ネタを訪ねて三万歩[175]問題は接点にあり/海津ヨシノリ

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●液晶以外は問題なし、と思ったら……

私がふだん持ち歩いたり、Blog用の画像を撮影したりするカメラは、以下の3台です。

Panasonic LUMIX DMC-GF2(2011/08〜)
OLYMPUS PEN Lite E-PL1s(2011/10〜)
Panasonic LUMIX DMC-G3(2012/08〜)

このうちE-PL1sは、2年ほど前にバッテリーボックスのストッパーが壊れてしまったので、木製の自作ガイドで止める応急処置のまま使用していました。

そして、遂にGF2が昇天してしまったのです。いや、正確には背面の液晶モニターが映らなくなってしまったのです。それでも、シャッターは切れますし、画像もしっかり写っています。

さすがに長く使っているので、当然新機種の購入を考えたのですが、他に欲しいものもあったので、とりあえずの繋ぎで中古機を物色してみました。すると、運がいいことに、同じ機種をAmazonで3000円台で発見したので、速攻で購入しました。





そもそも私は、カメラケースを使わずに、むき出しのままバッグに放り込んでいるので擦れ具合は半端なく、購入した機種が新品のようにきれいなのにビックリしました。

こうなると、液晶モニターが昇天したGF2の今後です。廃棄でもよかったのですが、液晶以外は問題なし。外付けのファインダーは高くて話にならないので、かつて購入したレンジファインダー用の35mmビューファインダーをつけ、35mm相当の17mmレンズで、ラフなトリミング撮影を楽しもうと考えました。

ところが、ここで事件が発生。なんと17mmレンズを装着したら、液晶が復活したのです。つまり、液晶のトラブルは接点の問題だったようです。

そこで、接点ブライトなる接点復活剤を購入し、綿棒に浸して接点を擦ったら、見事に液晶は復活してしまいました。普段付けっぱなしだった45mmのレンスの接点も、同様に調整したのは言うまでもありません。

サンハヤト 接点ブライト 50ml ECB-L50
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ZODKKJO/dgcrcom-22/

そこで私は、インクジェットプリンタのカートリッジの装着部分に、接点があることを思い出したのです。最近、イエローがまったく出ないので困っていたわけです。

これも接点ブライトで、みごとに問題解決してしまいました。気持ちのいいほどの復活ぶりにビックリです。今までの苦労は何だったのか? というくらい。

●ペンタブレット乗換え

苦労と言えば、第166回のテキストで触れましたが、セミナー用に今年の1月にゲットしたmouseコンビュータのノートパソコン用に使用していた、W社のペンタブレットの専用ペンが壊れてしまい、古い機種に付け替えていたのです。

W社がWindows10への対応を見送った機種なので、ある意味アクロバット的な処理で使っていたわけです。しかし、その結果として、9年前の機種が壊れて14年前の機種に変更ですから、使用禁止レベルですね。

壊れたペン本体の、別売り品が高すぎて辟易していたわけです。何度も買い換えていたので、正直ウンザリしていました。

また、それとは別にW社のドライバーが完全に削除されないと聞き、調べて見ると色々と残骸が残っていて悪さをするらしい(私は未確認)ので、完全に削除して整理することにしました。

問題は手動でないと完全削除できない点。しかも、一部のファイルは常駐型なので、タスクマネージャーを起動(Control+Shift+ESC)で、該当ファイルを選択してタスク解除を実行する必要があるなど、初心者には面倒な作業をする必要があります。このあたりはblogにアップしました。

wacomペンタブレットドライバーの整理方法
https://kaizu-blog.blogspot.com/2019/10/wacom.html

もっとも、さすがに14年前のハードウェアを使うことは、どう考えても好ましくない状態と判断して、新機種の購入を考えていました。いつ、突然、使えなくなるかを考えながらの仕事は、精神衛生上よくないですからね。

ただし、プライオリティーが最優先ではなかったので、かなりいい加減に放置していたのです。さすがにマズイと思っていた矢先、知人がうっかりiMacをmacOS Catalina(10.15)にしてしまい、手持ちのW社のペンタプレットが未対応なので、その対処方法の相談を受けました。

ここでは予算的なこともあり、私はxp-penというメーカー品を紹介しました。海外の友人からイチオシされていたメーカーです。ただし、私自身が試していなかったので、すごく後ろめたい気持ちになってしまったのですが、とにかくmacOS Catalinaに対応していたので、問答無用で友人はゲット。

