はぐれDEATH[96]はぐれはとことんバランスが悪い
── 藤原ヨウコウ ──

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●ホワイトアウト!?

先日のことである。椅子に座ってボケッとYouTubeを見ていたら、いきなり目眩がして目の前は真っ白になり、貧血のような感じで一瞬頭も空白になりかけた。それでもYouTubeの音声だけは、遠くに聞こえていた。

主観時間で30秒ほど。以前、サックスを鳴らしていて脳酸欠でブラックアウトしかけたことが何度もあったが、今回のはホワイトアウト(ていうのかな?)。とにかくひどく長く感じた。

※ホワイトアウト 強い地吹雪や暴風雪、ガス状に立ちこめた雪雲、雪や雲による光の乱反射などで辺りが白一色となり、視界が遮られる現象を指す気象用語。(知恵蔵mini)

徐々に意識が戻ってきたのだが、今回の症状は明らかに貧血とも脳酸欠とも違う。時間が経つにつれ、右側頭部に違和感を覚えてきた。

普通ならここで救急車を呼ぶなり、緊急外来に行くべきなのだろうが、ブラックアウトを経験しているボクは、この段階ではまだ軽く考えていた。手足のしびれもあったのだが、これはブラックアウトした時も同様で、一時的な血行不良だろうと判断したのだ。

翌朝、目が覚めて気がついたのは妙に足下がフラフラすること。「寝起きが悪いんかなぁ?」としか思わず、朝にすることを色々片付けてお散歩に出た。

山も避けて平地を大人しく歩いていたのだが、完全に蛇行している。数少ない飲酒時でもここまで蛇行したことはない。もっとも、足に来るほど飲んだことはほとんどないのだが。

この段階で、やっと「これはもしかしたらやってしまったかのかもしれない」と思った。

前日まではいつもの山お散歩と木登りを、過激なくらいガンガンやっていたのだが、さすがにこれはヤバ過ぎなので、この日は一日静養することにした。が、夕方になってもイマイチ戻った感じがしない。手足のしびれも変な感じであるし、頭もなんとなくぼんやりしている。

一人暮らしで脳梗塞はシャレにならんと思い、取り敢えずおねえちゃんに連絡。奧さんが以前MRIを受けた病院を教えてもらうためだ。当日MRI検査をしてくれると聞いていたし、わざわざ調べて変な病院に行って、誤診でもされたらシャレにならないので、素直に教えてもらう。が、ここで上賀茂の本宅にすべてばれた(当たり前や)。

奧さんとおねえちゃんに「なにしてんねん、さっさと病院行け」と怒られながらも、もう夜だわ、寝る前のおクスリのんだわ、お金はないわだわ、と苦しい言い訳をしながら、翌日に必ず病院へ行くことを約束した。奧さんも相当呆れてた。当たり前や……。





●神経内科と整形外科へ

翌日、起きてしばらくしてからお風呂に入った。普段からヒートショックをめちゃめちゃ恐れているので、温めのお湯に足から浸かってじわじわと全身を湯船に入れる。

ところが、血行が良くなってきたら、右側頭部が痛くなってきた。湯温を上げるのはあまりに危険なので、洗うだけ洗って、あらかじめ開放暖房をしていた部屋に逃げ出す。じわじわと体温が戻るにつれ、頭痛が薄らぐ代わりに右手が痺れてきた。

「完全にいっとるな」と確信したのはこの時だった。

ちょうどこの日は、月一の神経内科と週一の膝関節注射の日で、これのついでに行ってしまおうという作戦である。これが結果、吉と出た。

まず神経内科。今までは鬱症状を緩和するお薬だけを処方してもらっていたのだが、とにかく松ヶ崎に引っ越してきてからは、気分はすこぶる良い。

ボクの神経の異常さは、緊張と緩和の緩やかな波形を描かない点にある。ほとんど三角波に等しい状態なのだが、この振り幅を穏やかにするお薬があるようだ。初めて知った。

更にボクは夏場になると「暑さハイ」になるアホな周期があり、アナログ制作も例の創作もこの時期に行なっている。「気分のピークって分かります?」と聞かれたので「よく分かります」と即答した。

