないということですね。

液晶パネル方式の3Dプリンターで一番高価な部分とも言えるので、ランニングコスト、手間を考えると、今のところでは、まだまだ良い状態ではないような気がします。

光造形の3Dプリンターでは、『どうやってどれくらいの光を素材に当てて硬化させるか?』ということがキモになっています。

当然、光の輝度が高いほど、樹脂は早く固まります。一面にかかる時間も少なくなりますね。

プロジェクター式や液晶パネル式の、光造形の3DPプリンターの最大の特徴は、積層ピッチ一面にかかる時間が短い、ということです。

レーザー方式の場合は、実際にガルバノミラーでレーザー光線を拡散して照射するので、一面の面積が多いとそれだけ時間がかかります。

例えば、積層ピッチが0.05mmとすると、1mm厚の造形をする場合に20枚のレイヤに別れます。この、一面にかかる高価速度の違いは、造形時間に大幅に影響してきます。

例えば、プロジェクター方式の光造形の場合、一面にかかる時間は、この『輝度』によって大幅に変わります。

輝度の高いプロジェクターの場合は2〜3秒。輝度の低いプロジェクターの場合は10〜15秒。

とすると、1mmの高さを積層するのに、
輝度の高いプロジェクターの場合は40秒〜60秒ほど。
輝度の低いプロジェクターの場合は200秒〜300秒ほど。

こう見ると、断然、光りの強さが造形スピードに直接関わって来ることが分かりますね。

少ない光量で固まる樹脂も最近は研究、開発されてきていますが、この造形スピードの『速度差』ということでは、光のパワーが断然影響することも考えて選んで行くべきだと思います。

今後の発展には期待大ですね。

さて、年末に向けてちょっと仕事追い込みますよ!

___FULL_DIMENSIONS_STUDIO_____
織田 隆治 
E-mail 
oda@f-d-studio.jp
URL
http://www.f-d-studio.jp


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編集後記(12/06)

●昨日は大失敗デー。時間と手間を無駄にした日。妻から「あなたも年賀欠礼状はちゃんと出したよね?」と聞かれ、そのプロジェクトはとっくに終わっていたにもかかわらず、はて? どうだったっけ? と自信がゆらいだ。妻の分はしっかり作って送り出したのは覚えている。わたしもちゃんとやったか?

レギュラーさんで今後も年賀状を交換したい人には、これこれこうで2019年の年賀状は失礼しますとお知らせし、正直このへんで交換をやめてもいいかなという人には、それなりの文言で丁寧に伝える、そういう面倒くさい作業を一日かけて確かにやったと思う。年賀状を分類して、数個の束にした記憶もある。

だが、年賀状の箱を開いたら、その束のほかにレギュラーさんの年賀状がバラで何枚も出てきた。しまった、この人たちに出すのを忘れていた。もう遅いかも知れないが、出さなくてはならん、と思いこんじゃったのだ。新しいデザインで制作を始めちゃったのだ。さて印刷の段階で、Canonが全然いうことを聞いてくれなくなり、EPSONでやることになったが、Kがインク切れではないか。

近所のノジマに行って互換インクを求めたがなかったので、本当にウソのように高い純正品を買う。しかし、プリンター本体がなかなか言うことを聞いてくれなくなった。たかがハガキを刷るだけなのに。あきらめずに色々な手を使う。一枚ずつなら刷れる、ってやはりおかしいけど、仕方なく20枚くらい刷った。

宛名を一件ずつ入力していたとき、この作業はたしかに最近やったぞ、という思いが強くなった。そこで、その年賀状をよく見ると2017年のものであった。今やっている作業は、2018年の年賀状をもとに既にやっていたのであった。が〜ん、反日、じゃなかった、半日をこんな無駄な作業で浪費しちゃったのか。

でもPages(まだ使ってるんかい)やプリンターの、マニュアルに頼らぬトライなどを通じ、新しいテクニックを開発(っていうのもおこまがしいが)できるようになった。といっても、すぐに忘れちゃうのだが。コンピュータも、関連機器も、ムチャクチャやっても、そう簡単には壊れないことが分かった。

マンションに来てから、ちょうど15年を過ぎようとしている。開け閉めの多いドアノブ(レバーハンドル)が疲労でおかしくなった。まずはトイレ、それと部屋の南北を中央付近で仕切る戸扉(こひ:片開きの扉)。室内のドアノブは全部が同じで六個ある。開け閉めの多くない扉のと交換すればいいのではないか。

そう思うが面倒なのでやらない。そこで、ラッチ(爪)を押し込んでガムテープで止める。扉はハンドルを動かさずに、押し&引きで開け閉めできる。という安易な方法でやり過ごしている。室内では(和室以外)スリッパ(きらいだが)を用いているのでトイレの使用状態一目瞭然。室内、風呂場には錆、劣化のパーツがいくつも。もっとマメに手入れをしとけばよかった。(柴田)


●食材が入っていない時、「生協で買ったから……」と、心の中でつぶやいている。

/PayPayしてきたぞ〜! 後記でも何度か触れたんじゃなかったかなの新しいMac(仕事道具)どうしよう問題。新しい○○が発表されたら〜と先延ばししていた。いいのが発表されて、今度はどれにするかで迷ってしまっていた。

増税決定なので、それまでに買うつもりではあった。夏にiPhoneを買ってしまって、来年でいいやと思っていたのに、PayPayの20%ポイントバックに「今でしょ」と重い腰を上げてきた。

だってMacで20%還元なんてことある? ないわ〜。先延ばししまくっていたくせに、半日で買うモデルを決めたよ(笑)。続く。(hammer.mule)

PayPay
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