現状は量販店での取り扱いはなく、Amazonでしか販売していなかったので、かなり勇気が必要だったようです。最悪、不満が出た場合は私が引き取るつもりでいました。

xp-pen
https://www.xp-pen.jp

ところがメーカーの対応も良く、使い勝手も遜色なく、とても気に入ってしまったようです。実は今まで使っていたW社のペンタブレットの、ドライバーと関連ファイルがアンインストールだけでは完全に消去できずに、残骸が残る可能性があり、それが色々と悪さをすることは有名でしたので、その対処でかなり苦労されたようです。

しかし、xp-penのメーカーの方が親身に対応してくれたらしく、満足のいく結果を得たとのことでした。私はその後すぐに別件で必要になり、サイズとデザインがカッコ良かったので気まぐれでxp-pen StarG640に手を出しました。

購入したのはノートパソコン用なので、6×4インチのサイズです。これが実際に使ってみたら、とても気に入ってしまい、10×6.25インチ版も購入予定リスト入りという急展開となりました。

衝動買いのxp-pen(StarG640)に大満足
http://kaizu-blog.blogspot.com/2019/10/xp-penstarg640.html

次の買い物は……アレです。詳しくは次回に……。


■今月のお気に入りミュージックと映画

"Green Book" on Peter John Farrelly in 2018(USA)
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邦題も「グリーンブック」。ジャマイカ系アメリカ人のクラシック及びジャズピアニストであるドン"ドクター"シャーリーが、1962年に実際に行ったアメリカ最南部を回るコンサートツアーに、シャーリーの運転手兼ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人の警備員、トニー・ヴァレロンガとの珍道中的な伝記コメディ映画。実話です。

シャーリを演じたマハーシャラ・アリは本当好演でしたが、アリータでヒールを演じていたのでちょっとイメージが被ってしまいました。とにかく、トニー"リップ"ヴァレロンガを演じたヴィゴ・モーテンセンの役作りが半端なくてビックリです。

彼は「ロード・オブ・ザ・リング」などで、イケメンとしてのイメージが強かったですからね。物語は基本的にコメディーなのですが、随所にこのシーンは必要なのか? と感じるような意味不明な部分があって、そこだけが凄く気になりましたが、総じて良い作品だったと感じています。特に素敵なラストは。

【公式】『グリーンブック』本予告


"Dream Lover" by Bobby Darin at 1959(U.S.A)
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なんとなく、最初の妻となったサンドラ・ディーをイメージしてしまう曲ですね。彼女とは、映画「9月になれば」(1961年)で出会ったとされていますが、結婚の年は1960年なのでイマイチ計算が合いません。

以前紹介した伝記映画「Beyond the Sea」の中で、この「9月になれば」のシーンが出て来ますが、そこではまだ恋人同士の状態でした。ちなみに、結婚したサンドラ・ディーとは、死ぬ6年前に離婚しています。とにかく37歳で亡くなってしまったことが悔やまれる人ですね。

Sandra Dee & Bobby Darin-Dream Lover
ボビー・ダーリンとサンドラ・ディーの1961年の映画のシーンも含めた本人達



【海津ヨシノリ】
グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/お菓子研究家
yoshinori@kaizu.com
http://www.kaizu.com
http://kaizu-blog.blogspot.com
https://www.facebook.com/yoshinori.kaizu
https://twitter.com/Yoshinori_Kaizu

近所の方から教えていただいて気が付いたのですが、我が家の壁に蜂の巣が、まさに建築開始状態。10匹ほどのアシナガ蜂がいましたが、やはり殺虫剤で駆除後に巣も強制撤去しました。これで3度目です。

我が家は蜂に狙われているのかもしれません。実は最初の時はかなり深刻でした。なにせ3階の角に完成しているのを発見したからです。今から10年ほど前だったと思います。

今考えるととかなり危険な行為でしたが、完全武装して大雨の日に殺虫剤片手に一気にビニール袋に収めて駆逐しました。ワタシが落下しなくてよかったと、後から冷や汗が出ました。私は高いところが苦手なのです……。

■11月の画像処理セッションは11月21日(木)を予定しています。

海津ヨシノリの画像処理テクニック講座 vol.138
〜Photoshopの活用
応用力が付くブラシテクニック3〜
https://www.borndigital.co.jp/seminar/15880.html

講演内容 描くよりもアクセント的なブラシ技法に特化した、ブラシ機能の応用について整理します。応用といっても、難しいことはありません。ほとんど直感的な処理で可能性が広がります。

・ベース形状は単純に
・サイズも間隔も大胆に
・描画モードの活用
・ブラシ登録の秘訣