めちゃめちゃよく分かるどころか、「脳内麻薬が出てるんとちゃうか?」というぐらいだからなぁ……ちなみに、冬場はどーんと落ちています。分かりやすい周期なのだ。

担当の先生は「二回目の診療で薦めていいものかどうか」とためらっておられたが、ボクはこの「暑さハイ」と例の大鬱病大会のことがあったので、「すいません、穏やかな日々を過ごせればそれでいいんです。お仕事になったらどうせ黙ってても一気に集中力は上がるし、別に毎日お仕事があるほど繁盛してないので(悲しすぎるが本当の話だ)」とお願いして、処方してもらった。二週間ほど投薬して経過観察の流れになった。

ポイントは季節外れの高揚感である。もちろん、引き金になったのは昔のシマに戻ってきた、という安堵感とそれに伴うストレスの解放だろう。

さらに、「頑張らない」を年頭の目標に掲げているように、可能な限り穏やかに日々を過ごしたいという、虫のいいことまで本気で考えているし、もう完全にその気になってしまっているので、投薬のタイミングとしては比較的イイと思う。

もう無茶苦茶なことはしたくもないしね。ただ、長期間にわたって、相当量のストレスがかかっていたのは事実である。これが反転した兆しが、担当の先生との会話で明確になった。

さらに整形外科へ、関節注射を打ってもらうために足を伸ばす。経過は順調。運動量も申し分ない。「筋肉がシャキッとしてきたなぁ」と、先生が驚かれるぐらいである。

まぁ、ボク以外はほとんど両親ぐらいの歳の人ばっかりなので、新鮮に見えるわな。注射の効果も露骨に出てるし「あと一回で終了やね」と太鼓判を押してもらった。翌週、無事最後の関節注射を打てば、取り敢えずあとは様子見だ。

●問題の脳神経外科へ

そして、脳神経外科である。「めちゃめちゃ待たされるで」と奧さんに釘を刺されていたので、正直、満員御礼の待合室にも驚かなかったし、覚悟は決めてたので問題なしだ。だらだら待合室で順番を待つことにしたのだが、ここで思わぬ弊害が。

新型肺炎だのインフルエンザだので、世間が大騒ぎしている最中なのに、マスクもせず、人目もはばからず、ゲホゲホやってるおっさん・おばはんがやたらといたのだ。

もちろんボクは病変などないので完全に無防備だったのだが、「をいをい」と思った。順番が回ってきた時、どれだけホッとしたことか。

最初の問診検査は、明後日の方向で驚愕の結果が出てしまった。握力の強さが左右逆転していたのだ。この日は右58kg、左40kg。参考までに以前は右56kg、左63kg。左40kgはいくらなんでも少な過ぎるぞ。元々が左利きなので、これにはさすがに開いた口が塞がらなかった。

問診で「強く握れないとか、ありますか?」と聞かれて「いや、特に」と答えた直後だっただけに、ショック倍増である。右手の握力はたいして変わってなかっただけに、この落差は辛い。

とにかく、なんか、ヤヤこしい身体になっとる。

本格的な検査は午後からということになり、しばらく病院近辺をぶらぶら歩いていたのだが、足もとはやっぱり怪しい。それでも「マスクだけは調達しとかないと、確実にやられる」と思っていたので、歩みをとめる気はさらさらなかった。

ところが、行く先々のドラッグストア、薬局、コンビニはどこも見事なまでにマスクが売り切れである。「もうめちゃめちゃ分かりやすいなぁ」と半ば呆れながらも、「これは本格的にマズい」と気がついた。別方面の攻撃が完全に加わったのだ。

