こんにちは、森和恵です。8月に入り、YouTubeライブ配信の新シリーズをようやくスタートさせました。暑さと湿気で体調不良が続き、思ったように集中する時間が取れなくて焦ったりしましたが、スタートは快調でした。
【Adobe Dreamweaver で WordPressテーマ作成にチャレンジ!】再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7LtdGFp5DwQiQyDS0pFHthvOF8rL4Hyr
もうシリーズで3回放送していますが、毎回ご視聴くださる方もおられて、うれしく思っています。しばらく配信をストップしていたので、もう忘れられてるんじゃないかな~と不安に思っておりました。
放送中にチャットコメントを頂けたことも、励みになりました。遠く離れた場所でも、視聴者の方と一緒に授業を進めているのを感じられて、心強いです。
YouTubeではライブ配信中の番組が目立つようになっていたり、ライブ配信のみを検索する機能があるので、配信中に通りすがりの方に見つけていただくこともあります。
そんな中、2回目では新しい方との出会いがありました。授業形式でライブ配信している番組をはじめてご覧になったそうで、「おもしろいことしてる」との感想をいただき、生放送中にテンションがぐぐっと上がりました。ありがたいです。
短いものだとチップス的に録画動画を公開することもありますが、できるだけ『ライブ』にこだわって配信をしています。失敗したところを切り貼りして無駄のない動画を作るよりも、『その時にしか作れない生放送コンテンツ』のほうが、より興味を持ってもらえるのではないかと思っているからです。
編集してきれいに整えた動画は、ショップで売られているコンテンツのようで、わたしには静かすぎるのです。
ただし、ライブ配信はやり直しできず、途中編集もできず、ひたすらリアルタイムに進んでいくので、事前にしっかりとした準備が必要です。無計画にやっているようでも、きちんとした筋道がないと、何かを説明する『授業』としては成り立っていませんよね。
そのために、シナリオを書き、デモンストレーションの準備をして、いちど軽くリハーサルします。そうやっておおよそのストーリーを決めてから臨みますが、ライブが始まるとその時の流れやチャットコメントを見て、「ここは念押しで説明が必要かな?」と思ったときは、事例を替えて繰り返し話したりしています。
45分のつもりが、終わってみると1時間近く話していたり。シナリオ通り進まないこともありますが、これはこれで自分が楽しいからよいかなと許容範囲としています。
ライブ配信の授業では、ストーリを大きく崩さないようにしつつ、心のままに進めるのがしっくりきそうです。
受講料を頂いて実施するリアルなセミナーでは、参加されている方のご予定もありますし、気軽に時間を延ばすわけにはゆきませんが、配信だと後から録画を見なおしてもらうこともできます。ライブ配信バンザイですね。
では、シリーズ1回目の放送の見どころをまとめておきます。リンクをクリックすると、ちょうどその時間からご覧いただけますので、興味のあるところだけでもぜひご覧ください。
● Local by Flywheel & WordPress のインストール
前回のコラムで紹介した『local by flywheel』をインストールし、続けてWordPressをインストールするまでの工程を見つつ、注意点を確認しました。
『local by flywheel』は、ローカルにWordPressの開発環境を準備するための一番楽な方法なのではないかな? と思います。
● WordPressの初期設定
『local by flywheel』が英語ツールなので、インストールされるWordPressも英語版になっています。
WordPressの設定を変更して日本語版にしたり、必要なプラグインをインストールしたりして、WordPressの初期設定を行いました。
● Local by Flywheel が動く仕組み
『local by flywheel』を使うと、とても簡単にローカル開発環境を手に入られますが、その仕組みをきちんと理解しておくことも大切です。
Virtual Box・Ubuntu Linux・Docker・nginx・PHP・MYSQL など、WordPressを動作させるために必要になる、複数のユーティリティが用いられています。
どれがなんの役割をしているのかを知ることで、ツールを安心して利用できますし、不意のトラブルにも対応がしやすくなるかもしれません。
● DreamweaverでWordPressテーマを扱う準備
デフォルトのテーマの変更をするために、Dreamweaverからテーマファイルを所定の場所にアップロードしました。(このテーマのコード解説は、次回に行います)
今回のシリーズでは、Dreamweaverを用いてWordPressテーマの開発をするので、ファイル管理もDreamweaverを使います。そのためには「サイト設定」をして、ローカルやウェブサーバーの情報を登録しておく必要があります。
Dreamweaverを使わなくても、エディタとブラウザがあれば同様の作業を進められますが、総合開発環境であるDreamweaverを用いれば、あれやこれやとソフトを切り替えずに作業が進められて便利です。どう便利になるのか? は、この後のシリーズでお伝えしていきます。
● Local by FlyWheelの『Live Link』
通常、ローカルで動かしているWordPressを他のマシンを使っている人と共有することはできません。
Local by FlyWheelの『Live Link』を使えば、一時的にローカル環境を他の人と共有することが出来ます。ライブ配信中に一時的にURLを発行して、みなさんにもご覧いただきました。
この機能を使うと、制作途中のサイトを他の人に見てもらうことができるので、とても便利になりますね。例えば、クライアントに確認をとるときなどに使えると思います。
……ということで、今回はここまで。YouTubeライブ配信は、毎週日曜日の夜22:30から放送予定です。チャンネル登録お待ちしています。
https://www.youtube.com/r360studio
ではまた、次回お会いしましょう!
(^^)
【森 和恵 r360studio ウェブ系インストラクター】
mail:r360studio@gmail.com
サイト:http://r360studio.com/