crossroads[55]セミナー講師の気持ち/若林健一

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こんにちは、若林です。今週は二つのセミナーで登壇させていただきました。

ひとつは、Git/GitHubのハンズオンを含むソフトウェア開発のセミナー。もうひとつは、2020年から始まるプログラミング教育の実際を知っていただくとともに、これからの子供たちがどんな学びをすべきなのか? を考えるセミナーです。

非エンジニアのための開発環境構築──Git/GitHubによるソースコード管理編
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=27148

Future Meeting──これからの子どもたちに必要な学びとは?
http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/event-seminar/future-meeting/future-meeting181216.html

どちらも参加者の方が熱心に耳を傾けてくださり、講師としてとてもやりやすいセミナーになりました。講師の立場としては、大変ありがたい限りです。




セミナーで話している時の講師は孤独です。決して自信満々でやっているわけではないのです(中にはそういう人もいますが)。

講師も話しながら不安でいっぱいなのです。「みんな、わかってくれてるかな」「参加してくれたみなさんの役に立ってるかな」ということを考えながら話しています。

参加されている方からすれば「先生の話を聴きにきました」という感覚で、じっと聴いていないと失礼だと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。話していることに対して何らかのフィードバックを返してくださると、講師はとても安心します

話していることが腑に落ちていれば、軽くうなずいてみるとか、メモを取ってくださるのも「あぁ、話したことを受け入れてもらえてるな」と感じることができます。

必ずしもポジティブな反応でなくても構いません(ポジティブな方が嬉しいのは確かですが)、わからなければ、少し首を傾げてみるといった反応があれば「今のところをもう少し噛み砕いてみよう」といった軌道修正ができます。

セミナーが終わってから、話しかけてくださるのも嬉しいです。この瞬間にホッとすることもたくさんあります。

セミナーが終わってさっさと帰られてしまうと「内容に不満があったかな?」と心配になってしまいます。きっとそんなことはなくて、次の予定があるからなんでしょうけれど。

できれば、急いでいる時でも一言、「ありがとうございました」と声をかけてくださるとありがたいです。

もちろん、内容に満足していないのにお礼を言う必要はありませんが、満足しているのであれば、何か言葉をいただけると、次へのモチベーションにもなります。

セミナー中にフィードバックがあると、講師側は話すペースが掴みやすくなり、予定していた以上のことを話すことができる場合もあります。

終わってから話しかけていただけると、セミナーの中では話さなかったことを話すこともたくさんあります。(少なくとも私は色んなことを話します)

セミナー講師が全員同じではないと思いますが、多くの方はこのように感じていますので、セミナー講師の気持ちを知った上で参加していただいて、期待以上の成果を持って帰っていただければと幸いです。

どうぞ、セミナーに参加する時には思い出してみて、実践してみてください。


【若林健一 / kwaka1208】
https://croads.jp/aboutme/

子供のためのプログラミングコミュニティ「CoderDojo」
https://croads.jp/CoderDojo/

貧困問題に取り組みお寺の福祉活動「おてらおやつクラブ」
https://otera-oyatsu.club/