結局、マスクはゲットできなく再び病院へ。午前の段階で順番は決まっていたし、その時間に合わせたので、今度はスムースに本格的な検査が進む。

頭蓋骨と首のレントゲンを撮られて、MRI検査、重心動揺検査と、生まれて初めての(!)検査を、楽しみながらこなしていった。

特にMRIは本当に面白くて(これだ……)、気分的にはユーロ・テクノのサンプリング音源を聴いているような気分だったし、PC上で自分の脳がぐるぐる回る映像も、「ボクのはこんなんやったんか」と興味津々。

3Dでさんざん脳のモデルを回し倒しているので、先生がやってることはよく分かるし、アホな知識もあるので(仕事上、仕入れざるを得なかった知識だが)実に刺激的だった。

ほどなく検査結果が出て、すぐに先生の診療が始まった。結論から言うと「強いストレスに晒され続けた結果、脳そのものの老化が著しく(!)進行している」……らしい。ストレスによる症状が露骨に出たのが、小脳と三半規管。

特に三半規管の機能はすさまじく落ちていて、重心動揺検査で見事なまでの異常値を叩き出している(正常値の1/4しかない)。この部位に関しては、二週間の投薬で様子を見ることになった。足下のふらつきは、どうもここがやられていたからのようだ。

軽い目眩みたいなのもあるし……。目眩に関しては、更に驚きの事実が発覚したので後述する。

●脳の著しい老化・脳となるとお手上げ

更に「血管切れたかな?」の症状は、軽い脳梗塞(MRIで丸分かりだ)。ただ、脳梗塞に関してはこれが初めてではないらしく、MRIで過去に起こしていた脳梗塞の跡が相当数発見されている。どうやら、こういう症状の出方が「脳の著しい老化」を物語っているらしい。

脳梗塞そのものは、「ラクナ梗塞」と言われるタイプのもの。脳の末梢血管が切れて起きるらしい。ちなみに脳の主要な大きな血管は、先生曰く「きれいで太いし血流も極めて良好」らしい。血圧も110/70で問題なし。

小脳に相当疲労が蓄積しているのも確認されてしまい、「ストレスで脳に物理ダメージがあるんや」と驚いた。神経とか胃とか十二指腸とかは経験済みで既知だし、長い付き合いなので(胃に至っては死にかけてるしな……)対処法はある程度分かっているのだが、脳となるとお手上げである。

ビックリしたのは頸骨。正常な人は、首の付け根部分から緩やかに後ろ側にカーブを描いているらしいのだが、「ストレートネックを通り越してS字になっていて、第五・第六頸骨が軽いヘルニア。ほっておくと全身に障害が出る。

マッサージは無駄なレベル」だそうな。お猿のような形を期待していたのですがねぇ。これまた経過観察。これがしびれの原因になっているようだ。

ストレートネックは最近、スマホの使いすぎで若い人を中心に起きている症状らしい。これまた、先生に言われて初めて知った。

ここまではソッコーで上賀茂の本宅に報告を入れた。呆れながらも一応心配はしてくれてたようなので、これ以上いらん心配をかけるわけにもいかないしね。

ところで、過去に起きたはずの脳梗塞については自覚がない。ただ、今回一気に症状が噴出した原因は、ある程度特定している。思い出すのも忌まわしい、例の創作騒動とその前哨戦のアナログでの制作である。

5月から8月いっぱいにかけて、無駄な集中力を発揮した結果だろう。これについては、神経内科の先生も太鼓判を押している。そして9月末の破綻(ボクが原因じゃないんだけど)、その後の極度な鬱病、引っ越し後の急速な回復、という振り幅の大きさに、脳が物理的にダメージを受けたと思われる。特に小脳に残っている疲労の大半はこれだろう。

頸骨ヘルニアは「短期間でここまで変形することは普通あり得ない」らしいのだが、床に絵を平置きして描いている写真を見せたら、「これずっと集中してしとったんか? そりゃあ短期間でヘルニアにもなるわ」と驚かれた。

元々が猫背だということを正直に白状したら、「これやな」とあっさり言われ、「これもうやったらあかん」とも言われた。「肩とか首の筋肉痛ないんか?」とも聞かれたのだが、実はそれがあった。

