ネタを訪ねて三万歩[170]最近は単機能ガジェットに心変わり/海津ヨシノリ

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大学では毎年微妙に履修時間が変わったりするわけですが、某大学で今年は授業をしてからお弁当を食べて帰るというケースが発生。それはそれで構わないのですが、問題は学食でのボッチ弁当を余儀なくされてしまったこと。

これはちょっと嫌だな〜と思っていたら、嬉しい事に初回から学生が声を掛けてくれるので、ボッチ弁当の心配はなくなりました。話し込んで帰りが予定よりも遅くなるのは素敵なオマケですね。

実は別の大学では、昨年の春学期まで講師控え室でボッチ弁当を経験済みでした。で、それでも静かな場ならいいのですが、大きな声で自慢話と学生の悪愚痴しか言わない先生方が増えてきたので、気分が悪くなったということも影響し、秋からは別の控え室に移動してボッチ弁当から解放されました。

あの高田純次さんも自戒されているように、歳とったら「説教」と「昔話」と「自慢話」は絶対にしてはいけない、は本当だと肝に銘じています。もっとも私の場合……自慢するようなコトはないし、説教するほどの聖人でもないし、昔話で面白いコトもあまりないし……心配しなくても良さそうです(^o^)……あっ、コレって喜ぶシーンじゃないですね。





さてさて、長生きしていると、世の中、小型で便利なガジェット類が色々出て来て懐に良くない展開ですね。私も気が付けばガジェット類が日増しに増えてきて、机の上はグチャグチャですが、最近は単機能ガジェットに心変わり。

とにかく、小型で多機能のガジェットは操作も当然複雑で、しばらく使っていないと意味不明状態になって、マニュアル片手に思い出しモード……が面倒臭くなったからです。単機能ならほとんどそんな労力は皆無。一度覚えたら、ほとんど忘れない。単機能でないと使い続けられません……まっ、年取った証拠かもしれませんけれど。

例えば、今年は恐ろしく早く起きなくてはならない曜日があるのですが、15年ほど前に購入したバイブレーター機能が目玉だった腕時計をして確実に起床。これ、ナショナルブランドなのです。しかも商品名が「ブルブル」って、笑ってしまいいました。とにかく、マニュアルレスで直ぐに操作できました。

ただし、バイブレーター機能を複数設定できないので、問題の日の前日に腕にはめて寝るためだけに特化。腕時計と言えば、普段利用していたOMEGAの腕時計の電池が純正だと5000円、互換でも3000円という価格に電池交換を諦めて冬眠モード。

代わりに予備で持っていたWIREDのソーラー腕時計に鞍替え。結果として、腕時計を復活させたことにより、スマホを時計代わりにしなくなったので、電池の持ちが良く(多分気のせい)なりました。

また、スクールバスの関係で1時間ほど時間を潰さなくてはならない大学では、ラウンジで本を読むことにしています。その際、100均で購入したタイマーを設定してポケットに入れていれば、周りに迷惑もかけずにバスの時間に間に合い、読書にも集中出来るというわけです。

スマホでもタイマー使えますけど、なんとなく初代iPodモドキ(完全にパクってる感100%)のタイマーがカワイイので。しかし、「とりあえず100均〜」というのは正論ですね。飯能駅(駿河台大学)と中野坂上駅(東京工芸大学)に大きなダイソーがあるので、ついつい余計なモノまで買い込んでしまいます。BlogでのDIYネタも、店に入ってから考えていたりするのは内緒です。

とにかく簡単、高機能がベストですね。安くても使い勝手が悪ければ意味ないです。一昨年に色々勢いで購入した中華製のボイスレコーダーも、インターフェースが少々難解なので操作が分かり易い国産品に替えました。

ひとつのボタンを押す回数で処理が違うなんて、完全に罰ゲームの世界。デジタル機器はこの危険性が大きいですからね。

某大学では出席を取るカードリーダーの画面で教室を指定するのですが、20%程度のグレーの上に15%ぐらいのグレーで教室番号がデザインされています。コレに関わったデザイナーは罰金モノですね。インターフェースは最低最悪です。いざというときに使えなければ、持っている意味がないですからね。

アナログ的ガジェットも大活躍です。最近100均でゲットした小さなメモ用紙を携帯して、何か思いついたらメモをするようにしています。普段持ち歩いている手帳はA5サイズなので、いちいちバッグから出すのは面倒ですから。

もちろん、ボイスメモという手も検討しましたが、ハンズフリーでの通話、あるいはスマホを片手にメモしている人は、確実に周りに不快感を与えていることを学習しているので、私は絶対にやりません。