肩こりとは縁のない人なのだが、大鬱病大会の時から身体が縮こまってしまい、首の付け根や僧帽筋がガッチガチになっていたのだ。これは引っ越ししてからストレッチなり運動なりで、ある程度解消されていた。

先生が「両腕あげて」というので、ひょいと腕を上げたが相変わらず肘から先が密着した状態で、頭の上で手を伸ばしたまま組めるのである。要するに筋肉の硬さや、それに伴う関節の可動域の問題ではない、ということだ。これが決定打になった。

そこで「三半規管がめちゃめちゃ弱ってるのに、あれだけ元気に無茶苦茶な木登りをしているボクは何?」という点だが、恐らく逆であろう。

調子に乗って木登りをがんがんしてたから、弱っていた三半規管に来たと見る方が自然。木登りなどという、それなりの平衡感覚が必要なことを、じゃんじゃかやらかしたボクが悪い。おまけに、木の枝から別の木の枝に移動する、なんてことまで始めてるからなぁ……そりゃへたるわ(笑)

●あまりに色々単純すぎる性格によるもの

このへんで済めばよかったのだが、更に悪い要因があったことが、後日判明。コンタクトレンズがいつの間にか左右逆になっていた・・・_| ̄|○;

普段はほとんど、コンタクトレンズはしないんですよ。老眼が入ってややこしいコトになっているので、基本ちゃんとした(!)外出時くらい。コンタクトレンズをつけた時用の、老眼鏡を携帯しているのは言うまでもない。

ところが、木登りを始めてメガネが邪魔になったので、コンタクトに切り替えたのですよ。

実は眼もかなり厄介で、左には遠乱視という、コンタクトレンズでは矯正できない乱視がある。ところが、利き眼は左なので(しかも視覚の大半はこっちに頼っている)こっち側が視覚のメインになっている。

要するに、左目基準でコンタクトレンズの度数を合わせているので、左右逆になるとエラいコトになる。はずなのだが、これに気づいたのは相当後になってからだ。

一週間ほど静養して、久しぶりに山にお散歩に出て(当然、木登りもさっさとしている)いざ帰ろうと、平地に出た時にくらっときた。この時はコンタクトレンズをしていたのだが「まだ完治してないのかなぁ?」としか思わなかった。

なんか視界がおかしい。帰宅してすぐにコンタクトを外して、いつでも寝れる態勢に入って、しばらくしたら落ち着いてきた。

「まさか?」と思いながら、翌日(!)今度はメガネのままでお散歩に出たら何ともない。木にも相当登ったのだが、目眩らしい目眩はないし、足下もしっかりしている。

コンタクトレンズをしている方や、メガネの度数を合わせてもらった経験のある方なら、すぐにピンと来てもらえると思うのだが、度数を合わせている時に「目眩やふらつきはありませんか?」と、必ず訊かれているはずである。

左右逆になれば、一定期間は保つにしろ、あれだけじゃんじゃか山で大騒ぎしていれば、それでなくても弱ってる三半規管も悲鳴を上げるわ。

まったく気がつかなかったのは、ボクが鈍くさいというのもあるのだが、そもそもボクは、生まれてこの方、乗り物酔いをした経験がないのだ。

乗り物酔いのメカニズムに関しては、どうも三半規管だけではなく「眼に入ってくる視覚情報を、脳が処理しきれていないために起こる症状」という知見もあるぐらいだ。左右逆なら、そりゃ脳も処理に手間取るわな。単純なストレスだけが原因ではないことまで、判明してしまった。

ちなみに、この点については、執筆時点でまだ調査中である。下手なコトをして三半規管の回復が遅くなるのを、ボクが嫌がっているからだ。また病院に行くのイヤだし、面倒くさいし、さくさく治してしまいたいのだ。

結局、最後まで分からなかったのは、左手の異常なまでの握力低下。20kgも落ちているのは尋常じゃない。勝手な想像だが、恐らく頸骨ヘルニアの影響が大きそう。元が左利きだし、障害の影響が出るのはやはり左でしょう。