こうして最低限、以下のモノがバッグに収まっています。ミラーレス一眼、折コンパクトカメラ、バッテリー充電器、キッチンタイマー、スマートフォン、ボイスレコーダー、バードディスク、超小型ステップラー、折りたたみハサミ、ミニカッター、スチール定規、USB変換機、A5手帳、筆記具10種類、予備ハンカチ、ポケットティシュ、ウェットティシュ、手鏡、ルーペ……15kg越えの悪夢〜です。

■今月のお気に入りミュージックと映画

"Ralph Breaks the Internet" on Rich Moore in 2018(US)
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邦題「シュガー・ラッシュ:オンライン」。ちょっとしたハプニングが重なり、シュガー・ラッシュのゲーム機のハンドルが壊れてしまい、こまのままではゲーム機は廃棄という緊急事態に、ネットオークションで「シュガー・ラッシュ」のハンドルが出品されていることを知ったラルフとヴァネロペが、インターネットの世界で大暴れという感じですね。

感想が賛否両論別れているようですが、私は好きです。ラストの流れもラルフの思いとは違っていたことも良かったと思います。ちなみに、インターネットの世界にも本作の米国公開9日前に他界してしまった『スパイダーマン』、『X-メン』の産みの親であるスタン・リーが、ちゃんとアイアンマンの横に登場していました。

彼は生前、色々とマーベルコミック作品の実写版にカメオ出演していましたからね。素晴らしい遊び心ですね。なによりディズニー関係のキャラが無駄なく総動員なのには笑ってしまいました。しかし、相変わらず声優(※)さんは豪華ですね〜。ガル・ガドットさんが、今回は重要なキャラの声優を担当していました。

※私の映画鑑賞のルールはオリジナルと日本語字幕で見ることに徹しています。

映画「シュガー・ラッシュ: オンライン」日本版予告


Every Stan Lee Cameo Ever(1989-2018)


"ナショナルキッドの歌" by 作詞:大貫正義、作曲:佐野雅美 at 1960(日本)
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1960年(昭和35年)8月4日から、1961年(昭和36年)4月27日まで放送された「ナショナル・キッド」の主題歌。歌詞が今の若い方にとっては「意味不明」でしょうね。諸手(もろて)、快男児(かいだんじ)、蹴立(けだ)てて、なんて今はほとんど死語ですから。

とにかく正義のヒーローが全国的にオジサンだった頃のお話です。
第1部:インカ族の来襲、第2部:海底魔王ネルコン、第3部:地底魔城、第4部:謎の宇宙少年。

数年前に教え子から、東映チャンネルでエアチェックしたビデオを観させてもらったことがあります。60年前の作品とは思えない丁寧な作りで、本当によくできています。今はDVDも出ていますが、さすがに高額なので手が出ません。レンタル切望ですね。ちなみに、ブラジルでの人気はとてつもなく高く、日本よりも先にDVDが発売されていたそうです。

National Kid Abertura



【海津ヨシノリ】
グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/お菓子研究家
yoshinori@kaizu.com
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大学のPCルームのマシンという同じ環境で、どうしても作成したデータを正しく保存出来ないという学生が出て来て少々バニック。もちろん機械とソフトウェアなので、当然ながら個体差はあります。

しかし、マシンを替えても、その学生が作ったデータだけが確実に保存出来ない? という謎な展開に疲れたはててしまいました。私のMacProも謎の挙動で半端ない不安定さなので、大した事では驚かないのですが……解決策が見出せずに本当に困惑。

困惑と言えば、最近になって私の「怪しいお菓子研究家」に対して「どんなヤバイお菓子を作っているのですか?」というツッコミが、学生から入ってしまいました。

「怪しいお菓子研究家」というのは「怪しいオジサンの私が色々なお菓子を日々研究しています〜」という意味なのですが、悪ふざけが過ぎてしまったかもしれませんね。ということで、誤解が出るのは不本意なので現在検討中……。まっ、単に「お菓子研究家」でいいかもですね。ということで、今回から変更しました。名刺も直さないと……。

■6月の画像処理セッションは6月20日を予定しています。
海津ヨシノリの画像処理テクニック講座 vol.133
〜ZBrushの基本講座【3Dデジタル粘土細工入門6】〜
参加無料で、どなたでもどうぞ。詳しくは以下のサイトでご確認下さい。
https://www.borndigital.co.jp/seminar/14341.html

講演内容:ZBrushで体験するデジタル粘土細工により、3Dグラフィックスの世界を楽しみましょうの第6弾です。今回はフルバージョンのZBrushにしかできない処理に特化し、ZBrushCoreとの違いを整理してみたいと思います。

・ZBrush 2019の新機能
・ZBrushCoreには出来ない処理
・データの軽量化
・ZBrushCoreへデータを渡す方法