これまたカンであるが、今回の症状は、あまりに急速すぎる心身回復の、反作用ではないかと睨んでいる。膝の関節注射も露骨に効果を発揮しているし、周囲の環境のおかげで運動には事欠かないどころか、伏見時代よりも桁外れの運動量をこなせるようになっている。

「帰って来た」という安心感だけで、ここまで露骨に色々なコトが元の状態になるというのも、正直どうかとは思うが、実際そうなっているのだから仕方がない。「あまりに色々単純すぎる性格によるもの」としか思えないではないですか。

ただ、回復速度が早すぎたのだ。反作用と考えているのは、この速度がポイントだ。

神経も同様だが、振れ幅が大きいと負担はもちろん大きくなるわけで、結局これが今回のアホな事態を引き起こしたとしか思えない。神経内科で神経の振れ幅を少なくするお薬を頂いたのはまさにこれが理由で、こうなると他の部位に何かが起きていても不思議じゃない、と考えるのが自然だろう。あってるかどうか分からないが、大ハズレはしていないと思う。

本来、ボクの場合、ストレスが長引くともちろん神経にも来るのだが、胃潰瘍・十二指腸潰瘍を発症する。ところが、今回に関してはその前兆すら見当たらないのだ。

胃や十二指腸がストライキをしている可能性も否定はしないが、本来なら緩衝剤として胃潰瘍・十二指腸潰瘍が発症していたのに、これがないとなると、脳にダメージが来るのは、むしろ当たり前なのかもしれない。

ちなみに、内臓の検査はしていない。妙なもんが見つかるのがイヤだからだ。実際その「妙なもん」が、MRIで白日の下に晒されたしね。だから余計にイヤ。それでも、来年度の健康診断は受けないとヤバい、という気はしている。

幸いなことに、いわゆる「成人病」といわれる疾患は皆無なので、これまでずっとほったらかしにしていたのだが、さすがに簡単な健康診断ぐらいは必要だろう。間違っても人間ドックには入りませんが。

そして、待合室で懸念していたことが、翌日ソッコーで出た。がっつり何かをうつされたのだ。世間様がやれ新型肺炎だの、インフルエンザだので大騒ぎしているので、翌日すなおに近所の診療所へ。幸いただの風邪だった。が、この二日間で投じた医療費は、貧乏人にはかなり辛いぞ。しゃぁないけど。

余談だが「3Dモデルと違って実際の左脳と右脳って、大きさが違うのね(当たり前や)」と、感心してたのはボクだけかもしれないが。

ちなみにボクの脳は、右脳の方が左脳よりも明らかに大きい。画像見てすぐに分かるレベルだ。右脳は頭蓋骨に沿ってほぼパンパン(ちゃんと必要な隙間はあります)なぐらい発達しているのだが、左脳はスカスカだ(笑)。完全な対象形はあり得ないとは思っていたのだが、ここまで極端だとは思わなかった。

ほとんどボクの性格や気質に原因があるのは明白なので、素直に諦められた。しゃぁないやん、そういう人なんだから。

とりあえず、リハビリやな。あとお仕事(これが一番のリハビリ)。副業がまだ決まっていないのがネックだが、この際「災い転じて福となす」作戦(使い方間違ってないか?)で行くことにした。

焦ってもどうしようもないし、ここまで色々症状が出ているのだ。時間があることをフルに生かす、というのが健康的な発想だろう。

それにしても「早すぎる回復速度」というのも、正直どうかと思う。筋肉・関節まわりは恐らく相当若いのに、脳は完全に老人である。どうよ、このバランスの悪さ。

普通じゃないことはそれなりに理解してたつもりだったのだが、こうも露骨にアンバランスだと自分でも正直呆れますよ。はぐれと世間様の距離は、こうしてどんどん広がっていくのであった。


【フジワラヨウコウ/森山由海/藤原ヨウコウ】
YowKow Fujiwara/yoShimi moriyama
http://yowkow-yoshimi.tumblr.com